あそびはこどもの仕事やで！：遊び学ブログ

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  ネット接続必須の時代か？

  　最近のパソコン事情として、痛感させられるのが、インターネット接続がもはや必須の時代になったと言う事だ。それは、搭載の基本ソフトのアップデートが基本がネットからのダウンロードといった状況になってきているからだ。また、同様に周辺機器もソフトのアップデートもネット主流になってきている。　もちろん、ＣＤなどで手に入れることも可能だが、当然ながらメーカーとのやり取りに時間がかかりすぎるぐらいにかかるので、その間該当機器が使用できない時もある。さらに、極言をすれば、ネット接続でアップデートがしやすい環境なので、ソフトメーカーがいい加減なソフト開発をやっても許される条件ともなっている気がする。　ともかく、昔とは違ってパソコンやその周辺機器の快適な使用には、インターネット接続それも通信速度の速い常時接続が欠かせない時代に突入したとみて間違いがないだろう。（続／未完）　なお、この記事は推敲・編集の都合上、削除（コメントも含む）する可能性があります。よりまして、コメントは掲示板の方にお願いいたします。エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ－－－－－－－私的ウィルス情報－－－－－－W32.Netsky　　　　本日０通　通算５通（今月）W32.Mytob　　　　 本日０通　通算０通（今月）W32.Klez　　　　　本日０通　通算０通（今月）W32.Sobig 　　　　本日０通　通算51通（今月）（送られてきたウィルスメールは今月合計56通）ちなみに、アンチウィルスソフトは、このシリーズを使っています。

  2006.05.19

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  初めてのパソコン教室講師：その２

  　初心者の皆さんに教えていて、パソコンの標準仕様の問題点が明らかになることも多い。そのひとつが日本語入力に於けるローマ字入力にまつわる事だ。　ワープロソフトを開いた時の初期画面では、一般的にローマ字入力ができるようになっている。この点は良いのだが、例えば「が」を入力していくには「Ｇ」と「Ａ」を続けて打つのだが、画面にはまず「ｇ」が表示され次に「が」に変わる。　この何でもない様に思える事が、アルファベットになじんでいないと意外と難しいのだ。キーの表面には「Ｇ」だが実際の画面には小文字の「ｇ」となる。　だから、ローマ字に慣れていないとローマ字表を見て打つのだが、表には「ＧＡ」と大文字表記なっていたとすると画面には「Ｇ」が出ない。反対に表が「ｇａ」になっているとキーボードに「ｇ」が見つからない。　この点は、半角のアルファベットの小文字を打つ時も同じで「Ｇ」と「ｇ」が同じ文字の大文字小文字だと知っておれば、問題がないのだが、ローマ字に慣れていない方は、その辺も難しいのだ。　だから、せめてキーボードに「Ｇ」と「ｇ」が揃って書いてあれば問題が少なくなるのだが、一般的に出回っている日本語キーボードはアルファベットは大文字表記だけで、しかも標準ではその大文字もキャピタルロックをするか、シフトキーと一緒に押さないとだめなのだ。エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ－－－－－－－私的ウィルス情報－－－－－－W32.Netsky　　　　本日０通　通算５通（今月）W32.Mytob　　　　 本日０通　通算０通（今月）W32.Klez　　　　　本日０通　通算０通（今月）W32.Sobig 　　　　本日０通　通算51通（今月）（送られてきたウィルスメールは今月合計56通）ちなみに、アンチウィルスソフトは、このシリーズを使っています。

  2006.05.18

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  初めてのパソコン教室講師

  　今日、初めてのパソコン教室の講師をしてきて、さきほど我が家にたどり着いたところです。妹から地域の生涯教育にと頼まれた仕事ですが、お相手がほぼパソコン初心者で心配したのですが、とりあえず１日目はどうにか終わりました。　ここであらためてわかったことは、全くの初心者の方への説明の難しさでした。これは、パソコンのハードやソフトの開発・制作者と私などの凡人との思考の過程・方法がかけ離れているからだと思います。　そのひとつが、ご高齢の方に操作しにくいダブルクリックが基本仕様となっていない事です。フォルダオプションを変えればシングルクリックで可能なのですが、先に難しさが印象付けられ後が心配です。さて、これからがどうなるのでしょうか・・・エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ－－－－－－－私的ウィルス情報－－－－－－W32.Netsky　　　　本日０通　通算１通（今月）W32.Mytob　　　　 本日０通　通算０通（今月）W32.Klez　　　　　本日０通　通算０通（今月）W32.Sobig 　　　　本日７通　通算28通（今月）（送られてきたウィルスメールは今月合計29通）ちなみに、アンチウィルスソフトは、このシリーズを使っています。

  2006.05.09

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• とんだハプニング！！！

  　今日、所用での外出から帰ってみると、なんと我が家の新入りの愛犬「はる」がＬＵＮケーブルを噛み切っていたのだ。子犬なので取り敢えず家の中で飼っているのだが、こういう事もあるかと思い届きそうなケーブルにはガムテープで被覆をし、その位置まで進入できない様に柵をしていたが、この有様だ。　柵の留め金が甘かったのか、まんまと柵を突破して、ガムテープをちゃっかりとはがし、「はる」は目的を達して満足そうな顔をしていた。こちらは、ケーブルを買いに走り、今度は絶対に届かない様に配線し直すなど、さんざんな半日となった。エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ

  2006.04.04

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• 神戸市長田区六間道商店街の思い出

  　あの阪神淡路大震災は1995年１月17日の事だが、奇しくもそのほぼ１週間前にその地を訪れていた。日がずれていれば、犠牲者の一人ともなっていたかも知れない。　実は、学童保育所の卒業旅行の下見のついでに、幼き頃夏休みの何日かを過ごした、母の実家である長田区を長田港から駒ヶ林、六間道商店街（ろっけんみち）付近を中心に歩いてみたのだ。　その中の六間道商店街には、前にもこのブログで簡単に紹介した思い出がある。この商店街は「ろっけんみち」と言うのだが、こどもの頃の聞き違いか、実際に母方の祖母や叔父がそう呼んでいたのか定かではないが、「ろっけみち」と思いこんでいた。　だから、その「ろっけ」が面白かったのと、それを繰り返し続けて「ろっけろっけろっけ・・・」と言うと、終いには「ケロケロケロ・・・」と聞こえた事を妹などと楽しんでいた。（「ろっけんろっけんろっけん・・・」も早く繰り返せば同じようにはなるが。）　こうした繰り返し言葉あそびは昔から多くあり、例えば私の母校の小学校近くにあった「ロックペイント」と言う会社の「ロック」も繰り返すと「クロ」に聞こえたりもする。　そんな六間道を出た直ぐの所にある喫茶店に叔父に、何度も連れて行って貰ったが、その叔父も震災後の仮設住宅で所謂「孤独死」同様だった事は、今思い起こしても胸が熱くなる。　この様に、大阪で生まれ育った者としては、珍しく六間道商店街に多くの思い出を持つのだが、あの震災後現在まで一度も訪れた事がないので、新しい思い出をつくるために、もう一度訪れてみたいと思っている。エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ

  2006.02.23

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• 光接続、その続き

  　昨日開通した光接続の話題の続きを書いていく。折角だから、光接続のついでに光電話にしたが、これらの接続機器が合計で３つもあり、それぞれに電源アダプターが付いているので、コンセントが３口も必要となる。　今や標準ともなった子機付き電話機にも電源が必要で、この電話周りには合わせて４口もコンセントが必要なのだ。さらに、それらの機器へのコードやランケーブル・光ケーブルなどの配線がある。その多さと長さを、なんとかして欲しいものだ。エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ

  2006.02.21

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• いよいよ我が家も光接続に！

  　明日の午後から、やっと我が家でも接続回線をＡＤＳＬから光に切り替えます。接続の設定を自分でチャレンジしよう（皆さんには大したことはない事でしょうが）と思っていますので、明日の午後からの本ブログの更新は、その日の内にできないかも知れません。　最悪の場合、出張接続設定にご厄介になれば数日かかるかも知れません。よりまして、明日以降の記事の書き込みは後日の書き込みになるかも知れません。さて、どうなるでしょうか？・・・エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ

  2006.02.19

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• ソフトアップデート顛末記

  　今のパソコンには常時数多くのソフトが入っている。特に、色んなハードを付加した時には、それに付属したのソフトも加わってくる。　そうしたソフトには、ありがたい事に？サポートが付いてくる。そのサポートの一つにソフトのアップデートがあるが、これが結構素人には手強い物となっている。　パソコン愛用者が増大した今、メジャーなソフトは割りと簡単にアップデートが出来るが、まだまだ一筋縄にはいかないソフトも多い。そんな、一つに、昨日大変悩まされた。　それは、アップデートのためには、前のバージョンのものをアンインストールしなければならないのだが、どうした加減か素直にアンインストールが出来ず、再インストールが出来なくなってしまったのだ。　そのために、これまでほんの数回しか扱った事が無かったレジストリを扱う羽目になったからだ、間違えばその手当がより大変になるのだが、今回もかろうじて上手く行った。　そこで、それらのソフト制作者にお願いしたいのが、今後一層増える素人パソコン利用者のためにも、アップデートやトラブル解決が簡単に出来るように、素晴らしい知恵をその面にも発揮していただきたいのだ。　コンピューターが本当の意味でも万人の利器になるためには、その事も大切な条件となると思っている。エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ

  2006.02.18

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• 悪戦苦闘中！～取り敢えず復旧

  　現在、ＴＶチュ－ナーソフトの不具合の修正で悪戦苦闘中のため、本日の一句は、後日の書き込みとなります。　日付が変わる頃に、やっと不具合が修正されました。ひとまずやれやれです。エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ

  2006.02.17

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• でんでんタウン（大阪日本橋）様変わり。

  　東京の秋葉原もそうだが、大阪日本橋もこのところ急速に様変わりをしている。「でんでんタウン」と呼ばれているように、少し前までは家電量販店・電機部品店など電気に関わるありとあらゆる物を商う店が軒を連ねていた。　それが、今や家電量販店は激減し、アニメショップ・ガチャポンショップなどが進出し、いわば「ホビータウン」と表現してもいいほど、あらゆる趣味・娯楽関係の店が多くなっている。それは、少し前にはパソコン・ゲーム機やそれらのソフトの店が多かった事も、「ホビータウン」化のさきがけだったとも言える。　そうなった要因の一つに、ネットショッピングの隆盛がある事は間違いがないところで、家電やパソコンなどの価格帯では、ネットショップでもほとんどが送料無料なので、わざわざ足を運ぶメリットが無くなったからだろう。　さて、この先、日本橋の「でんでんタウン」は、どう変化していくのだろうか、少なくとも「でんでんタウン」の呼び名は近い将来に無くなり、その意味さえ思い出せないぐらいに変わっていくのだろう。エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ

  2006.02.02

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• 小泉首相！それはないでえ！！

  　今般のライブドア問題に関わって、総選挙の時の堀江容疑者への支援問題を、マスコミや国会質問で追求された小泉首相の対応には、「小泉首相それはないでえ！（大阪弁で）」と呆れてしまった。　「（堀江容疑者を）メディアがあれだけ時代の寵児みたいに取り上げたのはどうなのか。メディアが広告塔みたいにした。別に自民党がメディアに取り上げてくださいと頼んだわけじゃない」（Yahoo!ニュース／産経新聞より）これでは、こどもがよく言う「あの子もやっている。」とあまり変わりがない言い訳だ。　ライブドアや堀江容疑者のやり方については、少なくとも総選挙前のあのフジテレビ問題の時に、政府与党の中からも数多くの批判が出ていたし、メディアの内で少なくとも報道関係はどちらかと言えば、批判的な意見が多かったように思う。　それにも関わらず、現与党がメディアと一緒になって堀江容疑者を「持ち上げて」、尚かつ与党はその事を最大限に「広告塔」として利用しておきながらの、こう言った言い訳は、こどもの「あの子もやっている。」という言い訳の方がまだましだ。　エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ

  2006.01.27

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• 空想的『さおだけ屋再生プロジェクト』

  　「さおだけ屋はなぜ潰れないのか？」の本からの思いつきの続編と言った形で書いていく。　現実的には潰れる一方とも言える「さおだけ屋」の再生、正確には竹製品の復活再生が可能なら、どう言った道筋が考えられるか、思いを巡らせてみたい。思考の「お遊び」としておつき合いいただければ幸いだ。　資本主義社会での経済に於いては、基本的に「一見」効率の悪い「さおだけ屋」や竹製品は衰退の一途をたどらざるを得ないので、それらの復活再生には、効率や経済性とは違った価値観を拡げざるを得ないだろう。　それは、今世紀に入ってますます拡がっている、リサイクル・省エネ・エコなど、将来の事を見通した生活や生産のあり方だ。現時点や目先の事だけにとらわれない展望を持った私達の有り様（よう）・価値観なのだ。　その点で、竹製品は究極のリサイクル製品・エコ製品とも言える物だろう。竹は燃やしても腐っても、竹を構成していた原子や分子が基本的には回り回って、主に空（空気）と大地と太陽の力で再び竹として再生する。　この事は、竹だけに限った事ではなく、木・草・虫・魚などなどあらゆる、今生きている生命を原材料にした全ての製品で言える事で、人間が歴史に登場して以来から、ごく普通に利用・活用してきた物なのだ。　その点で、石炭・石油などの化石的原料を利用し始める、人類史で見ればついこの間まで、人類は究極のリサイクルを日々の生活で行ってきたのだ。もちろん、石炭や石油も億年を単位で考えれば、植物が全て無くなってしまわない限りでは、やがて石炭・石油となるだろうが、それを待てるほど人生は長くはない。　石油などの化石的原料（化石エネルギー）は限りがあるが、竹などの自然（生物）原料はうまくつきあっていけば無限とも言える原材料（時にはエネルギー）なのだ。それは、少なくとも、太陽が活動を停止する10億年を単位にして計る遠い遠い未来までは、繰り返し私達の役に立ってくれるリサイクル原料なのだ。　よって、「さおだけ屋」や竹製品の再生・復活の為には、もう一度究極のリサイクル原料に依存した生活スタイルに回帰する事の大切さが判っていただけると思っている。その実現にはおそらく長い時間がかかるだろうが、確実に実現させる事のできるプロジェクトだと思っている。　エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ

  2006.01.25

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• それでも『さおだけ屋』は潰れていった。！

  　「さおだけ屋はなぜ潰れないのか？」の本からの思いつきを書いていく。前にも書いたように、現在かろうじて残っている「さおだけ屋」については、この本に書いてある会計学的考察が一つの考えとして成立するのは間違いがないだろう。　しかし、「さおだけ屋」がこの世に存在し始めてから今までの歴史で見れば、周知のように確実に「さおだけ屋」は減少の一途をたどっている。それは、経済学的に見ても洗濯物を干す竿として、他の材料の竿や他の乾燥方法と比較して竹製の竿は、条件が悪い。さらに、今の時代の住宅環境は、竿という存在条件さえ厳しいものにしている。　また、さおだけは、その他の数ある竹製品の一つであることを考慮すれば、その他の竹製品も急速に影を潜めていった事から、さおだけや竹製品の前提としての竹そのものの生産もこれまた急激に減っていった事は、経済学的にも当然のことだが、これまた「さおだけ屋」が潰れる背景ともなった。　要するに、経済学的と言うことだけに世の変化を任せると、「さおだけ屋」は潰れるのは仕方がないと言うことだ。言い換えれば、資本主義的な社会では「さおだけ屋」が潰れるのは極当然のことで、その事は「さおだけ屋」にどれだけ愛着を感じていようが、容赦なく進んでいく流れでもある。　エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ

  2006.01.24

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• 21世紀を『偽装の世紀』にしないように！

  　この間、一連の耐震強度の偽装問題が新たな展開を見せる中、新たにライブドアの企業買収や経常利益の偽装が株式市場の混乱を引き起こし、景気におよぼす影響さえ懸念されはじめている。　さらに、昨日アメリカ産牛肉に危険部位が発見され、輸入の再停止になったことも、背割り解体、牛肉年齢の目視、全頭検査無しなどなどのアメリカ産牛肉の危険性が多くの専門家から指摘されていたにもかかわらず、安全性に問題無しとの「専門委員会」の答申が間違っていた事の例証ともなるだろう。　言い換えれば、危険性を安全性に偽装した輸入再開だったとも考えてもさほど無理が無いとも言える。また、「振り込め詐欺」「インチキ健康食品」「リフォーム詐欺」などなど、この様に巷にはありとあらゆる「偽装」がはびこっているのが現実の一つの側面だろう。　更に更に、思い起こせば、大量破壊兵器があると「偽装」して始められた戦争や、その戦場を戦場ではないと「偽装」し自衛隊が首相によって送り出されたことも、極めて大きな偽装と考えられる。　こう考えると、残念ながら、21世紀は偽装が特徴づける世紀となりつつある様な気もする。もちろん、この事は私の単なる私見に過ぎないが、もしそういった傾向が少しでもあるのなら、少なくとも私は、21世紀を「偽装の世紀」にだけはしない為のささやかな努力をしていきたい。 エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ

  2006.01.21

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• 耐震偽装・小嶋氏証人喚問中継を見て

  　昨日の、耐震偽装・小嶋氏証人喚問のＴＶ中継は多くの視聴者や国民をイライラさせた。何と言っても「証言拒否」の大連発と補佐人との相談だけが目立った証人喚問だった。　昔から、証人の都合の悪い事は「記憶にありません」が連発されたが、それに新たな手法が登場したわけだが、考えてみればある意味ではそうなるのは当然の事かも知れない。　何故なら、証人は実際に捜査も受けた嫌疑のかかった人物だからだ。当然、刑事訴追の受ける恐れのある事柄を抱えているわけだから、その事を証言させる事にそもそもの無理がある。　だからといって、現行の「議院証言法」を全く証言拒否ができないように変えるのも、裁判に於いてでさえ自分に不利益になる事は証言拒否出来る事からして、無理な事だろう。　要するに、疑惑や嫌疑の当事者を国会に呼んでの証人喚問より、その関係者、例えば姉歯氏との会合に同席して議事録を作った人物、小嶋氏から要請を受けた国交省の担当者などなどへの喚問が必要だろう。エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ

  2006.01.18

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• お餅がなかなか焼けない話

  　正月には、両親の住む実家に兄弟の家族があつまるが、そこでの些細な出来事を書いていく。　家族が揃ったところで、恒例の家族麻雀の卓を囲んでいた時、父がみんなのためにお餅を焼いてくれたのだが、父は「全然、持ちが焼けんは！」としきりにぼやいていた。　考えれば、我が家も我が実家も餅を焼くのはオーブントースターを使っている。おそらく、多くの家庭でも電子レンジのトースター機能、オーブンレンジと形は違っても、餅を器具の中に入れて焼く事に大差はないだろう。　だから、性能が良ければ我が実家のように、焼き上がりが遅くはないだろう。しかし、覗き窓があるにしろ、中の餅の焼け具合が見づらいのは変わりが無く、せっかちな方は父のように、何度も扉を開けて中を覗き、結果として焼けるのが遅くなるのがオチだろう。　また、反対にトースターやオーブンは、タイマーが付いている物がほとんどで、ひょっとしたらタイマーが「チン！」と鳴って餅が焼き上がるまで焼け具合を見ないかも知れない。　おそらく、私の世代より下の方々は、そうした使い方、すなわち餅の焼け具合の途中経過をほとんど見ないと言う使い方が、一般的なトースターの使い方だと思われる。　それは、タイマーのない火鉢などで餅を焼いていた世代との違いに起因するかも知れない。火鉢で餅を焼く時には、餅が焼けていく一部始終が見る事が出来るからだ。　餅の焦げ方が、「ほんのり」から「うまそうに」まで変化する経過が見られる事は、その間の時間が「待つに耐えられる」範囲に納まるから、イライラしない。駅の次の列車の接近表示と同じ原理だ。　かくて、トースターは火鉢より性能が良く、早く餅が焼け上がるにもかかわらず、その経過が見えない（見にくい）から、餅がなかなか焼けないように感じられるのだろう。　さらに、トースターでは、餅が割れて「プクー」とふくれあがる正にその瞬間を見逃しやすくなって、餅を焼く過程を火鉢のように楽しめない事にも、なかなか焼けない餅を心理的につくり出す理由だろう。エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ

  2006.01.05

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• ある感動－－新潟大停電より

  　この度、日本各地を襲った大寒波、テレビのニュース報道を見ていて、あらためて自然の力の大きさを知る事となった。その報道映像の中に、感動をもたらせてくれた一シーンがあった。　それは、新潟の大停電の復旧のため、まだ吹雪いている最中、作業員の方が、かなり高い鉄塔に登り、大きな絶縁碍子にまたがるようにして、それに凍り付いた雪を取っていたシーンだ。　仕事とは言え、住民のみなさんの不安や不便を一刻でも早く解消しようとして、自らの身の危険さえ伴う作業を果敢に追考されている姿は、胸を打つものがある。感謝！感謝！！エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ

  2005.12.23

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• アスベストとＢＳＥ、極々私的な思い

  　アスベストとＢＳＥは、癌と異常型プリオンの違いがあるが、どちらも原因物を吸引や摂取してから、極めて長い潜伏期間を経て発症する点では共通している。　言い換えると、アスベストを吸っても、ＢＳＥ牛を食べても、十年或いはそれ以上の長い期間、見かけ上は健康な生活ができるという事だ。　その点を考慮に入れた上で、アスベストを例に取ると、その危険性はかなり昔から指摘されていたにもかかわらず、抜本的な対策が見送られ、正にその潜伏期間が過ぎて今日（こんにち）のような事態に陥った。　一方、ＢＳＥ、特に様々な危険性が指摘されているアメリカ牛で見れば、もしＢＳＥの感染牛が輸入された場合、その発症は８年から10年後に、場合によっては、それ以上の年月が経過してからになるのだ。　その時はもう何処で飼育されて何処で買って何処で食べたかを追跡する事すらできないのだ。特に、個体識別をしていないアメリカ牛に於いては、その事は全く不可能な事になるだろう。　この事を、現在小学校に通っているこども達で考えれば、不幸にもＢＳＥによる悲惨な被害が現れるのは、成人してからの事となる。「あの時、もう少し厳しく輸入再開を検討していれば」では、遅すぎるのだ。　残念ながら、すでに輸入が再開されてしまった今、せめて食材の選択が誰でもできるように、原産地や飼育地などの表示やその偽装を許さない体制の実施・確立を望むものだ。特に、加工品など、分かりにくい製品の原材料にもそれが確実に適応される事を願っている。エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ

  2005.12.22

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• 耐震偽装雑感

  　耐震偽装事件も捜査が開始されたが、この間の推移を見ていて思うのだが、何故何年もの間こうした偽装設計が見過ごされたか、或いは検査そのものの手抜き・偽装が発覚しなかったかが、ここにこの問題の一つの焦点があるのではないだろうか。　大げさに言えば、ありとあらゆる偽装が氾濫する時代にあって、その偽装を国民の生命財産を守るための法的な仕組みが欠かせないのは自明な事だろう。今回の耐震偽装に於いては、その設計から完成までの必要な各段階の検査体制とその法的整備が確固たるものであったら、これほど多くの偽装建築が存在しなかったと思う。　あの甚大な犠牲者と被害をもたらせた阪神淡路大震災の時に、多くの手抜き建築物が発見されたにもかかわらず、耐震偽装と言う新たな様相の危険建築が何年もの間、放置されて来た事は重大な問題だと思う。　その点で、こうした危険建築を許さない検査態勢や方の整備を怠った、国や自治体の行政責任、国会や地方議会の立法責任は重大だ。事後対策的な行政・立法処置が大切な事は当然の事だが、それと同様に設計・検査・工事などに於ける偽装を許さない行政・立法そして司法体制の構築を急いでいただきたい。エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ

  2005.12.21

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• ありふれた男の、ありふれた日々の、ありふれた不運

  　ある一人のありふれた男が所用のため、郊外にある12階建ての新築マンションの自宅を後にしたのは昼少し前だった。最寄りのＸ電鉄の駅に着いた男は、懐具合が良かったのか、昼食には特製和牛のステーキ弁当を選んだ。　豪勢な昼食に満足しきったのか、乗車した快速電車の快い揺れが、男はしばしの眠りについた。（中略）所用が思ったより長引き深夜までかかっても終わらず、続きは翌日にして、ひとまず近くのビジネスホテルに宿泊する事にした。　翌日、用事をすませ帰宅をするのだが、先日来の胃炎で病院へ行って処方してもらった薬を受け取って帰る事を思い出した。その病院の待合室で、しばらく待った後、渡された薬を持って自宅へと向かった。　ささやかな夕食をすませ、胃薬も飲んだ後、疲れが一挙に出てきたのか、倒れ込むようにベッドに横たわった。そのありふれた男が眠りについたマンションの上空を最終便の旅客機が轟音を残しながら通過していった。　こうして、ありふれた男のありふれた日々が過ぎていくのだが、後になってこのありふれた日々にありふれた不運が隠されていた事を、男は大きな衝撃を伴って知る事となったのだ。　その不運とは、以下の通りだった。住んでいるマンションや一泊したビジネスホテルは手抜き設計・手抜き検査・手抜き工事で耐震強度が極端に不足していた。昼食の和牛は、ＢＳＥ不安が残る米国産牛が産地偽装された肉だった。乗った鉄道会社の新型列車自動停止装置は、設定速度にミスが発見された。いつも行く病院の天井はアスベストの飛散の恐れがあった。診てもらっていた医師はニセ医者であった。上空を通過した飛行機には、下請け会社によるエンジンの整備ミスが発見された。　こうした一連の状況に、この男が関わりをもったのは、たまたまの偶然で、その意味で不運であった事は確かな事だが、一方でこうした隠れた不運が、まだこの男の命が奪われる最悪の不幸まで至っていないのは、皮肉的に言うと、この男に限っては幸運な事かも知れない。以上はフィクションで、実際の事件・事故とは全く関係がありません。　なお、これらフィクション上の不運は、確実に防ぐ事の出来る不運でもある。だから、防がなかった不運は不幸であるとも言える。その点で、この度のアメリカ牛の輸入再開以後起こるかも知れない、ＢＳＥ汚染牛肉による災いは、決して不運ではなく、不幸、それも愚かな政治がもたらした不幸だと、私は思っている。エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ

  2005.12.15

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  ある小さな作品展から

  　今日、２ヶ月に一度、ユニット折り紙を教えに行っている女性団体の作品展があった。と言っても、個人宅で開かれたもので、画像はそのユニット折り紙作品だが、他にも刺繍・ビーズ細工・油絵など様々なジャンルの作品が展示されていた。　この女性のサークル的活動は40年以上の歴史があるそうだが、全般的にこの様な文化活動は、女性の方が活発なように思われる。最近では、熟年の男性のピアノや絵画などの余暇や趣味の活動も増えてきているようだが、まだ女性の活発さには及ばないようだ。　こうした趣味の創造的活動は、脳を活性化しストレスをも軽減すると言われているが、平均的な寿命の長さでは女性に及ばない男性のみなさんも、もっと旺盛にこうした活動をして欲しいし、私もまたそうしていきたいと思っている。エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ

  2005.11.23

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• 『自然界における左と右』：私的ミニ書評

  　「ここで、簡単な質問を出してあなたを困らせてみよう。鏡が、ものの左右を逆にするだけで、上下は逆にしないのはなぜだろうか。」（「」内は次掲書より引用）　これは、「自然界における左と右新版」（マルティン・ガードナー／坪井忠二、小島弘　共訳：紀伊國屋書店／1992）の第一章の一節だ。　この質問の答として、「目が左右に付いているから。」が、私などの凡人に、まず思いつく答だが。勿論、正解ではない。正解部分を本書から引用すると、「鏡は上下にくらべて左右を好んで逆転する、ということは全くないのである。ただ、その鏡面に直角な軸にそって、いろいろな図形の各々の点の位置を逆転する、のである。」（「」内は引用）　これでも、凡人の私には直ぐには理解できなかったが、前記の「鏡面に直角な軸」を「鏡に向かっての前後軸」と置き換えてみれば、鏡に向かった人間の左右軸や上下軸は逆転せず、その前後軸が逆転しているのだそうだ。　ただ、鏡の向こう側に自分を置いて見るから、あたかも左右だけが「逆転」したように思うに過ぎないという事だそうだ。（この説明でもまだしっくりしないが。）　ともかく、本書は「左と右」と言う概念を生物学から最新（当時の）物理学にいたる例を紹介し、摩訶不思議な『左右の世界』へ招待してくれるだろう。エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ

  2005.11.22

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  恐竜博2005雑感

  　今日、長居公園の大阪市立自然史博物館で開催されている「恐竜博2005」に行ってきた。入場してみての最初の感想は、良いも悪いも期待と予想通りだった。　幸い平日の午前中だったので、待つことなく展示もスムーズに見る事が出来たのは良かったが、展示スペースが予想通り狭く、当然展示内容も貧弱であった。　恐竜博と言うよりも恐竜展と言った方が的確であるぐらい、１時間程度でほぼ見て回る事が出来る。勿論じっくり観察しながらか、休日などの混雑時では、そうではない事は言うまでもない。　しかも、キャッチコピ－にある「世界最大のティラノサウルス『スー』、日本初上陸！」は、極一部分の本物の化石が展示され、あながち間違いではないが、全身標本はレプリカだった。　ただ、そのレプリカ（復元標本）でさえ、日本初公開と言われるほどだから、間近に見ると圧倒されるほどだったので、一見の価値は十分あると思う。　また、映像展示を除いて写真撮影が許可されているので、今日も携帯付属カメラやデジカメなどで多くの方がバチバチと撮っておられた。（私も含めて）　なお、入場料はおとな900円で高いとも易いとも言い難い額だが、植物園や自然史博物館に入るには、それぞれ別料金が要るのはいかがなものだろうか。せめて、恐竜博の入場者には割引ぐらいはしていただきたかった。エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ

  2005.10.18

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• 諸行無常／公園での一光景

  　先ほど、近くの公園を通りかかったところ、道をふさぐように十数羽のカラスが群をなして降り立っていた。前を行っていた子連れの母子は進むのを躊躇されているようだった。　私が、先に立って進むとカラスたちは飛び去っていったが、その後には鳩が無惨な姿をさらしていた。カラスが鳩をついばんでいたのだ。　そう言えば、先日この道の付近にいつもいる鳩の一羽が、弱々しそうに飛び立てずにいた事があったが、おそらく犠牲になったのはその鳩かも知れない。　一羽の鳩が弱り、それをカラスがついばんで、カラスの生（せい）のエネルギーへと転化していく。今日の、この光景は、カラスの自然な側面でもあるが、感慨深い出会いともなった。エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ

  2005.09.26

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• 総選挙、投票雑感

  　今朝、衆議院総選挙の投票をすませてきた。主権者としての大事な権利として、そして再びこの権利が奪われないようにと気持ちを新たにして臨んだ。　それは、この大事な参政権（投票権）が、時には尊い犠牲をはらいながらの多くの先達により獲得されて来た事に対する、今の時代に生きる人間としての大事な責務だとも思っている。　ところで、報道によると、投票率が前回総選挙時より高くなっているようだが、これはそうなった理由はともかく、喜ばしい事だと思っている。できれば、一過性のものにならない様にと願っている。エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ

  2005.09.11

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• ハリケーン「カトリーナ」災害での幾つかの疑問

  　まず、この度のハリケーン「カトリーナ」で被害に遭われた方々に、心からの哀悼とお見舞いを申し上げます。　アメリカ史上最悪の被害をもたらせるであろうと言われる、ハリケーン「カトリーナ」による災害について、幾つかの疑問が浮かんできたので、それを以下に書いていく。　まず、台風やハリケーンの様に、その進路が割りとハッキリして、襲ってくる事が事前にほぼ確実に予測できたにも関わらず、何故これだけ大きな被害が出たのか。　予測ができたからこそ、政府や市当局からの避難命令があり、実際に何十万人とも言われる多くの方が避難している。だから、車が無いなどで避難できなかった人達が被害に遭われたとも言われている。　では、そうした人がいる事は、事前には政府や市当局が把握していなかったのか。把握していたなら、何故バスなど他州からも調達し、そうした人々の避難に活用しなかったのか。　　こうした疑問は、今回の災害が人災とは言えないまでも、人的要素の大きい自然災害だったと言える根拠にもなる。今後の検討に期待してやまない。エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ

  2005.09.06

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• 台風の爪痕からみえる北海道の一側面

  　先日、恒例の家族旅行で訪れた北海道で感じた事を書いていく。アメリカでは、ハリケーン「カトリーナ」の凄まじい被害が報じられているが、そのフロリダ周辺と同様に、日本も台風の被害が毎年のように出ている。北海道でも同じだが、今回の旅で見たのは、前年の台風の被害の爪痕だ。　千歳空港から留寿都へ向かう道、とくに支笏湖岸の状況が凄かった。何百本、実際はそれ以上だろうとは思うが、おびただしい木々がなぎ倒されていて、一年経った今でもそれを車窓からでも十分に見る事ができるのだ。　というのは、普通はなぎ倒された木々は、一般には撤去されるのだが、幹線道路の直ぐ傍の林でも、未だに多くの木々が倒されたままになっていた。もちろん、車道や林道など生活や生産などに支障のある所は撤去されてはいるのだろうが、それでもその爪痕を生々しく感じられる場所は多いのだ。　それは、観光バスのガイドさんも言っていたが、北海道の自然の豊かさが大きな理由だろう。倒木が放置されている所は、自然な場所で取り立てて撤去などをする必要がないのだろう。　また、よく考えれば、台風も自然現象であるから、森や林ができた太古の昔から、台風がくれば当然、多くの木々がなぎ倒されたであろう。そして、その多くがそのまま放置され、やがては台地と一体化していったのだろう。　同じ今回の旅で訪れた洞爺湖の中島の国有林で、ガイドさんも説明してくれた「倒木更新」による木々の世代交代が、今回の北海道旅行で見た台風の爪痕にもやがて「倒木更新」が起こっていくのだろう。エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ

  2005.09.04

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• 既得権と政治家

  　今、総選挙の争点の一つとしての郵政の民営化をめぐって、郵政関連の人々の既得権が話題になっている。この既得権、悪いイメージで使われ、受けとめられている様だ。　ところで、この既得権、インフォシークマルチ辞書によると「すでに獲得している権利。なんらかの法的根拠に基づき、すでに取得している権利。」（「」内は引用／三省堂）とある。全く悪いイメージが感じ取れない。　しかし、特定郵便局をめぐっての既得権の中に、多くの方が疑問に感じている既得権もあるようだ。その事の是非はともかく、もし悪しき既得権があるならば、是正するのは当然の事だろう。　それなら、はたして政治家の既得権の中にも、おかしな既得権や悪い既得権は無いのだろうか。少なくとも、その成立からしてお手盛り的な政党助成金は、その悪い既得権の典型だと思うのだが。　政治家は、他人の既得権の事をとやかく言う前に、自らの悪しき既得権を一掃してから、あらゆる既得権の適正化に臨むべきではないだろうか。投票権という素晴らしい既得権が台無しにならないように、今回の総選挙に臨みたいと思っている。エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ

  2005.09.02

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• 地震は想定内であって欲しい！

  　今日は、全国各地で防災訓練が催された。もちろん、あの関東大震災に因んで行われているが、この間大きな地震が続発しているので、訓練に訓練を重ねる事は極めて大事な事だ。　さて、その地震だが、あの阪神淡路大震災の時、盛んに責任を曖昧にするためにもってこいの言葉として、「想定外」という言葉が乱発された事は、まだ記憶に残っているだろう。　阪神淡路大震災では、この「想定外」により、尊い命や貴重な財産が失われていった。その「想定外」の想定は、英知を絞っての想定もあるが、コストダウンのための過小想定や詐欺的な虚偽の想定も少なくないだろう。　関西では大地震が起こらないだろうという想定により、予想震度を低く見積もる。バレなければわからないと言う想定をし、手抜き工事をする。これらの想定は、冷酷にも「想定外」となり大きな人災をもたらした。　今、地震の活動期に入ったとも言われている中で、「想定外」は全く無くせはしないかも知れないが、「想定外」は極力少なくするような、生命重視の立場に立った真に科学的な想定を期待するものだ。エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ

  2005.09.01

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• 政党：法の下の不平等

  　今回の国民が望んだかどうか不確かな中での解散総選挙において、新政党が幾つかできたが、この「政党」について幾つかの不平等が、法律によって形づくられている事が話題にもなっている。　その一つ、公職選挙法（公選法）によって、政党構成要件によってその選挙活動に不平等な条件が押しつけられているのだ。詳細は公選法に委ねるとして、要するに同じ条件で選挙ができない（やれば違法となる）ような事では、選挙そのものの是非が問われかねない。　また、国民の税金を使っての政党助成金も、政党要件があり、それに満たない政党は、それからも閉め出される。小さな新しい政党は、なかなか大きくなれない不条理な仕組みだとも言える制度だ。　これらの、法の下の不平等が、それらの政党要件を既に持っている政党が多数を占めている時に、多数決によって作った法律によってもたらされた事を私達国民は、忘れてはいけないだろう。エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ

  2005.08.31

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• 『刺客』表現について

  　インフォシークニュースによると、「自民党は２８日、郵政民営化関連法案に反対した前衆院議員への対抗馬として擁立した党公認候補を『刺客』と表現しないよう報道各社に申し入れた。」（「」内引用／共同通信）とある。　その自民党が与党である現内閣の閣僚会議の席上で、ある大臣がその「刺客」の一人である女性大臣を「あずみ」を演じた上戸綾になぞらえていた。自民党そのものも「刺客」と意識していたのだから、おかしな話だ。　その大臣やマスコミは、「刺客」は純然たる一種のテロリストである事を知らないのだろうか。テロとの闘いを売りにする政府・自民党としては、とんだ醜態とも言える一場面だろう。　 エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ

  2005.08.29

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  ただ今、北海道旅行から帰りました。

  　ただ今、２泊３日の北海道旅行から帰りました。本日までの本記事は、明日以降の書き込みとなります。エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ－－－－－－－私的ウィルス情報－－－－－－W32.Netsky　　　　25-27日４通　通算25通（今月）W32.Mytob　　　　 25-27日13通　通算33通（今月）W32.Klez　　　　　25-27日０通　通算４通（今月）W32.Sobig 　　　　25-27日18通　通算179通（今月）Unix.Penguin　　　25-27日０通　通算０通（今月）（送られてきたウィルスメールは今月合計241通）ちなみに、アンチウィルスソフトは、このシリーズを使っています。

  2005.08.27

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  『日本の川を歩く』：私的ミニ書評

  　この間、川の話題でブログで書いてきたが、先日図書館で次の本が目に止まった。それは、「日本の川を歩く」（大塚高雄：家の光協会／2004）と言う本だ。日本の主だった川をざっと紹介してくれる一書だ。　まず、冒頭の「はじめに」から、少し引用する。「その当時の多摩川は、日本各地の川がそうであったように、水は澄み、魚の種類も多かった。（中略）その中でも『森が荒れれば、川も荒れる』という言葉はいまも鮮明に覚えているひと言だ。また、川に人が手を加えると、必ずしっぺ返しがくるというのは、川漁師の一致した言葉だ。」（「」内引用）　私の住んでいる近くを流れる大和川も、生まれ育った街の近くの淀川も、かつては多摩川の例のように、「水は澄み、魚の種類も多かった。」このところ、少しは人間達は反省したのか、その汚さもピークは越えたようにも思われる。　こうした動きが更に一層進み、昔のような川を取り戻す気持ちを確かめる上でも、この書は入門の書としてお手頃だ。残念ながら、この書には大和川も淀川も取り上がられていないが、気に入った川を見つけて実際に尋ねてみるのも、またその川の詳細を記した書を読むのもいいのではないだろうか。エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ

  2005.08.24

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• 川に沿って歩いてみよう！／その番外

  　川に沿って歩くのは、個人で楽しむ方法だけではない。保育所や学童保育所などでも屋外保育の一環としても取り組める。私の努めていた学童保育所でも、「大和川探検」と銘打って大和川に沿って歩いていく行事を恒例として行ってきた。　ただ、こうしたこども集団を引率して行う川歩きは、十分な配慮が必要なのは言うまでもない。最近でも、川へ遊びに連れて行っての保育での死亡事故も起こっている。また、当然ながら、お子さんやお孫さんを伴っての個人的な川歩きも同じだ。　ところで、集団で川に沿って歩く行事は、こども集団だけのものでもない。おとなのサークルや団体でも、取り組んでみる価値はあると思っている。なお、幾つかの自治体では住民対象に、「○○ウォッチング」などの様に、よく似た催しはすでに取り組まれている。（続）エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ

  2005.08.23

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• 川に沿って歩いてみよう！／その４

  　さて、川に沿って行きその変化などを楽しむには、自転車や自動車でスイスイと行くのもいいが、一番お勧めなのがテクテクと歩いていく事だ。川が自宅からそう遠くなければ、なるべく自宅から歩いて行くのがいいだろう。　川は、大きな川でもその岸には道が付いていない場合もあるが、歩いてなら土手や時には河原さえも使えば、結構川から離れずに移動できる。反対に、季節や川の条件が良ければ、川に足を浸けてみるのもいいだろう。また、浅瀬なら向こう岸にも歩いて渡れる。　　そして、是非お子さんやお孫さんなどとご一緒に歩かれる事をお勧めする。川に沿って歩く事は、きっとこども達に新鮮な感激をもたらしてくれるだろう。しかも、年相応に受け止め方（見る所）が違ってくるので、季節や年を変えて歩いてみるのもいいのではないだろうか。エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ

  2005.08.22

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• 川に沿って歩いてみよう！／その３

  　次に、歩く事に注目してみる。その特徴は、川は連続的に繋がっていると言う、極当たり前の事に起因している。すなわち、川に沿って歩いていくという事は、前記の様々な変化を連続的に捉えられるという事を意味しているのだ。　川の上流・中流・下流で見てみても、上流がいきなり中流に変わるわけではない、というより実際には上流と中流は連続的に繋がっているのだ。同じ事が、川を伝って村から街への変化も連続的に変化しているし、行政的な境界（県境など）もまた同じなのだ。　要するに、上流・下流の区分や行政区分は、連続的なつながりの中の区分であって、外見上は極めて不確かな物なのだ。しかし、ある程度離れると（距離が空くと）その区分が見えてくる事も、忘れてはならない。　それは典型的な場所では、上流と中流、村と街、ある市と別の市の違いが、確かにわかるという事で、それが上流なら上流の、村なら村の特徴があるという事だ。（その４に続く）エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ

  2005.08.21

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• 川に沿って歩いてみよう！／その２

  　ところで、ある外国の方が日本の川を見て、「滝みたいだ！」と言ったそうだが、このように日本の河川の流れは外国の川に比べて急だそうだ。それは、ある意味では川の流れに沿ってその周りの景色が変化に富みやすい事を意味している。　例えば、近くの大和川は１級河川で、長さもそれなりの長さがあるが、少し川沿いの道を歩くだけで、両岸の変化が楽しめる。河床・河川敷・堤防などの自然の変化だけでなく、両岸の街の様子も変化し地図では味わえない経験ができる。　それは街のど真ん中の川であっても同じで、時には人工的に掘削された運河なども、自然の変化は味わうすべもないが、良い意味でも悪い意味でも、街と川の関わりの実態を観察する事ができる。（その３に続く）エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ

  2005.08.20

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• 津波には細心の注意を！：宮城県沖の地震に思う

  　まず、今回の地震（宮城県の沖）に遭われた皆様方に、心からのお見舞いを申し上げます。　今日もまた、大きな地震が宮城県沖で発生した。この間、比較的に大きな地震が日本で続いているが、一般に言われている地震の活動期に入ったと言う事からして当然の事かも知れない。　ところで、今回の地震は津波が極軽微であったが、テレビで放映されていた定点カメラの映像には、地震直後にずっと海の様子を伺っていた親子連れが映っていた。　その地点での揺れの大きさは震度５以上はあったと思われるのだが、スマトラ沖地震のあの恐ろしい映像を見ていてこの状態というのは、大変残念だ。　気象庁の津波到達予測による予想波高は50cmという低い値だったが、それを聞いての行動かも知れないが、子連れの場合は特別に、とるべき行動としては、避難する事を第一義的に考えるべきだと思う。エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ

  2005.08.16

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• スペースシャトルの無事帰還を！

  　野口さんも協力されて、史上初の宇宙空間でのスペースシャトルの船外修復作業が成功したと報道されているが、この間の報道による知見から考えて、心配な点が幾つか思い立った。その一つが、この修復作業の成功が決して、安全な帰還を保証するものでは無いと思われる点だ。　一般に、打ち上げ時より大気圏突入時の方が、危険性が高いとされているが、今回の機体の破損個所は、その打ち上げから周回軌道に入るまでにできた物で、より衝撃が強く高温になる大気圏突入時により大きな破損が起こる可能性がある。　特に、今回の破損が断熱タイルの接着の不具合による物とされているので、同様の不具合が外見からは見えないものが、他にも存在している可能性が高いと思われる。　さらに、今回除去されたセラミックの板は本来は必要な物、すなわち断熱タイル同士の隙間を塞ぐ為にはめ込まれた物であり、それが無くなったと言う事は、その分だけ安全性が損なわれると言う事にもなる。　こうした懸念は、素人の思い過ごしで、ＮＡＳＡの権威が集まっての判断だから、心配無用の事かも知れないが、帰還の最終的判断には念には念を入れていただいて、ディスカバリーと全てのクルーの無事に帰還される事を祈るものだ。エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ

  2005.08.04

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• 地車（だんじり）を見に行ってきます。

  　今日の夕方、我が実家の夏祭りに行く予定だが、大阪の祭りに付き物の「地車（だんじり）」の宮入の日でもある。それをじっくり拝見してくる予定だ。　ちなみに、この地の地車は、実は我が妹の旦那と弟を含めた地元有志が復活させたのだ。この様に、大阪市内各地では、地車や「まくら太鼓」などの山車（だし）の曳行（えいこう）が復活してきている。　こども達にとっては、地元の伝統的な行事に触れる事は、極めて大事な事だと思う。今後のこうした動きに注目していきたい。エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ

  2005.07.20

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• 道端・階段にペタリ

  　先日、あるマンションの入り口の２・３段ぐらいの階段で、小学校高学年ぐらいの女の子二人が雨宿りしていた。雨宿りは普通の事だが、その女の子達は階段にペタリと腰を掛けていたのだ。　同様の光景に、その翌日も遭遇した、場所はＪＲの駅の幅の広いやはり２・３段の低い階段に、今度は中年の男性が二人で座っておられた。　つい最近までは、若者独特の現象と思われていたが、ついに世代を問わずに普遍化した光景になった感がある。　それには、道端や階段などの面が非常に奇麗になったからだろう。特に、マンションや駅の床面は掃除が行き届いているので、なお奇麗だろう。　そのうち、こうした地べたにペタリ座りは、日常の当たり前の光景として、気にも留めなくなるだろう。　エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ

  2005.07.04

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• 曾祖父の五十回忌

  　今日、曾祖父、言葉をかえて書くと父の母の父の、五十回忌があった。幸いに、私はその曾祖父とはこどもの頃にお小遣いを貰った事も含めて、記憶に残っている。　その当時（1950年代）では、曾祖父と生活を共にすることは稀だった様に思っている。現在でも、平均寿命も延びたとは言え、同居する事は稀だろう。　そんな曾祖父の五十回忌だったが、内容は七回忌などと余り変わらなかったが、今回はじめて参列者（親族のみだが）全員でお経を唱えた。　実家は、浄土真宗なので、「無量寿経」の一節だったが、各自に配られたお経のコピーを見ながらであった。もちろん、漢字には全て読み仮名が付いていたので、なんとか役目は果たせた。エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ

  2005.07.01

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• ＪＲ福知山線、運転再開！？

  　あの多大な犠牲と被害をもたらした脱線事故があったＪＲ福知山線が今日から運転が再開された。　普及工事や新型ＡＴＳの設置だけをとれば、事故の甚大さに比べて極めてあっけない復旧だ。　こんな程度の工事で、国土交通省の運転再開の認可が下りる。腹立たしさが一層こみ上げる。エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ

  2005.06.19

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• ウィルスメール数の減少の理由（わけ）

  　今月に入ってウィルスメールの数が減っていると思っていたら、実際は違っていた。プロバイダ側でウィルスメールがスパムメールとして、撥ねられていたからだった。　要するに、プロバイダのスパム判定が進歩していたからで、スパムメールホルダーには、大量のウィルスメールが保存されていた。　結局、その総数では変化がなかったのだ。ともあれ、ウィルスメールの処理の手間がそれだけ省けて助かったので、ありがたい事だ。エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ

  2005.06.13

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  トリビア的一読の書：私的ミニ書評

  　この間、書名に強く興味を惹かれた一書が、「タンパク質の音楽」（深川洋一：筑摩書房／1999）だ。　そのプロローグより引用すると、「『牛にモーツァルトを聴かせると乳がよく出るようになる』『植物にクラシックを聴かせると生長が早まる。でもロックだとうまくいかない』」（中略）「その『なぜ』に答えてくれるカギ（の少なくとも一端）を握っているのが《タンパク質の音楽》なのである。」（以上「」内引用）本書は、その「なぜ」を解説してくれている。　一読してからの素直な感想を述べると、残念ながら、その「なぜ」が、少なくとも私には依然として「なぜ」のままだった、と言う事だ。　それは、音階・素粒子・ＤＮＡなどについては、有る程度詳しい知識が必要なほど精細に解説されてはいるが、肝心の「タンパク質の音楽」そのものの解説が、ぼやかされているからだ。　しかも、その一つの科学的根拠と提示されている「スケーリング波動」は、ネット検索しても、この「タンパク質の音楽」説に関連した数ページしかヒットしない。要するに、科学的に少数意見に過ぎないと言わざるを得ない。　ただ、こういった考え方もあるという「トリビア」的知識を増やすためには、面白い書である事は確かだろう。なお、こうした少数意見は、後の世に確固とした科学的理論として輝くこともあることもまた、歴史的事実ではある。エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ

  2005.05.17

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  スズメは帰化動物だった。：私的ミニ書評

  　「雀の子そこのけそこのけお馬が通る」、小林一茶の有名な句だが、このように日本にとってなじみの深い雀（スズメ）、実は外国から飛来し帰化した鳥なのだそうだ。　その事は、「スズメもモンシロチョウも外国からやって来た　帰化動物と日本の自然」（中村一恵：ＰＨＰ研究所／1990）と言う本で知った。　ただ、日本に来たのは当然、一茶の句が詠まれるずっと昔だそうだ。しかし、それは日本に稲作が伝わってからの事で、少なくとも縄文時代には、スズメはいなかったようだ。　雀は、米と親しい事は、お米屋さんの店先や稲田によく群れて見かける事でもわかる。表題には「帰化動物と日本の自然」とあるが、帰化動物と日本の文化（その変遷）との関連でも多くの示唆のある書だと思う。エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ－－－－－－－私的ウィルス情報－－－－－－W32.Netsky　　　　本日17通　通算225通（今月）W32.Mytob　　　　 本日３通　通算47通（今月）W32.Mota　　　　　本日０通　通算０通（今月）W32.Klez　　　　　本日０通　通算０通（今月）W32.Lovgate　　　 本日０通　通算０通（今月）（送られてきたウィルスメールは今月合計272通）ちなみに、アンチウィルスソフトは、このシリーズを使っています。

  2005.05.16

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• マルチディスクドライブが壊れたよ！

  　（昨日の続き）我が家のＰＣのマルチディスクドライブ、湿式クリーナーでも回復しなかった。故障が確実となったわけで、このままだと大変不便な事となる。　思い切って、外付けのドライブを購入する事にする。もし、修理できるようだったら、その時はセカンドドライブとしても使える。エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ

  2005.05.14

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• マルチディスクドライブが壊れたかな？

  　とうとうマルチディスクドライブが壊れてしまったようだ。まだ、レンズが汚れている可能性もあるが、乾式クリーナーでは回復しなかった。　我が家のマシンはＤＶＤの書き込みができない古いタイプなので、この際外付けのスパーマルチドライブでも購入しようか、と考えたりもしている。取り敢えず湿式クリーナーでも試そう。エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ

  2005.05.13

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  『季寄せ』によせて

  　「季寄せ」、見た目にも風流な言葉だ。この「季寄せ」、infoseek マルチ辞書（三省堂）によると、「〔四季の詞(ことば)寄せの略〕俳諧の季語を、季に従って分類整理したもの。俳諧歳時記の類。」（「」内引用）とある。　私は、駄作俳句をひねり出すために携帯版の「季寄せ」（角川書店）を愛用しているが、ほぼ同じ内容のものが「必携季寄せ」だ。　昔？の日本での季節感がわかって面白い、というより本来の日本の季節感が、世の流れとともに如何に変わったかがわかり、為になると言い換えた方が適切だろう。エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ

  2005.05.11

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• 風邪をひいたかな？－－－当たり！

  　私は、近視でかなり度のキツイ眼鏡を掛けており、それが原因で時々頭痛が起きる。そのせいかどうかは定かではないが、先ほどから頭がガンガンしている。そして、さらに痛みの強さが増してきたので、今日は早く寝る事にする。エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ

  2005.05.10

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