雲の上はいつも蒼空

[カテゴリ未分類] カテゴリの記事

全578件 (578件中 351-400件目)

< 1 ... 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 >

• 

  ◆憩える自分の場所・・・

  ダイニングの片隅に、ライティングデスクを置いて、ささやかな自分のスペースが出来ました。 4年くらい誕生日プレゼントが、うやむやになっていた総集編、ということで。（息子の誕生日と同じ日なので忘れがち） 小さい頃から自分の部屋があって、結婚してからは家全部が自分のスペース？という感じではあったのだけど、やっぱり、「ここは自分だけの場所」、といえるところが出来ると嬉しいです。置いた場所は、壁一枚隔てて、息子の机と向かい合わせ。息子が宿題をするときなんかは、私もここに向かおうと思っています。「お母さんも一緒に勉強してるよ」って。（ホントに勉強しなきゃ）デスクはＫ社の製品で、本来はとても手が出ないもの。でも、今回は閉店セールということで、半額になっていました。朝、セールの折込広告を見て、大雨の中、開店に駆けつけて見つけました。家具だけはイイモノを買いなさい。って、大学の美術の先生が言ってたなぁ。そんなわけにはなかなか行かない、と思っていましたが、ずっと探しているとチャンスがあるものですね。デスクは、最初ちょっと見た目がごついかな？と思ったのですが、実際座ってみると、細かいところがとっても丁寧に作られていて、だんだん愛着がわいてきました。これから末永く使えそうです。ちなみに、息子の誕生日プレゼントは、当日に地球儀を買いました。 これって、家に一つ欲しいと思っていた、私達両親の願いを押し付けちゃった形？

  2003.04.12

  コメント(4)

• ◆旅のどの過程が好き？

  旅って、実際旅先にいる時だけじゃないですよね。行こう！って決めた時から始まってる気がします。私は準備段階がかなり好きだったりします。計画して日程表を作ったり、あれこれ調べて比較したり、電話して予約したり、そういう過程って何かすごく楽しいんです。子供が生まれる前は、一人で旅行社を作っちゃおうかと思ったくらい。持って行く荷物を用意して、精選して詰めていくのも好きだなぁ。（子連れ旅行になってからは、少々シンドイですが）ＨＰを始めてからは、終わったあとに、記録を残す楽しみもできました♪旅は何度もオイシイです…。 4月から生活時間帯が大幅に変わりました。夜またゆっくり更新しますね！書き込みお返事もその時に。そうそう、ライティングデスク来ました！まだ、部屋の隅でおすまししています…。

  2003.04.11

  コメント(6)

• ◆一人旅のオススメ

  もし、あなたが旅をしたくて、旅に費やす時間があって、それを許す環境があるなら、ぜひ旅に出てください。どんなに行きたいなぁと思っても、時間がない、環境が許さない、そういう時がやってくるので。お金がない？消費者金融は薦めませんが、ハハローン、チチローン、オジオバローンはどうですか？パソコン一台分か、ケイタイの通話料1～2年分で返せるのでは？　　　　　どうやったら一人旅が出来る？今はお手軽なフリーツアーがいっぱいあって、宿と飛行機便のセットになっています。それと地球の歩き方。いちど旅をしてみると、きっと自分の求めてる旅の形がわかるはず。次からはきっと、自分で計画したくなる。ぜひ一歩を踏み出してみて！---旅の話をすると、行きたいなぁという人はたくさんいます。でも、実際に行く人は少ない。私も旅に憧れていながら、生まれて初めてのヨーロッパツアーから帰った母の、「ぜひ若いうちに行きなさい」という一押しがなければ行くことは出来なかった。もっと早く踏み出していれば、もっと色々の経験が出来ていたかも。でも、もう過去には戻れない。　　　行きたいけれど、なかなか決心が…、という人はぜひ、思い切って踏み出して欲しいなぁ。…と思います。もしかして、人生には「行きたいけど行けない」期間の方が長いかも？わざわざ、こんなことを言いたくなるなんて、私は今、よほど旅に出たいんだわ。----さて、以前から欲しかったライティングビューローが、今日届くことになりました。○トリで、購入を決めた後、別の家具屋さんの閉店セールがあって、行ってみたところ、とてもいい製品が半額になっていたので、そちらに変更してしまいました。待ち望んでいた、私のスペース。来るのが楽しみだなぁ。（○トリの方は、息子の学習机に続き再びキャンセル。配達待ちに探すと何故かいいものが見つかってしまう…、ゴメンナサイ）

