マンションについて考える
新築マンションに引っ越してまる6年になりますが、この6年でいろいろな変化がありました。まず隣の小学校の建て替え。まさかこんなに小学校の設計が変わると思わなかったのでショックでした。今は更地になっていますが、立ちあがっていったら相当な影響は受けます。もう1つは携帯アンテナ設置騒動です。マンションの屋上に携帯アンテナをつけると使用料がもらえるのです。お金に目がくらんだ理事たちはどんどん業者のセールスにはまっていきますが、健康被害を心配する私は大反対です。今反対の署名運動をしていますが、そういうことに敏感な方たちにはさっそく署名をしていただけました。ところがその他どちらでもないという方々が大多数。結局どちらでもいいという方はマンションの総会にたいして「委任状」で済ませてしまいますので、「賛成」と同じになってしまうのです。シックハウス症候群も世間に認知されるまで時間がかかり、最初に被害にあった方はたいへんな苦労をされたかと思いますが、やっと認知され、法的にも反映させることができましたね。携帯アンテナの被害も大変証明が難しく、また自宅マンションが売れなくなっては困るのでなかなか表面化しません。やっと最近那覇のマンションの事例などが話題になりました。(といっても、興味のある人しか知らない話題です。)単にお金が入るからいいという人たちの認識を変えるためにも私は反対運動を続けます。友人が、「間違えやすい問題は、多数決で決めてはならない。」ということを言っていましたが、なるほどなあと思いました。しかし、世間や男性の論理では多数決で決めるという方法論が普通です。だから数の論理で返していくしかありません。(う~ん、小沢一郎の気持ちになってきた・・)この事例を通して、今後10年、20年先のマンションの決断について心配になってきました。とにかく私は今できることをやろうと思っています。 コワ~い不動産の話 480 円