Blue Sky Complex

[自転車] カテゴリの記事

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• るろ剣追憶編でローラー

  『篤姫』を読んでから、また少し幕末熱が戻ってきたので、久しぶりに見た。本編のアニメのほうは見たことが無いけれど、この『追憶編』はまちがいなく名作だ。松蔭の説いた「狂」に突き動かされた人々の哀しい物語。それは薩長サイドと旧体制サイドを地下深くでつないでいたのかもしれない。もちろん作り手の「狂」も伝わってくる。特に美術がすごくて、背景やちょっとした小道具がいちいち美しい。固定ローラーの上でダラダラと汗を流しているのも「狂」なのかもしれない。それにしても池田秀一の声はカッコイイ。固定ローラー　負荷2LSD継続時間 1:46:30平均心拍数 126 bpm 最大心拍数 145 bpm 平均速度 25.0 km/h 最高速度 32.2 km/h 距離 44.4 km 平均ｹｲﾃﾞﾝｽ 94 rpm 最大ｹｲﾃﾞﾝｽ 101 rpmBGV:『るろうに剣心　追憶編1－4話』

  2007.02.10

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  ツール・ド・フランドルで固定ローラー

  今日はまじめに本を読まずにローラーに乗った。BGVは2005ツール・ド・フランドル。『フランダースの犬』の舞台を駆け巡るタフなクラシックレースだ。フランダースの犬と言えば、もちろんルーベンスの絵と来るわけだけど、フランドル絵画といえば、ヒエロニムス・ボッシュなんかもこの一派に属する。でもネロとパトラッシュが最期にシュールなボッシュの絵を見たりすると画的にちょっと怖い気もする。そういやネロって七つの大罪のひとつも犯していないのか。でもあのラストシーンは、森康二さんの非常に記号化されたキャラクタが、リアルなルーベンスの絵を見上げているので、ネロとパトラッシュの方が画を見ているのか、画の方がネロとパトラッシュを見ているのか、分からなくなってしまう･･･意図的な演出なのだろうか。そんなこととは関係なく、映像の中ではトップクラスのレーサーたちが底意地の悪いパヴェの上をガタガタと走っていた。パトラッシュと歩いた「よあけのみち」を。さて、明日出勤すれば、11月から続いていた週休一日の日々も終わりだ。「パトラッシュ、疲れたろう。僕も疲れたんだ。何だかとても眠いんだ。パトラッシュ…」固定ローラー　負荷2－3有酸素系インターバル継続時間 1:01:14平均心拍数 125 bpm 最大心拍数 156 bpm 平均速度 23.4 km/h 最高速度 29.9 km/h 距離 23.4 km 平均ｹｲﾃﾞﾝｽ 95 rpm 最大ｹｲﾃﾞﾝｽ 103 rpm

  2007.02.09

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  やっぱり難しい

  勘違いして桜が咲いてしまいそうな暖かい一日だった。落ち着いてきたと思っていたシノギのほうは、天気と同じように一日にしてその様相を変え、今日も残業だった。三日坊主になるのもカッコ悪いので、今日も固定ローラーで練習。アップ中は本も読めたが、やはり真剣にペダリング練習すると、一行の意味を汲み取るのに時間がかかった。そのうちそれぞれの文章の関連が分からなくなってきて、文字を追うだけになってしまった。まあ、練習内容によっては読むことも出来そうなので、もう少しやってみようと思う。インナーロウにしての腿の上下だけを意識したペダリングなどをやった。ためしに片足ペダリングをやってみたら、面白いように出来なかった。やはり三本や実走よりも落ち着いてペダリングを観察できるのが良い。いまさらながら固定ローラーを買ってよかったと思った。固定ローラー　負荷1－2ペダリング練習継続時間 1:13:26平均心拍数 117 bpm 最大心拍数 140 bpm 平均速度 24.2 km/h 最高速度 36.3 km/h 距離 29.6 km 平均ｹｲﾃﾞﾝｽ 92 rpm 最大ｹｲﾃﾞﾝｽ 145 rpm BGM:The pillows "Fool on the planet"

  2007.02.06

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  春眠暁に

  吠えるby朔太郎。いや、「暁を覚えず」by孟浩然でしたっけ。早起きして自転車に乗りに行く予定でしたが、起きたら10時ごろでした。残業＆土曜出勤の疲労の蓄積を認めないわけにはいかない日曜の朝です。それに立春ですから春眠化してもしかたありません。ウェアを用意して、ヘルメットをかぶり･･･とやっている時間が無いので今日も固定ローラーに乗って読書です。もとい読書しながらローラー台練習です。BGMは高校のときにハマっていたハロウィンのベスト盤をチョイス。かつてジャーマン・メタルの頂点に君臨していたバンドでしたが、ちょうどハマりはじめたときに、リーダーのカイ・ハンセンが抜けてガンマ・レイというバンドを作りました。ハロウィンはバンドとして存続しましたが、カイ･ハンセンに傾倒していた僕はそのままガンマ・レイを聞くようになりました。横須賀でやったコンサートに行って、耳を劈く音圧の洗礼を受けたことを今でも覚えています。翌日の武道館でのコンサートの前夜祭的なライヴでしたが、オーディエンスは少なく、ものすごく親密なライヴだった記憶があります。アンコールだけで一時間以上やってたし･･･。さて、昔聞き込んでいたCDを引っ張り出して聴くと、結構赤面してしまうものです。ロックはそれが顕著な気がします。ちょうど高校デヴュウした子が、中学生のときの野暮ったい写真を見せ付けられているような感じです。そして、哀しいことではありますが、ある種のロックミュージックの賞味期限の短さを認めないわけにはいきません。だれもがディランやビートルズやストーンズのように、時の試練を潜り抜けられるわけではないのだということが、今ではよく分かるようになりました。あんな薄っぺらいものが、ホンモノだと信じきっていたなんて･･･と若さゆえの過ちを認めてしまうものです。それでも僕は当時、それこそテープ（ポータブルCDプレイヤーを持っていなかった）が擦り切れるまでハロウィンのアルバムを聴きこんでいましたし、今でもサビの部分の歌詞を歌うことができます。エネルギーだけは余っていて、大人のやることなすことすべてが気に障り、使いもしない「fuck＋前置詞（or副詞）」を盲目的に覚えようと躍起になっていたあのころ、カイ・ハンセンはまちがいなく僕の中のヒーローでした。村上春樹がロックについてどこかのエッセイで書いていて、彼によれば、ドアーズ以上に自分を"light my fire"（ハートに火をつける）ことはできないとのことです。素敵な表現です。ロックに身を踊らされて、心も躍らされて、そういったことになんの疑いも持たない時期が、誰にでもあると思います。そして、ある時期が過ぎるとパタリとそれが終わってしまい、あのワケの分からんシャウトとバスドラムが刻むビートとゆがんだギターと鼓膜を揺るがす大音量への心酔から醒めてしまいます。そしてロックの多くは、演奏している彼らがfuck！をつきつけている商業主義そのものの上に成り立っている消費される音楽に過ぎず、言ってしまえばティーンエイジャーから小銭を巻き上げるための音楽に過ぎなかったことに気がついてしまいます。こうなってくると、もう「ハートに火をつける」ことは難しいのでしょう。その泡沫の熱狂こそが「ロック」なのだと今は思うしかありません。ローラー台に乗りながら、ふとそんなことを考えてしまいました。しかし、当時の僕もまさか自転車の上でこんな形でハロウィンを聴くことになるとは、夢にも思わなかったろうなあ。50分ちょっと乗って、午後からの予定のため電車で移動。新宿の街は春の装いで溢れていました。固定ローラー　負荷1継続時間 55:38平均心拍数 122 bpm 最大心拍数 140 bpm 平均速度 21.3 km/h 最高速度 23.8 km/h 距離 19.7 km 平均ｹｲﾃﾞﾝｽ 93 rpm 最大ｹｲﾃﾞﾝｽ 101 rpm BGM:Helloween"the best the rest the rare"（昨年撮ったロック）

  2007.02.04

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  キンジロー・スタイル

  固定ローラーに乗りながら、何をするかをいまだに模索している。今日は思い切って読書に挑んでみた。ただ上体を立てて乗るのは練習的に面白くないので、基本どおりのブラケットポジションで本を読めるように少し工夫してみた。ハンドルとブレーキワイヤーの間にスケッチブックを置き書見台にして、本が隙間からずり落ちないように携帯用のブランケットを挟み込んでみた。LSDペースでペダリング練習するだけなら、これで問題ないようだ。ちょうどハンドルに手を置くと本の両端を押さえて読むことができる。ハンドル幅から文庫本を読むことができないのが難点だが、まあいいだろう。ちょうどいま来年の大河の予習のために宮尾登美子著『天璋院篤姫』を読んでいて、そのなかで篤姫が頼山陽の日本外史を読んでいたことから、ふと歴史の本が読みたくなった。そこで講談社の『日本の歴史』全26巻を読んでみることにした。思っていたよりも内容が頭に入ってきたのは、網野さんの熱い文章によるところが大きいだろう。何巻まで続くか分からないけれど、できるだけ継続したいものだ。純粋に自分のためだけにしているので、志はまったく異なるけれど、ちょうど二宮キンジロさんのような感じだ。「二兎を追うもの･･･」の格言どおり、読書と運動のどちらも半端になるかもしれないけれど、BGMを加えることで三兎を追うことにすれば、これを克服できるかもしれない。固定ローラー　負荷1継続時間 1:25:14 平均心拍数 117 bpm 最大心拍数 134 bpm 平均速度 21.9 km/h 最高速度 24.9 km/h 距離 30.8 km 平均ｹｲﾃﾞﾝｽ 92 rpm 最大ｹｲﾃﾞﾝｽ 101 rpm BGM:Christina Aguilera"Back To Basics"

  2007.02.03

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  ノリソメ

  今年に入ってから初めて自転車に乗った。乗ったといっても外を走ったわけではなく固定ローラーの上。忙しい合間にちょこっと時間を見つけて何かをやるってことが、なかなかできないので、あっという間に一月がたってしまった。さすがにこれはマズい。いったい何のために大枚はたいて固定ローラーを買ったのか･･･などという思いは一月の上旬からあったのだが、ズルズルと如月を迎えることになるとは･･･。「忙しい」「疲れている」「明日も早いし」などと陳腐な模範解答を次々とプリントアウトしてユーザーを自転車から遠ざけるとは、僕に内蔵されている「エクスキューズ・メーカー（言い訳製造装置）」の安定性に驚くばかりである。たまにはウィンドウズを見習ってハングしてほしいものだ。さて、自転車に今日乗ろうと思ったのは、ここのところ見ている『純情きらり』で、主人公がやたらと自転車に乗っているという単純な理由による。初恋の先生を見送るために自転車で疾走するシーンでは、チェーンが外れる（切れる？）という、なかなか乙なトラブルに見舞われたりもする。しかしながら、可憐な女学生が冷静にチェーンをつないだり、油まみれになってチェーンをはめ直したりすると絵的にいただけないので、哀れ自転車は路傍にガシャンと放り出されてしまった。自転車乗りとしては心が痛むシーンだ。残念なことに物語も中盤に差し掛かると、われらが有森家の三女も自転車に乗らなくなってしまった。あの自転車はどこに行ってしまったのだろうか？多くの人が、自転車をアドレセンスの中に置き去りにして、車やバイクに乗り継いでいくように、彼女の心の中からも消え去ってしまったということなのだろうか？それとも初恋の思い出とともに有森家の玄関前に今でも置いてあるのだろうか？単なる小道具さんの置き忘れだろうか？いずれにせよ、自転車に乗るきっかけなんて、どこからやってくるかわからないものだ。ネットをポチポチ見ていたら昨年やっていた『僕の歩く道』とか言うドラマにロードレーサーが出てくるらしいので、『きらり』が終わったら見てみようかと思う。などと書いていたら、ポラールのデータ転送がうまくいかない。いよいよ修理だろうか？固定ローラー　一時間　負荷装置最弱LSDペースでペダリング練習。