  2003.04.10

  コメント(8)

• 

  ◆お土産写真館③お皿好き…（スペイン＆スロバキア）

  お皿類が好きである。イギリスなんかの洗練されたのも好きだし、南ヨーロッパの手作りっぽいのもいい。実用のものも好きだし、飾り皿も好きだ。でも悲しいことに、お皿は重いし割れやすい。先が長いと、泣く泣くあきらめることが多いのだが、小皿だと、ちゃんと布や紙でくるんでおけば、けっこう大丈夫なので、そういうものを見つけた時は買って帰る。自分のものになると何だか嬉しい。時々包装をといて、にまにまと眺めたりもする。　　　　　これは、94年お正月にアルハンブラ宮殿で有名な、スペインのグラナダへ行った時に買ったもの。 グラナダのあたりの住宅は、外壁やパティオ(中庭)の白い壁に、この皿の大小さまざまなものや、観葉植物がたくさん飾ってある。 青と緑で描かれた模様がとても美しい。真ん中に描かれているのは、グラナダの名のもとである、ザクロの実である。アルハンブラ宮殿に登っていく道には、この皿を売る店がたくさんあった。もちろんもっと大きいのが欲しかったのだが、持って歩くことを考えると買えず、せめて雰囲気だけでもと、自分のために、小さいサイズのものを求めてお土産にした。私もいつかパティオのある家に住みたいな…。　　　　　　　　　この二つは90年に、トレドへ行った時に買ったもの。 いかにも手作りの暖かい感じ。これも大小さまざまなお皿があった。でも、この大きさがとても可愛かったので、旅が終わりに近づいていたこともあって、結構買って、お土産として友人達に配った。94年に再訪した時、また買おうと思って見たのだが、どういうわけかこのサイズが全く売られていなくて、残念な思いをした。また来た時に買おう、っていうのは駄目なのね。本当に、その旅だけの貴重な思い出なんだなぁ。 裏側にはサインが…。　　　　　　　　　これはブラティスラヴァのお土産屋さんで買ったもの。 19kcs(約87円）だった。(安い～！）ブラティスラヴァの旅日記はこちら。

  2003.04.09

  コメント(6)

• ◆入学式、無事終わる…

  あいにくの雨でしたが、うちの長男も、今日小学校へ入学しました。晴天の下、桜をバックに写真を撮りたかったなぁ。「お母さんも一緒なんだよね」と、出掛けには、かなり不安そうで、「保護者の方は先に体育館の方へ」と言われて、私達が教室を去る時は、心細げでしたが…。入場行進も、見た目は落ち着いていて、名前を呼ばれた時は、割合はっきりと返事も出来て、知らない子ばかりなのに、周りと笑いあっているのも、遠くから見えたりして、何か大丈夫そうでした。スーツ姿の我が子は、いつもより、りりしく見えたりもして。でもでも、まだまだ、通学は大丈夫かしら？ちゃんとお話聞けるかしら？その前に、ちゃんと長時間席に座っていられる？…心配することが山ほどあって、私もとっても緊張しています。特に大仕事をしたわけではないのに、帰ってきたら、「疲れた～！」って感じでした。やれやれ。それにしても、入学式って、形式的なことのオンパレードですね。当たり前とはいえ、少し寂しいものがありました。その中で、6年生が教室までの案内をしてくれたり、トイレの場所を教えてくれたり、会場を飾る花のプランターや椅子などを運んで、積極的に手伝っていたのが光って見えて印象的でした。5年も経つとあんなふうになるのかな？たのもしいなぁ。　　　　　さてさて、これまでの準備で、何が一番大変だったかというと…。ずばり、大量の名前付け！本当に、山ほどあって、しかも細かい！細い色鉛筆や、算数セットの小さなおはじきまで、これにどうやって名前を書くの？？？…って感じです。前もって、名前のシールを注文しておいて、ホントに良かった～と思ったものです！細かい文字の名前シールもあって、ピンセット付き。でも、量は多いので、貼っていくだけでも一仕事。今日も名前付けしなければならないものが、たくさん配布されました！一応、だいぶやったつもりだけれど、まだ付けてないものがないか？付け漏れはないか？もう一度見直さなければ…。明日は子供達だけでの登校です。（集団登校だけど）大丈夫かな？ドキドキ！！　　　　　　　　　そうそう、夕べは、ものすごく重くって、自分のページには辿り着けませんでした。何かあったのでしょうか？お返事ちょっと遅れています…。

