マンガで学ぶ共依存001
共依存の特徴にコントロールドラマがあります。コントロールドラマに巻き込まれると、心が乱れ苦しくなります。コントロールドラマが見えるようになると、無意識に巻き込まれることがなくります。 マンガを読んでいても『ああっ、ここ、コントロールドラマをしているなあ』と思うことがよくあります。 『これって、もしかしてコントロールドラマを見抜くトレーニングになるんじゃないかな?』と思ったので、書いてみます。 第一回は、井上雄彦さんの『スラムダンク』です。マンガをお持ちの方は、ご参照ください。(笑)井上雄彦『スラムダンク』第一巻P16~19 高校に入学した桜木花道が三年の校舎で腹筋したりおバカなことをしていると、突っ張った三年生がしめようと声を蹴りを入れ「放課後、屋上に来な」「逃げんなよ」と声をかけて去ろうとします。腹をけられた花道は、三年生の首根っこをつかまえて、息をとめようとします。そこで三年生が言ったセリフがこれ。「ココをどこだと思っているんだ!!」実は、これ、コントロールドラマの脅迫者のセリフ。常識では、目上の人のところで騒ぎを起こすなんてとんでもないことですよね。上のセリフの裏の意味は、『3年生の校舎で騒ぎを起こしたらひどい目にあうぞ』という脅しなんですね。威圧的な言葉をかけて相手のエネルギーを奪い自分のエネルギーを上げようとします。一般的に、常識に従ってしまう人、ひどい目にあうことを恐れている人は、その脅しで、相手のコントロール下に入ってしまいます。返す言葉は、その裏の意味をうけて「すみません」とか「静かにします」となるでしょう?ところが、花道は、まったく非常識なやつですし(笑)3年生であろうが倒す自信がありますから、こんなのまったく脅しにならないんですね。で、花道の返したセリフは「3年生の校舎」(笑)裏の言葉はまったく無視しているんですね。つまり、相手のコントロールドラマにのっていないんですね。 花道のセリフをコントロールドラマの解説付で言うと『ふん、そんな脅しがオレに通用するとでも思っているか』「3年生の校舎」『それがどうした。てめーらザコがタバになってかかってきたって、全員ぶっ倒してやるぜっ』ってところでしょうか(笑) コントロールドラマが見えれば、意識的に別のパターンを選ぶことが可能になります。 せび、日常の中のコントロールドラマを見えるようになりましょう。 ■今回のブログはいかがでした?(^-^) 『まあ、いいんじゃない(^^)』と思われたら、 ランキングボタン↓を押してね(^^)♪