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宇治の茶まつり

気温22～25℃。午後から雨。弱い雨が降り続き累加雨量は今のところ14mm。宇治茶まつり午前中は茶まつりに行って来た。どんな祭かというと…残念ながらカメラを持って行ってなかったので詳しくは公式ページ「宇治茶まつり」とかお茶屋さんのサイト「宇治茶まつり」へどうぞ。上のサイトを見てもらうとわかると思うけど大盛り上がりするような祭というよりも儀式が中心のいたって静かな感じの祭。お茶の業者や生産者、茶道の人たちが正装して儀式をしたりする。着物を着た人が多い。で一般人はというと儀式を眺めたり、あるいは宇治川の中洲の塔の島というところで利き茶的なことをしたりする。平等院の参道にはお茶屋さんがたくさんあってそこでお茶を振舞われたりとか。僕は地元民なので返ってあまり足を運んだことはない。ここら辺は子供のころからの遊び場でもあったしわざわざ祭のために行くということはあまりない。今回は実はチャレンジショップが開催されていて（僕は今回参加していない）最近お世話になっている出店者さんに差し入れしようと思って10数年ぶりに会場にいってきたわけだ。茶団子を買って持っていったのだけど雨の予報が出ていたのでキャンセルされたらしく差し入れしようと思っていた人はいなかったのが残念だった。まあそれでも知っている人たちばかりなので「今日の調子はどうですか？」みたいなことから始まっていろいろしゃべって返ってきた。ちなみに茶団子は「能登椽稲房安兼」がおすすめ。祖父母の代からずっとここが定番。この店の向かいには「山田園茶舗」というお店がありここには僕の祖母の実家の茶畑から茶葉を納入していた。話がそれたついでに茶まつりの会場となっている興聖寺は紅葉がとても綺麗なので機会があったら是非訪れて欲しい場所であったりする。そんなこんなで今日はOFFになってしまった。タマネギはまだ発芽せず…。こりゃ蒔き直すしかないみたいだなぁ。

October 3, 2010

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雨

気温21～24℃。雨は午後から現在まで15mm。案外降らなかった。一時予報では12mm/hとなっていたのでびくびくしていた。今日は午前中は販売用野菜の収穫。午後は雨の降り出すころに墓参り。今日はそれだけ。あとは読書と昨日のワールドカップの復習（というか久しぶりにTVを見ていたらそれしかやっていなかった）。それよりも僕自身ははやぶさの帰還のほうが興味があってそれ関連のネットを見てすごす。それの連想（科学関連？）で、昨日のフィボナッチ数とかの話題できっとつまらないだろうと思っていたのだけどアクセス数が多かったようだ。直接野菜生産にかかわるということでもないんだろうけど、周辺知識として知るのが楽しい。天候にしてもそんなきっかけだった。とりとめのない日記になってしまった。とにかく梅雨に突入してしまった今、小麦の脱穀をどうするか、が問題。2,3日間程度雨のない日が続いてくれればなんとか…。

June 15, 2010

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次回のチャレンジショップ

書くのを忘れていた…。今わかっている範囲でのチャレンジショップの予定11月1日（日）　　　　宇治橋通り商店街11月3日（火・祝）　　六地蔵ふれあいまつり　イトーヨーカ堂駐車場11月22日（日）　　　宇治橋通り商店街このうち僕が出店予定なのは11月3日と22日。11月1日のはパス。いつもは六地蔵のほうには出ないのだけど、ためしに場所を替えてやってみようと。お客さんの層なども違うかもしれないし。おそらく常連さんもいないだろうし、いつも買ってくれるほかの出店者さんたちもすくないだろうからまったくどうなるか予想できない。逆に新しいかたがたに知り合えたりするかもしれない。もしお近くのかたがいらしたら是非覗きに来てください。