  2003.04.08

  コメント(10)

• ◆どーもくんの秘密

  日曜日に行われたあるイベントで、どーもくんの着ぐるみに会った。かなり巨大な茶色の直方体で、2歳の娘は最初から「どーもくん、こわい」と怯えて、近寄らなかった。そうか、これがどーもくんか。よく見てみると、中の人（笑）の目の位置には、覗き窓がない。目は分厚そうな黒のふわふわ。どこから見るのかな？と不思議に思っていたが、次に歩いているどーもくんのそばを通った時、小声で「もうちょっと右、あ、足もと段差」などと歩く方向を指示しているお付きの人の存在を発見。やっぱり、アレでは目が見えないんだ～。そうかぁ。どーもくんはBSの申し子なのに、自分が宣伝してる番組は見られないのね。なんか悲しいなぁ…。この話を子供達にしてやると、どーもくんかわいそう！と一気に同情票を集めた。娘は、よほどそれが気になったのか、「どーもくんこわかった。でも見えなくてかわいそうなんだよ！」と、コーフン気味に何度も夫に話していた。うさじいもいた。なかなかかわいかった。あの、直立らっこの名前はなんていうんだろう？

  2003.04.07

  コメント(0)

• ◆美術館へ行きたい…◆消しちゃった！

  最近美術館へ行っていません。こうして、旅話を書いていて、ヨーロッパの美術館へ行った事など思い出していると、なんて贅沢な日々だったんだろう？！…と、思ってしまいます。旅で疲れた時に、美術館に入って、静かで明るい展示室の中、語りかけてくる絵の声に耳に澄ませると、出てきた時には、身も心も軽くなっている…、なんてことがよくありました。いい絵には癒しの効果があるんでしょうね。ヨーロッパの美術館は、ホントに収蔵作品が多く、館内も広く、人がそんなに多くなくて、ゆったりと見ることが出来ました。超有名美術館は別ですが…それでも、展示スペースが広いので、窮屈だったりすることは殆んどありませんでした。日本で特別な絵画展があったりすると、人が多すぎて、まず見るのが大変。息苦しくなってしまうこともあって、絵の世界に浸ることがなかなか難しい。日本でも、いい美術館はあるのかな？今、行きたいなぁと思うのは、オランダのクレーラーミュラー美術館。ちょっといきづらい場所にあるらしい。広大な１万5千エーカーの国立公園の森林の中に建つ、ゴッホの作品のコレクションで有名な美術館…。そのほかにも名作が揃っているらしい。ドラえもんのどこでもドアがあったらなぁ…。午後にでもちょっと行ってくるのに。などと思う春の日なのであった。（でも、はるばる色んな交通機関に乗っていくから、旅は楽しいんだよね。）------そうそう、先日旅で迷う話を書いたドイツのPONY HOFについて、住所を知りたいという方がいましたので、書いておきますね。Ulm－Bofingen（oにはウムラウトが付きます）Bofinger weg 15ダブル60DM（注：もちろん１２年前）１Fのレストランの味はまあまあでした。朝食にはハムがたくさん出てきました。雰囲気のある、ドイツの民宿でした。---今見たら、夕べの日記消しちゃってました！新婚旅行について書いたものだったんですが。ま、いいか、余計なお世話日記だったかも…。

  2003.04.06

  コメント(8)

