親と向き合う
今日は、ネットで老いた両親とどうつきあうかという項目を検索をしてみました。その中で、老いた父親に対しての、9つの心構えが載せられてありました。自分の父親のことを思い起こして、考えてみました。 1 昔のしっかりした父親という認識を捨てる。父は、今は歩行がゆっくりで、手押し車を使って散歩に行っている。散歩は早朝4時半から約1時間、田んぼの廻りの裏道。病院やスーパーや用事は、車を運転して出かけている。年金暮らしで、要介護2の母と二人暮らし。 2 これはすべて病気のせいだと自覚する。老化と病気、88歳、病気は数年前に前立腺がんが見つかった。放射線治療で落ち着いている。今年、肺癌も発見されるが、高齢なので、経過観察中。痛いとか苦しいとか言わない。数年前、転びそうになって、右手を痛めた時があって、それ以来右肩の痛みが続いている。 3 わたしを否定しようが悪者だといわれようが無視する。(気に留めない)元来、父とはバトルはつきもの。何といわれようと、めげないほう。 4 どれだけ罵られても、いちいち気にしない。気にしないで、こちらが正しいと思うことは言い合うようにしている。父が怒鳴った後で、「怒って悪かったね」と、言うので気にしないことにしている。 5 金を盗んだな、と言われても「私じゃない」といい通す。(ここだけははっきりと)金を盗んだなとは言われたことはないが、お金を貸してといわれたことはある。 6 どっちでもいいことは何でも許容する。(父を否定しない)父の好む生活スタイルがあることを知って、あまり干渉しないようにしている。 7 忘れるのは当たり前、覚えていないのは当たり前と認識する。認識しているつもり。 8 決して父に暴言や怒りを出さない。怒らない。老いた姿を見ていると、可哀そうで怒ることもできない。 9 「これはわたしの将来の姿」と思ってみる。そうかもしれない。 老いた両親をありのまま受け入れて、後悔しないようにと思っています。 ここ最近、週に2~3回実家通いしていた私、今日は家で何もする気がしなくて、身体を休めていました