October 24, 2009

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アワを収穫してみたけど

最高気温28℃。最低気温16℃。かなり涼しいはずだけどやはりまだ日差しは厳しい。乾燥注意報も解除されない。アワを収穫してみたが、収穫といえるのか…。ほとんど鳥に食べられている…。本来は真ん中より少し上の穂のように赤くなっているはずなのだけど9割ぐらいが実の付根だけ。まあ鳥害対策に手が回らなかったのでしかたないといえばしかたない。起こるべくして起こった失敗だなぁ。雑草もひどかったし。うーん、アワは僕の畑では時期尚早だったかもしれない。もう少し草の勢いを衰えさせて余裕が出来たらもう一度挑戦しよう。これならあえて麦を春播きして完全に緑肥と割り切って作ったほうが良いかもしれない。あるいは夏に密植して日陰を作ってくれる陸稲なんか面白いかも。晩秋から初夏にかけて麦を作って春夏雑草を抑制する麦と、春から秋にかけて陸稲を作って夏雑草の勢いを殺すというのは効果的かも。あるいはサツマイモの作付けをもっと広げるのも良いか…。要はあまり手間がかからず雑草を抑えて、ある程度収穫を得るような作物。そういうのないかなぁ。ということでアワの収穫はあきらめてそこに生えた雑草も含めて堆肥か何かにするつもり。ひとりばえのディルにくっついたアゲハチョウの卵。セリ科が大好きなアゲハチョウの幼虫。芽の生え始めたニンジンに付けられるよりよほどましなのでこのままにしておこう。ブログをはじめてから、幼虫とかいろいろな写真を撮っているけど、こういうのは小学生の観察日記のようだ。今やるととても楽しいのだけど小学生のときはどうだったろう？案外楽しんでいたような記憶がある。

September 10, 2009

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種まきとヒバリ

長いので別エントリーで…ミニハクサイとラディッシュとルッコラの種まきミニハクサイは↓これ【生育日数：50日】　　【平均重量：0.6kg】球重600gのミニハクサイ！黄芯で極早生！お黄にいり　はくさい【春　秋まき・野菜のたね】普通のハクサイは育苗中だけどこちらは直播き。狭いスペースでたくさん採れるし、買う人にとっても半切れや4つ切りで買うより、小さいけど丸ごと買ったほうがいいような気がするので今年から作ってみることにした。あとラディッシュとルッコラはいつもの通り、ほかの野菜の畝に混植。他の野菜が育つころには収穫しているはずなのでどこでも作れる。前のエントリーの気持ち悪い写真のあとはさわやかにこんなのを。多分ヒバリだと思うんだけど、どうも草原化してしまった僕の畑に住み着いてるらしい。最近畑の中の同じ場所でよく見かける。休耕地にはよくいるけど僕の畑も休耕地なみの激しい雑草と証明されたようなものだから少しうれしいような悲しいような。

September 6, 2009

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ダイコンとタマネギの種まき

最高気温33℃。猛暑日ほどじゃないけど久しぶりにじりじり焼かれるような暑さ。あいかわらず雨はない。ダイコン種まき今回はミラノ大根。紫色の綺麗なダイコン。スライスして浅漬けでも良いし、大根おろしにすると綺麗な色合いで面白い。ミラノ大根は結構種が高いので自家採取したのを蒔いてみた。アブラナ科は市販のものはほとんどが交配種なので、形質が2代目でも出るとは限らない。中には変なものも出てくるとは思うけどそれもまた面白い。数年前に自家採取したカブの種を蒔いたことがあったけど、カブはちゃんと太っているのに葉っぱがミズナとか、ミズナのような葉っぱでカブも太らないとか（ただのでかいミズナ）、長いのとか色のついたのとか何が出るかわからない。念のため市販のも蒔く予定だけど、数年選抜し続けていこうと思う。できれば固定してくれるとありがたい。タマネギ種まき近所のベテラン農家さんによるとうちの地域では彼岸ごろにまくのがベストらしい。だけどいつも育苗を失敗するので不安に駆られて蒔いてしまった。タマネギは保存の効く野菜なのでもう一度蒔いてたくさん作っても良いやと。普通のタマネギは知り合いの農家さんに苗を分けてもらえるという話なので、今回僕が蒔いたのは赤タマネギと小タマネギ。こういうの↓紫細長玉【イタリアの野菜の種】　オニオン　ロッサ　ルンガ　ディ　フィレンチェ【イタリアの野菜の種】　オニオン　ボレッターナ赤いのはここ2年ほど続けて少しだけ育てていたけど、癖とか辛味もないのでサラダにしたらとてもおいしい。今年はたくさん作ってみようと思っている。小タマネギのほうは普通の白い小玉じゃ面白くないので、形が変わっていておいしそうなのを選んでみた。イタリア野菜は名前がとても長い。ちなみに売るときはイタリア赤タマネギとか適当に名前をつけている。しかしタマネギの育苗はなんか難しい。いつも半分くらいは消えてしまう。今年こそはと思っているのだけど、先ほど書いたように早すぎる播種は最期の収穫期にトウ立ちさせてしまう危険がある。地主のO氏にもやっぱり早いよと言われてしまったが、まあ楽天的に考えよう。もう一度播種してもいいし。今日も写真を忘れてしまった。早くもブロッコリーなどに青虫がつき始めている。明日ストチュウを撒布することにしよう。

