健康法師の 亀山古墳&王ノ瀬神社
今日は大分市の歴史遺産亀塚古墳と王ノ瀬石棺のあった王ノ瀬神社(今はレプリカが置かれています)をご紹介します。亀塚古墳は国の史跡に指定されているそうですよ。全長116メートル(前方部長52メートル、後円部直径64メートル)、高さは前方部7メートル・後円部10メートル白い石英質の石で覆われていたそうで、当時はものすごくきれいだったでしょうね。海から来た人が、白く光る巨大な建築物を見て、驚いたことでしょう。そう言えばピラミッドも白い石で覆われていたそうですね。これは、5世紀初頭(古墳時代中期)の建造と推定されていて亀塚古墳公園の中にあって、海部王(あまべのきみ)の墓であると伝えられてます。日本書紀にも「海人部」が設置されていた記録があることから、海部民(あまべのたみ)の首長が埋葬されていたであろうということです。すでに盗掘を受けていたけれども、短甲・鉄刀の破片、滑石製の勾玉、碧玉製の管玉、ガラス製の小玉などが出土しているそうです。石棺長さ3.2メートルの大形の箱型の組合せ式石棺が埋められています。埋葬施設は前方部墳頂に2つ設けられており、第1の埋葬部がこの石棺で、第2の埋葬部はその東側に後から設けられたそうです。海部古墳資料館の資料によると約2年半の年月が掛かり、延べ約16万7,000人の人が必要であったろうということです。上の写真、奥の方に白く光って見えるのが、その海部古墳資料館です。入館も駐車場も無料ですよ。この公園には他にも古墳がいくつもあって亀塚古墳群と言われています。王ノ瀬天満社今はとっても小さな神社ですが亀塚古墳の近くにあるので、ぜひ行ってみてください。海部古墳資料館に、本物が展示してあるのですが石棺が置いてあります。上の写真の右側に小さな祠があってレプリカが置いてあります。近くの 辻古墳 から出土したと言われていて、昔は雨ざらしだったのだそうです。この格子ごしに見えますよ。自称 大分観光大使の健康法師のレポートでした。