DARKER THAN BLACK -黒の契約者- 第1話「契約の星は流れた…前編」
DARKER THAN BLACK -黒の契約者-の第1話を見ました。第1話 契約の星は流れた…前編ビルからビルへと飛び移りながらパトカーから逃げるルイ。「動くな!!両手を挙げ、ゆっくりとこちらを向け」両手を挙げながら、ゆっくりと警官の方を向くルイですが、目が赤く光ると、突然警官を浮かび上がらせてしまう。そして、ルイ自身も浮かび上がっていきます。「くそ、契約者か」警官は銃を発砲するも、当たらない。『北東方向へ移動、契約者です』『天文部からの報告です。通称・ルイ、フランス人エージェントです』「了解、風向きを確認。警官隊を東へ移動して包囲させろ」未咲は覆面パトカーを発進させる。「総員に通達。ホシは契約者、ルイ。能力は重力遮断。キカン拳銃の使用を許可する。発見次第、躊躇せず発砲しろ」どこかのビルの屋上へと逃げてきたルイは自分の薬指を関節とは逆方向に曲げていく。「それが契約の対価か。難儀なこった」全身黒尽くめで白い仮面をつけた黒を見つけたルイは重力遮断で相手に攻撃しますが、黒はお構いなしにルイをワイヤーか何かで拘束してしまう。「"物"は?」「し、知らん」ルイは黒によってナイフで刺されてしまう。「本当だ、物は女が持ってる。どこの組織だ?条件次第では"物"を女から回収して、お前らに渡してもいい」「契約者らしい合理的な判断ってわけだ。話してみろ」『銀、警察は?』「あと3分。Aポイント通過」「頃合いだな、撤収だ」ルイの顔を掴む黒。「止めろ、黒。そいつはまだ使える」「お前らの顔を見てると反吐が出そうだ」ルイの顔を握りつぶす黒。解析不可能な異常領域・地獄門の出現により、本当の空を失った東京。《あれがこの町に出現して10年。あの壁がなかった頃の景色を思い出すのは難しい。その時、何が起きたのか、あの中に何があるのか、誰にも解らない。我々人類にできたことはあの高い壁を作り、全てを追い隠す事だけ…通称・地獄門。契約者と呼ばれる異能力者・ドールと呼ばれる受動霊媒の存在が初めて確認されたのはあれの出現した一週間後だったと言う》ルイの死体が警察に発見された。捜査線上に浮かぶもう一人の契約者、コードネームBK-201。しかし、未確認のナンバーであり、関与したと思う案件が未解決であった。「まさか、呪いの契約者っていう噂のあれか?」「噂は噂に過ぎない。お前達が踊らされてどうする?"物"の方は?」「国立研究所からパンドラの中枢に不正アクセスして持ち出された機密情報です。内容に関しては我々には知る権利がないと言うことです」「女は?」「篠田千晶、26歳。門内の物理特性に関する論文で修士号を取得、卒業後国立研究所に勤務、二週間前から無断欠勤、現在の所在は不明です」「契約者絡みの案件が報告されているが、MEによる記憶削除は?」その時は接触なしと判断されていると言う。門関連情報の流出は国家の安全の機器に直結するので証人が生きたまま敵の手に落ちるようなことがあってはいけないのだ。契約者と接触が会った一般人はその記憶を削除され、契約者に関する情報の一切は最重要機密であるにも関わらず、噂を止めることはできず、化け物、殺人ロボットと契約者に対して人々は恐怖と疑念に満ちている。李舜生は下宿先のアパートを探していた。そして、窓から黒人男性が見え、インターホンを押す。だが、電気屋と間違えられ、TVの修理を頼まれてしまう。TVを叩いて修理した李舜生はようやく、下宿人だと分かってもらい、部屋に案内される。『ターゲットを確認した』「お手並み拝見といこうか、黒の死神とやらの」部屋に入った李舜生は引き出し、押入れ、トイレと全て確認すると、水道を捻り、カーテンを開け、窓を開ける。篠田を探してキャバクラにやって来た警官男性達。「今の子なんかにてると思ったんすがね」「印象違うな。女は化粧で化けるからな。しかし、まずいんじゃないか?こんなトコ」「大丈夫ですって領収書落ちますから」「そうじゃなくてだよ、課長に知れたら…」やはりさっきの接待していた女性が千晶だと気づき、男性達にストーカーは困ると取り囲まれてしまったために警察手帳を見せ、解放してもらうと千晶を追いかけるそして、千晶が逃げた先には望遠鏡で星を見る李舜生がいた。「追われてるの?こっちへ」李舜生は追われている千晶の手を掴み、コートをかけ、キスして顔を見えないようにする。「あ、すいません」「星を見てたの?」「はい」「こんな街中で?」「はい」「ここから見える星空は今じゃ皆偽物なのに?どこかで会ったことある?」「原口さん?やっぱりそうですよね、202号室の。私、今日となりに引っ越してきた李です」「あ、もう行かなきゃ。ありがと」コートを返すと、千晶は去っていく。逃げていた千晶はジャンに口を塞がれる。ルイは手が離せないと聞かされた千晶は警察に追われていることを話す。ルイに会いたいという千晶に仲間のジャンに睡眠薬を嗅がされそうになるが、李舜生にまた助けられる。「大丈夫ですか?」千晶の手を掴んで、李舜生は逃げる。「駄目、早く行って!!」「でも…」「逃げて!!」李舜生の背後に壁をすり抜けて契約者のジャンが現れ、李舜生に襲い掛かる。そして、李舜生は電車の走る線路に落とされてしまう。「契約者…!?」ジャンに再び睡眠薬を嗅がされてしまう千晶が目覚めると、どこかの部屋に連れ込まれていた。そして、部屋にはジャン以外にも男達がいた。そして、そこでルイは殺されたとジャンから聞かされた千晶はルイも契約者だったと知る。「さっきの男は誰?さっき、僕の頭を殴った男さ。もう生きてはいないだろうが。顔見知りのように見えたけど…」「知らない。今日初めて会って…」千晶は逃げようとしても鍵がかかっていて部屋から出ることが出来ない。銀は池に足を浸けていた。千晶がいる部屋の洗面台に溜まった水道から何かを感じる男達だったが、電気が消えると突然扉が開き、千晶は逃げる。雨の中を走り逃げる千晶の前に落とされたはずの李舜生が姿を現す。そして、意識を失いかけた千晶を抱きしめる李舜生。千晶は李舜生の胸の中で泣くのだった。次回、「契約の星は流れた…後編」 abingdon boys school/HOWLINGRie fu/ツキアカリ