  2007.02.01

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  キラーコンテンツ

  ってもう死語だろうか？キラーパスは死語（埋葬済み）だと思う。さて、固定ローラーを楽しく使うためのコンテンツをあれこれ考えてみたが、一番単純にモチベーションをあげられるヤツを忘れていた。いうまでもなくグランツールの映像である。昨日見たエリートのカタログの彼の部屋のテレビに写っているのも自転車レースの映像だ。やっぱり自転車のりたるものミーハーマインドを忘れてはならない。「クランクの長さがさあ…」とか言う前に「ラスムッセン、カッコ良過ぎ！！」という心を忘れてはいけない気がする。というわけで今日は05TDFの第4ステージ、チームTTを見ながら乗った。乗る前にフロントフォークにつけていたスピードセンサを後輪側に移植。これでスピードと練習時間がモニタできるようになった。練習内容はペダリング練習。前から五番目に走っている選手のペダリングをとにかくトレースするつもりで乗った。良いペダリングもあれば、悪いペダリングもあるのだろうけれど、まずはそれをマネできないと文句のつけようが無い。ギア比はもちろんマネできるはずもないけれど。ケイデンスをなるべくシンクロさせてみると、100rpmくらいで回してる選手が多いように感じた。「理想のペダリングエクササイズ」とか言うタイトルでDVDが発売されないだろうか。『ベッカムのサッカー教室』みたいな感じで。50分乗って終了。ポラールのメモリがフルに近かったので、以前のデータを消してからデータを転送しようとしたら、間違って今日のを消してしまった。やれやれ。固定ローラー　負荷1モノマネペダリングBGV:05TDF stage4　ザ、サブリスキー！

  2006.12.27

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  Locked Roller

  雲の上でアトラスがタライの水をひっくり返したような雨でした。「今日は夜は嵐になるらしいから、早く帰れ」とのありがたい言葉をいただき、バイクに乗って19：30に帰宅できました。ゴアテックスを通り抜けてきそうな勢いの雨で、ブーツは浸水しましたが、風は温かく、何よりも久しぶりのバイク通勤で心の中は晴れているといった感じです。仕事中、腰の痛みも感じなかったので、ついに固定ローラー「エリート・クロノ・ハイドロマグ・エラストゲル」を玄関から移動。えっちらおっちらと二階に運び上げ、さっそくダンボールから出してやることにしました。取説だと思って取り出したのはエリートのカタログ。"Take me out"の文字とファニーな写真に思わず笑ってしまいました。取説を流し読みして早速本体を組み立て（5分ほどでできます）、マットを敷いて、いっしょに買ったライザーブロック（前輪据え置き台）を置き、自転車をセットします。付属のクイックリリースもあるのですが、形状的に問題なさそうなので、自転車についているのをそのまま使いました。ボーナスをあてにしていたので、速度やW数を測定できる「クロノ・ワイヤレス」の方でも良かったのですが、ネットで見る限り「使い勝手が良くない」、「測定がいいかげん」とのインプレが多かったので、メーターなしのモデルにしました。さて、レーパンに着替えて、さっそく乗ってみます。まわし始めると「おお、静か！」とまずは思いました。愛用しているミノウラの三本のアクションマグローラーよりもだいぶ静かです。まあ、静粛性を求めて買ったのだから、静かでないと困ります。しかし、ハイドロマグのほうも、ギアをあげていくにつれてやはり共振はします。下に敷いているのが1000円以下の銀マットだからというのもあるかもしれません。ダンボールを敷くなりして、もう少し防振対策をしたほうがいいかも。とりあえず下の住人に聞いてみたところ、「気づかなかった」といっていたのですが、今日は表は雷雨なのであんまり参考になりません。感じとしては自動食器洗い機の「ナイトモード」くらいの振動でしょうか。有線の負荷装置はハンドルに固定できるようになっています。五段階に設定できるようになっていて、試しに最強にしてみたら、結構重くなりました。LSDペースで90rpmで回すなら、僕には最弱で十分そうです。一番右のボトルとホルダーは「おまけ」のようです。大阪のシルベストサイクルからネットで買ったのですが、クリスマスプレゼントか何かでしょうか？ニンジンを持ったBugs Bunnyが描いてあるアルミ製のボトルです。ボトルをコップか何かに変えて、リモコンなどを入れるのによさそうです。さて、乗っていて思ったのですが、三本と違ってまったく落車の心配が無く、緊張感が無いため、かなりヒマです。時間が経つのが遅い感じがします。「時間とは意識の内容である」とはベルクソンの言葉ですが、まったくそのとおりだと思いました。相当な目的意識を持ってやらないと、ただの汗かきマシンになってしまいそうです。まあこれからのシーズンですとペダリングとLSDだけでもよさそうですが…。僕は前輪側にスピードセンサをつけていて、速度やタイムはそっち側からデータを拾っているので、サイコンをつけていても見られるのは、ケイデンスとハートレートだけ。ローラー台とはいえ、こういったデータがないと空しく感じられます。「俺たち、機械に支配されてちゃいけねえ」とメカ沢（cv若本）も言っていましたが、やはり空しい…。モチベーションアップのために早急に後輪側にセンサを付け直そうと思いました。一応、こんなこともあろうかと、昨年「どうぶつの森」と一緒に買って10時間くらい遊んで以来、放置してあるDSを傍らに用意しておきました。電源を入れてやってみたのですが、魚が釣れずに10分ももちませんでした。さらに、そんなこともあろうかと、GBA側のスロットにはFF1＆2を入れておきました。2をこちらも一年ぶりくらいにやってみたのですが、どこまで進めたのか忘れていて、5分ほどで全滅してやめました。DSでは画面が小さすぎてやりにくいようです。DSをあきらめ、PCで『無限のリヴァイアス』を鑑賞しようかと思ったのですが、表の雨がうるさくて、何を言っているのか聞こえずに2分ほどで停止ボタンを押しました。最近『蠅の王』を読んだので、見返そうと思っていたのですが、残念。今度は友人から借りっぱなしになっているDQ8とDQ5に挑戦したいところですが、テレビを捨ててしまっていたのでした。ゲームをやらなくなったのと、テレビをほとんど見なくなったため、夏にポイっと廃棄してしまってたことを、いまさらながら後悔しています。デジ非対応のブラウン管のやつでも買おうかな…液晶でゲームも辛いし。…それでもなんとか、LSDペースで40分ほど乗りました。顎や髪の毛の先からは汗が雫になって落ちています。久しぶりに冷や汗じゃない汗をかきました。やっぱり自転車は気持ちいいです。

  2006.12.26

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  魔女の宅急便

  一昨日に魔女の一撃を食らって、ほうほうの体で帰宅すると、玄関にはコイツが…。一昨日から1mmたりとも動かしていません。まさに、固定ローラー。

  2006.12.23

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  シクラメン

  花は買われて　どこどこ行くの？人も買われて　どこどこ行くの？そんな流れがつく頃には　花として　花として　迎えてあげたい。（コーラス*）ドナドナードーナー臓器を乗せてドナドナドーナードーナー馬車馬のよう（ギターソロ）（*255回繰り返し）やはり、おおたか静流の歌う『花』はいいですね。あんまり有名な歌手ではないですけれど、とんでもなく歌が上手で、英語の発音も綺麗です。聴いたことがない方はベスト版でいいので、聴いて欲しい人です。花、というわけで、シクラメンです。ネットで調べてみたら、Cyclamen（シクラメン）は、ギリシャ語の「kiklos（円）」が語源とのことです。塊根が丸い球形のようになっていることから名づけられたそうです。シクラメンすなわち、サイクルメンです。今風に言えば、自転車男です。そういえば、電車男なんてのもありましたね。結局、本も読まず、朗読劇にも行かず、映画も見ずに、ドラマも見なかったので、いまだに伊藤君が出ているということ以外は知りません。伊藤君といえば、やはりちびノリダーですね。でも、僕は『独立少年合唱団』といういい映画に出ている彼が好きです。これも見たことがない人は、是非見て欲しい素晴らしい映画です。こういうふうにAに含まれるBの話、Bに含まれるCの話、Cに含まれる･･･というふうに書いてみると、大変気持ち悪いものですね。やはり、A=B、B=C、ゆえにA=Cといったサイクルをなさないと、いけません。なにせ、シクラメンですから。

  2006.12.09

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• 覚めた夢の続きを探す

  メインスポンサーのY社の撤退で、残念ながら、チームVANGは活動を停止しました。が、浅田顕監督が新たにEquipe Asadaを立ち上げたようです。心配していたファンへのとりあえずのアナウンス、といった意味もありそうですけれど。チーム名に自らの名前を冠していることからも覚悟がうかがえます。まあ、たぶん仮称で、スポンサーしだいでチーム名は変わっていくのでしょう。いまは流浪の傭兵集団といったところでしょうか？福島-新城義兄弟などから、どうしても「三国志」をイメージしてしまいます。機材はどうなるのか？アンカー乗りとしては、石橋車に乗って欲しいですけれど、一度は袂を別った仲･･･どうなるんでしょうねえ。ヨーロッパで石橋車が走っていたら、それはそれで、一つの快挙だと思うのですが･･･。選手も含めて、純国産にこだわらなくてもいいんじゃないのか、と思うのは僕だけでしょうか？多国籍化も視野に入れたほうが現実的なんでしょうけれど、今のところ、エサになるジャパンマネーはナシ。海外から有力選手を買い付けるなんてことはできない、という後ろ向きの意味での「日本人チーム」のような気もしています。バルサのようにソシオ制が確立するには、まだまだ歴史も伝統も経済効果も何もないのが現状。ま、すべてはスポンサー様次第という、当たり前と言えば当たり前の、面白くもなんともない状況なんでしょうか。少なくとも一年以上は面倒を見てくれるスポンサーが、名乗りをあげてくれるといいのですね。パチンコメーカーと消費者金融･･･はやめておいて、保険業者･･･も難しいでしょうか。これからヨーロッパに市場を開拓しようと思っている企業で、メディアへの露出が利益に結びつきやすいとなると、なかなかないんですかねえ。ネット事業もドメスティックには効果があるでしょうけれど、海外に「ぷらら」とかが出て行っても、Y社の轍を踏むだけでしょうし･･･。やっぱりパオパオビール？いっそのこと高坂監督あたりに働きかけてもらって、宮崎御大のスタジオあたりをスポンサーにできないものでしょうか？それで、グランツールなどのビッグレースでは伝統に則った「委員会方式」でリスクヘッジするとか？トトロのジャージとか売れそうですけど、ダメですかねえ。その前に浅田監督が過労で倒れてしまいますかね。どちらにせよ、優秀なフロントマンに一任できる体制作りを急いで欲しいものです。さて、富士チャレンジで福島康司選手に引っ張ってもらってなんとか完走できたってこともあるので、応援しようと思っています。経済的には難しいので「精神的に」（by特車二課後藤隊長）。何よりもカッコイイじゃないですか！『シャカリキ』のユタ監督みたいで。（そういえば、富士チャレのとき、康司選手は『おお、シャンゼリゼ』をハーモニカで吹いていたような。いつも演ってるのかな？）。一方でVANG発足のときと同じような「勇み足」を感じるのは僕だけでしょうか？公式HPを見たとき、「7人でツール？」とパッと見で思ってしまいました。「車輪よ！あれがパリの光だ！」そんな日が来てくれることを祈りつつ。