September 5, 2009

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畝作り

午前中は晴れ。最高気温は32℃で最低気温は22℃。寒暖差はかなりある。草刈りと潅水は日常業務。その合間に施肥や害虫予防のストチュウなどを噴霧したりしている。きょうはこれといって書くこともないのだけど、まだまだこれから種を蒔いたり植えつけたりしないといけないので畝を作っておくことにした。機械でやればいいのだけど耕運機にアタッチメントをつけて溝を切っていくとどうもまっすぐ行かなかったり、溝の幅が狭いのが気になってしまうので最近は鋤簾で行っている。だいたい長さ10mの畝を幅120cmで切っていく。そのうち通路は30cmぐらいなので植え床は90cmぐらいになる。作業的には通路はもっと広いほうが良いけど、これ以上広いと除草がかなり手間になることがわかった。通路に草が多少生えてもまあいいやで放っておくと、今年のように雨の多いときには一気に伸びて畝の上まで覆いかぶさってくる。通路が狭いと油断しなくなるというわけだ。この前レーキの柄を折ってしまったので平らにならすのが面倒だ。はやく直さないと。

September 4, 2009

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ワタその後

さいわい僕の地域には心配していた大雨は降らず曇りのち晴れ。気温は33℃。湿度は高くむし暑い。ワタのその後あ、その後を見る前にその前。これはワタのつぼみ。日没後に撮ったのであまり鮮明じゃない写真になった。またいずれ撮り直す。こちらが「その後」開花後数日のワタの実。うっすらと実にすじがついているけど、ここからいずれはじけて綿帽子になる。スイカの収穫を急遽行った。昨日まではなんともなかったスイカだけど、今日見てみたら実の一部が腐り始めていた。やはりここ何週間か水分を吸いすぎたようだ。味もまあまあおいしかったんだけどやはり乾燥していなかった分すこししまりのない味になっている。もともと砂漠に生えているような植物なので多少乾燥気味に育てたほうが濃厚な味になるのだと思う。今年はどうもキュウリ以外のウリ科は雨にたたられているようだ。まあでもそこそこおいしかったから良いか…。

