[バイク]の記事一覧 | Blue Sky Complex

通勤路探訪

明日に備えて今日はなるべくじっとしてようと思ったけれど、天気がよいのでじっとしていられなかった。ドラ焼き（スーパーのだけど）を買いに行くついでに通勤途中にある自転車屋さんに寄って、ボトルを二本買った。詰め替えの時間が惜しいので念のため。外はいい陽気。写真を撮るには良さそうな柔らかい光がさしている。せっかくだからカメラを持っていき、普段は通り過ぎているだけの通勤路のあちこちで停まってみた。いつも通り過ぎている神社。一度も寄ったことはない。京極夏彦ふうに階段を昇ってみた。誰もいないと思っていたら、初老の夫婦がハイキングに来ていた。だがチラチラ観察しているとかなり真剣に山の斜面を漁っていた。茸か山菜でも取れるのだろうか。僕が挨拶すると、一瞬緊張した表情になっていたけれど･･･気にしない。社自体はそんなにたいしたことはなかったけれど、この神社の売りは、なんといっても樹齢800年といわれている椎の木。履歴書はやはり鎌倉に○をつけているのだろうか、いずれにしても書くのが大変そうだ。木は隣接する道路に張り出してしまっていて、今では支えの鉄骨をあてがわれている。樹だって人だって長生きするためには介護が必要な世の中だ。そして、何より気に入ったのが階段だ。ところどころ苔むしていて、それが柔らかな印象を与えてくれる。苔の具合からするとけっこう人が歩いているのだろうか。いろいろ落ちていたので撮ってみる。↑樹液の固まったものだろうか？琥珀色の雫が落ちていた。ただの飴だったらすこし哀しい。↑左のほうにいるのは赤いクモ？ダニ？のそのそ歩いている。うまく撮れない。↑こういうのを土門拳みたいに撮れたらなあ。階段の両側にも間違いなく僕の10倍くらいは生きていそうな木々が茂っている。なんだか腰が痛そうな感じ。いや、どの辺が腰かは知りませんが。階段を昇りきると、ショボい、奥ゆかしい灯篭があった。なんだか誰も照らすことなく、誰にも照らされることなく立っている･･･というふうだったので写真を撮る。本殿のある開けたところは、廃棄された炭鉱のようなもの悲しさに包まれている。向かって左には何かを演じるための舞台のようなものがあるが、近くの幼稚園か小学校でだいぶ前に使われたらしい看板が立てかけられていた。早い話が粗大ゴミ置き場として使われているようだった。撮るものも特になさそうなので、さっさと帰ることにする。夜なら誰も来なさそうなので、ここで星空を撮るのもいいかもしれない。ちなみに毎日こんなところを走って通勤してます。エブリデイ・イズ・ワインディングロードです。

僕にその手を汚せというのか

積算距離が30000kmを越えたのでエンジンオイルの定期交換。交換2回につきフィルターも交換しているので、今日はコッチもやる。汗だくになってドレンボルトをはずし、フィルタも外す。この世のものとは思えないくらいの濁液が排出される。毎回思うけど、あの琥珀色だった液体がよくもまあここまで汚れるものだ。ビニールの手袋をしていたが、手に汗をかいて滑るし、とても不快なので素手になった。一度汚れてしまえば、手だって人生だって諦めがつくものだ。人生の汚れは、手の汚れほど綺麗には落ちてくれないものだけど。でも、何でも手袋越しにつかんで、分かったような顔をしていたら、そのうち手袋だか、自分の手だか、分からなくなってしまいそうだ。オイルが排出されたところでガスケットを換えて、ボルトを締め、フィルタも新しくして、新しいオイルを入れる。レベルゲージで容量を確認して交換作業終了。次に自転車用のケミカルを使って全体を洗車。毎日乗っているのでよく汚れている。時おり見える虹に夏を感じた。ウェスで全体を拭いあとで、チェーンの洗浄＆チェーンオイルの張替えにとりかかる。手の皺や指紋やつめ先が逃れようもなく黒くなっていく。そのぶんチェーンは元の金属色を取り戻していった。作業が終わって、オイル廃棄用の箱を買ったバイク用品店の袋に汚れたウェスなどをまとめようとしていたら、「チェーン調整（清掃＆グリスアップ）通常工賃1050円→無料！」というクーポン券が出てきた･･･。やはり手を汚すべきではなかったようです。カチュア姉さん。

