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光の射す方へ

最近エアコンがイカレてきてポンコツに座って心拍が増えた♪とは桜井和寿の名曲、「光の射す方へ」の詩の一部である。これを「最近サイコンがイカレてきて･･･」と替え歌にすると自転車乗りの歌になる。さて、昨日は寝坊して不本意ながらあわただしい朝を送った上に残業でくたくたになって帰ってきて、しかも股間に出来物ができてしまったので、自転車に乗らなかった。われながら社会的、肉体的、あるいは生理的文脈をふまえた芸術的な言い訳である。とりあえず三日坊主は回避できたが四日で終わってしまったわけだ。ところで、坊主を越えるとどうなるのだろう？「五日枢機卿」とか「六日法王」とか「八日天台座主」とかにクラスチェンジしていくのだろうか？そんなわけで今日は、昨日以上に忙しかったが、まじめに固定ローラーで練習。ひたすらLucy in the Sky with Diamondで乗り、本もわりと読み進むことができた。『日本の歴史00』も200ページくらいまできたが、相変わらず網野節が熱くて面白い。最後に120rpmをキープする練習をして終了。三本より簡単にできた。ついでに宮尾登美子著『天璋院篤姫』を読了。来年の大河が楽しみ。固定ローラー　負荷2継続時間 1:32:26平均心拍数 121 bpm 最大心拍数 138 bpm 平均速度 25.7 km/h 最高速度 34.3 km/h 距離 39.6 km 平均ｹｲﾃﾞﾝｽ 92 rpm 最大ｹｲﾃﾞﾝｽ 125 rpm BGM:Mr.Children"1992-1995","Discovery"

今日はグランジで

だんだん仕事が落ち着いてきたようで、早く帰れた。今日も網野義彦の『「日本」とは何か』（講談社「日本の歴史00巻」）を読みながら固定ローラー。ちょっと本の内容に集中するとケイデンスが88rpmに落ちてしまうようだ。固定ローラー　負荷1継続時間 1:42:31平均心拍数 114 bpm 最大心拍数 141 bpm 平均速度 23.4 km/h 最高速度 31.6 km/h 距離 40.6 km 平均ｹｲﾃﾞﾝｽ 91 rpm 最大ｹｲﾃﾞﾝｽ 98 rpm BGM:Nirvana"Never Mind"スピッツ"サイクルヒッツ"スピッツの歌には自転車がよく出てくる。