August 11, 2009

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シソジュース

朝は少し曇っていたが午後からは晴れ。これが昨日であればと思うけど天候はままならない。大雨の後一日あけたけど一部まだ水が引かない部分が残っている。作物的にも多少影響が出始めている。トマトは裂果が増えているし、シシトウ、ヒマワリは少し根が傷んだようで葉をだらりとさせてしまった。ご覧の通りヒマワリの葉が垂れ下がっている。畑の南西側は水の引きが遅く、一部まだ水溜りもある。根腐れを心配していたスイカ、メロンなどのウリ類はさいわい無事だったようだけど、水分過多なのは確かなので見守る必要がある。せめて少しでも雑草を減らして蒸れるのを防ごうというわけで、水の引いた部分からスパイダーモアを入れて草刈。やっぱり楽。ただチップソーのほうが手元の操作で刈ったり刈らなかったりの選択が出来るなと思う。つまり作物の株ぎりぎりまで刈れる。モアはある程度の広さを楽に刈れるというのが良いところだし、こういうのって一長一短。両方持っている人は使い分ければ良いだけの話か。父も試しに運転したけど、畝の上まで刈ってしまってショウガを切り飛ばしてしまった。やってしまったことは仕方ない。シソジュースお客さんが梅干を漬けるためにほとんど刈り取ってしまった赤ジソがたくましく再び脇芽をたくさん出してきたので、今度は自分ち用の梅干とシソジュースのために収穫。シソジュースは意外と簡単に出来ておいしいので毎年作っている。今年は砂糖の代わりに甘味はすべてステビアで代用することにした。レシピとしては…シソの量は適当に枝でバケツ半分ぐらい。葉っぱを取る（茎が残ってもかまわない）。ステビアはバケツ4分の1ぐらい。これも茎が残ってもかまわないので葉っぱをざっと落とす。シソとステビアを洗って水を切る。2リットルぐらいのお湯で煮る。30分ぐらい。アクをとる。味を見て甘味を調節する。ステビアがたくさんあるのでステビアを足したけど、ここは砂糖を使ったほうが便利かな。クエン酸を入れる。2リットルに対して30gぐらい。また味を見て調節。どうせ薄めて飲むのでちょっと甘すぎるなという感じでOK。冷まして、ペットボトルなどに布でこしながら入れて保存。大雑把だけどこれで結構おいしいのが出来てしまうから不思議。クエン酸を入れると、濃い青紫の煮汁が赤紫に変わるのが楽しい。クエン酸がなければ酢でも良い。クエン酸は薬局で売っているけど僕の場合はこのほかに、鮮度保持剤としても使うし、殺菌剤として作物に葉面散布もするので通信販売で食品添加用のを1kgづつ買っている。今回ステビアを使ったのでカロリーは低いけど、砂糖を使ったほうが保存はきくと思う。30分も煮ているしクエン酸も入れるしステビアも抗酸化作用を持っているしまあ何週間かは持つだろう。ただこんな大雑把じゃわからないと思うので「月刊現代農業2006年8月号　目指せ　究極のシソジュース」を参照のこと。スポーツ選手なんかもバテるとクエン酸の結晶をなめたりするらしい。僕もシソジュースを飲むと心なしか疲れが取れるような気がしないでもない。そういう意味では多少糖分もあったほうがいいなと今気づいた。

July 23, 2009

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ヒマワリを食べるカナブン

最高気温33℃。このぐらいの気温になってくると一日の半分ほど作業した後いったん家に戻ってシャワーか何かで体をいったん冷やさないと耐えられない。ヒマワリにカナブン先日カナブンがヒマワリの花びらを食べているという話を書いたが、このカナブンそれだけじゃなかった。ごらんのようになんと実を食べていたのだ。よく見ると葉っぱもがくもかじった後がある。結構悪さをする虫だった。いつもはバジルに群がっているのだけど、こっちのほうがおいしいらしい。ひとつの花に2,3匹いることもある。これだけ植えているし、硬くなってきた実は食べられないみたいなので全滅することはないだろうけど、ちょっと腹が立つ。これから見つけたら駆除するようにしよう。有機物マルチしているので、カナブンの幼虫にとってはかなりすごしやすい畑になっていることはわかっていたのだけど、大発生と言っても良いかも知れない。ミツバチもたくさんいるので木酢などは使いたくないし面倒だけど手で取って潰すことにした。あとは鳥さん達に期待。まだまだ畑全体の生態系バランスが取れるところまではいかないな。モチアワの中耕と除草除草もやっとモチアワの順番がやってきた。ほとんどメヒシバ、オヒシバに埋もれているのだけど少しづつやっていくことに。今日のように晴れていると必要なものには水遣りをしないといけないけど、畑は乾いて来るので除草作業はやりやすい。雑草の根も乾きが早いので再び根付くことも少なくなってくる。モチアワも強い植物で一歩間違えれば雑草と同じ。だからいくら草に埋もれていても負けるということはまずないけど分けつが少なくなってしまった。これから持ち直してくれれば良いけど…。

