とりあえず…

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• 虹の根元は。

  ここ最近思い出せる限りはない朝の虹。虹を見ると無条件にうれしくなります。毎回条件がそろっていないのかまだくっきり・はっきりな虹は見たことがありません。ひろーい所にクッキリとかかる虹はその根元もはっきりとわかるのだろうか…。

  2009.12.05

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• 大雨。

  昨日からの集中豪雨。夕方からは電車は止まるし、土砂崩れや冠水、亡くなった方もいて急に怖くなる。自然災害はいつだって起こりうるけど、正直いつもどこか他人事。TVに写る映像を見ながら大変だな…そう思ってるところがあった。そんな状況でばちがあたったのかも。今日の昼間、ちょっとの間雨はお休み。だけど先程からまた激しく降り始め明日にはもっとひどくなるらしい。午後からの断水も復旧のメドはたたず…。いったいどうなっちゃうんでしょ。そんな不安だけが大きくなっていく。断水の予告前に今日、明日分の備えはしたんで今どうこうってことはないんだけど、顔を洗う、歯を磨く、手を洗う…そんな日常何でもない動作さえ気を遣うなんて。日頃いかに無駄に水を使っていたことを思い知らされる。明日も大雨ってなるときっと水道管工事だって遅れるよね。どーなるんだろ。

  2009.07.25

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• 京都から…。

  ではなく大阪のお友達から 京都のおみやげが届きました。 こないだ 『京都に効果絶大な神社にお詣りに行く』と言ってたんで 羨ましがってたところ そこのお守りと京都は永楽屋の手拭い風ハンカチを 送ってくれました。 和モノ好きな私のココロわしづかみｗ このハンカチの犬の名前、 『私は昔「桃太郎」と云われてました』だそうですｗ 犬の足下には雉と猿、背中にはヒト。 よく見ないとわからないくらいですが こんなちいさな仕掛け(?)ツボにはまります。 そして何より…嬉しかったのが手書きのお手紙。個性的なお友達らしくかわいいイラストが書いてあったり気の利いたコトバがちりばめてあったり。メールで事済ます事が多くなった最近、手書きのお手紙のあたたかさ、手書きの文字の味というか…ほんわかした気分になれました。思いもかけないサプライズ小包。 すっきりしない梅雨のお天気で 気持ちも滅入ってしまいそうですが 澱んだ空気も一気に晴れた感じ。 こんなふうにいいタイミングで うれしいサプライズをあげられる さとちゃんのセンスってすてき。 単純ですか？ いいんですよ、それでｗ

  2007.07.09

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• カフェに行く。

  お茶をのむのは大好きです。いれるのもまた好きです。コーヒーでも紅茶でも。最近は紅茶に偏りがちですがコーヒーじゃなきゃ…なんて日もあります。友達と思いきりおしゃべりな気分の時はスタバくらいのにぎやかな所がいいですがお一人様な時はできれば静かを楽しみたいもの。近所の海岸の周りには雰囲気のいいカフェがけっこうあります。仕事でへとへとに疲れた時ほどこんな静かなところでほっこりしたいもの。キレーな海をながめながら散歩中のわんこを見ながらあれやこれや考えたりする時間が好きです。時には無になったりしながら（笑）近頃の勤務体制で国内にいながらすっかり時差ボケだったので気分のスイッチを切り替えに今日は海辺のカフェに行ってきました。おっきな窓と白い壁開放的なフロアにはグランドピアノ。ギターやドラムがあります。店内にはオールディーズが流れるほっこり出来そうな雰囲気。今回のカフェ開拓成功。…と思ったのもつかの間。オーダー後ほっと一息してると二人組の女性がものすごい勢いでおしゃべりしてました。内容は病気が続きツイてない…から家庭問題まで。ダンナ様が浮気しちゃったとかそこから裁判沙汰の離婚に発展…歳の頃もそんなにかわんないのにいろいろあったんだなぁ…。なんて。内容が100％聞こえちゃう程でした。ほっこりどころかはらはら、どきどき。『家政婦は見た！』的な刺激的な内容でした（笑）（わかりにくい表現ですね^^;)そんな話を小耳に挟みながら何だか疲れちゃいました。楽しいメールをくれたお友達に手紙を書こう･･･と思って持ってきた便箋も読もうと思って持ってきた本も･･･結局カバンの中。耳から入る雑念に惑わされとても没頭出来そうにありません（笑）あーあ。ま、違う意味でココロのスイッチ切り替え出来たんですけど（笑）どこかに静かなカフェないかしら。私のカフェ開拓まだまだ続きそうです。

