DEATH NOTE 第2話「対決」
DEATH NOTEの第2話を見ました。原作未読なのに心理学の授業でこの作品が取り上げられて、結末言われちゃったんだよね…。もうネタバレ気にする必要もないし、立ち読みでもしようかな…。第2話 対決「このノートに名前を書かれた人間は…死ぬ。さあ、どうなる?デスノート…!!本物だ!!世の中に知らしめるんだ、僕の存在を、正義の捌きを下すものがいるってことを!!そして僕は新世界の神となる!!」月は授業を聞きながらノートに名前を書いています。突然指されても答えることができます。放課後「やっと終わりか。退屈だな、学校ってところも。おい月、月聞いてるのかよ」「話しかけるな。僕の声はリュークと違って他の人にも聞こえるんだ…」友人に誘われても、断る月。「用なんてないだろ。いつも通り、真っ直ぐ家に帰るだけじゃないのか」「何を言っているんだ、用はあるよ。そう、とっても大事な用事がね…」帰宅すると、また犯罪者の名前をノートに書き続ける。「おい、ライト!!ずいぶん一生懸命だな」「時間は無駄に出来ないからね。ノートに名前を書ける時間は限られている。学校から帰ってきて寝るまでくらいだ。成績も今まで通りトップでいることも大切だ。授業中に居眠りもできないし、家や塾でも勉強をしっかりとやっておかないとね。そうして、睡眠不足も敵だ、健康や思考力を損なう。何しろ世の中を悪のない理想の世界に変えるんだ、時間はいくらあっても足りない」そこに妹の粧裕が勉強を教えて欲しいと月の部屋にやってくるが、用心して部屋に鍵をかけていたのだ。月はノートを机の引き出しにしまってから、粧裕を部屋に招き入れる。「気をつけろよ~月。今引き出しの中のノートに触った人間には、俺の姿が見える」「な!?そういう大切なことを今頃、この死神は…」その頃、ICPOでは犯罪者が殺されていることが議題にあがっていた。この一週間で52人の犯罪者が心臓麻痺によって死んだ。わかってない数も入れると、100人以上殺されているのではないかという意見も出た。大組織での犯罪じゃないかという意見も出ると、そんな大組織といったら、FBIかCIAが絡んでるとしか思えんなと言う人もいます。こうなったら、やっぱりLに解決してもらうしかありませんな。その発言で会場は静まり返る。Lという人間は誰かと尋ねる松田。Lというのは、名前も居場所も顔すら誰も知らないが、どんな難事件でも必ず解決し、世界の迷宮入り事件の数々を解いて来た影のトップ、最後の切り札だそうです。Lはもう動いていると言う一人のコートを着た男が、ステージ上に現れる。その人物はワタリという名だそうで、Lとコンタクトを取れる唯一の人間のようです。『ICPOの皆様、Lです』声ですら加工され、存在もモニタに移らない謎の人物の声だけがICPOの会議室に響き渡ります。デスノートに触った人間には、リュークが見えるということを知った月は、普通にノートを持っていられないと判断し、ノートを隠すための細工の実験をしていた。『この事件はかつてない規模で難しい。そして絶対に許してはならない凶悪な殺人事件です。この事件を解決するため、是非ICPOの皆様、いえ全世界のあらゆる機関が私に全面協力―(中略)―そして特に日本警察の協力を強く要請します。犯人は複数であれ、単独であれ、犯人は日本人である可能性が窮めて高い。日本人でないにしても日本に潜伏している。何故日本なのか、犯人との直接対決でお見せできると思います。とにかく捜査本部は日本に置いていただきたい』鍵はつけっぱなしでいいそうです。普通に開ければ、ただの日記が出てくる。これを見るだけで、普通の人間は満足する。しかし、別に鍵(ボールペン)があり、引き出しは二重底になっていて、そこにノートを隠した。きちんとした方法でノートを取り出さない限り、ノートに触れることはできない。そうでないと、ノートは炎に包まれて、一気に燃え上がる。「デスノートを人間が持ったとき、その隠し場所に一番困るとは聞いたことがあるが、ここまでやったのは月、お前が始めてだ」そんな危険なことを何故するのかとリュークは月に尋ねる。「危険を犯しているじゃないか。デスノートを手にした時点で。家からボヤが出るのと死刑になるの、どっちがいいか…さ」人々は、犯罪者が次々と心臓麻痺で亡くなることに気付いていた。