同期会・能「朝長」
一昨日(5月28日)は、大学同期との会食があり、心斎橋まで出掛けて来ました。出席者は、守麻呂(元銀行)、佐麻呂(元銀行)、宅郎女(弁護士)、文麻呂(府会議員)、黒麻呂(元大阪府庁)、広麻呂(元銀行)、前麻呂(元旅行社)、古麻呂(大学教授・元法務官僚)、中麻呂(元警察官僚)、谷麻呂(元航空会社)、道麻呂(元商社)とけん家持の12名。多くが「元○○」で、現役は12名中3名。勿論、けん家持も元○○のグループである。 次回は11月19日、心斎橋の大成閣(大阪市中央区東心斎橋1丁目18-12)にて、午後6時からです。楽浪さん、次回は出席してね(笑)。その他、同期のみなさん、もしこのページをご覧になられましたら、当日は予定を空けて置いて下さい。(枚岡梅林の梅の実・・記事と無関係です。本日の散歩から。) 昨日(5月29日)は、大槻能楽堂の第490回自主公演能(午後2時開演)を観賞して来ました。演目は「朝長」。 <参考> 大槻能楽堂公式サイト 開演に先立って、万葉学者で文化功労者の中西進先生の解説がありました。 朝長は源朝長のことで、源義朝の第2子である。兄が悪源太義平、弟が頼朝、義経である。平安末期、公家政治から武家政治へと転換してゆく時代、平治の乱で敗れた義朝は息子達と東国へと落ち延びようとするが、傷を負った朝長は、足手まといになることを憂え自害する。 能のあらすじは、「嵯峨清涼寺の僧が朝長が自害したと聞き、亡き跡を弔うため、青墓の宿へとやって来る。朝長の墓前で弔っているところへ、青墓の宿の長者が現れ、共に朝長の死を悼み、僧を伴って宿へと帰る。僧が観音懺法によって弔うと、朝長の霊が現れ、弔いに感謝し、修羅道の苦しみを述べ、自害の有様を見せ、回向を頼んで消え失せる。」というもの。 青墓というのは今の大垣市青墓町のこと。また訪ねてみたい場所ができました(笑)。<参考> 源朝長 平治の乱