  2007.01.23

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  かわるもの・かわらないもの。

  十年ぶり？になつかしいお店をのぞいてみました。学生時代を過ごした街に帰って来てむかーしよく行ってたお店が無くなってしまってたり建物が建ち見慣れない景色になってしまってたり…寂しいと感じることも多いです。昨日、車の運転中知っているケーキ屋さんの名前を見つけました。でも外観の雰囲気も周りの感じも随分ちがう。名前はたしかに覚えのあるものなんですが…。母がケーキを食べたがっていたことを思い出し車を停めて入ってみることにしました。やっぱり内装も違い記憶のお店とは違う雰囲気。オーナーが変わっちゃったのかな…そう思いケースの中を見てみるとそこには上品な感じのケーキがたくさんならんでいました。見た目は決して華やかじゃないけど昔、おいしい！って感激したあの雰囲気は十分にありました。オーナーにちょうど対応をしていただきお店のことを聞いてみると私が訪れなかったこの十年2～3年毎に改装したり模様替えしたりして今に至るそうです。時には有名デパートのイベントにも参加しお客さんの反応を参考にしているとのことでした。そのお店オススメはタルト系とチーズケーキ。どちらも頭に描いていたとおりの上品な甘さで昔と代わりはなかったです。いえ、もしかしたら昔以上？あれから十年、私も色んな味を知りました。それでなお、『やっぱりおいしい』と感じさせてくれるのはオーナーの努力と精進なんでしょうね。お客さんに喜んでもらえるよう、気持ちよくお店に来てもらえるよう…そんなオーナーの思いが伝わるようでした。外観は変わってても味の本質は変わってない。かわるもの、かわらないもの。いいものは取り入れてそれでもなお努力は怠らず。日常でも大切にしていきたいな…と思いました。

  2007.01.11

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  マンゴー報告書：ＡＵＳマンゴー事情２

  リプトンのフレーバーティーのシリーズ。よく見かけるのはグリーンティーやピーチ。今回はマンゴーを見つけたので迷わず挑戦してみました。このシリーズ、とっても香りがよくその名の通りつめた～く冷やして暑い日なんかに飲むのは最高。でも、甘さが少々気になります。疲れている時、お腹が空いている時は非常にいいんですが…。ところが、私が疲れ気味だったのかそれともこれがさっぱり系だったのか（笑）想像していたよりも甘さは気にならずむしろその甘さがマンゴーフレーバーにマッチ。それに、人工的なマンゴー臭（笑）ではなく、自然な良い感じです。甘さの中にマンゴーのかすかな酸味が感じられそれに紅茶の（セイロン系とみた）渋みが加わり非常に喉越しよく仕上がっていました。冷蔵庫でキンキンに冷やし暑い昼下がりのテラスで喉を鳴らして飲むマンゴーティーは格別。と待機中テラスデジカメ撮影している私って…やっぱり怪しいですか？^^;以上、ＡＵＳマンゴー事情２（ドリンク編）でした。

  2006.12.12

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  ラム・ボール

  今年はコレにはまりました。待機業務とはいえ、何かが起こるのは食事前だったりし食べそびれてしまうことも珍しくありません。それに早起きし朝食までに時間があってお腹が減って我慢できないことも（笑）だからこんな間食用を調達しておきます。その名も『ラム・ボール』ココア生地にラムレーズンがたっぷり。いや、ラム酒たっぷりのココア生地にレーズン入りなのかそれほど口の中に入れたらぷぅん…とラム風味でいっぱいになります。まわりにまぶされたココナッツも良い感じな歯ざわりで病みつきになりそうです。ちょこっと濃いめにいれた紅茶との相性は抜群。甘さはかなりの物だったと思いますがお酒の風味と甘さがストレートの紅茶にはぴったりです。オーストラリアには似た様な見た目で『ラミントン・ケーキ』というのもあります。最初はこっちがお目当てだったんです。こちらもおいしく大好きなんですが今回の方が少し甘さは控えめでオトナ好みな感じです。ラミントン・ケーキにはラム酒は入っていません。こちらはスポンジケーキにチョココーティングしそのうえからココナッツをまぶしています。ココナッツをたっぷり使ったケーキってなかなか日本じゃみかけませんもんね。オーストラリアに行く機会があったら是非ともお試しください^^

