女性ドライバーの日
1917(大正6)年、9月27日に栃木県の渡辺はまが警視庁の自動車試験に合格、日本人女性として初めて自動車の運転免許を取得し、女性ドライバーの第1号となりました。今や、女性ドライバーはバスやタクシー、トラックの運転手などプロとしても幅広く活躍しています。ちなみに車の歴史は、1885年に自動車の父と呼ばれるドイツのゴッドリープ・ダイムラーとカール・ベンツが別々に公開の場でガソリンエンジン車を走らせたのが近代の自動車の始まりだそうです。その後1896年には、アメリカのデュリア兄弟たちの手によって、「デュリア自動馬車会社」が設立され、自動車の商業生産が始まります。更に1903年にはヘンリー・フォードが「フォード自動車会社」を設立し、ベルトコンベアによる量産システムを築き上げました。日本初の量産乗用車は1917年に「三菱A型」が三菱造船によって生産開始されました。その頃の出来事ですからまだ車も少なく、興味深い出来事ですね。そして、2006年の日本の年間自動車生産台数は1,148万台で、世界第1位でした。以下、アメリカ合衆国(1,126万台)、中国(719万台)、ドイツ(582万台)が続きます。中国が3位とは意外でしたね。参考:日本車