キリ番ゲット・・・失敗だぜ！

ちょうど会社について「そろそろかなあ」と思って見てみたらっ！2000年モデルの我がCB400SFだが、最低限のメンテナンスで元気に走っている。最近は自転車に乗ることが多くて、あんまりツーリングに行かなくなった。ほとんど通勤専用車になってしまっている。会社からの帰りに無事に30000kmを越えた。二輪ばっかり乗っているけれど、私は元気です。

ワンゲルハウスを後にして

朝起きると4:30･･･サッカーオタクの日曜は早い。もちろん宿泊先でリーガを見るわけでもないので、もう一度眠る。今度は6:30ごろに目が覚めた。五時間半も寝れば十分だろうとむっくりと起き上がり、まだみな眠っている宿内をしのび足で歩き回り、バイクを眺めたり、天気の様子を見たりして時間をつぶす。昨晩すこし酒を飲んで喉が渇いていたので、峠の茶屋主人にいただいたネーブルを食べた。今年食べた柑橘類ではベストスリーに入る美味さだった。ほどなく仲間が起きはじめたので「ネーブルうまいよー」と勧めて結局みんな食べてしまった。オーナー夫妻は朝食の準備に忙しいようだ。同宿の人々もそれぞれ起きはじめて、二割くらい憂いを含んだ顔で天気をうかがっている。朝食。これがまた量が多い。ラーメンどんぶり一杯くらいの筍ご飯にイノシシの燻製とサラダ、そして奥さんの手作りヨーグルトのデザートもついている。昨晩もだいぶ食べたけれど、これから雨の中バイクで走ることになるのでガツガツといただいた。筍はもちろんその辺で掘ってきたものだろう。文句なしに美味しい。「おいしい」、「うまい」と自分のボキャブラリの少なさがちょっと心肺だが、とにかく美味いのだ。コーヒーをいただいてまたすこし話をしていると、カワサキ四人衆が雨の中出て行った。千葉に帰るんじゃ、早く出るに越したことはない。「今度は自転車で来ようかなあ」なんて話をしていると、オーナーが「私も昔乗ってました」とおっしゃる。ホントにいろいろやってるひとである。なんでも伊豆から青森まで四日でいったこともあるらしい。すごいハナシにだんだん慣れてきたので、フムフムと聞いていたが、よく考えれば「けっこうすごい」ハナシな気がする。あんまり話していると根っこが生えてしまうので、再訪を約束して？、僕らも10時過ぎには宿を後にした。とりあえず、バイクの写真を撮らせてもらった。あんまりきれいに撮れてないけど。帰りは弱いながらも辛抱強い雨が降っていて結構寒い。修善寺サイクルスポーツセンターの近くの道を使うと亀石峠インターから伊豆スカイラインにのれると地図にあるので、そこを目指していくが、道を間違え、結局、冷川インターから乗ることになった。自転車乗りとして恥ずかしいことである。伊豆スカイラインは濃霧。亀石付近ではすこし晴れたが、箱根近辺まで神経を使う道中である。車列の後ろについてタラタラ走っていくことに。大観山ドライブインで小休止。行きには気づかなかったが、長く閉鎖されていた（トイレと自販機は使えた）ドライブインにはいつのまにか資本が投じられていて、きれいなカフェテリアやレストランが出来ていた。ヘルメットなんかも売っていたが、いわゆるファッションバイカーをターゲットにしているもので、ここに集まる客（椿ラインや伊豆スカを往復している方々）は見向きもしないんじゃないかな、とちょっと心配になった。（というかバイクで来て「あ、ヘルメット売ってんじゃン（横浜方言）、買っとく？」みたいな会話の流れには絶対ならない気がするのですが･･･）ターンパイクもまた霧霧霧。手書きでは絶対書きたくないくらいの「霧」である。伊豆スカイラインの霧をコピー＆ペーストしたのかもしれない。もちろんこっちもタラタラ走った。料金所で解散し、慣れた道をスイスイ走って帰宅。ワンゲルハウス伊豆に行くときはオススメです。