  2006.12.10

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• はじめの一歩。

  ここ数ヶ月、これからの事についていろいろ考えてきました。途中、蓋をしたくなるような逃げに走ったこともありましたが一歩進んでは二歩さがり…ってなふうではありますがちょっとずつ何かを変えようとしてみました。なにが正解でなにが間違っているのか、もし結果が悪いものになったら…を考えたらなかなか動く勇気がもてませんでしたがいつまでも立ち止まっているワケにはいきません。きょう、病院の面接を受けてきました。あさって出発の修学旅行添乗を最後にちょっと目標にむかって動いてみようと思います。向かった先は地域の中堅所の病院。面接の結果、病棟配属ではなくＥＲ（救急外来）配属になってしまいました。ＥＲって…いちばん不向きな所なんじゃないかしらん？そう思ってきました。自分の仕事を責任もって遂行することはもちろん。やはりＥＲとなると、どうしても回転を意識した動きが必要とされてくるんではないでしょうか。果たして私がその回転について行けるのか…。自信がない…正直いえばそうです。外科でばりばりを意識し、それを生き甲斐に感じていた頃もありました。でも経験とともに自分の求めているもの、やりたい事とは少し違う気がしてきました。でも考えようによったらこれもいいチャンスなんですね。自分ではまず、ＥＲは希望しませんから。面接をしてくださった総師長さんは当初病棟配属を考えていたそうですが面接中私と話をしてみての印象で、急遽ＥＲに変更したそうです。気負っていたけど言い換えれば『外来』日々、外来を訪れる患者さんお相手なのはなんの変わりもないんですね。『外来は一発勝負なのよ。』師長さんはそうおっしゃいます。病棟のように毎日同じ患者さんと顔をあわすワケではありません。いわば、みんな『いちげんさん』なんです。その患者さんにどんな印象を与えるか？最初に声をかけるナースの印象で病院の印象が決まってしまいます。これは責任重大。ほんの１時間足らずの面接の中でＥＲに適正を感じて下さった師長さんの期待に応えられるようチャレンジしてみようと思います。面接の中で師長さんが印象に残る一言を残されました。『ご両親や身内に何かあった時は電話一本でいいからね。』家族が不慮の事故や生命に危機がある場合迷わず電話して休みなさい…ということです。当たり前の様なことですが実際シフトに組み込まれた中で勤務するとなかなか叶わないことなんです。親が危篤でずっと付き添っていたい…でもそれが何日も…ってなるとやむを得ず一度出勤するのが暗黙の了解。そんな状況で迷わず休みなさいそうスタッフに言い聞かせている師長さん。実際にこんな状況でつらい思いをされた経験があるそうです。人の痛みが解ってスタッフ思いな師長さん。こんな方の下だったら頑張れそうな気がしました。実際は蓋を開けるまでどうなるかはなんとも言えませんが…。新しい挑戦をしてみようと思います。始作が半分韓国の格言にあります。物事始めるまでが中々。実際始めてみたら半分達成したのも同じ。これも目標に向けての第一歩。そう思えば…けっこう待ち遠しいかもしれません（笑）

  2006.12.04

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  そこ、どいていただけます？

  『あの～っ、しわになるんでどいて頂けます？』洗濯物が好きなんだか、何か上に座るのが好きなんだか、はたまた、邪魔がしたいんだか…。洗濯物を取り込むと必ずその山の真ん中にちょこん。洗濯物畳み始めても知らんぷり。何でもなかったかのように居眠りはじめます。 出掛ける準備をしようとすると何故か察知し、わざわざ膝の上に乗っかりまたまた居眠りをはじめます。ばたばたしてる時に彼の気配に気付かないでいたら…『ねぇ、ねぇ、膝乗せてよ。』と言わんばかりに前足で膝を掻いてきます（笑）かわいそうだけど忙しい朝はちょっと邪魔。ごめんね～といいつつ膝から降ろし支度しているとなにか言いたげ～な顔で暫くこっちみて…そして気付くと姿が見えない…。どこ…？いた…。 こちらの心配をよそに彼はぬくぬくおこたの中で南の島ごっこ満喫中です（爆）コタツ犬って…。なんかイメージ違うんですよねぇ。犬って雪喜び庭駆け回るんじゃなかったですっけ？なんだかきっと変。ウチの子。よそ様のお宅の子ってどんな感じなのでしょうね…？うちの次男坊、相変わらず我が家に笑いを振りまいてます。

  2006.11.30

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  Kiaora～!!

