大晦日
大晦日の「みそか」は、本来「三十日」と書き、月の三十番目の意味であり、転じて月の最終日を意味します。大晦日は、一年の最後の月の最終日で有る事から「大」が付けられたと言う事です。大晦日に食べる年越しそばには、運気や寿命がそばの様に「細く、長く」伸びる様にという願いが込められています。そばの代わりに「運を呼ぶ」うどん(うんどん)を食べる地域もあるそうです。深夜0時をはさんで、日本各地のお寺で108つの鐘を鳴らします。これは、仏教では人間は108の悩みを持つとされ、鐘の音を一つ聞く毎に悩みが消えて清らかになると伝えられています。そして、清々しく元旦を迎えるという事です。さて、明日は除夜の鐘でも聞いてみようかいな。