• ◆プラハとブダペストの切符自動販売機（と物価の話）

  92年当時のことなので、今もそうかどうかは？もし最新の事情を知っている方がいたら、ぜひ、教えて下さいね！★両方とも、おつりを出さない仕組みになっていました！ブダペスト18フォリント（約33円）の切符を買うのに、18ちょうどか、18の倍数のお金を入れないと、切符が出てこないシステム。細かいお金がないとちょっと困るよね。払い戻し用ボタンを押すと、ちゃんと戻って来て、ホッとする。最初に１８００という表示が出て、１フォリント入れると１７００に、更に10フォリント入れると７００…というように、残り金額が表示されていくようになっている。残額が０になった時に、切符が出てくる。前にも書いたが、地下鉄駅へのエスカレーターは、やたら速度が早い。ちょっと怖い感じがします。現地情報に詳しいviafmさんによると、ソ連を真似して作られたからだそうです。ソ連のエスカレーターも早いのね…。プラハMustek駅で。4kcs(約18.4円）の切符を買うのに、5kcsを入れてみたら、返答は何もなし。ここまではブダと同じ。ところが、返却ボタンを押してもコインが帰って来ない！続いて2kcsコインを二つ入れると、何事もなかったかのように、切符が一枚出てきた。あの5kcsは全く無視されてしまったのだった…。　　　　　　　　これまでの日記にあわせて、毎日の出費メモを見ると、またとっても面白いです。ブダペストとかプラハとかでは物価が安いので、1日２千円から４千円で、滞在できていました。西側の国では大体５千円から7千円というところ？北欧はとっても物価が高いので、5千円から８千円くらいで、ちょっと何かあるとすぐ1万を越えていました。ヘルシンキでカメラの電池を買ったら、なんと4692円もして、ぶっ飛んだ覚えがあります。今はどうなのでしょうね？だいぶレートも変わったと思いますが。西欧はユーロになって、全体の物価が上がったと聞きます。最近の物価などをご存知の方、ぜひ教えて下さいね！

  2003.04.05

  コメント(4)

• ◆プラハ2日目[103/150]