July 13, 2009

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サトイモ土寄せと有機物マルチ

今日は時おり晴れていたのだけど最高気温は30℃に達せず。明日は前線が近くに来るので雨が降る予想だけど、もうあと一週もすれば梅雨が明けるだろう。セミもだんだん増えてきた。サトイモの土寄せと有機物マルチというわけで梅雨明け後の乾燥期が来る前にサトイモに最後の土寄せと有機物マルチを行った。ここも少し前に一度土寄せしたときに雑草をとったはずなのだけどすでに10cm前後の雑草で覆われている。多少の雑草は乾燥防止にもなるけど乾燥期ともなるとその程度では土の乾燥を防げない。雑草の上から肥料をやって草を削りながら肥料と土を混ぜつつ土を寄せていく。こうすれば2工程を一回で済ませられる。でその後鴨糞をたっぷりと敷いていく。厚さ10cmぐらい。通路にも同様にしておく。このぐらいやっておけば相当日照りが続かない限りは水分が保てるし草も生えないと思う。本来サトイモは田んぼのようにいつも水のあるところに植えるものなのでこれでも少し心配で潅水も頻繁に行ったほうが良いだろう。イモといえば遅ればせながらダンシャク芋を掘ってみたのだけど結構良い出来だった。芋の数はそれほど多くないけれど一つ一つが大きい。肌もまずまず綺麗。芽が出るのが遅くてかなり心配していたけど結果的に良かった。ヒマワリ。3分の1ぐらい花がうなだれてきた。夏休みまで持つかと思っていたけどぎりぎりかもしれない。相変わらずここに来るミツバチは多い。ほかにカナブンも蜜を吸いに来るのだけど花びらもむしゃむしゃ食べる。花びらより蜜を吸ったほうが栄養が高いと思うのだけどどうして花びらなんか食べるのだろう。後は今日ミニメロンの初物が採れた。放任栽培だけど甘い。

July 11, 2009

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地元でタダor格安で手に入る資材　その２

地元でタダor格安で手に入る資材　その２以前のエントリーその１　序２、鴨の敷料近所では通称「鴨糞」とよばれている。まず鴨の敷料とはどんなものかを改めて説明すると、鴨の鶏舎の床に敷いてあるオガクズのこと。ウシなどなら敷料はわらとかだけど鴨の場合はオガクズが良いらしい。これは鴨の糞を吸い取って悪臭を抑えたり病気を防ぐために敷いてるらしい。業者さんはこれを何週間だったかに一度廃棄して新しいオガクズを敷きなおす。業者によると数万羽飼っているということでこの廃棄物も膨大になるそうで、普段は金を払って処理しているらしい。だから農家が使ってくれるならただでどうぞというわけだ。僕が入手している鴨の敷料は隣の市にある食肉用の合鴨屋さんからもらう。近所でも数軒の農家と貸農園が導入している。大体1回に2tダンプをかさ上げして目いっぱい運んでくるので8～10立方メートルぐらいだろう。材質としてはオガクズと鴨の生糞ということになる。90%以上はオガクズ。糞は形としては見えずオガクズにしみこんでいるようだ。意外と匂いは少ないのだけど、これを山と積んだまま数日放置しておくと発酵し始めて強烈なアンモニア臭がする。まあということは少し強いアルカリ性になっているんだろう。このアンモニア臭は山の中心部分だけが強烈なのでかき回したりしない限りは周囲にそれほど迷惑にはなっていないと思う。これを主に有機物マルチと堆肥に使う。－－－有機物マルチとしての使い勝手剪定枝チップよりは軽いため表面のオガクズが強風で散乱してしまう。水分の保持能力は高いが塊のまま乾燥するとくっついて食パンぐらいの大きさの板のようになる。塊のままでまた濡れると今度はなかなか乾かない。糞が混じっているため肥料分は剪定枝チップと比べて多く含まれるが、有機物マルチとしては剪定枝チップのほうが使いやすいのではないかと思う。ということもあって僕の場合土の上にまず鴨の敷料、その上に剪定枝チップを敷いてサンドウィッチのようにマルチングしている。この2つのマルチ資材で将来は不耕起減肥料栽培に移行しようと思っている。マルチとして薄く敷いた場合には鴨の糞の成分はおそらく数回の雨でほぼ土中に流れ出していると思う。今までもらってきたばかりの物を作物の株元の周りに敷いても発酵前の鶏糞などと違って成長に悪影響は見られなかった。ただ、土着菌の繁殖は剪定枝のほうが圧倒的に繁殖しやすい環境にあるらしい。なので剪定枝チップとサンドイッチしたマルチングは後付ながら良かったのかもしれない。アンモニア臭については散布直後にはあるものの少なくとも1日経てばほぼ消える。雑草の抑制ということでは、どんな有機物マルチでもそうなんだけど厚さが最低5cmは必要だろうと思う。5cm以上あればイネ科雑草はほとんど抑えることができる。ただ広葉雑草や地下茎で増えるような雑草は5cm程度の厚さは平気で突破してくる。ただそうして生えてきた雑草は、徒長しているのと同じなので初期のうちならば、裸地に生えたときよりも比較的手でも除草しやすい。単に水分保持ならば種を蒔いた後などに一握りほど薄く撒いておけば乾燥した日が数日続いても土の表面は湿ったままにしておいてくれる。－－－堆肥化する場合糞混じりのオガクズを半年～1年ぐらい野ざらしで山積みしておくと体積が半分ぐらいになり色が濃い茶色に変わって堆肥になる。周囲の農家の使い方はほとんどこれだ。僕もマルチし終わったら堆肥化しようと思っているのだけど、何か菌体肥料と他の有機物を混ぜてできるだけ好気発酵させたほうが良いかな。ただ米糠などを混ぜるにしても分量が分量なだけに相当の重労働になりそう。ユンボかなにかあればいいんだけど。－－－そのまま漉き込みという方法もある。しかし生糞が混じっていることもあってあまりたくさん漉き込むとガスや害虫が発生する可能性がある。しかし周囲の農家をみていると、僕の見た感じではまだ完全にオガクズが分解し終わっていなくても土に混ぜているので、大丈夫かなと思うこともあるけど、特にこれのせいで被害が出たなんてことも聞かない。薄く土が隠れる程度に撒いてから漉き込んでいるのでたいした影響もないのだろうと思う。比較的畑が空いている冬季に少量空きこんでおくのが良いか...。その他には焼くという手があるかもしれない。薫炭のようにすれば良いかも。鶏糞を焼いた灰の肥料もあることだし。でも住宅街にも近いので無理か。－－－全体的な印象序で挙げた資材のなかでは一番安価（タダ）で大量に手に入る資材。なのでいろんなところで使わせてもらっている。重宝な資材といえると思う。これがなければ今頃はすでに畝間などは雑草だらけになっていたはず。