  2006.11.22

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  富士チャレ公式ラップ到着

  ナゾの封入ミスを経て、無事到着。やはり後半の足が攣りかかったあたりからタイムが悪くなってきている。列車の本数が減ってしまった影響も大きいようだ。45周目もきちんと計測されていた。

  2006.11.21

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• 情熱大陸　別府選手の巻

  ご覧になりましたでしょうか？マツダ車がやたらと使われたりするのかなー、といらぬことばかり考えて見てました。サニュエル・デュバルがやたらと大写しになっていたような･･･。別府選手のアパルトマンの中や、バスでのインタビュウも含めて、綺麗な映像が多かったですね。マルセイユを見下ろす山からの映像･･･登ってみたくなりました。アウタートップでってのは嫌ですけど。自転車レースに窪田さんのナレーションだと「色とりどりのチームジャージに身を包み･･･」と『英雄たちの夏物語』をどうしても思い出してしまいますね。地上波でも復活して欲しいものです。別府選手の活躍があれば、また枠が確保されるかもしれません。番組の内容のほうは･･･うーん。インタビュウが編集されまくりでブツブツ切れているのが残念でした。ランスのマニュアル通りのなげやりコメント･･･笑えましたね。まあ、だいたいサッカーの選手にしても他の選手個人について訊かれると、「優秀な選手だ」とか、「彼といっしょにプレイできて嬉しい」とか、歯の浮くようなことしか言いませんが･･･。さて、肝心の別府選手。淡々としていましたね。向こうのロードレーサーがどういったステップを踏んで成長していくのか、詳しいところは良く知りませんが、今のところは使い倒される時期なのでしょうか。見ていて辛くなるシーンが多かったです。まさに『ラフライド』まっしぐら？パリ-ツールでの一人旅の映像は、残酷なまでに孤独で、ゆえに綺麗で、胸を打つものがありました。いつかは「マルセイユ･スタイル」で成り上がって欲しいものです。明日は別府選手に敬意を込めて、蜂蜜をたっぷり塗ったトーストを食べましょう。

  2006.11.19

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  ジミヘンで三本ローラー

  朝起きて朝食を食べ、自転車に乗って出かけようとすると、チューブとタイヤレバーを入れた小物入れが見当たらない･･･この狭い家の何処に行ってしまったのだろうか？ミシュランプロ2にタイヤを替えてから、夜間走行で思いっきりリム打ちしたときにパンクして以来、一度もパンクはしていないが、やはりパンクが怖いので三本に乗ることにした。10分アップして10分間60-70％、10分間70-80％でまわす有酸素系インターバルをやった。BGMはジミ･ヘンドリックスの『ライブ･アット･ウッドストック』。何回聴いても、「ファイア」-「ヴードゥーチャイルド」-「星条旗｣-「パープルヘイズ」の流れはいい。20世紀でも指折りの皮肉と批判を込めた「星条旗」のギター。ベトナムでの爆撃を表現していると言われているけれど、本当にジャングルの上空を急降下爆撃機がナパーム弾を落として飛び回っている姿が、目に浮かぶようだ。そして続く攻撃的な「パープルヘイズ」。紫のかすみ。紫と言えば、星条旗をなす赤と青を混ぜたもの･･･アメリカが靄の向こうにかすんで見える。そんなアイロニーなのだろうか。このレコードの中で一番好きな曲なので、思わず聴きこんでしまう。そんなこんなで、この辺はどうも思ったとおりの心拍域と回転数で練習が出来なかった。3セット練習して、10分クールダウン、自転車を降りる。汗だくになりながらストレッチをしてシャワーを浴び、昼食を食べて午後からの予定のため電車で移動。時間つぶしにマップカメラとヨドバシでタムロンのSP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1をベタベタと触って愛でる･･･うーむ、欲しい。触って覗き込んだら、どんどん欲しくなってきた。三本ローラー　負荷装置つき有酸素系インターバル 継続時間 1:20:00 平均心拍数 119 bpm 最大心拍数 157 bpm 平均速度 20.9 km/h 最高速度 27.8 km/h 距離 27.9 km 平均ｹｲﾃﾞﾝｽ 92 rpm 最大ｹｲﾃﾞﾝｽ 114 rpm （ローラー練習部屋から見える丹沢表尾根の烏尾山。中央にあるのは烏尾山荘）

  2006.11.18

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  富士チャレンジ記録証のラップ表

  金「僕のラップタイムはどうなったんだろう？」熊「（･･･記録証の中の人も大変だな）」■ソロの部、周回ラップ表の封入漏れについて今週、参加者の方全員に記録証を発送いたしましたが、ソロの部（100km・200km）「周回ラップ表」の封入漏れがありました。ソロの部の参加者の皆様には再度来週明けに発送致します。ご迷惑をお掛けしますが、宜しくお願い致します。大会事務局とのことです。送料も馬鹿にならないだろうに･･･と余計な心配をしてしまうのは、僕だけでしょうか？

  2006.11.17

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  暖房ローラー

  いよいよ寒くなってきました。400ネイキッドに乗って通勤していると、家に帰る頃には体が冷え切ってしまいます。指先とつま先で血液が冷やされ、それが全身にめぐっていくのを感じます。血冷といったところです。晩御飯を食べてもいっこうに体は温まらず、何をする気も起きません。ストーブをさっさと出せばよいのですが、「いやいや、まだ11月半ば･･･」とヘンにマッチョなヤツがでてきて心中会議で発言し、いまだにしまわれたままです。こういうときのための三本ローラーなのですが、冷え切った身体が心まで冷やすのか、なかなかモチベーションが上がりません。「今日こそは、今日こそは･･･」と思っているうちに木曜日になりました。ネットでいろんな人の練習のブログを読んで、モチベーションをあげて、ようやく重い腰が上がりました。ペダルを回し始めれば、「どうして、こんななんでもないことなのに、今日までできなかったんだろう」とすこし後悔します。が、10分も漕いでいれば、意識はペダリングに集中し、じっとりと汗をかいてきます。つま先にも血が戻ってきて、身体が温かさを取り戻すのと同時に、心も温かさを取り戻します。アドレナるってやつです。後悔の念もその濃度を薄め、血液に溶けて、やがて汗とともに身体の外に出てしまうかのようです。すぐに暖房に屈する日が来るのでしょうが、ささやかな抵抗を続けたいものです。三本ローラー　負荷装置つきペダリング練習：膝関節の開きと足首の角度の関係を意識して 継続時間 0:51:00 平均心拍数 108 bpm 最大心拍数 127 bpm 平均速度 18.3 km/h 最高速度 24.9 km/h 距離 15.5 km 平均ｹｲﾃﾞﾝｽ 89 rpm 最大ｹｲﾃﾞﾝｽ 118 rpm （BGM:アラニス・モリセット『ジャグド・リトル・ピル』）

  2006.11.16

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  足柄峠に竜を見る

  6:00ちょっと前に起床。バレンシアｘビルバオ戦を見ながら朝ご飯を食べる。モリエンテスがボレーを決めたのを見ていたら元気が出てきたので、自転車に乗りに行くことにした。モリエンテスのゴールというのは、何か見るだけで嬉しくなってしまう。なぜだかは分らないけれど。昨晩、空を見て星が出ているのを確認していたので、きっと天気はよいだろうと思っていたが、想像の遥か上を行く晴天だった。雷雨で大気中の塵が根こそぎ落とされたかのようである。昼ごはんにカレーを食べようとご飯を炊いて、軽めにストレッチ。アームウォーマとロングスパッツを身に着け、ついに指のあるグローブをはめて、シューズカバーもつけた。いよいよ冬モードといった感じである。8:00に家を出て、まずは近所の小さい峠を越える。走りはじめると思っていたより風が吹いているが、寒くはない。むしろちょっと走っただけで汗ばむくらいだ。峠の上に来ると足柄と丹沢と箱根の山々が恐ろしくくっきり見える。富士山も普段以上にその白さを際立たせていて、あまりの絶景にしばし足が止まった。さらに驚くのは相模湾。洋上は雲がかかっているのだが、その雲の切れ間から光が幾条も海面に注いでいて、海全体が淡く輝いていた。天上の音楽が漏れ聞こえてきそうな感じだ。真鶴半島と伊豆半島が、黒々とした影として、光の海とコントラストをなしている。そして、中央には大島が圧倒的な質量を持って、浮上したリヴァイアサンのように漂っている。絶景かな。絶景かな。カメラを持ってこなかったのを今ほど悔しく思ったことはなかった。呆けた頭を元に戻して開成町を抜け、地蔵堂へ向かって登り始める。足柄の山々はちらほらと紅葉しはじめ、陽光を浴びて輝いている。空は青くつき抜け、いろいろな形の雲が出来ては消えていく。サッチモはきっとこんなに日"What a wonderful world"の歌詞を書いたに違いない。山と空と、ときどき路面を坂を登っていると、山の上にドラゴンの形をした雲が出来た。あわてて自転車を路肩に停めて、携帯で撮る。ちょっと形が崩れてしまった。（に見えないよなあ）9:00過ぎには地蔵堂に到着。ここで帰るかどうか5秒ほど迷ったが、もっといい景色が見られるかもしれない、と色気を出して、足柄峠ヒルクライムをすることにした。地蔵堂－足柄峠間はポラールのデータによると4.0kmで350mを登る短いコース。最大勾配は15%。道幅は狭く、ところどころセンターラインがない。この辺の自転車乗りにはかなりポピュラーなところだが、登っているうちは一人も見かけなかった。路肩は落ち葉で埋め尽くされていて、ためしに走ってみたらタイヤが思いっきり空転した。アスファルトが露出した中央を走り続けたいところだけど、車が上からも下からも来るので、しばしば停まることになってしまった。まあ、TTをやりに来たんじゃないので、「どうぞ先行って下さい」的な笑顔を浮かべて路肩に寄って待った。それでなくても、眺望のいいところでは自然とゆっくりと走ってしまった。「景色を眺める時間は、その年齢に比例して長くなる」ベンガベンガの法則。ヘロヘロ走って頂上へ。タイムは21:54･･･やれやれ。登ってきた道を振り返って見る足柄平野は･･･うわ、フツー。そして眼前に広がる御殿場方面もフツー･･･富士山にちょっと雲かかってるし･･･。今まで見てきたものが眩し過ぎて、ちょっとやそっとじゃ感動しなくなっていたのかもしれない。さっさと帰ることにした。下り始めて5分ほどで前の車に追いついた。てれてれ車間を保って下っていく。いくつかのコーナーをヒラヒラ曲がったところで、ブレーキに異音＆利きが悪くなる。降車してチェックしようかと思ったが、まあ利かなくなったわけじゃないし･･･とのろのろと下った。地蔵堂を通り過ぎて広い道に出る。途中で10人くらいの自転車乗りとすれ違って挨拶。やっぱ今日はみんな昇りたくなるよなあ。勾配10%の直線を下るところでローギアダウンヒル。久しぶりに70km/を越えた。そのすぐ後の十字路で、左手から出てきた車と道を譲り合った挙句、同時に交差点に入ろうとして慌ててブレーキ。リアがロックしてテールスライド･･･なんとかコケずにすむ。ビビリミッタの感度が上がって、すべての交差点をビクビクしながら走って10:35ごろ帰宅。シャワーを浴びてカレーライスを食べ、夕方からの予定のために電車で移動。自転車に乗っててよかったと思える、最高の朝だった。足柄峠ヒルクライム 継続時間 2:30:15 平均心拍数 148 bpm 最大心拍数 218 bpm （おや？）平均速度 22.3 km/h 最高速度 66.8 km/h (あれ？）距離 55.8 km 平均ｹｲﾃﾞﾝｽ 75 rpm 最大ｹｲﾃﾞﾝｽ 181 rpm 上昇 1130 m

