『あそび』と『課業』(その6):学童保育メモリーズ(49)
「高学年旅行」は、元々6年生まで在籍していた卒所生だけで行っていた「修学旅行」を、4年生以上の高学年に拡大した、春休み期間中に行われる1泊旅行だ。6年生にとっては学童(学童保育所)での最後の行事となる。 「高学年旅行」の計画づくりは、旅行のおよそ1カ月前から、保育師がアドバイザーとして加わった、4年生以上のこどもたち全員の会議を繰り返して進められる。ただ、6年生の希望は最大限重視して取り組むようにした。 およその日取りを決め、どんな旅行にしたいかにより、場所の選定を行い、旅行案内やガイドブックなどで宿泊先が決まったら、宿泊可能かの電話は、こどもたちで行い、最終の予約手続きは保育師が行った。 日時と場所が決まれば、当日の具体的な計画も、こどもたちの会議で決定し、それを「旅行の栞」にまとめる。こうした取り組みは、すでに「合宿」の計画、栞づくりで経験しているので、比較的スムーズに進行した。 当日は、交通費・宿泊費・食事代・お小遣い・お土産代など、金銭の支出とその管理は、原則として簡単な出納帳をつくり、こどもたち個人の一人一人で行った。もちろん、乗車券や入園料などの支払いも個人個人で行った。「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。あそびセレクトFC2ブログランキングにも登録しています。↓よろしければ、ご支援のクリックを↓多忙のため、コメントへ返信できない場合がありますので、ご了承の程よろしくお願いいたします。