震災と従姉の病気
今年は私の故郷・石川県で大地震の幕開けでした。従姉の病気のこともあってなかなかブログが書けませんでした。少し気持ちの整理ができたので書いてみます。1月1日の地震は宝塚市は震度3でした。横揺れが長く続いたので、どこかで大地震があったと直感しましたが、まさかの故郷・石川県でした。それからはテレビに釘付けで正月気分は吹き飛びました。NHKTVの女性アナウンサーの絶叫が今も頭に浮かびます。最大深度7の被害はすさまじく、数千年に一度の地殻変動があったとのこと。海岸線が大きく後退して地図が変わってしまいました。BS3チャンネルで石川県のNHKTVが見れるようになりました。兵庫県で故郷のTVが見られるのは大変ありがたいです。29年前の地震を思い出しながら毎日見ています。被害の様子には胸が痛みますが、色んな方が復興にがんばっておられるのを見ると胸が熱くなります。自分にできることは寄付をすることくらいです。返礼品なしのふるさと納税をしました。きっと復興できると信じています。そんな中...親戚の安否確認で同級生の従姉一人と連絡が付きません。従姉の妹に聞くと、昨年末に入院したとのこと。病名は急性大動脈解離。車を運転中に発症、激痛に耐えながら車を脇に停めて気を失ったようです。幸い事故は起きませんでした。通行人が救急車を呼んでくれましたが救急車到着時は心配停止。隊員の処置で蘇生しましたが、低酸素脳症で手術はできず今日に至ります。解離の部分は今は塞がっていますが、再発のリスクはあります。最初の病院は震災のけが人が多数になって、追い出される形で今は別の病院にいます。意思の疎通は困難で、経鼻栄養と尿道カテーテル。妹さんが毎日面会に行っていますが、面会制限で短時間しか面会できないとのこと。今の病院には3ヶ月間しか入院できません。従姉とは小中高と一緒でした。小さい頃は家が近かったので良く一緒に遊びました。従姉は昨年ご主人を亡くしています。子供はいません。元気な時の言動から今の状況は彼女の望まない姿です。今後のことを思うと胸が痛いです。自分の経験から役立つことがあればできる限りアドバイスしていくつもりです。