WHO'S FOOLIN' YOU =Frankie Bleu=
今日もサラリと。何か、これだけ天気が良いと、どこかへ行きたくなりますな・・・と思いながら、本日もPCに向かってデザインと格闘中。営業や打ち合わせで外から帰れば、吹き出る汗と衰えた体力に驚愕しながら、「でも、夏って感じ~ |* ̄ー ̄| 」と、超前向きにヘタれてます。そんなグダグダな徒歩の中でも、スマホから流れてくる爽やかな音楽が一服の清涼剤な訳でして、昨日ランダムで流れてきた、Frankie Bleu(フランキー・ブルー)をご紹介。いや、もう、久しぶりに聞いたんですが、夏の陽射しと相まって非常に良かったw。爽やかばかりでなく骨太なロックテイストのサウンドでもありますが、暑い日でもピッタリ来るかと思います。たった一枚しかアルバムを出さないで居なくなってしまった知る人ぞ知る?と言った感のあるAOR系のアーティストなんですが、実はAORを扱うサイトや、80年代の音楽を紹介しているサイトなどでは、必ず紹介される名盤中の名盤です。全9曲、35分にも満たない、今でこそコンパクトなアルバムですが、その内容と言ったら、ボリューム感満載なんです。01.Baby Don't Stop02.Who's Foolin' Who?03.Just For You(Suzanne's Song)04.Where Would I Be Now?05.Get Away06.I'm Waiting For Your Love07.Take Your Time(Vanessa's Song)08.You Never Ever Call Me Baby09.Baby We're Alive《Musicians》 Frankie Bleu : Vo,GtJoe Chemay : BassJohn Hobbs : Pf, Rhodes, SynthMike Meros : Clavi,B-3,SynthBilly Walker : GtPaul Leim : DsLuis & Woody Conte : PercJoel Peskin : Sax曲名に女性の名前がサブタイトルで付いている辺り、誰かさんと似てませんか?(笑)01.Baby Don't Stop冒頭で、爽やかな名盤と紹介しましたが、いきなりロックテイストのサウンドが展開されます。が、そのメロディラインはとてもメロウなので、親しみやすい曲です。02.Who's Foolin' Who?タイトルトラックでもあり、この盤の中でも最も人気の高い曲です。出だしこそ不安げな感じですが、シンセかなあ、Rhodesかなあ?のまろやかで流れるようなアレンジが、最高にメロウで、サビなど何回聴いても飽きません。03.Just For You(Suzanne's Song)ちょっとマイナーコードの哀愁を帯びたメロディですが、厚みがあってファンキーなベースやシンセのお陰でとっても甘い曲に聞こえてきます。04.Where Would I Be Now?可愛い感じの前奏から、優しいコーラスの始まり、フランキーの高めの声が最高にAORな一曲(良くわからん説明だ)05.Get Away02~04まで、ミディアム、スローなバラード3連発だったのですが、ここでまた一転して、アップテンポなロックサウンドへ。ギターリフとドラムが効いた佳曲。06.I'm Waiting For Your LoveB面のオープニングとしては、また後半の楽しみを増大させてくれるミディアムロック。明るいサックスや、印象的なリフのシンセベースと、美メロ全開の曲。07.Take Your Time(Vanessa's Song)彼を代表する曲の一つ。03のSuzanneの前の恋人と噂されていたVanessaへの想いをつづった名バラード。歌詞カードなど見ながら聞けば泣けること必至ですw。08.You Never Ever Call Me Babyちょっとボズ・スキャッグス辺りが歌ってくれてもハマりそうなまったりバラード。09.Baby We're Alive最後は、快活に締めくくり。サビに絡むシンセのリフが印象的なミディアムロック。とても覚えやすいメロディで気分が明るくなりますよ。と言うことで、アップテンポ、ミディアムテンポ、ミディアムバラード、そしてスローバラードと絶妙なバランスで配置されているこのアルバムは、とにかく聴いていて飽きない、何度でも繰り返して聴ける耐久性を持った良作だと思います。この盤は、レコードでしか所有してなかったのですが、2006年にCDで夢のような再販。現時点では新譜としては発売されていない様ですが、2006年版がAmazonのマーケットプレイス(中古)で、2点ほど残っております(2011/07/16 15:00現在)。もし、お気に召されたら即ゲットをおすすめします(笑)30年近く前に発売された本作をレコードからカセットにダビングしてテープが延びる程、聴き倒し、今はCDからスマートフォンにデータ移行して死ぬほど聴き倒す。どれだけ、時間が流れても、どれだけ音楽を聴くスタイルが変わっても、不変のサウンドがそこにはあります。