余裕のある孤独感
ほんとうにひとりのときよりそうでないときの方が孤独感を感じる。ほんとうにひとりのときは生活するのに必死だから孤独感を感じてる余裕がない。ほっとしたときに孤独感を感じる。躁鬱病で鬱状態のときより鬱状態から快復に向かうときが一番自殺の可能性が高い。光が見えると自分はこの光についていけるだけの力がないと思ってしまう。光が見えないうちは、そんなことさえ考える余裕がない。たとえば、就職が決まった直後に自殺する。就職がきまったのになぜ?と一般の人は思うが本人にしてみれば就職が決まり今の自分は期待に応えられるだろうかとプレッシャーになったのである。余裕があるから感じる孤独感はただ誰かと会えばうまるものではない。余裕があるというのはなんでも満足するわけではないというのに通じる。頭が活性化されているのに十分にそれを使い切れてないからと感じているから孤独感が生じる。活性化している頭をつかいきりたくなり誰かに会いたくなる。でも実際に誰かと会っても活性化された頭に答えてくれるとは限らない。せっかく活性化されている頭をもっているのなら何かに打ち込まないともったいない。