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折れたんだって。

昨日３空団のＦ－２戦闘機の操縦桿が折れるという事故が起きた。「青森沖で操縦かん折れる　同型機７５機飛行停止に」おいおい・・普通操縦桿なんて・・・折れるか？車で高速道路運転中にハンドル取れました～みたいなもんだろう。もうね・・普通ありえないって・・どうしたもんだかね・・・。Ｆ－２はサイドスティックなので根元の部分っていったらここらへんでしょうか。まあ、なんにしても当該機を基地まで無事、持ってきたパイロットに敬服です。ビックリしただろうな～きっと。原因をきっちり究明してもらいたいものです。あと、百里でも先日部品の落下があったんだよね。「Ｆ１５戦闘機：飛行中に水平尾翼の一部脱落」こちらは尾翼のどの部分が取れたのかわかりませんが、外板の一部が剥がれ落ちたと思われます。どちらにせよ、最近ニュースになることが多いな～。事故がおきないことを祈ります。　　　　　　　　　　　　乙。

Ｆ－１５について。

昨日の記事なんですが、またアメリカ空軍でＦ－１５の亀裂が発見されたそうです。「米軍F15戦闘機、8機に亀裂＝飛行停止、さらに長期化も－米紙」日本でも先月、11月4日から20日までの約2週間運用を停止していましたが日本のＦ-15は構造的には問題が無かったとのこと。Ｆ－１５って今までの戦闘機に比べると格段と飛行時間が延びていましてメーカーからの公表だと確か7000時間か8000時間は運用できるはずです。比較で言うと、Ｆ－４は4500時間。用途廃止になった三菱Ｆ－１で4050時間でした。なので、普通に使ってると倍くらい運用できるんですよね。航空自衛隊だと年間約140~200時間ほど使ってるはずなので単純に40年以上運用できる計算になりますね。でも、今回は構造部材に亀裂が入ったとの事で、米軍では長期に渡って飛行停止になっているようですね～。何故、そんな操縦席の後方に亀裂が入るのでしょうか？上の図面はＦ－１４のものですがこんな感じになっております。地上に停止している時は前脚で支えられていますが、飛行中は翼の揚力で飛んでいますので、飛行中は機種部分、つまり、操縦席部分というのは胴体からの構造体で支えられています。なので、高Ｇをかけて運用する戦闘機になると機種部分の重量がそのまま矢印付近の構造に負荷をかけるんですね。しかも、機首にはレーダーがあり、ｺﾝﾋﾟｭｰﾀｰやｱﾋﾞｵﾆｸｽが沢山入っているので結構重いのです。それに対して６Ｇや７Ｇ普通にかけるＦ－１５になると特に金属疲労が激しくなると思われます。まあ、F-16やF/A-18やﾌﾗﾝｶｰなどのように機首付近まで主翼からストレーキ延びてるような構造だと負担も少ないのでしょうが・・なんといっても可変インテークですからね～Ｆ－１５は・・・設計上は９Ｇや１０Ｇ普通に問題ないんですが、やっぱりその過酷な運用を10年、20年と使うと問題出てくるんでしょうね～。日本のＦ－１５も初期の機体はすでに25年経過しましたから基本設計以上に金属疲労が出ている機体があるかもしれません。構造体の亀裂なんかはIRANで三菱に入らないとそこまで部隊では見れないからね・・・事故が無いように祈っています。今日は難しい話だったかな？明日も早いので寝ますｗｗ　　　　　　　　　　乙。

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