  92年10月17日(土）[103/150]プラハに着いた翌日。よく眠って起きたのは8時頃。食堂で朝食をとる。学生とおぼしき旅行客が多い。ユースホステルの雰囲気である。居心地良好。天気はあいにく、雨模様。今日はまず市街の中心地、ヴァーツラフ広場へ行って、街の様子を確かめた後、国立美術館へ行こうと思う。10時前くらいに宿を出発し、地下鉄でMustek駅へ。（uの上に小さなマルが付くんです！出し方解らず…スミマセン）地下鉄の駅から地上に出ると、もうそこがヴァーツラフ広場だった。広い通りで繁華街といった感じ。賑わっている。正面の坂の上に建つ国立博物館に向かって、大きな通りが伸びている。道の両側には店が並んでいる。建物はそれぞれに美しい。本屋やデパートなどに入ってみる。2階の婦人衣料品売り場の様子を見る。品物は豊富だ。結構色々な品が売られている。雰囲気は庶民的で、ダイエーやイトーヨーカドーといった趣である。値段をいくつか見る。東欧圏は一般に物価が安いが、ものによっていろいろなので様子を確かめてみた。ラムウールのセーターが３千円ちょっと。スーツは１万３千円くらい。トレーナーは1，300円程度、キルティングのコートが１万２千円～２万４千円。オーバーが2万5千円くらい。ジーンズが2千円ちょっとから１万３千円程度と幅がある。食料品や宿泊費などの物価の安さを思えば、衣料品は高めの印象である。高価なのは輸入品なのかな？サイズは大きくて、あまり着たいものはない。寒くなってきたので、ジーンズの下に穿くのにタイツを購入。タイツは安くて１６０円ほどだった。スープとビーフグラーシュの昼ごはんを食べる。その後、国立美術館へ。この時のことは、昨年の８月、プラハに洪水があったと報じられた時、すでに書いていたので、小さい字で再録します。 東欧は、味わい深い街が多い。西欧の街に比べると、なんていうんだろう、わびさびがあるような...。美しい中にも、秘めた悲しさや切なさがあるように思う。そして、なんともいえない懐かしい素朴さがそこここに残っている。人々はとてもフレンドリーで親切である。通りすがりの人なのだけれど、私には大切な思い出がある。９２年にプラハを訪れた時、私は国立美術館に行くことをとても楽しみにしていた。地図を見て、大体の位置を確かめて、地下鉄の最寄り駅とおぼしき駅で降りた。きっと駅のすぐそばにあるか、歩くにしても、何か目立つ表示があるだろうと思ったのだ。その日はあいにくかなり本降りの雨。１０月半ばのチェコは私にとって冬の感覚、寒さが身に沁みた。（５℃くらいとメモにあるがこれは客観的な数字なのか？）地上に出てみる。想像していたような表通りではなく、静かな裏通りの印象。ナショナルギャラリーへの案内板などもなく、通りの名前の表示（ヨーロッパの街にはたいがいある）も見つからない。地図は持っていたが、これでは、どちらへ向かって行ってよいか、さっぱりわからない。人に訊こうにも、人っ子一人歩いていない。手がかりを探して、雨の中しばらく周辺を歩き回った。ようやく、一人の、年配の女性の姿を見つけ、これ幸いと、ナショナルギャラリーの場所を尋ねた。彼女は、私も同じ方向に行くから一緒に行きましょうと言ってくれた。坂道を上がった先に、目的の場所はあるらしかった。並んで歩きながら、ブルガリア出身でプラハに住むというその女性は、ぽつぽつと自分の話しをしてくれた。会話はドイツ語。（私はごく初心者だったが、勉強してまもなくだったので聞き取れた）驚いたことに、１０日前にご主人が亡くなって、教会に花を持っていくところだそうだ。（改めて見ると彼女は黒い帽子と黒いコートを身につけていた。）頭の病気で、１０分間で亡くなったというから、脳溢血か何かだったのだろうか？ひとり娘さんがいらして、今日はその娘さんの結婚式なのだけれど、私はそこへは行かず、教会に行くのだ、という。私は彼女の言葉に耳を傾けながら、えっ、えっ、マイネンマンって夫ってことだよね。ホッホツァイトは確か、結婚式だよね...。え～～っ！こんな話を初対面の私にしちゃっていいの？...と心底驚いた。何という大変な日にある人と出会ってしまったことだろう。それでも、彼女は静かな調子でごく穏やかに話してくれたし、わが身の不幸を嘆くといった感じではなかった。坂道を登りきると王宮があった。ナショナルギャラリーはこの中だと、彼女は教えてくれた。（あとで知ったのだがナショナルギャラリーは市内にいくつもあるのだった）別れ際に彼女は笑顔を見せて、「プラハを楽しんでね」と言ってくれた。私は何か言いたかったが、悲しいことにドイツ語で自分の気持ちを表現できなかったので、心からのお礼を言い、彼女と別れた。このときの光景―雨の中の坂道や、暗がりから次第に明るくなっていく様子（雨は次第にやんだ）。はじめて会った人と歩きながら何故か心やすらいでいた自分。時が過ぎても、この日のことが、幾度となく鮮やかに思い出される。彼女はきっと美しい生き方をしている人だ、と私は思った。そんな大変な境涯にあって、見知らぬ旅人の私に親切にしてくれ、旅を楽しんでね、とまで言ってくれた。願わくば彼女が今も健在であり、今回の洪水の被害にあっていませんように...。（ ９２年１０月１７日(土）[103/150]）2002年8月17日記さて、彼女と別れた後、私は旧王宮へ、その後イジー修道院のギャラリーで、14～16世紀の作品の数々をゆっくりと鑑賞した。カトリックの聖人の像が多かった。皆、自分の功績を象徴する品物を持っていたりする。この由来がわかったら面白いだろうなと思う。宿の最寄地下鉄駅のそばにあったチャイナレストランで夕食をとって帰る。20時ごろ宿に帰る。----ここ数日、やたら重いのはどうしてなのでしょう？

  2003.04.04

  コメント(4)

• ◆旅で迷う①ドイツ（PONY HOFを訪ねて）

  迷うのは嫌だ。そう思うよね。普通は。私も出来れば迷いたくない。でもね、あとになってみると、迷った時のことって、すごく鮮やかに記憶に残って、いい思い出になっちゃったりするんだよね…。Ａちゃんとの90年の旅の時、ハイデルベルクの次に訪ねた、ドイツのウルムという街で、Ａちゃんが探してくれたガストホフ。（きっと訳すと民宿？）地図では確かに簡単に行けるように書いてある。しかし実際のところ、歩いても歩いても辿り着かなくて、そのうちに日が暮れてきて、もちろん重い荷物を背負ってて、夕陽を浴びながら、もうホントにしんどくて、一体どうなることかと思ったのだけれど、引き返すわけには行かなくて、もう駄目だ～と思った頃に辿り着いて。確か、日もとっぷり暮れてたような…。（メモによれば、19時から21時まで何と2時間歩いたことになっている。）それが、一階が居酒屋というか、レストランになっていて、絵に描いたようないい雰囲気で、一時代昔の物語の中に入っちゃったような、そんな気がする宿なのであった。PONY HOFという名だった。ホントにポニーはいたのだっけ？疲れ果ててその晩は眠ったのだけれど、翌朝の気持ち良かったこと！すぐそばにシュバルツバルト(黒い森）があって、その中を朝の爽やかな空気を吸いながら、散歩した時にはもうホントに贅沢な気分。街中の宿に泊まるのとは全く違った経験だった。帰りに駅に向かうのには、さすがにバスを使いましたが。（あんまりあっさり到着して拍子抜けした）ウルムは大聖堂で有名な町らしい。そんなこんなで大聖堂には入れなかったけど、その時はどうしてこんなことに、って思ったのだけれど。でも、今になってみると、懐かしい、いとおしい思い出なのである。かけがえのない体験であった。あのガストホフ、まだあるのかな？いつかまた、行ってみたいなぁPONY HOF。（今度はもちろんバスで！）

