墓参・墓地のシンボルツリーも・・
今日は月例墓参の日。と言っても決まった特定の日をそれとしている訳ではなく、毎月上旬のうちの都合の良い何れかの日に墓参をするというのが、ヤカモチ式月例墓参の日なのである。尤も、1月は前年の年末近くに月例墓参とは別に墓参をする関係上、月例墓参は省略・割愛となっているので、正確には毎月上旬ということにはならない。 我が家の先祖代々墓は、曾祖父が亡くなった時に祖父らが建立したものであるが、それはヤカモチが生まれる前のことであるから、曾祖父は写真によって知るのみ。曾祖母は、ヤカモチが3~4歳の頃に亡くなっているが、縁側で日向ぼっこをしている小柄なお婆さんという姿で彼女はヤカモチの幼い記憶の中にぼんやりと今も残っている。おそらく彼女に子守をしてもらいながら、彼女の隣にちょこんと座って二人で日向ぼっこをしていたのだろうと思われる。 この墓に眠っているのは、没した時期の早い順にこれを記すと、曾祖父、曾祖母、父の妹であるK叔母、ヤカモチの妹のT子、祖父、祖母、ヤカモチの長女であるY子、父、母の9名である。彼らの面影を一人ずつ思い浮かべながら合掌するというのが、ヤカモチの墓参である。(門前の言葉) 出会うということは 出会い続けていくこと ――宗 正元 さて、墓参は、墓地への坂道にとりかかったところにあるお寺の門前の言葉を眺めて行くというのが、お決まりになっている。毎月内容が更新されるようになっているのだろうと思うが、更新が遅れて前月のものが掲示されたままということもあるので、毎回新しい言葉に出会えるとは限らない。 まあ、それでも「出会うということは、出会い続けていくこと」なんだから、今後も墓参のたびに、門前の言葉には出会い続けて参りたいものであります(笑)。(墓地からの眺め) 墓地は、生駒山系の山並み西麓の高みにあるので、この時期、日の当たる坂道は、汗、汗、汗である。(墓地前の坂道の勾配) 坂道の勾配は、概ねこんな感じです。所々、もっと勾配のきつい急登もあるので、墓参も一仕事であります。 墓地の坂道を登り詰めたところに、昔からあるのが、シンボルツリーと言ってもよいクスノキの大木であるが、虫か菌にやられたのでもあるか、徐々に枯れ始め、ついにはこんな姿になり果ててしまいました。(墓地のクスノキの大木の現況) この木がまだ元気であった頃の写真が過去記事に掲載されていないかと探してみると・・。 ありました。2008年3月2日の記事にそれが掲載されていたので、比較のため、往時の姿の写真、再掲載させていただきます。(往時のクスノキの姿) まさに「昔の姿いまいづこ」「栄枯は移る世の姿」である。<参考>墓参関連の過去記事はコチラ。