2日続けて映画をみました
近頃、妹とお出かけが多くなって、なにしろ興味の対象が似ているので、つい、映画や美術展、ランチ、マッサージなど、つい一緒にそうなってしまいます。一昨日映画「HOKUSAI」葛飾北斎の一生を観たばかりなのに、昨日は、「いのちの停車場」を観に行きました。妹は、本当はいのちの停車場を先に見たかったらしい!わたしの好みに合わせて、先に葛飾北斎の映画を観てしまいましたが、後からいのちの停車場で良かったです。素晴らしい映画でした。2年目に入ったコロナ禍の中、考える時間が多い日常生活と時間軸が重なって見えて、心に響き渡りました。医療現場のシーンも迫力みなぎり、主役の医師役の吉永小百合さんの演技には目を見張ります。涙が自然に流れ出るシーン、セリフがなくても、人が出ていなくても、ものがたっているシーンが音が無くても流れて、心打たれます。金沢の光景がとても美しいです。素晴らしい映画でした。エンドロールを最後まで観ていたら、製作者に岡田祐介さん、あぁ、そうだったのか、映画が完成する前にお亡くなりになってしまい、残念です。若かりし頃、初めての買ったLPレコードのジャケットで見てから気になっていた俳優さんでした。そのレコードでは、唄の間に詩を読まれていました。いのちの停車場、懐かしく思いだされることが多かった映画でした。小椋佳の彷徨というLPレコードをいつも聴いていた頃がとても懐かしく想い出されました。