  Kiaora～!!毎朝このご挨拶で１日は始まります。というのも、バスのドライバーさんはマオリ系の方。このKiaoraはこんにちはという意味だそうです。このノリノリのドライバーさん、普通はガイドさんがマイクを握っての説明なんですが写真の通り、口元にマイクがセットされていて運転中はず～～～～～っとおしゃべりしています（笑）街の説明だとか観光的なことはもちろん、時にめちゃめちゃ地元なネタも織り交ぜながらお茶目にお話を進めていきます。『ホントはぜ～んぶマオリの言葉で説明したいんだけど　　　　　　　　　　　　英語じゃなきゃダメなんだよねぇ～。』なんていってました（笑）マオリ語のガイドだったら大変。何がなんだかわかんないですもんね^^;ドライバーさん自身、このやりとりをとっても楽しんでいる様子でした。そして極めつけは…旅行中、バスに乗ってる４日間、観光説明以外はずっとマオリソングやハカを歌って生徒や私たちの記憶にすり込んでいくのでした（爆）ドライバー『カマテ・カマテ』生徒さん 『カオラ・カオラ』なんて一言歌って生徒に返して…というやりとりを繰り返すうち最終日には全員２曲のマオリソングとハカを完璧にこなせるようになっていました（爆）これってある意味すごいですよね。この強烈キャラのドライバーさんのノリもさることながら、それを素直に練習している生徒さんとってもかわいかったです（笑）きっと生徒さん達の中でＮＺの楽しい思い出としていつまでも心に残ることでしょうね^^

  2006.11.27

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  美味しかったもの。

  ニュージーランドのお料理って…？行くまで全く見当がつきませんでした。『ハンギ』っていう地熱を利用して作る食材を蒸した伝統のお料理もあるそうですが一般的ではなさそうだし…。これぞＮＺっていうお食事ってあるのかしら…？ＮＺに限らずですが、いろんな国からの移民が多いところは日本食をはじめ、その国々のレストランがあり色んな味が楽しめます。今回、行程の中で生徒さんたちはファームステイが入っていたためその間の待機中、スタッフは基本的に街にでて食事をすることになります。何がおいしくって、何が外れなのか…地元人間でないと解らないもんですよね。そこは何度もその地を訪れている添乗員さんのおすすめをお伺いします（笑）『モンゴリアン・バーベキュー』にいってきました。自分の好きな食材や調味料にいたるまでとにかくすべて選びお店の方に焼いてもらう…ただそれだけです（笑） 日本でも同じようなお店に入ったことがありますがここの鉄板焼き職人（?）の鮮やかなコテ裁きに見入ってしまいました。 うわっ…全体茶一色。 できあがっては来たけどもこうやってみたら…あまりオイシソウではないですね（泣）美的なセンスはゼロ。こんな感じにとにかくごちゃ混ぜでもう何が入ってるかなんてわかりませんね^^;中身はあふれんばかりの野菜とシーフード、味付けは気持ちばかりのガーリックオイル＆チリ系のソース、オイスターソースなんですが…。とっても無難でお家で食べる普通の野菜炒めみたく美味しかったです（笑） そしてデザート。パンケーキコーナーもあります♪海外でいつも感じるんですが、パンケーキって日本のホットケーキミックスとはどう違うんでしょうね？ホットケーキと違い、もっちりしてるけど軽い感じでとっても美味しいんですよね。 もう、この組み合わせ！ダイエット？はぁ？そんなこと言ってましたっけ？？？てな勢いのおいしさです（笑）ここＮＺに来て驚いたのは、アイスがとってもおいしいこと！コクがあるというか…なんだか普通に売ってるのを食べても日本で買うお高め（笑）なアイスの味なんです。もう、アイス好きにはたまりません。もう、こうなったらＮＺ滞在中はダイエット中断です（爆）思わず調子にのってパンケーキの上にゲンコツ大２コものっけちゃいました！あ～、シアワセ。 その他待機中に入ったカフェレストラン。むかし銀行だった建物に作ったそうでその名も『ＢＡＮＫ』（笑）とっても雰囲気がよく落ち着いた感じでした。ハミルトンのメインストリートにあります。 待機中、数件カフェに入りましたがそのどこのお店もコーヒー系を注文するとこんなふうにかわいらしく絵（？）を書いてくれました。小さなことですけど、なんだか当たりクジを引いたみたいでおもわず顔がほころびますね。初夏だっていうのに、なんだか肌寒い日が続いていたため私のお気に入りはこのあったかいモカチーノでした。一体何杯のんだことでしょう…（笑）団体旅行のセットメニューばかりでお仕事中、普段はあまり食欲はありませんが、今回に限りこんなふうにちょこっと外にでる機会もあり楽しくお食事ができました。 最後に…滞在中妙にハマってしまったオレンジジュース。何種類か試した結果これがいちばん。こってりしたお食事が多い中きりっとすっきりした味で癒されました（笑）