  2006.11.12

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  クリート交換

  自転車購入時にいっしょに買ったビンディングペダルのクリートを交換しました。僕は自転車に乗るのは大好きですが、メンテナンスはあんまり好きじゃないために、ひどく錆が浮いています。それでも、今の自転車に乗り始めてから、ずっといっしょに旅をしてきた鉄片です。目が合ってしまうと、他人とは思えません。六角レンチで外すときに、ココロがチクリと痛みました。SPD-SLでも一つ試してみようかな、と思ったこともありましたが、いまだに両面キャッチのSPDペダルです。ふじあざみラインでの敗退の記憶が、あのカチカチ音を立てて歩くシューズにするのを遠ざけているようです。「押し」にはやはり、クリートが引っ込んでいたほうが楽そうですから･･･予算がないというのが一番の理由ですが。まだしばらくは、こいつと走っていきたいと思います。

  2006.11.09

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  富士チャレンジ写真

  四日も経つと、富士スピードウェイをグルグル回っていたこともなんだか前世の記憶のように遠く感じられます。さて、どうにかこうにか完走を果たして、残る大きな問題といえば、間違いなく写真といえるでしょう。某祭りでは一般撮影者を締め出したとか、あるいは純粋に撮るのがヘタだとか、あんまりいい話を聞かないフォトクリエイトですが（あくまで噂ですが）、コースで写真を撮る権利を独占しているので、彼らの写真に頼るしかないです。まあ、参加も走行もソロの僕は写真の撮りようがないので、どうでもいいことですけれど。さて、結果はゼッケン検索で七枚写ってました。写真はすべて後半のほうの競技者が少なくなってからのものでした。スタートの写真もチラッと見ましたが、小さく写っているのもありました。ヘタレてきているのがうかがえる写真が多く、なかなか参考になりました。上はコースの後半の登りを走行しながら、おそらく誰かと話しているものだと思いますが、アンクリングロスがひどいように思われます。疲れてくると基本のペダリングがおろそかになってしまう＝基本が血肉化していない、ということの良い例です。さらにいうとヘルメットのストラップもゆるみきっていて危険です。これは競技中ずっとそうだったようで、返す返す落車しなくて良かったと思いました。来週あたりにはラップタイムつきの公式リザルトがアップされ、三週間後に各参加者に郵送。そして来月初旬にソロ200完走賞のシャツが贈られてくれば、富士チャレ関連のことは終わりです。終わってしまえばあっけないものです。辛い思いをして走った記憶も十月の風のようにどこかへ飛び去っていき、気がつけば、次の風がまた吹いてくる･･･あるいは、もう、次の風の中を走っている。自転車乗りはそうありたいものです。（写真は表彰式で壇上の出来事に爆笑するイベントコンパニオン）

  2006.11.02

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• 富士チャレンジ200　リザルト

  公式にアップされたようですね。ソロ200kmタイム：6:31:51順位：446/957でした。なんとか前半分に入ったみたいです。あとは写真に写っているかどうかですね。　

  2006.11.01

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• 『情熱大陸』で別府史之選手の特集があるそうです

  ちょうど富士ヒルクライムのあった日（6/11）に、『情熱大陸』で僕の大好きなクライマー山野井泰史さんが特集されました。ブログでちょこっとふれたのですが、ご覧になられたでしょうか？番組の構成に不満はありましたが、山野井夫妻の素朴な生活と、それからは想像できない、飽くなきクライミングへの渇望を映像で見ることができたのは、なかなか良かったです。いま、山野井さんはネパールにある1000m級の北壁に挑戦しているらしいです。おそらく初登を目指していると思うのですが、無事に帰ってきて欲しいものです。さて、ついに「フミ」こと別府史之選手が特集されるみたいです。ご本人のブログに掲載されていました。＊＊TV放映*＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 情熱大陸（毎日放送） １１月１９日放送予定 夜２３時～２３時３０分 ドキュメント番組です。 三年越しの取材を経て、全日本選手権、チューリッヒ選手権、パリ～トゥールなどのレース、Marseilleでの私生活の部分が見れると思います。 とのことです。アンチ･ディスカバリーの方もぜひぜひご覧になってください。僕も忘れずに見たいと思います。

  2006.11.01

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  リカバリーな日

  昨晩はネットでつらつらといろんな人のレポートを見たりしていたら、なんだかんだで日付が変わってしまった。それでも6:00前には目が覚める。社畜の哀しい性だ。でも今日は有給を取っておいたので慌てることはない。ゆっくりと朝ごはんを食べて、富士チャレンジに持って行ったけれど、食べ切れなかったミニロールケーキやドラ焼きや蒸しパンの残りなんかをバクバクと食べながら、コーヒーを3倍飲んだ。いくら食べてもお腹が空いている気がする。昨日帰宅してから体重を量ってみたら、51.2kgにまで落ちていた。だいたい54kgを中心に±1kgで推移しているので、これは驚異的な減量だった。そのせいで、カラダが元の状態に戻るよう求めているのかもしれない。一方で筋肉系の調子のほう。お尻が今までにないくらいの筋肉痛になっていた。腿の前側と心配していた脹脛は、ほとんど疲労感もない。まだまだペダリングが足全体でできていないことがよく分かった。あとは首筋が重いくらいで、思ったよりも筋肉痛はなかった。とりあえず、アクティブ・リカバリーというやつをやるために三本に乗った。久しぶりに負荷装置をはずしたが、面白いように足が回らない。しかも自転車に乗っているのがとても辛い。タラタラ回しながら、録画しておいた『オリバー･ツイスト』を半分くらいは見ようと思っていたが、30分でギブアップしてしまった。むーん。昼ごはんに昨日の残りのミートソースを使って、またパスタを食べた。ついでにガーリックトーストも焼いて食べる。まだお腹が空いている気がする。満腹中枢が壊れてしまったのかもしれないとちょっと不安になった。午後から近所にある公衆浴場（\650）でさらに積極的回復にいそしむ。ジェットバスで筋肉のコリをほぐし、疲労回復効果を高めるという能書きのついている（たぶん、ウソだろう）アメジスト・サウナに入った。フルーツ牛乳(\100）を飲みながら体重を量ってみたら、52.7kgにまで戻っていた。この十数時間で1.5kgも食べたんだろうか。あるいは、違う体重計に乗ったからなのか･･･まあ、どっちでもいいけど。帰りにブックオフに寄ってみたら、前からもう一度読みたいと思っていた『蠅の王』（\105）と、バックハウスの弾くベートーヴェンのピアノソナタ4-7番（\1000）があったので買った。犬も歩けば･･･というヤツである。家に帰って晩御飯を食べ、録画しておいたバルサの試合を見ながらミックスナッツをツマミにビールを飲んでいたら、昨日からの疲れが、静かに、でも、確実に嵩を増していく水のように、カラダの中にあふれてきた。ベッドに入ると、買ったばかりのCDを最後まで聴くことなく眠りについた。三本ローラー　負荷装置なしアクティブ・リカバリー 継続時間 0:31:15 平均心拍数 103 bpm 最大心拍数 117 bpm 平均速度 25.8 km/h 最高速度 30.5 km/h 距離 13.4 km 平均ｹｲﾃﾞﾝｽ 89 rpm 最大ｹｲﾃﾞﾝｽ 100 rpm （写真は17:00ごろのピット前。一時間前までの人々の情熱が幻だったかのよう）

