北上展勝地まで行って来ました
展勝地とは、展望の展と名勝の勝をとって名づけられたそうです。岩手県北上市の北上川に沿ってある広々とした公園には大正9年に植栽された一万本の桜、青森の弘前、秋田の角館とみちのくの3大桜名所のひとつで100年をこえたソメイヨシノが美しく咲き誇っていました。16日土曜日に妹と車で行って来ました。お天気に恵まれた週末公園近くの駐車場は満車結局、北上駅前の駐車場に止めてシャトルバスに乗りました。バスからも桜並木道が美しく見渡せました。桜の下をゆっくり歩いて柔らかい土を踏みしめて空気も澄み渡った中で桜のエキスを沢山浴びたように感じました。この後に北上市から一ノ関に向かって車を走らせました。五時過ぎに宿泊先の「桃の湯」に着きました。桃の湯は内湯が3つ、露天風呂が4つあります。露天風呂からの眺めが良いです。ちょうど満月に近い月が昇ってきて湯にゆっくり浸かって姉妹でお月見ができました。湯は天然温泉のかけ流しであまり熱くなくて長湯ができました。桃の湯での楽しみは大衆演劇を観ることです。夕食後に7時30分から1時間舞踊ショーを観ました。素晴らしかったです。翌朝はお宿の廻りを散歩シャクナゲが沢山咲いていました。宿を後にして一ノ関の街に向かいました。一関ハリストス正教会の前です。建物に惹かれて外で立ちすくむ。中では日曜礼拝が行われているようでした。ログハウスの教会は珍しく1990年に完成した昇天聖堂らしい。この地での布教は、明治5年に始まったと。教会の近くからみえる風景も素敵でした。この後に一ノ関の街に戻り世嬉の一という酒蔵のお店で甘酒を買いました。大正時代に造られた仕込み蔵を活用した酒造りと米作りの博物館。日本古来の土蔵建築に西洋建築を取り入れた白壁の土蔵は、国登録有形文化財に指定されています。帰路は、国道4号線を走らせました。道すがら、満開の桜が咲いていて思い出深い旅でした。