  2003.04.03

  コメント(6)

• ◆明けましておめでとう！

  　　　　新年度、明けましておめでとうございます。･･･とは、普通あまり言わないよね。でも、生活の節目としては、時として一月よりも、かなり重要だったりする。息子も、今年度は小学生になる。夫も、年度替りで仕事や私生活で新たなステップに。娘は来年入園だけど･･･。私も新たなステップに進みたいな。本気で英語を勉強しなくては。（そういう理由でイタリア語を休んでるのだ、確か）今度は聞き取り、会話に重点を置いて。ゆっくりでも毎日着実に。誕生日（私の）のプレゼントに、欲しかったライティングデスクを買うことにした。色々探して検討したが、収納力でニト○のオリジナルに。高級品はたくさん売られているのだけれど、そんなに高価なものは買えないし、この、あふれるモノ（特に書類）を整理しなくては、新年度に対応できそうにない。これからは整理上手を心がけたい～（悲願）。小さくても自分のスペースがもてるのは、何かとても嬉しい。　　　　日記やHPも、着実に更新したいものだ。つい、ネットサーフィンで時間を取ってしまうけど、まずは更新、それで、サーフィンはほどほどに。睡眠不足で疲れて、けっこう昼間の時間を無駄にしてるかも･･･。ちょっとその辺を改善したい新年度であった。《ちゅらさん２、第二話は今日見ました》けっこうムチャクチャな展開である。脚本家困ってないか？いきなり「２」を書けと言われて戸惑ったままなのでは？これからの展開にビジョンはあるのか？かなり不安な気がする出だしである。でも、この顔ぶれを見るとそれだけで嬉しくなってしまう私。なんとかうまくやって下さい岡田さん。-------今日は何だか変な感じです。ランタイムエラーとやらが一時しつこく出ていましたし、（さっぱりワケが解りません）ページへ行こうとしても、編集画面に行こうとしても、やたら重くて、すぐタイムアウトに遭って、辿り着けない･･･。更新できるかな？？？

  2003.04.01

  コメント(6)