  2006.10.30

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  富士チャレンジ　その二　列車に乗り遅れるな！

  スタートしてから12周は8分前後のラップで走ることができた。とにかく前に誰か置いて走り、なるべく足を回さないようにして走った。もう完全にコバンザメというか、通り魔的ストーカーである。周回を重ねるごとに使うギアと作戦が決まってきて、だんだん無駄なシフトチェンジをしなくなってきた。何周目だったか忘れたが、登り区間で「ベンガベンガ」と声をかけられる。つなぎフェチさんだった。もう一周差つけられたのか･･･速！「負けないよー」とフヌフヌ追っていくがなかなか追いつかない。さすが水玉ジャージ。なんだかんだでホームストレートまで追いつかなかった。追いついたところで撃沈。おとなしく自分の走りに戻ることにした。時おりコースの一番右側を招待選手の列車が通り過ぎる。「右から行きまーす」という軽快な掛け声とともにジャッジャッジャッジャとノイズが聞こえ、とんでもないスピードで通り過ぎていった。初めてプロの走りを目の当たりにした僕は、そのすごさに改めて驚いた。同じ人間とは思えない。このあと数え切れないほど抜かれた。下りで速度を稼いで、登りはゆっくり補給や給水をしながら走る･･･これが基本的な作戦になった。僕にとって重要なのは、最終コーナーの出口。ここで誰かにくっついておかないとホームストレートを一人旅することになり。相当キツイ。13周目でためしに前に誰もおかずに走ってみたら、ラップが8:30位まで落ちた。ここからしばらくなかなか列車につくことができず、8:30前後のペースで走ることになった。後ろから来る誰かを少し待てばいいのだろうけれど、前走者との距離がどんどん開いてくると、気が急いて無駄にまわしてしまうことが多くなった。やはりレース経験のなさがこういうところに出る。あるいは足に少しずつ疲労が蓄積していたのだろう。トリーネ・レインが昔歌っていたjust missed the trainが何度も頭の中で流れた。ちょうど半分の22周で予定通りピットイン。おにぎりを食べて、新しいパワージェルと蒸しパンとドラ焼きをバックポケットに詰め込み、ちょうど飲み干したボトルを二本とも交換する。思っていたよりもスムーズにすんだ。そういえばパワーバーも持っていったがあまりの固さに一枚食べてイヤになってしまった。トイレによって小用を済ませ、軽くマッサージをして、コースに戻る。ここまでのタイムは3:00:57。3時間を目安に走っていたのでだいたい予想通りで安心する。が、走り出すと左足の脹脛が攣りそうになった。走りながらストレッチししてなんとか回復させる。下りでは加速した後は足を止めてマッサージしながら走ることにした。25-30周目あたりではずっと脹脛が攣りそうで、それはすぐラップタイムの悪化になって顕れた。ソロ100kmのひとが徐々に少なくなっていき、風をまともに受けることが多くなる。リミットにしていた9:30を割るようになってきた。うーむ。なんとかならんかな。ならんよなあ。本日の辛さの山場だった気がする。そしてついに一度、足が攣ってしまった。走りながら必死にストレッチしてごまかす。30周目のホームストレートでまた一人旅に陥る。前には100m以上誰もいない。今日一番の一人旅だ。どれだけ踏んでも29km/hしかでない。うつむき加減に走っていたら、「よかったら、いっしょにどうぞー」と爽やかに声をかけられた。見ると新城選手だった。噂に違わぬ好青年である。が後ろに100人はいそうな大集団を引き連れていて、しかもペースが速すぎるため、乗っていくことが出来なかった。ものすごく惨めな気持ちになった。31週目あたりでピット内で隣同士になったlook乗りの男性に会う。ちょっと話ながら走る。僕が後ろについて走るのにちょうどいいペースで走っていたので、ストーキングさせてもらう。ふたたび9:15くらいのペースに戻すことができた。このへんで福島選手（弟）が声をかけてくれ元気になる。しかも20人くらいの集団を引いてくれていて、「登りでも平坦でも心拍を一定に！！」などアドバイスをしながら走ってらっしゃる。せっかくだから便乗させていただくことにした。彼はこのあともコースに落ちたゴミを拾ったりしていた。今日からチームvanのファンになりそうだ。ふたたび「ベンガベンガ」と声をかけられる。つなぎフェチさんふたたびである。「きつーい」とおっしゃりながらもビシバシ走っていかれた。水玉ジャージがどんどん小さくなっていった。声をかけてもらえると本当に元気が戻ってくる。35周を過ぎたあたりから残り周回を考えるようになる。ときどき一人旅になるが、だんだん気にならなくなってきた。脹脛はピキピキと攣りかかり、それを下りで揉みながら走り続けていく。辛さの向こう側にゴールが見えてくる気がする。40周を過ぎると、なんとなく気がゆるんだ。「百里を行くものは九十里を持って半ばとす」を思い出し、油断しないようにして走る。そして44周を終えた。ビビリなので念のためもう一周走ってピットイン。端末で調べるときちんと44周していた。タイムは6時間31分くらい。完走だ。ピットでストレッチをしているとつなぎフェチさんが来てくれた。僕よりたぶん3周分は早くゴールしているタイムだった。すごいです。いっしょにリザルトを見に行き、楽天ブロガーズのことを教えてもらい、レース中の苦しさや辛さ（それだけだっかのか？）を話してお汁粉をもらいに行くところで別れた。服を着替えて荷物を車に置き、カメラを持って表彰式を見に行った。だいぶあたりは暗くなってきていて撮るものはあまりなかった。残念。でもとにかく完走した。今はそれを喜びたい。いや、まだあんまり実感ないですけど。参加者の皆さん、スタッフの皆さんお疲れ様でした。富士チャレンジ200　ソロ200km 継続時間 6:36:45 平均心拍数 152 bpm 最大心拍数 184 bpm 平均速度 30.6 km/h 最高速度 62.9 km/h 距離 202.4 km 平均ｹｲﾃﾞﾝｽ 86 rpm 最大ｹｲﾃﾞﾝｽ 137 rpm

  2006.10.29

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  富士チャレンジ200　準備完了

  といっても、チェーンに注油してタイヤの空気圧をチェックし、SPDを普段よりすこしきつめにして、テールライトなどの保安部品を外しただけですが･･･。フレームもウェスでパパっと磨いておきました。たしか路面は2mm以下の段差しかないとのことでしたから、エアポンプとチューブはピットにおいておけば大丈夫でしょうか。どうやら雨は避けられそうにないので、シューズカバー（レインカバーじゃないけど）とレインウェアも持ちました。バイク用のレイングローブももって行くことにします。それぞれ防水スプレーを塗布しました。あとは耐え切れないくらいズブ濡れになったときのために、ウェアの換えも一式持ちました。企業ブースでレインウェアとかやたらと売っていたらヤですね。まあ僕が担当者ならそうしますけど。さて、いまさらコースをネットで調べてみたのですが、下りの最大勾配は10％以上あるらしいですね。そこに2000人以上が走る･･･そして、雨。なにやら大変なことになりそうな気がします。サイレンを聞くことがなければいいのですが。兎に角、「きた！」「きやがった！」「いつものあれだ！」「逆境だ！！」ってやつです。･･･まずは楽しむとしましょう。なにせファンライド・プレゼンツですから（自転車雑誌を見なくなって久しいですけど）。

  2006.10.28

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  レリビ

  長い一週間が終わった。一週間マスク超人（65万パワー）として仕事をしていたせいか、風邪はだいぶよくなった。あとは喉と肺にすこし違和感が残っているだけだ。僕は一度風邪を引いてしまうとけっこう長引いてしまうのだが、今回は週末に控えているチャレンジのためか、身体のほうががんばってくれたみたいだ。こんなに早く治ったのは、修論提出の前に風邪を引いたとき以来だろうか。仕事が終わってから心拍計のトランスミッタ用の電池と、当日の補給食を買いに行った。普段自転車に乗るときは、ほとんどコンビニで売っている菓子パンやドーナツや羊羹ですませていたけれど、すべての消費カロリー（ポラールの心拍計によると、200km走るには3000kcalくらい必要らしい）をそれらでまかなうには嵩張りすぎるので、スポーツ用の補給食を買ってみた。いわゆるカタチから入るってやつである。アミノバイタルとCCD以外は摂取したことがないので、どんな味がするかすこし楽しみだ。気味の悪そうなフレーバーばかりなのでちょっと心配だけれど･･･。当日の朝に食べるパスタのソースとバナナも買った。自転車乗りといえばパスタというのも、僕の場合、実利的な面からの選択ではなく、きわめてスノビッシュな選択といえる。「なんかレース前はパスタ食べるらしいし･･･」ってやつだ。富士ヒルクライムのときにもバーナーとコッヘルを持っていってお湯を沸かし、スパ王を食べた。あと、なんでしたっけ？「ロールパンの中をくりぬいてクリームとジャムを詰め込んだもの（今中御大談）」でしたっけ？これも作ろうかなあ。フィラデルフィアのクリームチーズも買ってくれば良かった。あとは自転車の最終チェックをして、持ち物を確認し、体調をできる限り整えれば、事前の準備は終わり。予報によると日曜日の午前中は雨が降りそうとのこと･･･。Shouting words of wisdom.レリビ！ケセラセラ！なんくるないさぁ！

  2006.10.27

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  焦燥の三本ローラー

  残業帰りに雨が降る。うんざりする。これもアラニス・モリセットの『アイロニック』の歌詞に付け加えて欲しいものだ。体の調子もだいぶ戻ってきたので、というよりも、よく分からない焦燥に駆られて三本ローラーに乗った。フォームチェックのために置いてある姿見に映った自分の顔を見ると、目は落ち窪んで隈が濃い。残業や風邪のもたらす疲労が、バウムクーヘンのように層になって目の下にへばりついているようだ。なんだか五年後の自分の顔を見ているような気になる。ひたすらペダリングに集中して一時間乗った。30分でやめようと思っていたところでBGMがちょうどいいところに差し掛かり、継続。そして45分でやめようと思っていたところでまた好きな曲になって乗り続けた。一時間乗ると、なんとか気分も上向いてきた。獄中で無目的的に運動をする理由がすこし分った気がする。三本ローラー　負荷装置つきペダリング練習 継続時間 1:01:00 平均心拍数 114 bpm 最大心拍数 142 bpm 平均速度 20.0 km/h 最高速度 35.6 km/h 距離 20.3 km 平均ｹｲﾃﾞﾝｽ 91 rpm 最大ｹｲﾃﾞﾝｽ 179 rpm BGM:ゲームミュージックアレンジ（『妖星乱舞』、『マジカル・サウンド・シャワー』はやはり名曲だ）

  2006.10.26

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  ジョーガシマ

  朝起きてみると、寒気はなくなっていた。のどはまだ痛い。自転車に乗るかどうか迷いながら、昨晩録画しておいた世界自転車選手権と、デポルｘAマドリ戦を交互に見ながら朝食を摂る。ヴィノクロフがチェーントラブルに泣いていた。本当に不運の似合う男である。いや、大好きだけど。U23ロードで新城選手が14位になっていた。うーん。どんどんすごくなっている気がする。自転車レースを見ていたら、矢吹丈に喝を入れられたマンモス西のようにモチベーションが上がってきたので、7:30に自転車に乗ってうちを出る。最後のジタバタだ。すこし寒いので、これ以上膝を悪くしないようにニーウォーマをつけ、アームウォーマも装着した。今日のテーマはイーブンペースのキープ。苦しいときもなるべく回転数を落とさないように心がけた。コースはいつもどおりの鎌倉往復で、体調を見て城ヶ島までいくことにした。去る秋を惜しむかのように走るバイク乗りと自転車乗りをたくさん見かけた。まあ、僕もその1人なのだろうけれど。R134に入ってまもなく、路肩の猫の死体をついばんでいる七羽のカラスがいた。死体を食べているカラスというとグロテスクな感じがするが、そこに展開する「生」に魅せられたのか、まったくそんなことは感じなかった。黒々とした嘴が力強く、生々しく肉をついばむ姿にとても惹きつけられる。まさに海辺のカフカというヤツだ。生ゴミを漁っているときと違う、野生を感じさせる横顔に、「カメラがあればなあ」と思う。わりと順調に走って由比ガ浜海浜公園まで到着。体調も思ったほど悪くないし、天気は走るにもってこいなので、そのまま公園駐車場に寄らずに城ヶ島までいくことにした。調子が悪いのは心拍計だけで、ときおり心拍0になる症状がまた出始めた。（ハート、動いてる？）葉山を過ぎたあたりで道路片側を封鎖しての大規模な工事が行われていて、だいぶ待たされた。道路復旧工事と書いてあったけど、崩落でもしたんだろうか。コンビニで一度トイレにより、今日の補給食「たまご蒸しパン」（126円131kcalx3個入り)を購入。一つ食べて走り出す。炎天下の八月、水だけで無補給で100キロちょっと走ったら、足がまったく回らなくなってしまったことがあったので、しっかりとガスを入れておく。どうやら僕のタンクは朝食のみだと100キロくらいで空になるようだ。三浦半島のいやらしいアップダウンを走りきり、うちを出て約二時間半で城ヶ島大橋に到着。自転車は無料なのでゲートを通過し、灯台のある港方面へ。カメラも釣竿もないと特にやることがないので、一度も自転車から降りずにUターンして戻る。魚屋の中をデッキブラシで掃除している裸足の少女たちがいた。カメラがあればなあ･･･とふたたび思う。また渋滞の三浦半島を走りきって鎌倉に戻る。海浜公園でむしパンをもうひとつ食べ、アミノバイタルを飲んでストレッチ。すぐに走り出す。今日はバイクが本当に多くて、車列をすり抜けていると何度も後ろに着かれて神経を使った。江ノ島のそばでは、左折に巻き込まれたらしいミラーが割れたNSRが駐車場に置かれていた。警察が相手のドライバーらしき女性と何か話していた。前にR134を走っていたときに、僕の前を走っていた原付が、急に左折してコンビニに入った車に巻き込まれたのを見たことがある。本当に他人事ではない。ヒーコラ走ってコンビニでアクティブダイエットを買い、空になったボトルにつめる。今日は鎌倉で帰るかも･･･と思っていたので、ボトルを一本しか持ってこなかったのだ。余計な出費をしてしまった。てらてら走って無事帰宅。約140kmを平均時速25km/hで走っていた。来週の富士があやしくなってきた。まあ最初からこんなもんだと思ってたけどさ。ジタバタライド江ノ島－鎌倉－葉山－城ヶ島往復継続時間 5:33:15 平均心拍数 135 bpm 最大心拍数 173 bpm 平均速度 25.6 km/h 最高速度 54.4 km/h 距離 139.8 km 平均ｹｲﾃﾞﾝｽ 88 rpm 最大ｹｲﾃﾞﾝｽ 193？ rpm

