緊急通報装置
両親宅に緊急通報装置を付けました。両親宅(同じマンションの別部屋)では要支援1の母が要介護4の父を介護しています。万一、母が倒れた場合でも、父にペンダント型発信器のボタンを押してもらえば私の携帯につながりますので何かしら手を打つことができます。緊急通報装置は一人暮らしの高齢者には市からの補助がありますが、二人暮らしではこの補助はありません。自分で調達しなければなりません。最初に設置したのは「おたすけくん」です。これは以前、妻が使っていたものです。5年前に通販で購入しました。その後、呼吸器をつけてからは、必ず側にだれかが居るので不要になりました。お蔵入りになっていたものを引っ張り出して来たというわけです。久しぶりに取り付けてみると・・ボタンを押しても10回に1回くらいしか通報しません。故障と思い、メーカーに送ると・・正常に動作するそうです。こちらの電話回線の問題とのことでした。NTTの113番で回線を調べてもらっても異常なしとのこと、お手上げです。そこで、おたすけくんはあきらめて、NTTの「SL-10号BOX(セット)」を取り付けることにしました。今年8月発売の新製品です。価格は税込50,190円です。他に工事費約6000円が必要と言われましたが、これは自分でやる!と言って断りました。両親宅に設置した写真です。ペンダントスイッチは実際はベッド柵にかけてあります。おたすけくんと違って何回やっても一発でつながります。やはりおたすけくんは故障です。緊急時につながらない緊急通報装置とは・・他所で事故が起きないか心配です。使用のイメージです。・父がペンダントのボタンを押します。・装置から警報音が出て登録先(私の携帯)に電話をかけます。・私の携帯には「こちらは○○○です。緊急通報・・」のメッセージが流れます。・メッセージが終わった後は部屋の音が聞こえます。・こちらから話をすると装置のスピーカーから声が出ます。・父が聞こえていれば、ハンズフリーで話ができます。今までよりちょっと安心になりましたが問題はまだあります。・ペンダントが側になかった場合、父が取りに動くことはおそらく困難です。・私が外出中に着信してもすぐに行くことができません。・携帯電話のつながらない場所にはますます行けなくなりました。 (プールはもう無理みたいです)・父は耳が遠いのでスピーカーから私の声が出てもおそらく聞こえません。まあ100%というのは無い訳で・・少し安心が増えたので良しとしましょう。SL-10号BOXは新製品なだけあって、いろんな機能が付いています。施設などで沢山の利用者にも対応できるようになっています。私はその機能の一部しか使っていません。マニュアルも設定編と利用編があります。携帯電話のマニュアルを読みこなす人なら大丈夫と思います。