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塩析（えんせき）

うちの在宅主治医は往診先でのトラブルを予防のために教えてくれます。先日は胃ろうチューブが詰まったトラブルを教えてもらいました。原因は塩析（えんせき）だそうです。塩析とは、濃い水溶液に塩を入れると固形物が析出する現象だそうで、石鹸や豆腐を作る時の技術とのこと。（豆腐の場合はニガリを入れます）栄養剤に塩を混ぜると塩析が起きて固形物が出来るそうです。栄養剤に塩分が少ないのは塩析を防ぐためかも。尾道市立市民病院のHPにこんな資料がありました。当院ＮＳＴ活動について ↑ここの33ページにこんな記述がありました。ラコールＮＦ経腸用液1200kcal投与した場合、食塩相当量は2.28g１日に必要な食塩は4～6g程度⇒ 塩化ナトリウム3gを処方提案塩化ナトリウム注入時の留意点薬及び栄養剤とは別々に注入する（塩析を防ぐ）この話を聞いてから塩はどくだみ茶に混ぜるようにしました。

エネーボ　使い始めました。

本年5月、アボットジャパンからエネーボが発売開始されました。在宅医療時等の長期栄養管理に配慮した新製品だそうで、セレンやクロムなどの微量元素やカルニチチンやオリゴ糖も配合されています。エネーボ™配合経腸用液 - プレスリリースエレンタールには微量元素が含まれていないので長期の栄養管理は難しいです。うちではエレンタールの欠点を補うために一挙千菜を使用していましたが、エネーボを使えば使用しなくて良さそうです。そこで、エレンタールも一部使用しながらエネーボも導入してみました。一日の栄養の様子です。朝　エネーボ　１缶　ビオフェルミン　１g　ドクダミ茶　350ml　酢水　少々　（栄養計　300kcal　水分計600ml）昼：朝に同じ夜　エレンタール　1/2パック＋白湯　ヤクルトハーフ　1本　自家製R1ヨーグルト　大さじ３　イージーファイバー　1包（6g）　青汁　大さじ１/2　オリゴ糖　大さじ1/2　塩　1g　ビオフェルミン　１g　どくだみ茶　350ml　酢水　少々　（栄養計　約200kcal　水分計600ml）夜の栄養は独自のスペシャルメニューです(^^)在宅療養ではこんなことができるのがメリットですね。エネーボを使い始めたので夜はもう少し簡素化できそうです。一日では、栄養計約800kcal　水分計1800mlとなりました。栄養が50kcalほど減りました。妻の体重は57kですが、850kcalではなかなか減らず…これから減量期待です。50k台前半が目標です。7月中旬、エレンタールをエネーボに変えて一挙千菜を止めました。8月初旬、ヤクルトハーフを使い始めました。ヤクルトを使い始めた頃から便の性状が変わりました。相変わらずコロコロ便ですが、適度に柔らかくなったと看護師さんには好評です。他の医薬品は浣腸液のみです。

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エネーボ 使い始めました。

エネーボ　使い始めました。