富士チャレンジ　その一　スタート前

いよいよ今日がやってきた。3:30ごろに起きる予定だったけれど2:15ごろに目が覚める。興奮しているのかもしれない。外はけっこう雨が振っていたが、ネットで天気予報をチェックすると、すこし好転の兆しが見られた。体調はまずまず、声がまだすこし変だが、のどの痛みはまったくない。だいいち、ここまできて病気をエクスキューズにするのは格好が悪い。予定通りパスタをゆでてミートソースをかけて食べ、残ったソースをトーストですくって皿をきれいにした。あとはシリアルにバナナを入れてヨーグルトをかけて食べた。近くのコンビニで昼ごはんのおにぎりと二度目の朝食のサンドイッチを買う。家に帰り、持ち物のチェックをもう一度やるが、とくに忘れているものはなかった。山に行くときと同じでな何回確かめても何か忘れている気がする。録画しておいた世界自転車選手権の続きを見て出発予定時間まで時間をつぶした。見終わる頃には雨が上がっていた。5:05ウチを出る。コンビニに一度寄って運転中に飲むドリンクを買った。どうしてさっき買わなかったのだろう？やはり興奮しているようだ。それでも道が空いているため、5:45には富士霊園前に着いた。ある程度予想はしていたけれど、すでに渋滞していた。こんなことならさっさと出て繰ればよかった。6:15ごろに駐車場到着。ピットまで二往復して荷物と自転車を運んだ。迷った末にカメラはクルマの中に置いていった。コース試走が7:00-7:45からだったし、ドリンクの用意をしたり、補給のための準備やストレッチをしている時間を考えると、写真を撮っている暇はそんなにない。というよりも余裕がなかった。トイレをすませ、更衣室で自転車に乗る格好に着替えた。まだ寒いためにアームウォーマとニーウォーマをつけ、冬用ジャージを重ね着した。受付を済ませ、ゼッケンを受け取り、軽くストレッチしていたらもう試走時間になった。さっそくコースに出て二周してみた。第一コーナーの後の下りはアウターでまわすと60km/hくらい簡単に出る。その勢いで次の軽い登りをこなすと良いようだ。うわさに聞いていた最後の登りはイン側を走るとけっこう辛かった。ピットに戻ってくると、僕が自転車を立てかけようと思っていた壁にすでに誰かの自転車（lookのカーボンフレームでハンドルもカーボン製で翼のように扁平しているすごいヤツ。僕の自転車が少なくとも５台は買えそうな感じ）が置いてあった。スタンドを持ってくればよかったと思っても後の祭り。自分の自転車を床に寝かせておいた。程なく自転車の持ち主が戻ってきた。ランプレのジャージを着た柔和な感じの50歳くらいの男性だった。試走したコースなどについてすこし話をする。男性は企業ブースのほうに何かを買いにでかけていった。サンドイッチとバナナを食べ、アミノバイタルを飲む。走る間に食べようと思っていた蒸しパンの台紙をむいていると、「ひょっとしてベンガベンガさんですか？」と声をかけられた。･･･つなぎフェチさんだった。山岳王ジャージに身を包んだすらりとしたナイスガイだ。僕はネットでつながりのある人と会うのが初めてだったので、ちょっと緊張した。でもいろいろと教えてくださって、あれこれ話しているうちにすぐに打ち解けることができて一安心。いただいたアドバイスを頭に叩き込んでおいた。けっこう長く話していたのでスタート時間がだいぶ迫ってきた。「がんばりましょう！」と健闘を祈りあって別れた。場慣れしている人と話せたので、落ち着いてスタートを迎えることができた。ほんといろいろ助かりました。ピットの外は日がさしてきていて眩しいくらいだ。富士ヒルクラのときと同じようにケルメのジャージとアームウォーマだけの格好で走ることにした。8:30になり、選手整列が始まったので僕も早速並びに行く、先頭から20mくらい後ろでスタートを待つことになる。オープニングセレモニーが行われているのだが、周りの人がしゃべっていて全然聞こえなかった。それに僕の身長では招待選手の紹介などをしていても何も見えなかった。黙々とストレッチをしながらスタートを待った。カウントダウンが始まり9:00にスタート。一周目はローリングスタートでゆっくりいくかと思っていたら、位置取りの争いのせいか、僕にとってはけっこう速いペースで流れた。僕も流れに乗って走るよう心がける。あっという間に一周目が終わる。ラップは7:31。レース前に8:50を目標に走ろうと思っていたので、すこし驚いた。同時に「いけるかも」とも思ったけど･･･。とにかく本当のスタートだ。（競技後に撮ったマスコットのクマと金太郎）

長谷川潔展

横浜美術館で開かれている長谷川潔の作品展が、今日で最終日だったので見に行った。ナカナカすばらしい展覧会だった。長谷川潔の作品は何かのポストカードで見て一目ぼれし、一時はレゾネを買おうかと真剣に悩んだくらい好きなのである。24000円もしたのでやめたけど。さて、マニエル・ノワールで有名な長谷川さんは、いうまでもなくすごい銅版画のテクニックの持ち主である。実際彼が使った道具や銅版画板まで展示されていて、「これで刷ったのかあ」となんか生々しい感動があった。面白かったのは、展示作品がガラス板の額に入れて展示されているため、黒を基調としたメゾチント作品群を鑑賞すると、作品の中に映った自分の姿が見えるというところだった。作品のタイトルが『コップにさしたアンコリの花（過去、現在、未来）』とかだったりすると、ガラにもなく、人間いろいろと考えてしまうものである。結局芸術というものは自身を映す鏡だって誰かが言ってたような。もひとつ面白かったのは来館時にワークシートを渡されて、画を見た感想や構図についてどう思うかなど、画を見ながら書き込むことができるという鑑賞スタイルである。余計なお世話と向きも多いのだろうけれど、僕は結構ノリ気で書いてしまった。記入するとカンバッジももらえたし・・・。ミュージアムショップ横のカフェでハーブチキンサラダを食べたけれど、これがまた美味しかった。ついでに飲んだビールがうまかったのは言うまでもない。最終日だったせいか図録はソールドアウトだった。重版が決定しているということなので予約した。送られてくるのが楽しみ。

よく動いた一日

朝から自転車で約三時間走って、午後から友達ともう一個やってる運動で体を動かした。こっちは四時間ほど・・・。一日七時間もエクササイズすると流石にグッタリ。電車の中で久しぶりに寝た。ウチに帰ってまた体脂肪を図ってみたら9%になっていた。ドイツ-ブラジル戦を見ながら二度目の夕食を食べ、ミックスナッツをつまみにワインを飲んだ。