  2006.11.27

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  マオリの伝統

  修学旅行ですもの。またの名を『教育旅行』今回も例外なくその国のお勉強です。このお仕事の一番の魅力はここ。教育旅行の為、一般旅行より詳しくそして実にわかりやすくその国の歴史、文化、生活などについての説明がガイドさん達によって行われます。おそらく私が学生の時はこのような説明はあまり熱心に聞いてなかったと思います（笑）でも、大人になって聞いてみるとその詳細にわたった解説が実に興味深く、かみ砕いて解りやすく行われていることに感心させられました。その国を楽しむにはまずそこの歴史や文化を知ること…それがその国に対しての礼儀だと信じているのでこの教育旅行で知識を深めることは私にとって、もってこいのチャンスです。きっとどの生徒さん達より熱心にそしてこっそり質問なんかして、かなりいいリアクションでガイドさんに応えていたと思います（笑） １日目。ここはロトルアという街。大きな湖と温泉があり、ＮＺの中でもマオリの人が多く住む場所だそうです。この『ロトルア』はマオリの言葉で２番目の湖という意味だそうです。ポリネシアン・スパという温泉や温泉療法を取り入れている病院もあります。 街中、日本の温泉街を思い起こさせるような硫黄の香りがしました。まるで地獄巡り…IN NZ（爆）でも今回は残念ながら温泉には入るチャンスはありませんでした…。（実は水着こっそり持っていってたんですけどね…笑）マオリの人々は13世紀中頃、ＮＺにたくさん移住し部族生活を発達させ独自の文化を築きあげてきました。18世紀にイギリス人がＮＺを再発見したことがきっかけでヨーロッパからのたくさんの移住が始まりこのマオリの生活が激変し人口も減ってしまったそうです。 マオリの伝統工芸である木彫り、とても繊細、複雑で見応えがあります。掘っている人はマオリの工芸学校の生徒さん。ロトルアにはマオリ伝統を守る為の工芸学校があります。驚くことに、ここには毎年たった３名ほどしか入学できないんですって。ここで修行をした人達が中心となり伝統工芸を継承いくのですね。 夕食後、マオリの歌と踊りの鑑賞会がありました。マオリといえば日本で最も馴染み深いのはきっとＨＡＫＡ。ずっと前、ＴＶのＣＭで『頑張って・頑張って・シゴト！』というフレーズで有名になったあの歌です（笑）ホントはマオリの戦いの舞。オールブラックスの試合前の戦闘の儀式。これはべーやんさんトコでもたびたび話題にあがってますね。今回観たのは観光客お相手のショーという感も否めませんがマオリ入門編としてはとっても興味深く楽しいショーでした。ショーの後、生徒さんたちが壇上に招かれみんなで目ん玉むきだしあっかんべ～な顔でＨＡＫＡをした様子をここでご紹介できないのがとっても残念（笑）みんな生き生きしててとってもいい顔していました。こんな小さな文化交流って微笑ましくっていいですね。実際、はじめてこの歌や踊りを目の当たりにし、ワタシ、鳥肌が立ってしまいました（笑）もちろん、良い意味での…ですよ^^;なんというか…心に響く歌、気持ちを揺さぶる踊り。なんだか感動してしまい思わず涙腺ゆるみそうになりました（笑）ハワイアンとはまたちょっと違う…なんというか、のんびりした感じだけど力強く暖かい。とても心地のいい感覚です。マオリの言葉はローマ字表記でそのまま発音できる為きっとこの辺が心地よさを誘う理由なのでしょうね。後にべーやんさんにお会いし『私、前世はマオリだったかも…』なんて痛いこと口走り失笑を買ったことはここだけの話ですが…（爆） お仕事の合間、ＣＤショップに駆け込み店員さんに探してもらって入手いたしました。マオリソングをオペラ風に歌ったKiri Te Kanawaという有名な人が歌ったものだそうです。ホントはもっと素朴で、マオリらしい日常的な雰囲気のＣＤを探していたんですがこれはこれで最初の１枚にしてはいい選択だったんではないでしょうか（笑）歌詞カードが付いていないため残念ながら歌うことはできませんが（笑）思わず口ずさみたくなるような歌がたくさん入っています。いつかこの歌さら～っと歌ってみたいなぁ。そして、この歌が一番のオススメ。残念ながらKiriの歌ってるこの曲は探せませんでしたがマオリのショーで歌われていたのと同じ雰囲気のものよかったら見てください^^とってもすてきな恋の歌です。しばらくは私のヘビーローテーになること間違いなしです（笑）♪Po Karekare ana♪あ～っ、癒される…。べーやんさん、私やっぱり前世は…（爆）