May 7, 2009

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マジョラム植え替え

一日中お日様がでて風も弱くてぽかぽか陽気というのはこういう日だろう。最高気温は15℃。最低2℃。マジョラムの植え替え昨日のチャレンジショップで残っていた赤大根が全部売れたので、その横に少しだけ植わっていたスイートマジョラムを植え替えて畝を空けることにした。こんもりと盆栽のようになっている。植え替えといってもいたって乱暴で、あらかじめ植え替え場所に穴を土木作業用のスコップで掘っておいて、同じスコップでマジョラムを芋ほりのように根と土ごと掘りあげて穴に放り込む。シソ科の多年草はこんな風にしてもまったくへこたれない。というかこのほうが根も傷めない。で、水をたっぷり。終わり。マジョラムは少しきついと思えるぐらい良いにおいのハーブで、たまにざくざく切って束ねてお風呂に入れたりする。剪定していると通りがかった人が良いにおいがするとつぶやくぐらい香る。ポピー？その後先日の日記で書いたオレンジ色の花、多分ポピーは今日見たらもう花びらを落としていた（写真左）。でその近くには別のポピーのつぼみができていた（右）。不思議なカラシナ種をマスタードにしようと思って育てていたカラシナは今が花盛り。なんだけどよく観察してみると花のしたの枝に不思議なものが…。写真でわかるかな？花の近くの枝に透明な樹液のようなものが出ているのだ。触るとねばねばする。わからないので、ちょうど近くにいた年の離れた友人M氏に聞いてみたが、こんなものははじめて見たという答え。虫の卵というわけでもないし、病気らしくもない。…ためしに舐めてみた。甘い。蜜？ミツバチとかチョウを呼び寄せるためかな？よくわからない。

March 30, 2009

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サトウキビ植付完了

今日も暑かった。最高気温22℃で午後から乾燥注意報。だけど明日の明け方ごろから一雨来る予報だ。今年初めてのミツバチを発見。気温が10℃を超えたら活動開始するはずだけど僕の畑には遅かった。まあ僕の畑は意外と花が少なかったからというのもあるだろうな。明日からまた少し寒い日がつづきそうなのでハチもまだ本格的に僕の畑には来てくれないかも。サトウキビ植付完了残りの50メートル分一気に植えつけた。苗はほぼ使い切った。サトウキビに関してはあとは鴨の敷料マルチをしておけばほぼやることはなく、5月あたりに土寄せをしてやればいいだけだ。これで春の畑の周囲の作業は3分の2は完了。残りの東側は4月ごろにヒマワリを蒔く。あとは暇を見つけてあぜ道の草をとりつつクローバーをぱらぱら蒔く。今日パックした野菜。上左から時計回りにチコリートレヴィーゾ、赤大根、カブ、コリアンダー、ディル、長ネギ、プンタレッラ、カリフラワーロマネスコ、キンカン、エンダイブ。そういえばネギはここのところの暖かさで一気に葱坊主が出てきた。ロマネスコももう一週間持つかどうかという感じで花が膨らんできている。晩生なのでしかたないが収穫期が2週間程度というのは短すぎる。もう少し育て方を工夫しないと。

