≪体には・・だが、心にやさしい鍋≫豊田屋(東京江戸川区)@「食の演出家」大久保一彦のブログ
写メ付で鍋の誘いのメールが来た。その写真はかなりのインパクトの鍋だった。どうインパクトがあったかというと、痛風間・違・い・な・い鍋だった。「体に悪いものは、心にはやさしいんですよ」これが決め手だった。20時スタート。たまたまスケジュールが空いていたので、便乗することにした。というわけで“飲食店のための勉強代行業”の大久保一彦は平井に出没です。 平井という過去に二度降りたことがある。それは伊藤忠燃料が経営するスーパーのコンサルだった。人生三度目の平井。 誘いを受けたものの、「いやー、宿をとらないとだめかな・・」なんていうのもよぎった。平井=船橋という距離感だったのだ。 しかし、錦糸町の二つ先。お世話になった遠藤社長のお住まいの亀戸のひとつ先。まあ、たいした距離でないことが判明した。 19時40分ころ店の前に到着。6名~8名くらい並んでいる。「こんな店が予約をとるんだろうか?もしかしたら、先に来た人間が並ぶのかにゃ・・」 念のため、確認のメールを送った。すると「中でお待ちください」と返答があった。安堵した。 がらっと扉を開けると想像通りの光景が。ぎゅーぎゅー詰めの大活況状態だ。ワイド95センチの4名がけのテーブルに丸椅子。らしい店だ。 実はコンサル目線で言うと、この雰囲気を変えずに営業するのが難しい。二号店を出すときにゆたりした店を作る。そうするとバランスが崩れる。こういうパターンを何度みたことか。したがって、こちらのマスターは、そのことがわかっているのかもしれない。 美女2人、おっさん2人。メンバーがそろった。(この美女二人はこの店を利用するにはとても重要らしい)と、キャプテンはおもむろにオーダーする料理のメモをはじめた。どうもこの店ではこれが重要らしい。【序章1】 ごくふつうにうまい〆鯖【序章2】 冷やしトマト ごくふつうにうまい。外さない味。居酒屋の定番。これを見ると、メニューのメリハリが大切なことを実感しますね。全メニュー懲りすぎると、なんだかわからなくなる。そんなことを学べますね。【序章3】 烏賊。外さず、うまい。【序章4】茄子【序章5】アジフライ【序章6】肝焼き ルックスがいいね。さて、いよいよ!!!!!白子2人前、鮟肝1人前鍋!!!!※この店にはルールがあります。鍋奉行マスターにすべてをゆだねないといけません。一見、放置プレーと感じるかもしれません。しかし、ひたすら、会話して待ちましょう。鍋マスターは観ていないようで、観ています。Watching U, Wactching U, Watching U・・・・・・・・・・鍋奉行登場!!ばさっ、ばさっ、うまそー、で、〆に・・・鮟鱇の骨投入。口も投入。エイリアンみたいであーる。ここからやはりひたすら放置プレー。鍋奉行登場。これくいなはれー。うどん投入。安っ。豊田屋東京都江戸川区平井6-15-23電話 03-3618-1674豊田屋 (居酒屋 / 平井駅、東あずま駅、亀戸水神駅)夜総合点★★★★☆ 4.5