  2006.10.22

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  ラップ計測チェック

  来週に迫った富士チャレンジのために心拍計のラップ計測が周回分できるかどうかをチェックした。うまくいけば、44周することになるのだけど、実際そんなにラップを計ったことがないのでじっさいにやってみる。まったく問題なかった。周回数のカウントは頭でやると絶対に忘れると思うので、心拍計だけが頼りだ。問題なく動いてくれるといいけれど･･･。三本ローラー　負荷装置つき有酸素系インターバル継続時間 1:00:15 平均心拍数 128 bpm 最大心拍数 152 bpm 平均速度 20.5 km/h 最高速度 24.6 km/h 距離 20.5 km 平均ｹｲﾃﾞﾝｽ 91 rpm 最大ｹｲﾃﾞﾝｽ 124 rpm BGM：バンプ・オブ・チキン『ユグドラシル』今朝もよく焼けていました。

  2006.10.20

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  富士チャレンジ案内状が来る

  いや、先日来ていたんですが、どうも北アルプスの山々が頭の中を占めていたので、放ったらかしてありました。ようやく先程開封してみました。僕が出走するのはソロ200。7時間でコースを44周すれば及第だそうです。時間内に200km走ることができた人にはTシャツがもらえるとのことです。目の前にぶら下げるニンジンとしてはちょっと魅力不足な気もしますが、もらえるものはもらいたいものです。平均時速は28.6km／h、一周9分30秒くらいで走らなければなりません。僕の力では列車に乗り遅れたら、その次点でアウトでしょう。と分っているのですが、いまいちモチベーションが上がっていません。山に行って魂が抜けてしまったようです。こんな感じです。それはさておき、福島兄弟や新城選手もゲストライダーとして走るそうです。苦しんでいる僕らを引っ張ってくれたりするんでしょうか？ジャパンカップに応援に行って、なにか貢いでおかないとダメかもしれませんが･･･。BGMのリクエスト（競技中のものでしょうか？）もあるそうですね。やっぱりQUEENの「バーイセコ、バーイセコ」とかが流れたりするんでしょうか。僕はバクチクの『Machine』、ピロウズの『ハイブリッド・レインボウ』なんかが聴きたいですね。あとはバンプの『車輪の唄』『ダイヤモンド』あたりもよさそうです。遊佐未森の『夏草の線路』『地図をください』、ザバダックの『五つの橋』なんかどうでしょうか。アニソンもいいですね。影山ヒロノブの『スターダスト・ボーイズ』、TOM☆CATの『タフ・ボーイ』、国分友里惠の『空色の指先』、奥井亜紀の『wind climbing　風に遊ばれて』、ドラゴンボールの歌、特に『ロマンティックあげるよ』（大人になって聴くと、「しみる」んだ、コレが）なんかが流れたら、かなりがんばれそうです。となりのトトロの『さんぽ』はリク禁止にして欲しいものですね。まあ、あと十日もないので、ジタバタしてもしょうがないのですが、なんにもしないよりはジタバタしたほうが、何かやっている気になれるので、ジタバタするとしましょう。ギリギリまで皮膚がチギれるまで走る息を止めてこの世を飲み込む馬鹿げているヤツらチギれるまで走る正気のままここで夢見るの？TVモニターが(who are you?)サヨナラを告げているスピードがすべて(who are you?)恐怖だけ感じてる飛び込んでいく高速に眩しすぎる星になるまで信じるものは神じゃない沸きあがる血のにおいだけ飛び出していく高速に冷たすぎる風になるまで信じるものは夢じゃない走り出すこの俺だけさBUCK-TICK『Machine』より抜粋自転車乗りにうってつけの歌詞だと思いませんか？

  2006.10.19

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  空が焼けていても三本ローラー

  東側の窓から差し込む光で目が覚める。なんだか空がすごいことになっているので、カメラに収めた。今日の日の出を見逃した人は、もったいないことをしたと思う。R134をディスカバリーチャンネルのジャージを着てロードで走っている兄ちゃんがいて、それが別府フミユキだったと気づかなかったくらいもったいない。こういう朝こそ自転車でどこかへ行きたいけれど、今日は木曜日。出勤しなくてはならない。こんな天気を放っておいて仕事なんかしにいくのだから、僕も頭がどうにかなってしまっているのだろう。ニーチェは晩年に発狂したと言われるけれど、狂っているのは僕のほうなのかもしれない。「少なくともそれまではマトモだった」ということを明らかにするためには、狂うことによって狂気/正気の差異を明示するしかないわけだから。それができない限り、マトモなのかクルッテルのかは判断できないはずだ。脚立に乗ってシャッターを切っていたら、ふと、そんなことを思った。朝焼けを撮るためにベランダに脚立を出して、朝の5:30からその上に立っている。これは間違いなく狂気の沙汰だろう。やがて人々の生活の立てる幾ばくかのぬくもりに、朝焼けは終わった。ツァラトゥストラの正午はいつ来るんでしょうか？会社から帰ってきて三本に乗る。まるで、エネルギー消費で「運動したからヨシ」という免罪符を購入するかのような運動だった。三本ローラー　体感を頼りに90rpmで 継続時間 1:00:15 平均心拍数 116 bpm 最大心拍数 128 bpm 平均速度 19.0 km/h 最高速度 20.8 km/h 距離 19.0 km 平均ｹｲﾃﾞﾝｽ 90 rpm 最大ｹｲﾃﾞﾝｽ 98 rpmBGM:AKF Generation「ソルファ」

  2006.10.12

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  台風去る

  6:00ごろに起きる。夜に雨が止んで、風だけが吹き、路面はすっかり乾いていた。新聞を取りに表に出ると、空にはアフター十五夜の月が、とても綺麗に銀のお盆のように浮いている。朝食を食べていつものように鎌倉往復の練習に向かった。行きはすいすい追い風。R134は連休初日と言うこともあって、下り線はかなり渋滞していた。連休のせいか、はたまた横浜、東京方面はまだ雲行きが怪しいのか、自転車乗りとあまりすれ違わなかった。湘南海岸は白い波が立っていてサーファーたちがとても楽しそうだ。ちょうど逆光になっていてそれぞれの波乗りたちは黒い塊にしか見えない。波が来ると同時にシルエットがボードの上に立ち上がり、それぞれの軌跡を描いて浜に向かってくる。なかなか美しい光景だった。由比ガ浜臨海公園から相模湾を望むと、目の前に大島、右手に伊豆半島、左手に三浦半島が見える。これもなかなか同時には見られない光景だ。パノラマ撮影したくなるけど、そもそも練習にカメラは持ってきていない。午後から出かけるのでさっさと帰る。ヒーコラ向かい風に抗っていると、ミヤタスバルレーシングチームらしき三人の列車を見る。秦野二宮線ののぼりでは闘牛のような競輪選手が、カーペーサーの後ろでもがいていた。きっとみんな、台風に押し込められていた憂さを晴らしていたのだろう。坂を登っているときに見えた丹沢山塊が、目が痛くなるほど綺麗だった。やっぱり心拍計ばっかり見ていちゃ、いけない。昼食を食べて出かける。新宿もとても晴れていて街往く人もなにか嬉しそうに見える。気温はだいぶ高くなっていたが、秋の装いの人が多くなっていた。タンクトップにサンダルなんてのは僕くらいだったような。鎌倉往復継続時間 3:09:15 平均心拍数 127 bpm 最大心拍数 167 bpm 平均速度 26.8 km/h 最高速度 85.0 km/h？ 距離 84.0 km 平均ｹｲﾃﾞﾝｽ 93 rpm 最大ｹｲﾃﾞﾝｽ 170 rpm

  2006.10.07

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  つめたい雨とあたたかい風

  台風の接近がもたらすあたたかい風と10月の冷たい雨にもまれて帰宅。レインウェアごしに身体が冷やされたので、暖を取るために三本ローラーに乗った。練習後、NHKでやっていた上田義彦の番組を見ながらストレッチ。すんごいカメラを使っていた。宮崎あおいにも等しく老いは訪れるのだとレンズが教えてくれた。三本ローラー　負荷装置つき有酸素系インターバル継続時間 1:01:00 平均心拍数 124 bpm 最大心拍数 152 bpm 平均速度 21.0 km/h 最高速度 27.6 km/h 距離 21.4 km 平均ｹｲﾃﾞﾝｽ 88 rpm 最大ｹｲﾃﾞﾝｽ 98 rpm BGM:グールド・プレイズ・バッハ『平均律クラヴィーア第二集』帰宅して部屋のカーテンを閉めようとしたら、ガラスに蟷螂がへばりついていた。雨宿りでもしていたんだろうか。