March 19, 2009

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サトウキビの植え付け

サトウキビの植え付け今日はこのほかに数日前に苗の準備をしておいた（3月5日の日記）サトウキビの植付を開始した。濡れた新聞紙にくるんでビニール袋に入れ日なたに3日おいて保温した苗。わかりにくいが少し芽が膨らんでいる。全部が全部この状態になるわけではないが気にしない。自家製苗でも8割は発芽する。畝の幅は約60cmぐらい。本当はもっと広く取る。ここに深さ15cmぐらいの植え溝をつけていく。僕の畑の場合はこういう作業の途中で石を拾わなければならないのですんなりとはいかない。次にこの溝に堆肥を施していく、去年は不安で少し油粕などを混ぜたが肥料が効きすぎたのか節間が短くなってしまったので今年は落ち葉を集めて作っておいた堆肥のみ。もともとそんなに肥料はいらない作物らしい。で堆肥を施した植え溝に少し土をかぶせるので、苗の上3cmぐらい覆土することを考えて5,6cmまで溝を埋めておく。そして苗を並べて行く。このとき注意するのは芽を横にむくように並べること。一芽だけなら上でもよいのだけど、2節以上の苗は一方を上に向けると他方の芽が下になってしまう。株間だが本当は苗と苗の間は15cmぐらい開けるのだけど僕の場合は主に防風のために植えるのでできるだけ間隔を狭めておいた。実は縦にプスっと挿す方法もあるらしいのだけどよくわからないし、基本的に今年の苗の状態はよくないので数を打てば当たる方式。遅霜の心配がある場合はマルチしておくと地温も上がり乾燥も防げるので発芽しやすいが、僕の場合はそこまで手間をかけたくないので放置。二日おきぐらいに苗の準備をしているので当分この作業は続く予定。ひととおり終わったら剪定枝チップか鴨の敷料でマルチしておこうと思っている。今年もまた小さなたけのこのような芽が突き出てくるのが待ち遠しいなあ。

March 9, 2009

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畝立て

曇り時々晴れ。昨日の雨はせいぜい5mmもなかったようだ。日がだんだん長くなってきて今日は6時ごろまで畑にいた。空きスペースの耕運と畝立て去年からの空きスペースの越冬した冬草が花を咲かせ始めたので耕すことにした。　　　　雑草たちこの時期特に多いのがスズメノカタビラ、キレハイヌガラシ、ナズナ、ホトケノザあたりだろうか。カタバミもかな。中でも厄介なのがスズメノカタビラとキレハイヌガラシだ。スズメノカタビラはイネ科らしく根のはりが旺盛で引き抜くと穴ぼこがあく。ある意味では土を耕してくれているのだけど、放っておくとびっしり芝のように生えて地面を覆うようになる。キレハイヌガラシも曲者で種でも地下茎でも増える。簡単に引き抜けるのだけれど実は長い地下茎が途中で切れただけで残った地下茎からまた生えてくる。彼らとは長い付き合いになりそうなので少し手加減して欲しい。心からそう思う。いつもどおり耕すと石拾いをしなければならないのでこの作業も時間をとる。　　　　サトウキビの畝立てサトウキビは特に畝を立てる必要もない。ただ今年から畑の真ん中あたりの南北方向に風除けのために植えることにしたので耕したついでに少し土を盛っておいた。明日から苗の準備をして少しずつ植えていく。　　　　趣味の畝立て畑の一角に趣味というか自分の楽しみのためのスペースを作ってある。ここには実験的に植えてみたハーブや野菜、衝動買いした苗、仏花などを植えることにしている。いわばユーティリティスペース。こういう楽しみがあると少々億劫なときでも畑に出ようという気分になる。今日はこの部分の畝を修復した。春本番になるとその時間もないだろうし。去年はワタなどを植えたりしたんだけど、目ざとい年の離れた友人がそれを見つけ、昔はワタの実を食べたりしたなどと意外な事も教えてもらえたりする。この年の離れた友人はこの日記にたびたび登場してくると思う。面白いご老人なのだ。鳥たちこの地方はバードウォッチング業界？では意外と知られた場所らしい。野鳥がまだたくさんいるそうだ。小さいころから住んでいるとあまり気づかないのだけどそういうことらしい。隣の田んぼにいたアオサギ。いつもは長い首を伸ばしている。サトウキビをはさんで近づいていったが少し首をすくめて警戒しているのかも。いつも写真は携帯で撮っているのでこういう大型の鳥は撮影しやすいが小さな鳥は追いかけられない。

