怖い夢
前に、「私はよくSFタッチの夢を見る」と書いたことがあるけど、昨日の夢は、SFにオカルトタッチが加わって、特別こわかったぁ。私は夢の中の主人公は、男でも女でも、自分だと思う。だって、一人称で夢を見てるんだから、自分だよね?で、夕べの私は、とんでもない怖い存在だったのよぉ。☆…………………☆…………………☆夢の中で、私はTVを見ている。TVには、ホリエモンのような若い男が気勢を上げていて、「今、彼は経済界から、政界へとその勢力を広げています。」というような番組をやっている…。そいつが、『次の狙いは、○×財閥です。』てなことを言ってて、キャスターがスタジオで、その○×財閥の解説を始める。それを見た私は、なぜか、「このままでは、ヤツは必ず私たちのところまで来る。今のうちに潰さねば。」とかつぶやいて立ち上がる。場面転換。私は、テレビ局のライブラリー室に来ている。○×財閥の御曹司が、社会勉強のため、その放送局に勤めているという事を知ってて、彼が来るのを待ち伏せしているのだ。案の定、その御曹司が、ライブラリー室に、≪ホリエモンもどき≫の資料映像を見るためにやってくる。私はわざと、ライブラリールーム(なぜか個室)のドアを開け、その試料映像を外から見えるようなところに置いておく。彼は、通りすがりにそれを見つけ、「あっ、それ、これから見るんですか?」と声をかけてくる。「はい。よろしければ、一緒にごらんになります?」と、私は彼を部屋へ通す。場面転換。どうやら私は、彼を襲ったらしい。(笑)彼は、気を失って倒れている。気がついたときは、その前の記憶が混乱しているらしく、もう、ビデオを見たような気になって、彼は立ち上がる。と、突然むせる。げほげほと、セキをしたかと思うと、少し血を吐く。「大丈夫?」と私。「うん。なんだろう?病院行かなきゃ。」そういったとたん、また咳き込み、今度は大量の血を吐く。そして、その血の海の中に、胎児が・・・。おぎゃー、ホギャーと、盛大に泣く赤ん坊。その赤ん坊の耳からは、何か、変な管が伸びて、その先には、オレンジ色の三角の物体。それが、ブランブランと意思があるかのようにゆれている。「あなたの赤ちゃんよ。」私がそう彼に諭すと、なぜか、彼も素直に納得しながら、「この耳から出でいるものはなんだろう?」と、たずねる。「それはね…」私が言い終わる前に、その管がふわっと上がり、三角のオレンジの部分が、彼の顔へと近づいていく。そして、オレンジの部分が、彼の耳にぴたっと優しく吸い付く。「?」彼が不思議な顔をした次の瞬間、恐怖と苦痛の表情に変わる。「うわ~ ! 」彼の顔が変形していく。どんどんゆがんで細くなる。手足も、どんどん縮み、ズボンが主を失って、ひらひらしている。袖も、ダランと落ち、胴体部分も見る間に細くなり、服がストンと下に落ちる。赤ん坊は、宙に浮いたまま、触覚のような管で、まだ彼の顔をつかんでいる。そして、最後の瞬間、パチンとはじけるように彼の顔が二つに割れて、管の中に吸い込まれると、そこにはもう何もなくなった。私が、(この頃は、夢の中でただの観客になってるんだけどね)後ろから、その宙に浮いた赤ん坊をそっと支えると、その赤ん坊の顔が、見る見る、今吸い込んだ男の顔になり、手足もぐんぐん成長して、まったく寸分の狂いもなく、もう一人の新しい○×財閥の御曹司が出来上がった。「あなたの使命はわかってる?」「うん、わかってるよママ。僕に任せて。」男は、耳から出た管をスルスルと耳の中に巻き戻しながら、部屋を出で行った。☆…………………☆…………………☆キャーキャー、怖いでしょう~。(笑)あまりにリアルな夢だったんで、目が覚めて自分は何者なんだ?って、びびって、もう一度寝直しちゃったよぉ~。(´m`)そうしたら、続きを見ちゃった。