折り紙ブログアーカイブ/74
『折り紙飛行機』 【長野県飯田下伊那地方の有志でつくる「みなみ信州レクリエーション倶楽部(くらぶ)」は21日、紙飛行機を作って飛ばす催しを下伊那郡下條村B&G海洋センター体育館で開いた。 3連休の最終日に地元の親子連れ約30人が参加。少しでも長く飛ばそうと、紙飛行機に工夫を凝らしては飛行距離を測った。】(【】内は記事から一部引用、Google ニュース/信濃毎日新聞:2014/07/22) こうした取り組みをしておられるみなさん方には、本当に頭が下がる思いだ。この記事で紹介されている「紙飛行機」とは、紙で折ってつくる「折り紙飛行機」だが、最近では「折り紙飛行機」をつくって飛ばすこどもたちは、ほとんど見かけなくなった。 保育所・幼稚園や学校などで、保育や授業として「折り紙飛行機」を飛ばしたり、記事のようなイベントとして細々と「折り紙飛行機」は飛ばされる。日常のあそびとしての「折り紙飛行機」は、廃れてしまったのだ。 昔に比べれば、新聞折り込みチラシやダイレクトメール、ポストイン広告など、「折り紙飛行機」をつくる材料には困らないばかりか、それらの紙には、シッカリとした紙があり、「折り紙飛行機」作りには好条件だ。「折り紙飛行機」を飛ばすような場所も、昔に比べれば減ってはいるが、飛ばそうと思えば飛ばすことのできる場所はまだある。 それでも、今のこどもたちにおいては、「折り紙飛行機」であそぶ子はほとんどいない。折り方さえも知らない子もいるくらいだ。しかし、記事のようなイベントや学校や保育所などの取組みでは、面白くあそんでおり、「折り紙飛行機」が、つまらないあそびでもないことも確かだ。 どうして、このように「折り紙飛行機」が廃れてしまったのだろうか。また、「折り紙飛行機」だけでなく、折り紙の箱、割り箸でっぽう、ブンブンゴマなどなど、簡単な手作りおもちゃも、日常のあそびでは激減している。 この原因も、このブログで度々指摘している、こどもたちのあそびの条件である、「あそび時間」「あそび空間(場)」「あそび仲間」、いわゆる「あそびの三間(さんま)」の変化に求めることができる。 本記事は、このブログの過去記事の再掲載です。(2014-07-23)「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。あそびセレクト遊邑舎あそび館FC2ブログランキングにも登録しています。↓よろしければ、ご支援のクリックを↓多忙のため、コメントへ返信できない場合がありますので、ご了承の程よろしくお願いいたします。