ビジネスオーナー
今日は、まるごと引用というか転載だ。もう1年以上前から購読している不定期のメルマガだが、著者は本田晃一さん。3日前の日記に本当に望んでいるのはビジネスオーナーだ、って書いたが今日届いたメルマガのテーマが「ビジネスオーナー」。こういう偶然をシンクロニシティというらしいが、不思議だ。それはともかく、いつもながらすばらしい内容なので、以下にメイン部分を引用/転載します。********************************************************今月のテーマは、ズバリ、『ビジネスオーナー』です。ビジネスオーナー(複数のビジネスを所有し、金銭的・時間的自由がある人)になりたい人や、そこまではならなくても、 忙 し さ か ら 開 放 さ れ た い 人 は 必 読 で す(は ぁ と)まず、『ビジネスオーナー』と、『フツーの社長』の違いを見てみましょう。普通の社長は、社員を雇います。ビジネスオーナーは、社長を雇います。普通の社長は、自分より能力の低い人を雇います。ビジネスオーナーは、自分より能力の高い人を雇います。普通の社長は、自分が一番と思わないと気がすみません。ビジネスオーナーは、あなたが一番と思える人だったりします。んで、何が違うかって言うと、 「オレ、凄くなくても良いじゃ~ん」と思えちゃうかどうかです。「みんな!オレはすげぇんだ。うぉぉぉ!」って人は、「ビジネスオーナー」や「仕事の振り方が上手な人」にはなれません。こんな人は、「オレはすげぇんだ!」と周囲にアピールしたいので、「あなたは、凄いんだ!」なんて認められません。常に競争して、自分が優位でないと気がすみません。だから、仕事を人に任せるなんて、とんでもない。自分が一番凄いと思い込んでるから、人に信頼して仕事を託せないんです。誰よりもハードワーク街道まっしぐらです。ハードワークに走ると、「オレ様は凄いんだ!」と言うのをまわりにカンタンにアピールできるからです。なんで、こんなことが分かるかって言うと、僕もやってたからです(笑)誰かに仕事を振っても、誰かにコンサルしても、相手を信頼して任せられないから、気苦労が耐えませんでした。だって、僕以外のみんなを、僕より無能だと思うようにしてたんだもん(汗)あぁ~、無能な人を相手に仕事流すと、チェックしないといけないから、めんどっちぃなぁ~なんて思っていました。嫌な表現ですが、正直に言うと、こんな事を思っていました。自分が自分に負けないようにって一生懸命だったんです。でもね、これは表面上の感情です。心の奥底で、どんな感情だったかと言うと、「コイツが自分より有能だったら、自分の地位が脅かされる!なんとかして、自分より無能だと思い込ませなくっちゃ!」という、ドロドロした感情がうごめいていたわけです。だから、表面上では、「アイツは無能だ」と思うようにしてたんです。自分の方が無能だなんて、そんな恐ろしい現実受け入れられません。それは、競争で負けたことを意味するからです。いかにして、自分の方が優れているかを、アピールしたかったのです。相手がどんなに素晴らしい仕事をしても、 まるで重箱の隅を突っつくかのように 「いや、ここは素晴らしいと思うんですけどね。 こっちが抜けてるんですよ。わかります?ほら。」 と、ほざいておりました。 周りに、こんな事いう、上司や社長いませんか? 仕事を振っておいて、チクリチクリと言ってくる人!先日、ある社長さんとお話をしたとき、いかに自分の社員が無能でやる気が無いかという話を、とうとうとしていました。そして最後に「だから、彼らは社長になれないんだ」と言ってました。だから、こういう人は社長を雇えないんですよね。会話の途中に頻繁に携帯が鳴って、部下を怒鳴り散らしていました。ビジネスで成功しても、感情をしっかり見ないと幸せが遠ざかってしまいます。でもね、これは多くの人が陥る落とし穴だと思っています。基本的に、競争に打ち勝つことを教育されてきた僕らは、無意識のうちに競争をしてしまいます。そして勝つことによって、自分の存在意義を見出します。勝つと褒められたり、周囲の人に認められたりします。だから、ますます勝つことを追い求めるようになります。まぁ、僕の過ちを、教育のせいに挿げ替えてしまうようで、申し訳けないのですが、思ってることを素直に書きますね。自分を幸せな状態に持って行くためには、どこかで競争意識を手放す必要があります。自分は勝ち負けに左右されない存在なんだと信頼できるようになると、不思議と相手を応援できるようになります。「自分は勝っても負けても、どっちでも良いや~」と思えると、相手の良さを素直に認められるようになります。そしてうまく行った時、一緒に喜べるようになります。自分にやってきた仕事も、「この仕事は、あの人が一番喜んでやってくれそうだし、 あの人の一番良い所を発揮できるだろうなぁ!」と思いながら仕事を託せるようになってきます。気が付くと、自分の周りには、自分より優秀で素晴らしい人達に囲まれるようになってきます。そしてその人達のサポートをどんどん受けられるようになってきます。競争意識を手放すコツは、競争とは全く関係なく付き合っている(又は過去に付き合った)人間関係を思い返すことです。そして、その感情をじっくり味わって、その人達に感謝してみることです。そうすると、競争意識とは関係無い世界を、だんだんと信頼できるようになってきます。今週末、台風の過ぎ去った青空を見上げながら、少し思い返してみてください。********************************************************以上が引用/転載です。興味があるようでしたら、ホームページは↓です。http://www.hondakochan.com