「見てみろよ、リューク。もうこんなホームページまで出来ているんだ」誰がつけたのかわからないが、『キラ』という名前を付けられて、ホームページを作られていた。「学校のHRで悪い人間を殺していいかなんて議題があがるわけがない。しかし、それが議題となったら皆いい子ぶり『それはいけないことです』って言うに決まっている。そう答えるのが正しいし、人間は公共の場などでは表面上そうでなくてはならない。しかし、本音はこっちだ。恐いのか、表だって僕の存在を認めようとはしないけど誰が書いたかわからないインターネット上では、もうキラが蔓延している。口には出さないだけでもう皆分かってるんだ。悪い奴が誰かに消されていると。そして、自分に非のないものは心の中でキラ頑張れと叫び、非のあるものは自分に天罰が下ることに怯える。これでいいんだ、まさに計画通りにことは進んでいる」テレビの放送中に、突然モニタが切り替わった。番組の途中からですが、ICPOインターポールからの全世界特別生中継を行うと報道されます。『私は全世界の警察を動かせる唯一の人間、リンド・L・テイラー、通称・Lです。相次ぐ犯罪者を狙った連続殺人、これは絶対許してはならない非情最大の凶悪犯罪です。よってこの犯罪の首謀者、俗に言われるキラを必ず捕まえる』「バカめ。捕まるわけがない。デスノートなんだよ。このノートを押えない限り証拠なんて何も残らないんだ。捕まえるなんて、絶対不可能!!」『キラ、お前がどのような考えでこのようなことをしているのかだいたい想像はつく。しかし、お前がしていることは、悪だ』「僕が悪だと!?僕は正義だ!!弱いものを救い、誰もが理想とする新世界の神となる男だ!!そして、その神に逆らう者、それこそが悪だ!!間抜けすぎるぜ、L!!もう少し賢ければ、おもしろくなったかもしれないのに…」月は、デスノートに名前を書いた。「僕に逆らうとどうなるか…世界中が注目しているよ、L。あと5秒…4,3,2,1」突然苦しみだしすリンド・L・テイラーは絶命した。画面が切り替わり、今までの映像ではなく、白い画面に『L』と書かれた文字だけが映される。『信じられない…。もしやと思って試してみたが、まさかこんなことが…。キラ、お前は直接手を下さずに、人を殺せるのか?この目で見るまではとても信じられなかった。よく聞け、キラ。もし、お前がテレビに映っていた『リンド・L・テイラー』を殺したのなら、それは今日この時間に死刑になる予定だった男だ。私ではない』「何!?」『リンド・L・テイラー」は、極秘逮捕した受刑者で死刑が確定している男なので、テレビやネットで顔や名前が出たことはない犯罪者だった。『だが、Lという私は実在する。私を殺してみろ。さあ、どうした!?早くやってみろ。私を殺してみろ!?どうした!?出来ないのか?どうやら、私は殺せないようだな。殺せない人間もいる…いいヒントを貰った…。お返しと言っては何だが、もう一ついいことを教えてやろう。この放送は全世界同時中継と名を打ったが、実は日本の関東地区にしか放送されていない。時間差で各地区に流す予定だったが、もうその必要もなくなった。お前は今関東にいる。小さな事件で警察は見逃していたが、この一連の事件の最初の犠牲者は新宿の通り魔だ。犯罪者が心臓麻痺で死んでいく中、この通り魔の罪は目立っていない、しかもこの事件は日本でしか放送されていなかった。これだけで十分推理出来た。お前が日本にいることを、そしてこの犠牲者一号がお前の殺しのモルモットだったということだ。人口が集中する関東に最初に中継し、そこにお前がいたのはラッキーだった。ここまで思惑どおりにいくとは正直思っていなかった。キラ、お前を死刑台に送るのは、そう遠くないかもしれない。キラ、お前がどんな手段で殺人を行っているのか、とても興味がある。しかし、そんなことはお前を捕まえればわかることだ。ではまた会おう、キラ』「僕を…死刑台に送るだと!?面白い、受けてたとうじゃないか」「お互いに顔も名前も全てがわからない相手を見つけ出す。そして見つかった方が死ぬ、やっぱり人間って面白ぇ!!」「L…」「キラ…」「「必ず、お前を見つけ出して始末する」」「僕が!!」「私が…」「「正義だ!!」第2話完次回、「取引」