ワンゲルハウスで

無事にツーリング往路を終え、目的地ワンゲルハウスに着く。オーナーはがっしりした体躯に太い腕、白い髪にヒゲが似合うダンディである。バイク乗りでカヌーも趣味でやってられるそうだ。もともとクルマをいじる仕事をしていたとのことで、機械に強く、今でも機械いじりが好きだそうだ。建物の中には古いBMWのバイク二台、ドカティモンスター700RとVFR750が置いてある。ここの宿の主役といったところだ。BMWは40年くらい前のモデルだが、もちろんまだナンバーがついているし、心臓の強い人なら乗ることもできるらしい。「昔の機械は、部品を削りだしていくらでも直すことができる」とオーナーはおっしゃっていた。オーナーは30年位前のヤマハ（うろ覚え）のバイクを直しなおし乗っている。有言実行と言うヤツだ。夕食まですこし時間があるので、近所の商店に友達と酒の買出しに行った。あんまり荷物をたくさん持ってくるのがイヤだったので、ポケットウィスキーと一本とミックスナッツしか持参していなかったのだ。オーナーに道を聞き、再びバイクにまたがって商店を目指す。「道が分からくなったら、すぐに人に道を聞いてください。ここの人間は必ず教えてくれる」とオーナー。こういうふうに地元の人間に対して言えるのってなんだかいいものだ。ほどなく迷わずに商店到着。ビールとつまみを買い込んでいると店員の女性が「お泊りはワンゲルハウスですか？」と聞いてきた。そうですと答えると、「ポイントがたまるので、奥さんにこのレシート渡しておいてください」とのこと。うーむもちつもたれつってやつですな。宿に帰ると夕食の準備ができていた。他に泊まっている人たちと一緒にリビングで食べる。今日は千葉から来たカワサキの10R四人組の青年たち、中年夫婦、一人旅の初老の男性が同宿者だ。ビールで乾杯してさっそく夕食にかかる。まずはオーナーお手製のマスの燻製。これは定番メニューなのだが、来るたびに美味いと思う。皮ごと美味しくいただいた。そして今日の特別料理としてイノシシの肉のソテーが出た。なんでも腕のいい猟師と知り合いになったらしく、いい肉が手に入るそうだ。知り合いが鉄砲をやってる話をすると、猟の話で盛り上がった。いやもちろん僕は撃ったことないですけど。その後も奥さんお手製のフキなんかの山菜を使った料理が振舞われた。そんなに凝った料理ではないのだけれど、どれも美味しい。何が美味いって白米が美味しい。理由を尋ねると地の米を食べるぶんだけ脱穀してもらってるらしい。手間隙はかかるのだろうけれど、こういうところに手を抜かないと美味しいものが食べられるようだ。夕食を終え、オーナーを交えてとりとめもない旅の話をする。北海道ツーリングに始まって知床半島カヌー一周などなかなかすごい経歴の持ち主である。北海道一周･･･ライダーでこれに憧れない者がいるだろうか。旅先でのトラブル、忘れがたい体験、美しい風景･･･僕は基本的に人のハナシを聞くのが好きなので、とても楽しく過ごすことができた。ビールを飲みつくしたので、もってきたミックスナッツをツマミにウィスキーを飲み始める。「グラスいただけますか」と聞くと、キッチンに行ってきれいな氷を砕いてアイスペールとチェイサーまで用意してくださった。ピックで砕いた氷でロックを飲るなんて、いつ以来だろう？お礼というには恥ずかしい安ウィスキーだけど勧めると「それじゃ、一杯」と快く受けてくださった。氷をカラコロやりながら話は続く。11時ごろお風呂をいただく。普通の家庭用の風呂だけれど、僕にはこれで十分だ。お湯に浸かっていると、朝にガストで野球中継を見ていたことがとんでもなく昔のことに感じる。旅にありがちのことだ。肉体の移動に精神の移動がついてきてない様な感覚。深夜1時。千葉から来たライダーズはすでに二階のベッドルームに行ったようだ。そして僕らの話もボソボソとしたものに変わっていく。そろそろ就寝の時間だ。ベッドルーム（といってもカーテンで間仕切りされているだだっ広い部屋なんだけど）に行くと、同宿の夫婦と初老の男性がバイクの前に置いてある薪ストーブの前で低い声で話していた。この薪ストーブがあることも僕がこの宿を気に入っている理由のひとつである。季節的にもう使用されていないかと思っていたけれど、「一年中出してるし、寒いときはいつでも点けるよ」とのことで安心した。今日もなかなか他では味わえないぬくもりを放っていた。歯を磨いてベッドに入るとすぐに意識を失った。（つづく）

