コードギアス反逆のルルーシュR2 TURN25「Re;」
コードギアス反逆のルルーシュR2の最終話を見ました。TURN25 Re;「八年ぶりにお兄様の顔を見ました。それが人殺しの顔なのですね、おそらく私も同じ顔をしているのでしょうね」「やはり、今までのフレイアはお前が…」「はい、止めるつもりでした、お兄様を…。たとえ、お兄様が死ぬことになったとしても。ですからお兄様にフレイアを、このダモクレスの鍵を渡すことはできません。お兄様がギアスを使われたとしても!!」ジノの機体は動かず、カレンとスザクが対峙する。「カレン、どうしても邪魔をする気か?」「スザク、私はあなたを誤解していた。やり方は違うけど、あなたはあなたなりに日本のことを考えていると思っていた。でも…」「自分は…俺とルルーシュにはやらねばならないことがある」白いランスロットと紅い紅蓮可翔式が空に舞い上がり戦いを始める。アッシュフォード学園には、真っ黒な空を見つめるミレイとリヴァル。傷ついた体で藤堂は戦闘に戻ろうとするのを千葉は止める。「すまない…私はこういう生き方しか…」だが、藤堂の意思とは反して体は限界を迎えており、倒れてしまう。ナナリーはただ、ルルーシュと仲良く過ごすことが出来る世界があればよかったと話す。「ダモクレスはどうなる!?強制的に人を従わせる卑劣なシステムではないのか?」「ダモクレスは憎しみの象徴になります。憎しみはここに集めるんです、皆で明日を迎えるためにも」「そうか、ナナリー…お前も…なら…。ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる、ダモクレスの鍵を渡せ!!」ルルーシュはナナリーにギアスをかけた。ナナリーは拒否しながらもギアスに抗えず、ダモクレスの鍵である、フレイアのスイッチをルルーシュに差し出した。「終わりにしよう、カレン!!」「あなたに正義さえあれば!!」紅い紅蓮の腕は白いランスロットを貫き、白いランスロットは爆発するのだった。「ナナリー、お前はもう立派に自分の考えで生きている…。だからこそ俺も俺の道を進むことができる。ありがとう…愛している、ナナリー」ダモクレスの鍵を渡した後に正気を取り戻したナナリー。「使ったのですね、ギアスを。待ちなさい!!…お兄様は悪魔です!!卑劣で、卑怯で…なんてなんて酷い…ぅ…」『全世界に告げる。私は神聖ブリタニア帝国皇帝ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアである。シュナイゼルは我が軍門に下った。これによってダモクレスもフレイアも全て私のものとなった。黒の騎士団に私に抵抗する力は残っていまい。それでも抗おうというならば、フレイアの力を知ることのなるだけだ。我が覇道を阻む者はもはや存在しない。今日この日、この瞬間を持って世界はわが手に落ちた。ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる、世界は我に従え!!』二ヵ月後…。第99代ブリタニア皇帝ルルーシュは世界統一をし、逆らうものは全て”死”をもたらされる世界を作り出した。そして、黒の騎士団は処刑されることになったのだが、そこに仮面の男ゼロが現れる。『スザク、約束通りお前が俺を殺せ。予定通り、世界の憎しみは今、俺に集まっている。後は俺が消えることで、この憎しみの連鎖を断ち切るだけだ。黒の騎士団にはゼロという伝説が残っている。シュナイゼルもゼロに仕える。これで世界は軍事力ではなく、話し合いという一つのテーブルに着くことができる、明日を迎えることが出来る。…スザク、お前は英雄になるんだ。世界の敵、皇帝ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアから世界を救った救世主・ゼロ』ゼロの仮面を被ったスザクはルルーシュを貫き、皇帝の真っ白な装束は真っ赤に染める。「ル、ルルーシュ…ぅ…」「これはお前にとっての罰だ。お前は正義の味方として仮面を被り続ける。枢木スザクとして生きることはもうない…。人並みの幸せを全て世界のために捧げてもらう、永遠に…」「そのギアス、確かに受け取った」ナナリーは血まみれで倒れているルルーシュの手を取り、記憶を読み取る。「そんな…お兄様は今まで…。お兄様、愛しています!!」「あぁ…俺は世界を壊し…世界を創る…」「お兄様、嫌!!目を開けて下さい、お兄様、お兄様ぁぁ!!」世界がゼロを崇める中、ナナリーは涙を流す。そして、世界は平和を取り戻した。『ねぇ、ルルーシュ。あれから世界は随分とマシになったわ。戦争に向いていたエネルギーは今、飢餓や貧困に振り向けられている。色んな憎しみや悪事はほとんどあなた一人に押し付けられて。皆、ダモクレスというシステムより名前のある一人の方が分かりやすかったってことかしら?調子のいい話よね。でも、だからこそ、皆は過去にとらわれず先に進めるのかもしれない。計算通りだってあなたは笑うのかしら?勿論、色んな問題は残っているけど。それでも…』『ギアスという名の王の力は人を孤独にする…。少しだけ違っていたか…?なぁ、ルルーシュ』完コードギアス反逆のルルーシュR2 Sound Episode4http://gorugo.seesaa.net/article/107942951.html