若きつばめきたる
若いつばめが13時30分とんできました。 本当のつばめです。2羽だけですが電線に羽を休めてとんでいきました。 大分早いようですが、先発隊でしょうか。それだけで後は見ませんでした。 山桜は満開のようです。 くちばしに黄色をのこした鴨は人が来ると羽音たかく姿に似合わぬ奇妙な声とともに飛び立ちます。おとなになったんだといわんばかりに旋回します。 もうすっかり春のもようです。 久しぶりに炭焼き現場に行きましたら、小屋をたおして炭窯を半分こわしてありました。 竹を伐って竹炭と竹酢をとっていました。 最近、山の手入れがなおざりにされて、竹が繁茂して山が危機状態になっています。 よくぞがんばってくれると喜び励ましていましたのに3人組みは10年目にやめてしまいました。 炭はシックハウス対策、調湿に効果があり、竹酢は入浴ざい、土壌改良に効果があります。 なによりも竹を切ることが意義ありました。しかも竹は筍から3年したら成木になります。 日本で唯一の再生産原料です。 JAが率先して取り組まねばならない事業なのに、竹酢を農作物につかうことを禁止しました。 それで売れなくなったようです。 自分の販売する農薬以外は使わせないことは、利益確保以外に安全管理面もありましょう。 でも竹の繁茂状況から考えると、竹酢の効果テストぐらいやって考えるくらいの雅量がほしいものです。 若いつばめに快くしていた心が一遍に暗くなりました。 炭焼きの仲間はもっと暗いでしょう。