  2006.10.05

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• 久々落車

  オシジャムパンとチョコレート工場のゲームの後半を見ながら三本に乗る。今日のテーマはヒザの位置と足裏の角度に注意してのペダリング練習。すこしバランスがよくなったのか、自転車のメンテナンスのおかげか、20km/h以下でも両手を放して乗れるようになっていた。90分乗って、さあ終わろうかとケイデンスを何処まで下げられるかやっていたら、バランスを失って三本から落ちた。右足のクリートが外れず、自転車ごと倒れ、そばにおいてあったコタツ用のテーブルに腰をぶつけた。他には何処にもぶつけず、腰の打撲だけですんだようだ。自転車に異常がないか、もう一度三本に乗って少しまわしてみたが、特に問題が無いようで一安心。サッカーが終わってから使っていたMP3プレイヤーにも損害ナシ。ふう。ウチに帰るまでが遠足。シートをかけるまでがツーリング。レーパンを脱ぐまでが自転車練習。最後まで集中を切らさないことが肝心です。三本ローラー　負荷装置つきペダリング練習 継続時間 1:31:45 平均心拍数 129 bpm 最大心拍数 155 bpm 平均速度 19.8 km/h 最高速度 22.4 km/h 距離 30.2 km 平均ｹｲﾃﾞﾝｽ 89 rpm 最大ｹｲﾃﾞﾝｽ 102 rpm BGM:グールド・プレイズ・バッハ『平均律クラヴィーア第二集』

  2006.10.04

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  バッテリー限界？

  三本に乗っていたら、室内でほとんど電波の干渉を受けないはずなのに心拍が40まで落ちたり、心停止したりした。トランスミッタの電池が終わろうとしているのだろうか？三本ローラー　有酸素系インターバル継続時間 1:00:00 平均心拍数 132 bpm 最大心拍数 158 bpm 平均速度 21.0 km/h 最高速度 32.8 km/h 距離 21.0 km 平均ｹｲﾃﾞﾝｽ 89 rpm 最大ｹｲﾃﾞﾝｽ 97 rpm BGM:バンプ・オブ・チキン『ユグドラシル』

  2006.10.03

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  湘南はランナーだらけ

  先日オーバーホールしてもらったので、自転車の調子を見るためにいつもの鎌倉往復に出かけた。AM6:30ごろに出発。すこし肌寒いのでアームウォーマとロングスパッツを重ね着した。藤沢あたりで雨がポツポツ。まだ大丈夫そうなので鎌倉まで行くことにする。江ノ島の近辺でゼッケンをつけたランナーたちが目に入ってくる。「月例　湘南マラソン」というのをやってるらしい。もう少し走っていくと100人以上の人がストレッチをしていた。皆さん元気ですねえ。さて、問題の自転車。グリスアップのおかげか発進が軽くなっていた。それになんだか直進性が増した気がする。ブレーキを105に換えたけれど、峠の下りとかじゃないと分からないかもしれない。軽くはなっていたけれど。由比ガ浜海浜公園で折り返し。海の家がなくなっていた。雨脚がすこし増してきたのでさっさと帰る。発進が気持ちよくなったので調子に乗っていたら、踏み出しと同時に濡れた白線で後輪が空転した。気をつけないとなあ。うちにつく頃にはほとんど雨が上がった。鎌倉往復　自転車チェック継続時間 3:08:15 平均心拍数 133 bpm 最大心拍数 176 bpm 平均速度 26.9 km/h 最高速度 57.7 km/h 距離 83.7 km 平均ｹｲﾃﾞﾝｽ 90 rpm 最大ｹｲﾃﾞﾝｽ 110 rpm 石田徹也　「公共物」　1999年　『石田徹也遺作集』より　

  2006.10.01

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  はぢめてのリバーサル

  三本ローラー　ペダリング練習LSDペースで50分　30秒間120rpmキープx5平均心拍数 126 bpm 最大心拍数 163 bpm 平均速度 22.2 km/h 最高速度 31.6 km/h 距離 22.2 km 平均ｹｲﾃﾞﾝｽ 90 rpm 最大ｹｲﾃﾞﾝｽ 123 rpm BGM：ルービンシュタイン、ハイフェッツ、フォイアマン『大公』（『海辺のカフカ』で売れたレコードですね）さて、写真撮影の楽しさに目覚めると、ポジでの撮影にトライしてみたくなるものです。僕も先週リバーサルフィルムでの撮影に挑戦してみました。場所は丹沢の塔の岳山頂。天気は快晴でTシャツ一枚で居られるくらい暑かったです。ポジでの撮影と言うと、露出がシビアで真っ白になってしまうとか、いろいろ怖いことを聞きます。とりあえず、PCのディスプレイで白い壁紙を選んでビュアーにして見ました。ルーペがないので、よく見えませんが、とりあえず撮れているみたいで一安心です。ビビリなんで同じ構図で露出を変えて撮ってます。36枚なんてあっという間です。ビュアーとルーペが欲しくなりますね。PLフィルターも使ってみたい･･･いやいや山を撮るなら24mmくらいで･･･どんどんお金が出て行きそうで怖いです。

  2006.09.29

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  秋の夜長に三本

  三本ローラー　負荷装置つき有酸素系インターバル 継続時間 1:01:00 最小心拍数 84 bpm 平均心拍数 132 bpm 最大心拍数 154 bpm 平均速度 21.3 km/h 最高速度 28.3 km/h 最小ｹｲﾃﾞﾝｽ 75 rpm 平均ｹｲﾃﾞﾝｽ 89 rpm BGM:昔のゲームのBGMアレンジ　やっぱmotherはいい。　 写真は通勤途中の彼岸花。なかなか思ったように撮れません。今時分、いったいどれだけの彼岸花の写真がアップされているのでしょうか？

  2006.09.28

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  イチマルゴー

  オーバーホールに出していた自転車が戻ってきた。いろいろグリスアップしてもらって、ついでにブレーキを105に換えた。前輪のハブがグリス切れで、ベアリングが痛んでしまっているらしい。ついでにリムも磨り減りすぎているとのことだった。いよいよホイール交換だろうか？

  2006.09.27

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• 日本の夏、三本の夏

  今朝は朝から霧がすごかった。バイクでの通勤もちょっとしたツーリング気分が味わえた。さて、実に久方ぶりに自転車に乗った。と言っても三本だけど。ポラールのデータによると、なんと6/29以来だった。弱っている自分をひしひしと感じた。三ヵ月後には富士チャレンジ200がある。12000円も払うのだから、がんばらないと。三本ローラー有酸素系インターバル継続時間 1:00:00 平均心拍数 122 bpm 最大心拍数 151 bpm 平均速度 21.5 km/h 最高速度 30.1 km/h 距離 21.5 km 平均ｹｲﾃﾞﾝｽ 87 rpm 最大ｹｲﾃﾞﾝｽ 95 rpm

  2006.07.27

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• ジーンズが･･･

  自転車に乗っていると、どうしてもモモに筋肉がついてしまう。もう7年くらい穿いているお気に入りのジーンズがあるのだが、自転車に乗り始めてモモ周りがきつくて穿けなくなってしまった。穿くことはできてもしゃがめないくらいにパツンパツンになる。でもW杯後の燃えカス状態で、しばらく自転車に乗らない日々をすごしていたら、また穿けるようになっていた。喜ぶべきことなのだろうか？

  2006.07.24

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  ツールの映画

  ジダンショックからいまだに立ち直れないので、･･･っていうのはウソだけど、土曜日に出勤することになったので腹いせに有給をとった。せっかくだからUPLINKでやっているツールの映画を見に行くことにした。バッソやウルリッヒがあんなことになってしまっていろいろ複雑な思いはあるけれど、スポーツノンフィクションのいささかマッチョなヒロイズム幻想を心のどこかで求めていたのだろう。渋谷に行くなんてホント久しぶりだ。しかも午前中･･･。しかし、暑い。しかもすごい湿度だ。人々の顔には一割くらいの「だるさ」が宿命的にへばりついている。きっと僕もそう見えただろう。流石にちょっと早く着きすぎたので、ブック1stで立ち読みでもしようと立ち寄ると、ツールの特集コーナーがあった。『ラフライド』が欲しかったけれど我慢する。週を追うごとに「トンデモ化」している某マガジン連載漫画も平積みされていた。『茄子』の初回特典つきDVDもあったり･･･。正午かっきりに映画館到着して整理券をもらう。hell on wheelsとovercomingの両方の整理券で番号はそれぞれ3番と5番。心拍計を持っていって自転車割引にしてもらった。平日だったせいもあってそんなに混んでなかった。ウェンディーズでジャンクフードを補給して時間をつぶし、会場時間に再び劇場へ。劇場といってもHPにあるとおり、キャパシティは少ない。なんかこう、アングラな感じというか、大学生の自主制作映画を見るような感じだ。結局見にきてたのは30人くらいで、ちょこっと空席があった。作品について（以下ネタバレあり）hell on wheelsのほうはテレコムのツァベルとアルタグの友情物語を軸にツールを紹介していくといった感じ。ときどき元レキップの記者だったとかいう老人が昔のツールとの比較をする。さて、二人が語るシーンは宿でのマッサージ中のシーンが多くて、その手の人にはたまらないチラリズムがあるような。マッサーのエウル爺がとってもいい味を出している。第三の主役かなーと思っていると二人を食ってしまうくらい頻出！！ツァベルの語り口はとても穏やかで、誠実さにあふれている。でもそこにきちんと人間味を盛り込むあたりがベテランらしい。目がキラキラしているのがとても印象的。アルタグは自分で足の毛を剃っていた。「なんでロードレーサーは毛を剃るか」の解説つきで（笑）この映画の見所は、なんといっても普段見られないアングルでツールが見られるってとこだと思う。しかも映像がどれも綺麗。シャンゼリゼゴールのあとの二人の映像もカッコイイ。あと面白かったのがツールを追っかけている一家の映像。娘がアレッシオのボトルを拾って喜ぶ姿とかとっても微笑ましい。「ファンから見たツール」という視点はとてもよかった。下にあるカフェで「マイヨ・ジョーヌ」というカクテルを飲んで休憩。ま、とりあえず飲んでおかないとね。700円也。30分後にovercomigがはじまる。こっちはCSC監督のリースを中心に話はすすむ。一言で言えば監督苦労物語である。サストレとバッソが主に話に絡んでくる。サストレのチーム内での孤立やバッソの言葉の壁、バルトリの引退時の心情などに迫っていて結構面白いんだけど、演出過剰というか、編集に懲りすぎていて見ていて疲れるドキュメントだった。二本目というのもあったけど･･･。コッチの作品でいい味出しているのは、ボディセラピストのオーレ翁。二作品とも言えることだが、とにかくジジイがいちいちいいことを言うのである。さて、こちらの作品でやっぱり驚くのはバッソとランスの話だろう。レース中に母親が癌になったと知らされたバッソは、チームスタッフの勧めもあってランスに連絡を取る。ランスと言えば、いわずと知れたリブストロング財団の創始者。この夜、携帯電話で交わされた二人の会話で翌日12stageのレースの展開が決まる。最後は「偶然にも」二人の一騎打ちになり、バッソが勝利（作品ポスターの写真はそのときのもの）。ランスは「惜しくも」競り負けた。その日はバッソの母親が化学療法を始める日だったとか。そして翌13stageで「なぜか」またも二人の勝負になり、今度はバッソが「惜しくも」競り負けてランスが区間優勝･･･うーむ。なんだか最後のほうは盛り上がりそうで盛り上がらず終了。洋モノのドキュメントって、やっぱり、演出の文法が日本のそれとちょっと違うんだなあ･･･とそんなことばっかり考えていた。外に出ると小雨。人々の汗がそのまま蒸発して落ちてきているかのような錯覚にとらわれる。さっさと渋谷をあとにした。若干説明不足な感はありますが、自転車ロードレース好きには結構楽しめると思います。僕はテレコムの話のほうが面白かったです。