ワンゲルハウスへ

予報どおりの快晴。夏の訪れを感じさせる暑さだった。10:00に箱根ターンパイク入口集合なので、余裕を持って9:00には家を出た。連休前のせいか、道は思ったより空いていて、途中給油に立ち寄ったにもかかわらず、9:30ごろにはターンパイクのそばまで来ていた。近くにあったガストで時間をつぶすことにした。最後にガストに行ったのはいつだろう？ここ数年は行ってない気がする。店内は非常に空いていて、大型のテレビでヤンキースのゲームをやっていた。コーヒーを飲んで試合を見るともなく見ていると、友人から遅刻のメール。まあ想定の範囲内だったので、もって来た文庫本を取り出し、篭城の構えに入る。ヤンキースのゲームは典型的なシーソーゲームで、最近野球の放送なんてまったく見なくなってしまったが、ついつい見入ってしまう。スコアは6-5とヤンキースが1点のビハインドのまま九回裏、満塁でバッターは松井。時間をつぶすために見るには、いささか凄すぎる試合だった。ゴジラのバットは火を噴かなかったけれど･･･。ゲームを見終わると11:30。そしてようやく到着のメールを受信したので集合場所へ向かう。休日の朝から二時間もファミレスにいる人間にろくなヤツはいない、と思う。つまり、僕のことだ。ターンパイク料金所前で友人たちと合流。NSRとGT750とCB400SFといういささかデコボコなトリオのツーリングがようやく始まる。ターンパイク、伊豆スカイラインと順調に進む。途中伊豆スカイラインの『峠の茶屋』で遅めのランチをとることにした。ここは囲炉裏と自然薯とそば飯で有名なところで、お値段は張るけど、なかなか美味い物が食べられる。社長らしきおじいさんも昔バイクに乗っていたらしく、僕らにいろいろと話しかけてきた。すこし話をしていたら、どんどん昔話の引き出しを開けてしまい、あわてて退散させていただく。駐輪場で今後の計画を練っていたら、おじいさんがネットにいれたネーブルに似た柑橘類を五個くださった。「君たちはジェントルマンだから、きっと明日は晴れるよ」とおっしゃっる。ありがたくいただいて、店を後にした。修善寺道路を通って道の駅『天城越え』で休憩し、天城峠を越え、ループ橋を下って川津、下田と順調に走っていく。山の上のほうはやはりすこし寒いし、夕方になるにつれて気温もだいぶ下がってきた。道の駅『開国下田』で最後の休憩。ここはたしか三年ほど前にできた道の駅で、建物がとてもきれいだ。大きな展示室などもあり、おそらく公民館などのような使われ方をしているのだろうけれど、いつきても人がいない。トイレによって真新しいソファですこし休んでいると、受付嬢が「もう閉館の時間なので･･･」と言ってきた。こんな誰も来ないところで受付をしているのってどんな気分なんだろう･･･。つらつら海岸線を走って17:30ごろ、いよいよ目的地の「ワンゲルハウス｣に到着。2003年の3月に着て以来だからまるまる三年ぶりだ。オーナー夫妻に温かく迎えられる。今回のツーリングの目的は、伊豆を走るってコトよりも、ここに滞在することがメインだったりする。それほどイイトコロなのです、これが。（つづく）

