『遊び学』徒然/その9
・五自(ごじ)のあそび 自由、自発、自主、自律、自立(講演会レジュメより再掲) 「遊び」を最も特徴付けるのが「自由」です。「遊び」を、やるやらない自由があるばかりではなく、どんな「遊び」をするか、誰と遊ぶか、どこで遊ぶか、いつまで遊ぶかなどが、基本的には自由なのです。 この「自由」が保障されることにより、「遊び」を特徴付ける、残りの四つの「自」があるのです。反対に言えば、自由の無い活動は、「遊び」と言う言葉が付いても、本来の「遊び」ではないのです。「自由遊び」と言う言葉がありますが、「自由遊び」があることは、「自由でない遊び」があることを意味します。 「遊び」が自由な活動であるならば、「自由遊び」は、「自由な自由活動」となり、変な表現となります。この「自由遊び」と言う変な表現にこそ、「遊び」に対する誤解が根深いことを意味し、結果として「遊び」を採るに足らない活動として、その大切さを見失わせているのです。 自由ではない、ためになると一部のおとなが思っている『遊び』こそ、こどもたちにとって、「自由遊び」よりも、『大切で大事な遊びだ』と言う偏見を生み、「自由遊び」と言う変な表現ではあるが、自然な姿である本来の「遊び」の重要性を見落とさせているのです。(その10に続く)「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。あそびセレクトFC2ブログランキングにも登録しています。↓よろしければ、ご支援のクリックを↓多忙のため、コメントへ返信できない場合がありますので、ご了承の程よろしくお願いいたします。