夢をもとう
モチベーションを高く保つためには夢をもつ必要がある。夢をもつというのは簡単なようでむずかしい。夢というのは「やりたいこと」と「やるべきこと」を兼ね備えられると幸せだ。「やりたいこと」を明確にするには自分の特徴を知る必要がある。自分の特徴を生かせれば、「やりたいこと」が長続きする。「やるべきこと」を明確にするには社会の要求を知る必要がある。社会の要求に応えれば、「やるべきこと」として評価される。自分の特徴というのは長い年月をかければ自然にわかってくるのかもしれない。しかし自分の特徴を知り「やりたいこと」を明確にする必要があるのは就職する前だと思う。就職するまでの短かい期間で自分の特徴を把握するためには、様々なことに挑戦し失敗や成功をするという試行錯誤をたくさん繰り返せばよい。しかし、現在の教育はマニュアル化され試行錯誤の機会は減っている。マニュアルというのは失敗しないようにするためのものである。試行錯誤をせずに楽に成功するのがいいと考えている若者も多い。社会の要求というのは長い年月をかければ自然にわかってくるのかもしれない。しかし社会の要求を知り「やるべきこと」を明確にする必要があるのは就職する前だと思う。就職するまでの短かい期間で社会の要求を把握するためには、様々なことに関心をもち、自ら調べて知識を体系化する必要がある。しかし、現在の教育では社会に興味をもたせる機会は減っている。知識をつめこむだけで体系化されることがない若者が増えている。学校を卒業してまもなくほとんどの知識を忘れてしまい学校の勉強は社会で役にたたないようにしてしまっている。