何故、食玩の箱を開封しても飾らないのか?
それは陳列できるスペースが、 限られているからですね。 90年代のガメラや、 仮面ライダークウガが始まった頃は、 食玩等のフィギュアや、 カプセルトイのフィギュアを、 開封してドンドン飾っておりました。 母も昔から、 人形等を飾ったりするのが好きなので、 私が開封して飾ったフィギュアに埃が付かないように、 透明なケースに入れて飾ってくれたりしておりました。 飾ると、 「かっこいいー」 とか言ってくれる、 昭和一桁でした。 そんな母も、 今は記憶頭脳が衰えているので、 新聞も読まなくなりましたけど。 そのうちに、 陳列スペースが無くなってくるわけですが、 コレクションの意欲は枯れる事がないので、 品物はドンドン溜まっていくわけです。 その次にやってくるのが、 ストックスペースの限界ですね。 アパート等にお住まいで、 ストックスペースが限られている方は、 オークションやメルカリ等に、 「泣く泣く出品!」 と称して、出品したりしているのでしょう。 あるいは、 地元のリサイクルショップに、 とっても安い価格で、 引き取ってもらうのだと思います。 10年以上前に、 地元のリサイクルショップの店員さんに尋ねてみた事があります。 それによると、 ペットボトルのボトルキャップフィギュアとかは、 1円ぐらいの価格が付くか付かないかという事ですね。 ボトルキャップフィギュアとかは、 コンプリートを目指している方もいるでしょうから、 ヤフオクやメルカリに出せば、 地元のリサイクルショップよりは、 高く売れる可能性はあるかと思われますが、 過度な期待は水泡に帰すでしょう。 市場に溢れているモノは、 高くはならないので、 レアものでないものを出品したところで、 売れはしないのです。 売るための手続きすらもったいないのであれば、 知人の子供に差し上げて、 少しだけでも遊んでもらえれば、 その後、簡単に捨てられても、 品物は成仏すると思いますが、 子供がいないと、 そんなつながりもあまりないものです。