『花には太陽を、子どもには平和を!』
表題の「花には太陽を、子どもには平和を」は、1959年の国際婦人デーのためにつくられた歌の曲名で、日本のこどもたちを守る活動をする多くの団体のテーマソングともなっています。去る4月30日に、そんな団体の一つ「京都子どもを守る会」の2016年度総会に、来賓の末席に加えていただきました。 今、戦争法(安保法制)の廃止に向けて、全国で大きな運動が広がりつつありますが、この総会でも「アピール」が採択されましたので、多くのみなさんに知っていただきたく、以下に全文を引用します。 【アピール「安全保障関連法」(=戦争法)の廃止を! 「七三年前、いがぐり頭に戦闘帽をかぶって中学校へ入学した私たち、一番初めに教わったことは、ズボンの上にゲートルを巻くことだった。ゆるまないようキッチリと巻く競争をさせられた。」 いま、同じ学校の校門をくぐる高校生の孫たちは、戦争のない国で育ち、自由にのびのびとスポーツや音楽を享受し、しゃれた制服を着て、希望に燃えた入学式を迎えている。 昨年、安倍政権によって強行採決された、憲法違反の「安全保障関連法」(=戦争法)への国民の怒りはおさまりません。 今年の軍事予算は五兆円を突破して過去最高。日本が攻撃されていないのに、いつでもどこでもアメリカの戦争に参加する戦争法を、具体化するものです。 「解釈改憲」で憲法九条の解釈を強引にかえて戦争法を強行した安倍政権は、さらに憲法の条文そのものを変える「明文改憲」をねらっています。 『だれの子どもも殺させない』『戦争に行かせない』希望に燃える入学をした子どもたちに、ふたたび武器を持たせる時代が来ることのないように、「戦争法廃止を求める統一署名」のとりくみは全国津々浦々で広がっています。若者の中にも高校生にも着実に広がってきています。 子どもたちの未来のために、平和、人権、民主主義が息づく国づくりは、大人の責務です。 『花には太陽を、子どもには平和を!』二〇一六年四月三十日 京都子どもを守る会】(【】内は「京都子どもを守る会」の2016年度総会アピールから全文引用) 花には太陽の暖かい日差しが必要なように、こどもたちには、いつまでも続く平和が必要です。そんな平和を危うくする「戦争法」を廃止するために、本ブログも、ささやかなりとも、こどもたちを守るための、様々な情報を引き続き発信していきたいと思っております。エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイFC2ブログランキングにも登録しています。↓よろしければ、ご支援のクリックを↓多忙のため、コメントへ返信できない場合がありますので、ご了承の程よろしくお願いいたします。