あさって。
という名のビデオ録画してあった映画を家族で見ました。・・・・・・・まあ長ったらしく言えば『The Day After Tomorrow』のことです、ハイ、スミマセン。さすがに『明後日』じゃ邦題としちゃショボすぎますから仕方ないとはいえ、そのまんまってのもタイトルとして冴えないようななんだかんだあんだこんだそんだらんだブツブツブツブツブツ・・・・・・・。 ※以下当然のことながらネタバレを含みますので、まっとうに楽しみたいと思っている方々は先にお進みにならぬよう。 ただあくまで個人的な見解と致しましては、それなりに長い時間を損したという思いの方が見終わった時の感動に勝るかと存じ上げます。 映画の中頃まではよかったのにな、はぁ・・・・。 一言で言ってしまえばツマラナかったです。にべもなく。最初のうちはよかったんです。異常気象起こるのいくらなんでも早すぎだろと思いましたがその辺は時間限られてるから許す。雹が振ってきたときは思わず肩こわばらせて頭守ってました、許します。ロスのトルネード破壊力抜群です、許します。ニューヨークの津波、恐すぎです。超進工業国アメリカのみを舞台にして大いに皮肉ってるの、サイコーです。特に『不法入国の流れは今や逆転してしまいました』ってニュースリポーターが言ってるとこ、父親に映画の間は声出すなと文句垂れた直後に吹きました、ごめんなさい。・・・・・・・・・ですが物語の半分ぐらいを割いたアメリカンヒーロー劇、メチャクチャ大いに異議ありです。ディザスター映画と銘うっておいてあの構成はないだろ・・・・。てか行って何するんだよオヤジさん。そりゃ確かに大事な息子さんと約束しちゃったと思いますよ。でも『切り捨てなきゃいかん場合もある』(直接じゃないですが)と言っておきながら、救えるはずの人たちの避難指示をほっぽり出して自らは私情に走るってのはどうも納得がイカン。そして最後は皆助かったねよかったねでいっちょあがりというスケールの小ささ。アメリカンの批判に走ろうとして結局アメリカンに食われちまったというオチは笑えるっちゃあ笑えますが、それに2時間かけるのはまったくもってナンセンスです。これなら録ってあるデスノート見といたほうがずっとよかったよな・・・・・・。ああアホらし・・・。