栃木の鬼ころし
皆さん、こんばんわ★節分を過ぎて、寒さも一段落した感がありますね~!でも、まだまだ油断は出来ませんが、こうやって、三寒四温を繰り返しながら、春になってゆくんでしょうね・・・。・・・なんて、そんな悠長なこと言ってる場合じゃなかったわ・・・。昨日、お昼御飯にうどんを作っていたら、家のバカ猫・チビ太がガスレンジの側をかすめ通ってきて・・・その瞬間!「ヒイィィィっ~!火があぁぁぁ~!バカバカバカ!!」もう、卒倒するくらい驚いてしまいました・・・。下手すりゃ、あわや大やけど・・・?ってトコだったけど、毛先が少し焦げた程度で済んで、ホント、ホッとしたよ~!(まったく人騒がせっていうか・・・普段から、台所に登っちゃダメだ!って言ってるんだけどね・・・猫に躾けをするのは難しいね・・・)話は変わって、この間スーパーで見つけた、栃木の北関酒造の「鬼ころし」・・・あれ、一升瓶(1.8リットル)で1,550円と、めっちゃくちゃ安い割には、れっきとした純米酒だし・・・キリッと辛口で、ホント、美味しかったわ~!「鬼ころし」っていうと、今は、値段の安い辛口のお酒の代名詞みたいになっちゃっているから、純米と米麹だけで作られているのなんて、ほんとに珍しいみたいね・・・。私、お酒はあんまり詳しくないし、そんなに飲む方でもないんだけど、でも、なんとなく醸造アルコールの混じったお酒だけは飲む気がしないのよ・・・。それに、今や、純米酒は、大吟醸でもない限り、2,000円前後で売っている物も多いし、全国各地の小規模な酒造でも、たくさん作られているからね~。水のキレイな場所で作られているような・・・知るひとぞ知る隠れたブランドを探すっていう楽しみもあるよね~。ところで、「鬼ころし」って、鬼が飲めないくらい辛口っていう意味と、鬼も飲まないくらい粗悪な酒っていう意味もあるんだって・・・。粗悪・・・って言っても、別に材料が悪いんじゃなくて、昔は、どちらかというと甘口で、とろっとした飲みあたりのお酒がもてはやされていたから、辛口のお酒は、不味いっていう評価しか受けてなかったんだろうね・・・。(お酒に、醸造アルコールが混じるようになったのは、太平洋戦争中に、米不足でもお酒が作れるように。。。ってことで始まったらしいから・・・。それが、戦後になっても、低価格で手間がかからないことに味をしめてしまった酒造メーカーが、醸造アルコール入りのお酒作りを止められなくなってしまったのね・・・)「鬼ころし」は、江戸時代頃から、全国各地で作られていたけど、辛口のお酒が人気がない為に、どんどん作られなくなっていって・・・とうとう、飛騨高山の蔵元・老田酒造店だけしか残らなくなっちゃったとか?それでも、その蔵元は頑張って「鬼ころし」を作り続けていって・・・ここ20~30年じゃないのかな?地酒ブームとか端麗辛口のお酒が評価されてきて、再び、日本各地で次々と「鬼ころし」が復活していったのは・・・。でも、そのお陰で、「鬼ころし」は、本当に粗悪で安価な「鬼も飲まないくらい不味い」ものまで沢山出回るようになってしまいましたから・・・(残念!!)人気blogランキング今日のネタ・・・ぷーたろです。「冷してお飲みください」と書いてあるけど・・・一升瓶はうちの冷蔵庫に入らないとです・・・。