中島たい子著 『パリのキッチンで四角いバゲットを焼きながら』
☆毛玉のついたセーターでも、なぜかおしゃれ。掃除は週1なのに、なぜか雰囲気のいいお部屋。手間をかけないのに、驚くほどおいしいお料理。30代……そして40代、これからの人生ちょっと不安だったけど、フランスでお手本にしたい憧れの女性を見つけた!ほどほどが、軽やかでいい――パリ郊外で叔母ロズリーヌが教えてくれた、フランス流・毎日を楽しむ「風通しのいい」暮らし方。☆著者の、フランス人の叔母がとてもステキな人で、このエッセイには、叔母さんから学んだフランス流の気取らない暮らし方について、さまざま書かれています。子どもの頃一家を訪ねたとき、近くの森で木イチゴを採りジャムを作った話。西洋の児童文学によく登場する、森の木イチゴ! これがいちばん羨ましい。