• ◆沖縄好き・・・

  「ちゅらさん２」が始まって、我が家の沖縄好き盛り返してきそうです。息子は「ちゅらさんまだ？まだ？」と朝から大騒ぎだった。冒頭の、三線爪弾きシーンから、ああ、沖縄（＆八重山）だぁ～、って力が抜けてしまった。何故か沖縄（＆八重山）のことを考えると、リキみが抜けますよね、いい意味で。沖縄、良かったなぁ。暑かったけど･･･。ちょうど、行った時は朝の連ドラで「ちゅらさん」が放映中で、沖縄熱が高まっていた時期だったこともあいまって、毎朝中毒のようになって見ていた我が家は、小浜島では古波蔵荘はもちろん、和也くんの木も、えりぃが文也くんを見送った港も、見て来たのでした。泳ぎに行ったヤマハリゾートは、ちょっと「小浜島」のイメージと違ってましたけれど。八重山の島は、どこもステキでした。竹富島の、あの空と海の青さは、まるで異世界だった。（ため息）有名な「竹の子」の八重山そばも美味しかった。娘がまだ10ヶ月だったので、強い日差しに当てないように、抱っこして日陰にいたもので、私は泳いでいないんですけれど。（泳いだのは殆んど息子だけ）黒島では、砂浜で雨が降り出して、皆で岩陰で雨宿りをしたのだけれど、海に降る雨を見たのは初めてで、すごく不思議な光景だった。西表島、秘境の名にふさわしい場所でした。船でのツアーも探検気分を満喫できたし、ポンコツの軽を借りて、島を回って、牛車に乗って、由布島に渡ったのも良かったし、小さな食堂で食べた沖縄料理も美味しかったし、温泉も楽しかった。ああ、恋しい八重山！何もかも捨てて移住したい♪とか危険な思考に誘う、妖しい魅力のあるところです。「ちゅらさん２」の方は、また東京が中心になるのかな？一風館も好きなので文句ありません。はい。「ちゅらさん」のあり方としては、沖縄的心の持ち主のいるところ、そこは全て沖縄なのだ！そして周りにいる人も、沖縄的心になっちゃうのだ！というのが、テーマ(?)だったような気がするので。（ただ、前のシリーズで言えば、えりぃの病気云々、って話は、そうじゃない方が良かったなぁと思います個人的には。あくまでノーテンキなストーリー運びで「命どぅ宝」を訴えて欲しかった）あの頃うちの中では夫が常に沖縄音楽をかけていたので、娘までカチャーシーを踊っていました。夫も三線買って帰って一時ずいぶん弾いてたんですが、最近弾いてないなぁ。これをきっかけに我が家にも三線の音が復活するかな？そうそう、沖縄＆八重山で時折見た、ミキっていう飲み物があるんですが、缶ジュースや、瓶入りの形で売られておりまして、お米から作られているジュース(?)なんですが、重湯を甘くしたような感じの、不思議～な飲みものでした。石垣島で初めて買って飲んでみて、もう買わないだろうな(笑）と思ったんですが、本島に戻って、帰る間際、私が疲れで発熱した時に、夫が探して買って来てくれて、食事代わりになって助かりました。何か古くからありそうな佇まいのレトロなパッケージで、歴史がありそうですよね。稲穂の絵がかいてあったような･･･。（写真撮っておけば良かった）沖縄育ちの人には小さい頃から馴染みがあったりするんでしょうね。なんか妙に気になる存在なんです。どなたか、詳しいことをご存知の方はいらっしゃいますか？《追加・能天気でばかりもいられない》実は一昨年のNYテロの時、沖縄大変でしたよね。観光客が激減して、修学旅行も行き先変更続出で･･･、経営不振に陥ったホテルや旅行者も多かったと聞きます。今年も戦争で、沖縄への修学旅行が取り止めになった、という話がちらほら･･･。あまり被害がないことを願っています。

  2003.03.31

  コメント(10)