毎日手が真っ黒

昨日の嵐に続いて、今朝はすごい地震。なんだか黙示録的な毎日だが、今日の空は、ここ数年見た中でも五本の指に入るくらいの美しさだった。会社帰りにちょっとした峠を通るのだけれど、そこからは伊豆半島と大島がくっきりと見えた。山側を見れば、丹沢の尾根の一つ一つが手に取るように見える。大島が見えるってのが空が澄んでいるかどうかのひとつの指標なのだけれど、ここまでくっきり見えるってのはなかなかない。今日、空を見上げなかった人はちょっと損をしたんじゃないかと思うくらいだ。ジネディヌ・ジダンと同じ飛行機に乗り合わせたのに気づかなかった、そのくらいのけっこうな損だ。さて、明日から伊豆へバイクでツーリングに出かけるので、会社から帰ってきてチェーンをきれいにして、オイルをはりかえた。他にも汚れが目立つところを洗車。通勤に使っているので宿命的に汚れている。チェーンクリーナーとブラシを使って汚れを落としていると、昨日に続いて手が真っ黒になった。バイクの汚れをそのまま手に移したような気になる。ウェスを使ってその他の部分を磨き、最後にフクピカで仕上げ。作業前よりだいぶ綺麗になった。明日は晴れるらしいけれど、明後日は雨の予報。一泊の予定なんでまた濡れるのだろうけれど、これもまたツーリングの醍醐味ともいえる。雨が降らなかったら、きっとウッドストックだってもっと退屈で凡庸なイベントに終わったはずだ。夕食後、明日の夜の宴会用の酒やツマミや、その他の買出しにでかけた。プロツアー選手名鑑に惹かれてバイクラ五月号を購入。車を運転していると、日が落ちても丹沢の稜線がくっきりと見える。あしたもこの「くっきり」が続いてくれるとよいのだけれど･･･。

久々のバイク通勤

GWが終わって、今日から仕事。昨年は長く休みが取れたので、キャンプツーリングになんか出かけられたけど、今年は都合で飛び石になってしまった。しかも最近自転車に乗ることに目覚め、通勤も片道18kmほどをチャリンコチャリンコと走り、GW中もチャリに乗ってばっかりだった。でも今日は朝から雨模様。雨の日には自転車はオフ。シートの下にはうずうずしてるバイクが待っていた。「さあ、行くか」と思ったところで、レイングローブを忘れたので、部屋に戻って取ってくる。何をあわててるんだか・・・。心配してたけど、エンジンは一発でかかる。悪くない。丘陵地帯に住んでるため、家を出ると坂が多い。しかし今日はバイクだ。自転車だと朝からハァハァ言うことになる坂もアクセル一ひねりで登っていく。さすが馬力っていうだけのことはある。チャリなんて一馬力もないし・・・。自転車と違う快適さにちょっとアクセル開け目でいつもの道を走ってると、交差点の先にバンパーが落ちてた。バンパーである。さらに先には道路に不自然に駐車してる軽自動車と2tトラック・・・。軽自動車にはバンパーが無い。事故だ。2,3分前といったところだろうか。作業服を着ている人々があれこれと話してる。現場近くの工場の従業員だろう。運転手の二人と思われる男性と女性が、明らかに野次馬とは異なる深刻な顔で話し合っている。見た感じでは怪我はなさそう。徐行して現場を去った。ちょっと回して走ってた自分を反省しながら会社に到着。メットを取って大きく息をつく。レイングローブを忘れてよかった。fine　or　rain？明日はどっちだ？