March 4, 2009

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休耕地の復元　その2

桃の節句ということで桃の枝を撮影してみたけれど…まだつぼみのまま。本来の旧暦のころ（今月の末）なら咲いているのかもしれない。雨は断続的に降り続いている。累計10mmぐらいにはなるかもしれない。休耕地の復元　その2雨で作業もあまりなかったので以前書いた休耕地の復元の続きを書いてみる。　　　　雑草戦争一昨年の冬、そんなわけで最初の仕事は雑草の処理から始まった。まず雑草を燃やした。半分ほど燃え残った。枯れているので草刈機は使えないのでレーキでかき集めたところ雑草の小山が5つ。これも燃やす。その後その灰をまいて耕運。とりあえず雑草処理終了。雑草との戦いは大勝利を収めたかに見えたが、結局畝以外は草だらけになった。10年はびこった雑草はだてじゃない。剪定枝チップマルチや鴨の敷料マルチなど対策はしているけれど今も雑草を抜く日が続いている。　　　　石ころ戦争雑草を処理してやっと地面が見えたら、次は石。ストーンピッカーなる便利な農機があるらしいがとてつもなく高い買い物（800万円!）だ。表面の目立つ石を手で拾う。次にトラクターで耕運し、表面に出てきた石をまた拾う。せいぜい地下30cmまで土を耕すことしか出来ない。その下にも石は多いだろうがそれは無視。後は除草のときや畝立てのときさらに植え穴を掘るときなど他の作業のときにこまめに拾っていく。だからいちいち時間がかかるのだけれど…。石は雑草と違って自分で増えたりしないので敵としては与しやすい。この写真は去年の2月ごろ。上に書いたような作業をひととおり終えて畝を立ててその上に剪定枝チップを敷き始めたころ。剪定枝チップが足りない畝にはすべて黒のビニールマルチをして雑草を抑えた。またそのうち続く…

March 3, 2009

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休耕地の復元

朝から小雨。現在累計4mm。このところずっと曇りや雨が続く。日照はあまり多くない。-----時間があるので畑の紹介でも。僕の今使っている畑は親戚のものをお借りして作物を作っている。一昨年までは休耕地だった。一昨年の冬はこんな具合で草原のような状況。年一回程度除草剤と耕運を委託していたと聞いている。委託されていたのは僕もお世話になっている信頼できる人なので除草剤の濃度などに関しては心配していない。こんな状態が10年ぐらい続いていたらしい。それ以前の5年間はネギ畑、その前は田んぼだったそうだ。そのころに区画整理があって今の畑の形になった。それ以前にうちの田んぼもこの畑の一部だった。使われていないとはいえ最小限のメンテナンスはされていたので土の状態はよいほうだった。雑草の植生も複雑だったし。問題は石。以前にも言ったが僕の畑は宇治川の近くでもっと昔は小椋池の中の島。土地柄石が多い。昔から洪水は多かったろうし昭和に入ってからも何度かあったらしい。先輩農家の方に聞いてみると洪水の流れによって石の集まるところができるのでそこに当たっているという。実際石のあるところは手のひらぐらいの大きさのがゴロゴロ。ないところは指先の小石程度。で、まあそんな状態の畑を借りた。そのうち続く。

February 24, 2009

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はじめまして

はじめまして。京都府で小さな農家をやってる野菜猿人です。作業日誌みたいなものをやってみようと思っています。

February 18, 2009

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(2024-11-06 21:30:07)

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