  2006.11.20

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  アオテアロア～白く長く雲のたなびく地

  ニュージーランドにマオリの人達が入植してきた当時マオリの言葉で『アオテアロア』（白く長く雲のたなびく地）ととっても美しい名前で呼んでいたそうです。その名のとおり、最初に空港に降り立った時空や雲がとっても印象的でした。空が高いんです。空気も澄み、雲がたくさんだけど淀んでいない…いつまでも空を眺め、深呼吸したくなくなるようなそんな感じです。 色んな国に行くと、その国、場所でニオイも違います。それによってそこの第一印象も違ってきますよね。ここ、ＮＺは土の香りがしました。空港の周りが牧草地帯のようなひろ～い場所のせいもあるかと思いますが…。北海道の景色にも似ているようです。南の島やオーストラリアのようにくっきり鮮明なお日様の下という印象ではありませんが自然がとっても美しく、心地がよい、そしてどこか懐かしいようなここＮＺはそんな雰囲気です。日本から約11時間。9000Ｋｍ離れた海のむこうにこんな風に感じることが出来る国があったことがとっても不思議。白く長い雲がたなびく地。昔マオリの人々が見た同じ空と雲がどこまでもどこまでも続いていました。ここでまたひとつ…大好きな場所が増えました。あたらしいお気に入りの場所を見つけるたびこのお仕事をしててよかった…と思います。

  2006.11.20

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• サザエでございまぁす。

  今日は久々、のんびりした休日。朝から先日のお仕事の報告書とかちょこちょこ…こんどのお仕事の準備や打合せ関係をちょこちょこ…そんなかんじでした。外も昨日に比べたら暖かく上着１枚いらないかんじ。なんだか気分的に軽くって『ららら～♪』なかんじでお出かけしました。散歩がてら図書館や郵便局に行き用事を済ませその後コンビニに寄りました。とくにあてもなくぷらぷら…たまにコンビニの陳列を真剣にみてみるといろんな新商品がならんでてとっても興味深いです。今日みた駄菓子コーナー。鱈を薄くスナック状にしたものその名も『タラタラすんじゃね～っ』うける☆駄菓子のネーミングってなんでこんなにコテコテなんでしょうね（爆）そこでお目当てのもの（お菓子ですが…）を見つけレジへと行きました。（タラタラ…ではないですよ・笑）そこで『はっ！』と気づく…。お財布わすれました…。がっくり。またサザエやってしまいました。店員さんにあやまってお店を後にするとこんどは雲行きがあやしい。風も強くなってきてみるみる間に暗雲が…。降りはじめてしまいました。ほんと、とほほなキブン。おっかしいなぁ…今日の朝の占いNo.1だったのに。出だしの鼻歌キブンは一気に深い深い谷底へと落ちてしまいました。雨に濡れた時ってどうしてこんなに『しょんぼり』ってキブンになってしまうんでしょう（笑）なんだかなぁ…。ま、明日はいいことあるさ。