ところが、今度は私、男なんだよね~。?!☆…………………☆…………………☆私(男)も、やはりTVを見ている。≪ホリエモンもどき≫特集のワイドショーか何かを。で、ふと、気がつく。「この子は、あの時の?…」場面転換。今から20数年前…私(男)は、女の引越しを手伝っている。どうやら、今回の私は、さっきの夢の、「怖い女」の上司らしい。突然の移転で、女は文句を言いながら、大慌てで荷造りを業者に指示している。それを黙って見ている私(男)。場面転換。台所の勝手口から、近所の男の子供が忍び込んでくる。あらかた荷物が片付いて、何もないキッチンのテーブルに、箱が一つ。男の子は、テーブルに乗り出して、その箱を開ける。中にはアーモンドのような粒が。口に放り込む男の子。一瞬妙な顔をしたかと思った次の瞬間、「ウギャー、あ、頭がいたいよ~」と、叫びながら、のた打ち回る。その声を聞きつけ、私(男)は、台所に飛んでいく。箱を見つけ、舌打ちしながら、ポケットにしまい、子供の背中をたたく。子供の口から、アーモンドのようなものの欠片がぽろっと飛び出す。私(男)は、子供を抱きかかえて車に…。ところが、病院へ行く途中、子供は、さっきの騒ぎが嘘のようにけろっとして、「おじさん、もう大丈夫だよ、おうちに帰る。」と、言い出す。「本当に?」といいながらも、病院で色々検査されるのはまずいと、内心ほっとして、子供を家に送りとどける。もう、女は引っ越して行ってしまったあとだった。場面転換。で、私(男)はまたTVを見ている状態に。「この子は、あの時の子供か?… あの時、全部吐き出さなかったのか?」私(男)は、≪ホリエモンもどき≫が今つるんでいる政界のドンの、影の部分をまかなっているあるグループの≪トップの妹≫に目をつける。眉間にしわを寄せながらつぶやく。「あそこから攻めるしかないか…。」場面転換。私(男)は、≪トップの妹≫らしい女の子と、ホテルの一室にいる。またまた、襲っちゃったらしい。(笑)女の子は気絶から目覚めると、何事もなかったかのように、「じゃ、帰るね。」と、立ち上がる。すると・・・・。さっきとまったく同じことが起こるのだ。女は大量の血を吐き、その中に胎児が現れる。耳から、不思議な管をたらした胎児が・・・。女は、「私たちの赤ちゃん?」とつぶやきながら、その胎児を抱きかかえる。胎児の耳の管は、女の耳に今にも吸い付きそうになる。その瞬間、部屋のドアが乱暴に開く。そこには、安岡力也さんが。(爆)…多分、私の夢の中では、裏街道のトップといえば、この顔しかない ! ってインプットされてたんだな。夢の中で、ちゃんとキャスティング出来てたってことで。(笑)…その≪安岡力也もどき≫は、その女のお兄ちゃんで、「妹に何するんだ」と乗り込んできたらしい。ところが、妹は赤ん坊を抱いている。「?」「お兄ちゃん、私たちの赤ちゃんよ。」「い、いつのまに…。」絶句している≪安岡力也もどき≫。「順番が前後してしまって申し訳ありません。 妹さんも、子供も、幸せにしますから。」と、私(男)。場面転換「私は書類を取りに行ってきますから、子供はよろしく。」という私(男)に、「うん、早く戻ってきてね。私、いいママになるわ~。」と、いいながら、≪安岡力也もどき≫と車に乗って去っていく女。その姿を見ながら、私(男)は、ぼそっとつぶやく。「君はいいママにはなれないよ。その子は、すぐに、君を取り込んでしまうのだから。」☆…………………☆…………………☆ここで目が覚めたのよ~。ここで!!いやあん、怖すぎ。私って何者?なんなの、この夢は~!! (笑)・・・くだらない夢の話にお付き合いいただき、ありがとうございました。(´m`)ぷぷそれにしても、誰かこれ、映像にしてくれないかなぁ。(^^)v