久しぶりの四国遍路一人歩き
二年ぶりに、一人歩き?の四国遍路に出ました。「なぜ四国遍路にでるか?」実はよくわかりません。さて、先日、所属する仏教会で、昨年に引き続き四国遍路の企画が出されました。その時の話です。昨年の1番から~7番までの集団の歩き遍路では気象条件もあってみんなバテバテ灼熱の四国遍路!灼熱の四国遍路!2 灼熱の四国遍路!3灼熱の四国遍路!4その経験を踏まえて、ある方が言われました。「11番~12番の遍路転がしに行くには、みんな、もう少し鍛えないと無理って、N僧正が言ってましたよ」N僧正は四国遍路経験者にして、登山のスペシャリスト。確かに、あの状態を見たら、もう少し鍛えないとというのは事実かもしれません。以前も申し上げましたが、歩きの四国遍路のサイトに「四国遍路はまず体つくりから」と書いてあるくらいです。「元気な人でないと歩いてお参り出来ない」ともいいます。本当にそうだろうか?四国遍路の目的はなんでしょう?歩くことが目的ならば確かにもう少し鍛えてからお参りするというのが本当かもしれません。ただ、四国遍路はお参りが目的です。「歩くのが目的では無い」これだけは声を大にして言いたいところです。一昨年は1番~3番、11番、12番、18番~70番が終わっています。残りは4番~10番、71番~88番しかし、一昨年と同じように、なかなかずるずると出発できません。(*^_^*)四国遍路の準備段階と出発前夜まで重い腰を上げて13番へ向かったのは6月8日の朝です。奇しくも、一昨年と同じように雨模様(*^_^*)体力不足でリタイヤした恐怖がよみがえります。見えない現実ー番外霊場櫛渕八幡神社の巻立ちはだかる壁ー20番札所鶴林寺の巻本来ならば、70番~の遠隔地からお参り始めて、近隣はすき間の日にでもお参りすべきですが、一番安易な13番~17番を選んでしまいました(*^_^*)13番札所に9時ごろ到着します。おお~納経帳とお鈴を忘れました(;一_一)取りに帰るのもねえ?境内は閑散としています。お参りを終えて、隣の一宮神社へ参ります。この一宮神社が江戸時代の本札所です。この橋登れます???(*^_^*)この橋の脇に「このはしわたるべからず」と書いておいたら一休さんはどうしますかね?(*^_^*)雨がパラパラする中を14番札所へ向います。途中で歩きのお遍路さんに追いつきます。足を痛めているようで、ゆっくり歩いています。お先と声を掛けて14番へ札所では先にお参りしている人がいます。みると、納め札入れと思われる入れ物に錦の札をたくさん指してます。「わざわざ見えるようにしているってどうよ(*^_^*)」ちょっと説明しますと、納め札はお参りしている回数によって、色を変えている人がいます。目安としては一回~四回 白五回~八回 緑九回~一四回 赤一五回~二四回 銀二五回~四九回 金五〇回~ 錦 (三人文殊基準)お大師さんには何色でも関係ないのですが、「錦」とか「金」とか何回も回った人の納め札は功徳があると思われて、札所の納め札入れを探し回る人もいます。そういうことで、私は通常は白を使っていますが、お接待をいただいた時にお礼に返す分として「赤札」を持ってます。先ほど追い越したお遍路さんに会いました。荷物を持ったまま足を引きずって本堂へ向かおうとしていたので、「荷物置いて少し休んではどうですか?」「ありがとうございます。一番から来たんですか?」「いえ、スポットで・・・」「お坊さんですか?」「ええ、まあ」どうも、声を掛けられると返答に困りますね(*^_^*)14番から15番へ向かう途中の八祖大師派手ですね(*^_^*)15番では、お参りしていると、バイクに乗ったお遍路さん?が来ました。見ていると、本堂に納め札を入れて、大師堂に納め札を入れて・・・お参りしないで・・・そのまま納経所へ向かいます(@_@;)その後、車に乗った二人連れが来ましたが・・・同じくお参りしないで納経所へ(@_@;)こういうのもねえ~(*^_^*)ところで、こんな立て札があります。「境内での托鉢を禁止します」免許証持ってたらどうよ(*^^)v(私の托鉢免許証です)15番から16番へ向かう道は変わってしまいました。昔は両側に田畑が広がる農村地帯のまっすぐの一本道を進んだ記憶があったんですが・・・こんな道が出来ています(@_@;)こんな道いらんやろ~16番では先達らしい人に声を掛けられました。「歩きのお遍路さん?」「ええ、まあ、一応」「どっから来たの?」「徳島市内ですけど・・・」「・・・」話が止まってしまいましたね(*^_^*)17番札所についたのはお昼前。想定よりより早い(*^_^*)17番札所をお参りして戻る途中に、遍路石を見つけました。「18番まで17,7キロ」意外に18番まで近いんですね(*^_^*)次回は翌日の4番~10番までです。人気ブログランキングに参加しています。クリックよろしくお願いします。 ↓