  2006.11.14

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  長崎のお話。

  長崎市内の景色。昼と夜を比べてみました。夜はさすが！日本三大夜景の名勝に数えられるだけありとってもきれいでした。長崎市内は山にかこまれたすり鉢状(?)の地形にあり平地が少ないその土地に街の大部分が集中してしまったそうです。だからお墓などは斜面に建てられ、それでも尚、住む土地が足りないということでその上にも人が住むようになったらしいです。だから山の上から見下ろせば斜面も平地もびっしり建物やお墓に覆われている景色が見えました。この地形のお陰で、原爆の被害にあったとき投下地点の反対側の山の斜面にいた人たちは大勢助かったそうです。学校行事で長崎や広島を訪れると必ずあるのが『平和学習』今回も例外なく慰霊碑訪問と原爆講話がありました。今回講話をしてくださったのは実際長崎原爆を体験なさったおじいさん。ご自分の体験談やそのときの光景などわかりやすく、でもありのままお話してくださいました。生徒達が途中退屈しないようにとシビアなお話の中に少し冗談も交え、どんどんお話に引き込まれて行く感じでした。おじいさんは、当時大けが（火傷）を負いながらも仲間と励まし合い、６キロある山道を家へと帰って行かれたそうです。その後、生死をさまよい、やっとの事で生き延びでも今度はやけどの後遺症、周囲の目で随分苦しんだことをお話してくださいました。内容は想像を絶するもので、実際自分がおじいさんだったらと思うと胸が苦しくとってもつらいものでした。原爆の様子のお話はもちろんですが中でも印象に残ったのはおじいさんを支えたお母様の存在。おじいさんは毎日、火傷でただれたご自分の顔を見て嘆き落ち込んで大泣きしていたそうです。でも、お母様は黙って何も言わなかったそうです。そしておじいさんが泣き疲れた頃お母様が言われたそうです。『泣きたいだけ泣いて気の済んだね？　それでもまだ泣き足りんやったら　今度は母ちゃんも一緒に泣いてやる。　でも、お前はこれからのことどげんしていけばいいか　考えたことはあるとね？』自分の息子がこんなに痛み苦しんでいるのに黙って見ていらっしゃったお母様は本当に血のにじむ思いだったでしょうね。私が想像出来る範囲では到底足りないどんな言葉にも当てはまらない思いだったと察します。真剣な目で聞いていた生徒たちの心におじいさんのお話はしっかりと響いたことだと思います。最後におじいさんは『平和が大切…この気持ちは、　一人が胸に持っているだけではなく　周りに発信してください。』という言葉でお話を締めくくられました。大人になって観光で訪れてもこのような経験はなかなか出来ません。心に響く貴重な体験を生徒達と出来たことに感謝です。今回も大きな怪我や病人もおらず 楽しく生徒と過ごすことが出来ました。 見た目『えっ?!』って子も 話をするととっても素直でおとなしい子だったり… すっごい格好してみたりして きっと何か主張したいんでしょうね。 今過剰なくらいに中高生の遺書や自殺で騒がれています。 そのことが旅行中も話題にのぼり、 集会で例の『死なないで！』ってメッセージを 伝えてたりしとっても緊迫した雰囲気がありました。 表面上はわかんなくても、 この中にも上手く自分が表現出来なかったり 誰かに手をさしのべて欲しかったり 色んな思いを抱えてる子がいるんでしょうね。もしかしたら今まさに悩み苦しみ、自らの命を絶つことを考えている子もいるかもしれません。でも死ぬことってそんなに簡単なことではないはず。だれだって死ぬのは怖いし、死んで周りが悲しむことはやっぱり本人もつらいはず。自殺する勇気(?)がもてるのだから何だって出来るんじゃないかしら…と思います。そんな勇気があれば、ほんと、怖いモノなしだと思います。でも実際は…その辛さから逃れる為に『死ぬこと』への選択が勝ってしまういう悲しい結末になってしまうんですね。きっと抜け道はあるはずと思うんですが具体的な明るさが見えずこの関連のニュースを耳にするたびやりきれない思いでいっぱいです。今日のこの日の講話が確実に生徒達に響き、命の大切さ、親のありがたさを感じとって前向きに進んでいってほしいですね。そんなこんなで３泊４日 長崎方面出張おしまい。 毎度ながら笑いあり、考えることあり、出会いあり。 実りの多いお仕事でした。

  2006.11.13

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