成年後見人 申立て書類提出
昨年10月より、義妹の成年後見人になるための書類を集めていましたが、やっと全部揃ったので神戸家庭裁判所柏原支部へ提出してきました。これまでの流れはこんな感じです。昨年3月 行政書士の無料相談で自分でもできることを知る。近くの裁判所(伊丹市)で申請書類一式を入手。この時点では義妹の住所が変わる見込みだったので書類作成は中断。昨年10月 9月に義妹の住所移転が完了したので書類の作成開始。初めての書類なので分からない事だらけ。社会福祉協議会の無料相談で社会福祉士の方に教えてもらう。 この時、医者の診断書がものすごく重要なことを知る。成年後見には(後見・保佐・補助)の3種類があるが、それぞれで書類の書き方が違う。どれになるかはこの医者の診断書で決まる。診断書を入手するまで書類作成は中断。診断書は義妹の施設のかかり付け医に依頼。 役所関係の証明書(戸籍謄本・住民票など)の収集開始。変わったところでは「登記されていないことの証明書」というのがあります。これは被後見人になっていないことの証明で東京法務局で入手します。 役所関係の証明書は1週間程度で揃ったが診断書が来ない。何度か催促してやっと届いたのが年末。診断は「後見」相当だった。役所関係の書類の有効期限は3ヶ月、年内に申請したかったができなかった。一昨日(1月5日) 申請が「後見」で決定したので、再び社会福祉協議会の社会福祉士の方に詳しく書き方を教えてもらった。沢山の書類を作成する必要あり。今日(1月7日) 篠山市の施設へ行って、施設が管理している義妹の通帳のコピーを入手。これが最後の書類。その足で丹波市の裁判所へ行き提出。受理されるかどうか心配でしたが、社会福祉士の方の適切なアドバイスのおかげで無事に受理されました。結論が出るのに1ヶ月ほどかかるとのことです。途中に裁判所からの呼び出しもあるそうです。裁判所の事務官から言われたことで印象に残っていることがあります。「今までは親切で義妹さんの面倒を見てきたと思いますが、これからは法律的な義務や責任が発生します・・」裁判所から10分位の所に妻と義妹の両親の墓があります。帰りに寄って最後まで面倒を見ることを誓いました。費用のこと(1/8追記)あんしん生活のお手伝い制度のHPの情報です。成年後見制度の申立手続の流れと費用後見の場合は、下限概算\67,630~上限概算\233,580となっています。私の場合は自分でやるので一番高いのは精神鑑定の費用です。ただ、裁判所の事務官の話では、療育手帳でA判定が出ていれば精神鑑定は行わないかも知れないとのことでした。その場合は総額2万円程度で済むことになります。