  2006.07.13

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• キヨシローが癌に･･･

  本人のHP昨年オレンジ号が盗まれたと思ったら、今度は喉頭癌･･･。けれど、「この新しいブルースを楽しむ」とのこと。ロックです。さすがデイ・ドリーム・ビリーヴァーです。がんばって治療して欲しいものです。ジョンやカートやフレディやシドだって「こっちくんじゃねえ！！」って言ってるはずです。

  2006.07.13

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  マルコ様がみてる

  フランスがジダンに夢中で、イタリアがトッティとトーニに夢中で、スペインがナダルやアロンソに夢中で、ドイツがクローゼとレーマンに夢中な中で始まったTDF。スタート直前に大事件勃発です。フランス代表の活躍に、自転車関係者が「じゃ、ツールでもフランス人を･･･」と思ったのかもしれません。サッカーばっかり盛り上がっていては癇に障るでしょうから。あるいは「今年もディスカバリーで行きましょう」とか思ったお金持ちが、気まぐれを起こしたのかもしれません。まあ、僕はいまのところ見てないので、どうでもいいことですが。「魔女狩りは終わっていない」とランスは言いました。あのバレンタイン・デイの悲劇がもう一度必要なのでしょうか？いずれにしてもコカインは容量、用法を守って正しく使って欲しいものです。■ドーピング関与選手リスト（コピペ）プロツアーチームの中で今回のドーピングスキャンダルに関与していると発表された選手は次の通り。（※はツールに出場予定であった選手）アージェードゥーゼル：※フランシスコ・マンセーボ（スペイン）アスタナ・ウルト：ミケーレ・スカルポーニ（イタリア）、マルコス・セラノ（スペイン）、ダビ・エチェバリーア（スペイン）、※ホセバ・ベロキ（スペイン）、アンヘル・ビシオソ（スペイン）、※イシドロ・ノサル（スペイン）、ウナイ・オサ（スペイン）、※ヨルグ・ヤクシェ（ドイツ）、ジャンパオロ・カルーゾ（イタリア）ケスデパーニュ：コンスタンティーノ・サバリャ（スペイン）サウニエルデュバル：カルロス・サラテ（スペイン）チームCSC：※イヴァン・バッソ（イタリア）Tモバイル：※ヤン・ウルリッヒ（ドイツ）、※オスカル・セビリャ（スペイン）フォナック：ホセエンリケ・グティエレス（スペイン）、イグナシオ・グティエレス（スペイン）エラスのヴェルタ優勝剥奪があったのですから、クロと判明すれば、バッソはジロの優勝も剥奪されるんでしょうかね？べた褒めしていた自転車雑誌の人々がどういう記事を書くのか、ちょっと楽しみです。

  2006.07.02

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  富士チャレンジ200

  酔って帰ってきて、ワールドカップ見ながら寝てしまい、目が覚めたときの異様なハイな気分のままエントリーしちゃいました。カテゴリは「ソロ200km」。もちろん200kmなんか走ったこと無いです。ささやき　いのり　えいしょう　ねんじろ！！ベンガベンガはハイになりましたってやつです。きっとこんな気分だったんでしょう。平均速度28.6km/hで7時間･･･難しそうですが、せっかくですから冠通りチャレンジしてみます。開催地の富士スピードウェイがウチから近いってのが一番の理由ですけど。ノービス→ローディー→フジクライマーとクラスチェンジをしてきました。無事に200kmを走り終えて、フジチャレンジャーになれるでしょうか？グルグル回ってバターになるかもしれませんが、高橋名人のスピリットを継ぐものとして、がんばりたいものです。でも12000円･･･サーキットを利用するにしても高すぎませんかね？ホンダ車で行くと駐車料金が倍になったりしませんよね？

  2006.07.01

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• 梅雨の晴れ間も三本ローラー

  昨日に引き続き、今日も暑い。いよいよ30℃を超えたようだ。サッカーがないと朝4:00に起きられないのが不思議だ。夜乗りに行こうと思ったけれど、録画しておいたブラジルｘガーナ戦を見ていたら、なんとなく行く気がなくなってしまった。というわけで今日も三本。モモの上下運動だけを意識して80-90rpmで回す練習。三本ローラー　負荷装置つきペダリング練習継続時間 1:00:15 平均心拍数 105 bpm 最大心拍数 127 bpm 平均速度 17.9 km/h 最高速度 19.2 km/h 距離 18.0 km 平均ｹｲﾃﾞﾝｽ 85 rpm 最大ｹｲﾃﾞﾝｽ 91 rpm BGM：YOKO KANNO　"COWBOY BEBOP OST1"

  2006.06.29

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• 鎌倉往復練習

  フランスの勝利でひとまず安心して、程よく涼しいので久しぶりに鎌倉往復。ここのところ一日3時間しか寝ていないけれど、サッカーのせいで一種異様なエネルギーを身体の中に感じる。急にバタっとこないといいけれど･･･。二時間LSDペースで走ったのち、120rpmでキープできるまで回す練習を数回やる。最後に秦野二宮線のゆるい登りを使って20秒ダッシュ40秒リカバリのインターバルx5午後から予定があるのでタラタラ走ってさっさと帰る。道中9人で列車を作っている同じチームジャージに身を包んだロード乗りなどをみかける。シーズン真っ盛りと言ったところだろうか。茅ヶ崎のあたりはとても晴れていてよく日焼けした。鎌倉往復継続時間 3:07:45 平均心拍数 130 bpm 最大心拍数 178 bpm 平均速度 26.9 km/h 最高速度 56.1 km/h 距離 83.2 km 平均ｹｲﾃﾞﾝｽ 93 rpm 最大ｹｲﾃﾞﾝｽ 127 rpm

  2006.06.24

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  勢いを増した向かい風の中を

  と書くと、いかにも外を走ったように感じられるが、今日も三本ローラー。風を生み出すのはいよいよ導入された扇風機。BGMに『北斗の拳　ORIGINAL　SONGS』を聞いていたら、"Tough Boy"という曲の中にKeep you burning　駆け抜けてこの狂気と希望と幻滅のまっただなかNo Boy No cry　進まなきゃ勢いを増した向かい風の中をWe're living, living in the eigtiesWe still fight, Fighting in the eighiesという歌詞があった。自転車乗りにぴったり。80年代を戦った記憶はないですけれど･･･。コレを歌ってたTOM CATって最後どうなったんだろ？三本ローラー　負荷装置つき有酸素系インターバル継続時間 1:01:30 平均心拍数 125 bpm 最大心拍数 148 bpm 平均速度 21.9 km/h 最高速度 28.6 km/h 距離 22.5 km 平均ｹｲﾃﾞﾝｽ 91 rpm 最大ｹｲﾃﾞﾝｽ 101 rpm BGM：『北斗の拳　ORIGINAL　SONGS』富士ヒルクラ前夜祭で60年代POPSを歌ったREGIRLとかいう人たち。コンサートについてのコメントは控えさせていただきます。キヨシロウがライブに来てくれたら、盛り上がると思うんだけど。それか聖飢魔IIのふたりとかさ。

  2006.06.21

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  暑くてローラー断念

  三本に乗ってみたけれど、湿度で汗が乾かず、ゲンナリして終了。腹いせに120rpmで回してみたら、案外安定して回せた。代表の辛さがすこし分かりました。三本ローラー　負荷装置つきアップのみ平均心拍数 105 bpm 最大心拍数 139 bpm 平均速度 18.6 km/h 最高速度 28.3 km/h 距離 9.9 km 平均ｹｲﾃﾞﾝｽ 87 rpm 最大ｹｲﾃﾞﾝｽ 125 rpm富士ヒルクラの参加賞「袋」イヤらしくスポンサー名が入っているところが自転車イベントっぽい。スーパーなどに行くときに、お買い物袋に使えそうです。

  2006.06.20

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  金太郎

  昨日オランダ戦まで見てしまったため、起きるともう8:00すぎ。こんなに遅く起きるなんて久しぶりだ。鎌倉まで乗りに行くにはちょっと遅い時間なので、足柄峠の途中の地蔵堂へのコースを選択。空は曇っているけれど、気温は25度以上ある。走り始めて10分もすると日がさしてきた。例によって日焼け止めを塗ってくるのを忘れた。やれやれ。いつもの通り開成をぬけて静岡県境への登りに入る。登り始めてすぐに歩道で自転車をチェックしている50代くらいのランドナー乗りを見かける。パンクだろうか。パンクしている人を見るたびに、なんだか鳩尾のあたりがちょこっと苦しくなる。てらてら登って一番勾配のきついところで三人組のロード乗りに追いつく。挨拶しながら抜くと、先頭を走っていた青年がギアをあげてスピードアップ。おお！これは！10mくらいの距離を置いて僕も回転数を上げて着いていく。勾配のきついところで彼はシフトダウンして時おりダンシングする。僕はシッティングでフヌフヌとがんばる。けっこういいペースで登って行く彼だったけれど、ちょっとした平坦部分で後続の仲間を待つためか、ペダルから脚をはずした。挨拶して通り過ぎる。人のペースで走るってのはやっぱりキツイ。最大心拍近くまであがってしまった。と思っているうちに地蔵堂到着折り返し。下りのコーナーではなるべく減速しないように技術の向上に努める。「攻めて」下るという感じではないけれど、「守り」に入らないように下った。さっきの三人とすれちがって会釈、最初にみかけたランドナー乗りものちに登ってきた。よかったよかった。開成町の川沿いの直線ではずっと左右交互に片足ペダリング。左がやっぱりまったく「なって」ない。今中さんはラクに30km/h出すらしいけれど、がんばっても27km/hくらいしか出なかった。ウチへの最後の峠越えではダンシングで主に登り、最後にヒルスプリント。また最大心拍近くまで持っていく。繰り返してやらないと意味が無いのかもしれないけれど、午後から出かけるのでさっさと帰る。ばっちり日焼けしていた。坂練習　ペダリング練習 継続時間 2:04:00 平均心拍数 136 bpm 最大心拍数 183 bpm 平均速度 23.1 km/h 最高速度 69.3 km/h 距離 47.5 km 平均ｹｲﾃﾞﾝｽ 82 rpm 最大ｹｲﾃﾞﾝｽ 112 rpm 上昇 730 m 道中にある金太郎模様の柵。地蔵堂には坂田金時の生家跡もある。

  2006.06.17

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• アルゼンチンｘセルモンで三本ローラー

  ひたすら左足首のフォームに気をつけて回す。120rpm代で10秒くらい安定して回すことが数回できた。興奮しすぎてハーフタイムで終了。継続時間 1:03:45 平均心拍数 102 bpm 最大心拍数 125 bpm 平均速度 17.2 km/h 最高速度 23.8 km/h 距離 18.3 km 平均ｹｲﾃﾞﾝｽ 85 rpm 最大ｹｲﾃﾞﾝｽ 122 rpm

  2006.06.16

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