海洋調査船「なつしま」
後に紺色の四角い枠をつけた大きな船が、昨日18日(火)13時30分頃に熱海港の7・5岩壁に入港してきました。 海上保安船でもないし、巡視船でもない。今朝、ウオーキングの足を伸ばして7・5岩壁まで見に行ってきました。海洋調査船「なつしま」でした。紺色の四角い枠は、無人探査機「ハイパードルフィン」などを降ろす巨大なクレーンだそうです。 きっと、11日(火)の駿河湾地震の「地震・津波観測監視システム」の調査研究をするために来たのでしょうね。「お願い」の看板で、18日~20日まで、熱海港で「着岸作業」「離岸作業」を行うらしいです。 11日地震があった日、私は、すごい揺れで目が覚めました。5時07分、熱海は震度4でした。台風9号も到来していて、大雨の日でした。-------------------------情報発表時刻 2009年8月11日 5時21分 発生時刻 2009年8月11日 5時7分ごろ 震源地 駿河湾 緯度 北緯34.8度 経度 東経138.5度 深さ 20km 規模 マグニチュード 6.6 -------------------------津波の心配はなかったですが、最近、細かな地震が続くので心配です。「なつしま」の調査研究に期待します。「なつしま」は、1981年に「しんかい2000」の支援母船として建造、運用されました。2002年の「しんかい2000」運用停止以後は3,000m級無人探査機「ハイパードルフィン」の母船として改造され活躍しています。他にも深海底表層・地層地形や地質構造を解明する深海調査曳航システム「ディープ・トウ」や「シングルチャンネル音波探査装置」、またはピストンコア、ドレッジを搭載し、深海・海溝域の総合的な調査観測研究を行うことができます。 全長 67.3m 幅 13.0m 深さ 6.3m 喫水 5.0m(ソナードーム含) 国際総トン数 1,739トン 航海速力 約11ノット 航続距離 約10,800マイル 定員 55名(乗組員37名/研究者等18名) 主推進機関 ディーゼル機関 625kw×2基 主推進方式 可変ピッチプロペラ×2軸 「なつしま」の情報はこちらです。