CAPTAIN FUNK =Sunshine=
今回は、CLUB/DANCE/DISCOのカテゴリーです。実は、今日ご紹介するCAPTAIN FUNK(キャプテンファンク)は、つい2週間ほど前に初めて知りまして・・・、アルバム3枚を即買いして以来、超ヘビーローテーションになっているシングルユニットです。CDのレビューって、とても難しくて、それでなくても文章ベタなおいらにとっては、せめて何年か、或いは何十年も聞き込んでいる音源を当時の思い出や時代背景と合わせて紹介することで、何とか体裁だけは整えると言う手法を取って来た訳ですw。がっ!このCAPTAIN FUNKのサウンドがあまりにも良かったので、アーティストの詳細を知らぬままに勢いで紹介しようかと思った次第です。このアーティストを知ったのは、おいらがWEBデザインをする際にいつもコラボしているカメラマンのT.O氏からだったんです。彼と色々な音楽の話しをしていた際の会話・・・T.O「そう言えば、kadoさん、キャプテンファンクって知ってます?」kado「知らん」kado「キャプテンストライダムの新しいアルバム?」T.O「いやいやw、グルーヴ系というか、スカファンクっぽい・・・」 (ここで彼のデカい目が細くなって軽蔑のまなざし)kado「いや、もう全然知らん」 _| ̄|○ と言う訳で、結構ディスコ系やテクノ系聴いてた割には、全くお初の名前だったので、おいらのちっちゃなプライドはズタズタだった訳だったのですがw、よくよく話しを聞くと、T.O君が好きなSUBU監督が10年前に撮った「MONDAY」と言う映画の主題曲を このCAPTAIN FUNKが担当していたそうなんです。T.O君が、久しぶりに聞いてみたいという、その主題曲を探そうと言うことになり、早速ネットで色々検索し始めたんです。まずは、当然ながら公式サイトと言うことで訪問しましたら、そこで無料配信されている5曲に、二人とも完全ノックアウトされましてねw。二人して、本題の映画主題曲そっちのけで、配信曲を聴きまくり、その場でアマゾンポチまで行ってしまったんだす・・・バカ過ぎます(笑)と言う事で、オオエタツヤなるDJ兼ミュージシャンがCAPTAIN FUNK名義で昨年発売している最新作「Sunshine」を聴いてみましょう。01. Endless Days 02. Weekend (kissing, tasting, touching, loving) 03. Rise 04. Girlfriend 05. Piece Of You06. At The Beach07. Sunshine08. Just Wanna Get You Tonight09. King of the Highway10. Leaving11. Anymore12. Summer Nights13. Hey Boy, Hey Girl (PLAYMODEL Daytime Remix)14. Hey Boy, Hey Girl (PLAYMODEL Nighttime Remix)15. Hey Boy, Hey Girl (Digikid84 Remix)16. Sunshine (Instrumental Mix)01. Endless Days恐らくオオエタツヤ本人の多重コーラスではないかと思われる爽やかなオーバーチュア。アルバムのオープニングとして期待感をそそります。02. Weekend この1曲でアルバム購入を決めたと言っても良い程、アップテンポで、キャッチーなナンバー。理屈抜きの楽しさと、オオエタツヤのメロディメーカーとしての本領を爆発させた楽曲です。ドライブなどには、持って来いです。ヴォーカルはマケドニア出身というAdnan Kurtovが担当。リンク先ですが、オオエ氏の顔写真上のプレイボタンを押すと1曲目がWeekendです。03. Rise 典型的なヘヴィトランス。そんな中に現れる可愛らしいキーボードのリフが曲を聴きやすくしています。05. Piece Of Youこれまた02.WEEKEND路線を彷彿とさせる、キャッチーなナンバー。美人ヴォーカリストMeri Neeserの素直な唄い方がとっても聞きやすい。極上のポップソングです。07. Sunshineギターサウンドを全面に押し出したロック色の強いポップナンバー。乾いた感じのサウンドが耳に気持ち良いです。08. Just Wanna Get You Tonightドゥービー的なピアノ前奏とw、タイトなビートが上手く絡み合ったポップソング。とてもAOR的なカラーが出ていて聞きやすいです。09. King of the Highway前曲から一転してハイスピードなテクノハウスが展開されます。NOISYなギターサウンドとYMO的メロディラインが絶妙にマッチしています。12. Summer Nightsラテン風味なリズムを取り入れながらも、スピード感あるハウスミュージックが展開されます。途中から入るメランコリックなピアノが曲にアクセントを付けていて楽しく聴けますよ。13. Hey Boy, Hey Girl (PLAYMODEL Daytime Remix)14. Hey Boy, Hey Girl (PLAYMODEL Nighttime Remix)15. Hey Boy, Hey Girl (Digikid84 Remix)前作のアルバム「HEAVY MELLOW」に収録されていた曲をリミックスしたシリーズ3連発です。ちょっとここまで並べなくても良かったかな感はあるのですが、キャッチーなサウンドのおかげて何とかイケます・笑ここでも、Meri Neeserのシンプルなヴォーカルが活躍します。これはライブ映像をリンクしておきますので、お楽しみください。最後の映像を見ても分かるように、CAPTAIN FUNKの何が凄いって、こういったダンス・ハウスミュージックをお皿を廻すのでは無くてライブで生楽器で演奏出来るところですね。これには、恐れ入りました。ライブのテクノロジーが上がっていると言ってしまえばそれまでですが、様々なプログラミングやサンプリング音のセットアップ、そしてそれらと生楽器を合わせて音を披露するのは、そう簡単ではないだろうと想像します。このアルバムは、ヴォーカリスト連中は、それぞれの母国で録音し、オオエタツヤ氏が作る音源をメールやファイル送信でやり取りしながらミックスしていったそうです。日本を代表する世界的DJの沖野修也なども世界中のアレンジャーとファイルのやり取りで名盤をどんどん輩出していますが、これからの音作りというのは、世界の垣根を越えて、どんどんワールドワイドに展開されて行くんでしょうね。それにしても、このアルバムは、テクノ・ハウス・トランスと言ったカテゴリーはもちろんのこと、ロック、フュージョン、AOR、ユーロビートと言った要素もふんだんに取り入れられており、ただのダンスアルバムに収まらないクオリティーを持っていると思います。何より、耐久性の高い音楽を作りたいと本人が言っている通り、飽きの来ない、しっかりとしたメロディラインというのは、他のダンス系アルバムとは明らかに一線を画しており、彼の音楽家としての才能を堪能出来ます。ほんの、数日前に知ったばかりで、何ともお粗末なレビューではありますが、もう理屈抜きで、是非聴いてみてください。ドライブや仕事の時にも、気分をアゲられることを保証します。そして何よりとても楽しい気分になれるアルバムです!おまけですが、こんな感じに↓なれるのです・爆 ★アルバム発売用CM