『遺伝カウンセラーから学ぶ、学校では教えてくれないヒトの遺伝』
小学6年の息子。『遺伝カウンセラーから学ぶ、学校では教えてくれないヒトの遺伝』というイベントに行く。『遺伝カウンセラー』という職業が、そこそこ一般的であるというのも、ちょっと驚きであるが、考えてみたら、遺伝疾患に不安を覚えて生きておられる方も結構いるであろう。DNAサンプルを制限酵素で切り、電気泳動法を使って犯人捜しをする、という、結構なきちんとした方法での実験をする一方で、実験系のイベントでありながら、遺伝疾患も含めて、個性として受け止め、「みんな違ってみんないい。」ということや、「ほとんどの遺伝情報は同じで違いはない。」というお話など、なかなか大人の目から見ると、内容の濃いものだったが、きっと息子などは、ゲルの染色のいろを落とすのに、水を入れて代わりばんこに水を揺らしていたぐらいしか覚えていないだろうな・・・・。