• 

  ◆息子とデート！東京観光コース篇

  夕べはやっぱり寝てしまいました。どうしてこの頃、根性がないのでしょうか？息子と娘が常時いたり、夫の帰りも変則的な今の状態では、ゆっくりパソコンに向かえるのは、真夜中だけだというのに･･･。さて、昨日（27日）行ってきました。夫が昼過ぎに帰宅。駅まで送ってもらい、息子と特急に乗車。約1時間20分乗ると、東京、と名のつくところに到着。そこですでに15時過ぎ。構内の本屋でコンパクトな地図を購入。東京タワーへは、最寄の浜松町駅から歩くことにする。おやつの菓子パン購入。仮面ライダーの玩具菓子も買わされる。山手線で浜松町へ。新幹線が見えるので嬉しいらしい。降りて、大門方面へ歩く。「え～、歩くの？疲れちゃうよぉ」とぼやく息子に、「ほら、すぐソコだよ」見えてきた東京タワーを指差すと、「なあんだ、近いんだね」（いやいや、けっこう距離はあるんだけどね）ぷらぷらと手をつないで歩く。風が強い。都会を歩くのはけっこう好きである。活気に満ちているところがいい。やがて、増上寺の大門に出る。なおもまっすぐ進む。港区役所の付近。あんまりこの辺はうろついたことがないと思ってたけど、昔試写会見に行ったなぁ、という覚えのあるビルがあった。でっかいでっかい増上寺の脇を通って、タワーに向かう。 寺の中には桜が咲いていた。枝垂れ桜？道の脇にはたくさんのお地蔵さんが並び、供えられた、たくさんの風車が勢いよく回っている。そしてお線香の香り、何か切なくなる。 やがてタワーの前に出る。下から見ると、さすがに高い。さっそく窓口で展望券を買う（大人820円、幼児310円）。タワーのキャラクターらしいノッポ君とかいたんだが、すでに16時過ぎなので、エレベーターへ急ぐ。おっとその前に、飲み物購入。ポカリの500mlペットが180円で、観光地値段である。展望階は、ほどほどの人込み。うんうん、さすがに東京タワーと言うだけあって、周りは360度、ビルに囲まれてたりする。 息子は冷静。ふーん、といった感じ。テレビ望遠鏡というのも見てみたが、なかなか思うようなところを映せないものだ。昔からの名所だけあって、そこここにレトロな味わいがある。お土産の売店なんて、東京タワーのプラモデルやら、夫婦茶碗やら、うっわー、誰が買うのこんなの？という、なつかしょーもな土産の宝庫であった。一通り見て回って、ベンチでおやつタイムの後、パパに電話をかける。さあ、降りようという段になって、息子は記念コインを発見＆おねだり。おやおや、こんなもの欲しいの？？400円で買って、隣の刻印機(50円)で名前と日付を入れる。これまたレトロなお土産である。下りエレベーターに乗るには一階下に下りる。と、そこで面白いものが。足元が下まで見下ろせるガラスになっている小スペース。高所恐怖症でなくても、乗るとちょっと足がすくむ。 viafmさん、いかがですか？この体験で満足し、エレベーターで下へ。レトロなお土産やさんの数々を探訪してみたかったが、すでに17時なので、次の目標、ゆりかもめへ急ぐ。 地下鉄の入り口？と思いきやトイレだった。大門から都営地下鉄で新橋へ。京浜急行の車両、思わず実家へ向かいたくなるのをこらえる。新橋からゆりかもめの駅へ。乗車は私も初体験、高速道路でそばを走ったことはあるけど。時間が時間なので、眺めを楽しんで下車せずに引き返すつもりである。さて、どこで引き返そうか？切符はどこまで買うべきか？券売機の前で思案していると、息子が「ここにあったよ」とカードを差し出す。え、1日乗車券じゃない？まだ使えるのかしら？試しに改札を通してみると、あらあら通れるじゃない。親切な誰かが、使い終わったのを券売機のところへ置いといてくれたのだった。ありがとう誰かさん。ゆりかもめはとても景色が良く、変化に富んでいて楽しめた。海の上にきれいな船、空中散歩、未来都市みたいなビル群･･･、期待以上の美しさ。段々に夜景になってきたのも良かった。船の科学館駅で引き返す。ここらへんって臨海副都心になるはずだったのよね･･･。ちょっと切ない街でもあるのかも。 お台場の駅付近。汐留は、大規模なビル群の建設中だった。オフィスビルが建ち過ぎて、都心のテナントは過剰気味だという話なのに、一体こんなに何が入るのかしら？？新橋に戻ると18時過ぎ、もう帰る時間だが、今回こそCLC（キリスト教書店）に寄りたかった。東京から中央線で御茶ノ水へ。御茶ノ水の駅前は以前の面影を残していた。懐かしい～！懐かしすぎる！！数々思い出のある場所なのだが、それはちょっと置いといて、CLCへ。テレビマガジンとかが欲しかった息子、ぶうぶう文句を言う。うるさくてゆっくり見られない。絵本などもおいてあったので、以前図書館で借りて息子が好きだった、『パパおやすみ』という本を買ってあげる。私も欲しかったものを何冊か選ぶ。この時点で19時過ぎていたので、またもや食事は時間切れ。やはり駅前の丸善で『テレビマガジン』を買わされる。急いで特急へ。やはり20時発のに乗ることとなった。列車の中でお弁当のおすしを食べ、せがまれて『パパおやすみ』の読み聞かせ（こそこそ声）。 これって、一ページ見開きのショートストーリーなんだけど、え、そう来る？って感じの、力が抜けたお話が多くて、思わずニヤッとしてしまう、味のある絵本であります。絵もかわいい。赤い表紙の『ママおやすみ』もある。エルヴィン・モーザー作･絵、小学館発行。というわけで、21時半頃に家に到着。娘も今回は機嫌よくお留守番してくれてたそうで、6時間ほどのプチ東京観光コースはけっこう楽しめました。家では妹をキーキー言わせて叱られることが多いお兄ちゃんですが、楽々デートできるほど、いつの間にか、大きくなっていたのでした。次はどこへ行こうかな？？？

  2003.03.27

  コメント(4)

• ◆息子とデート・・・

  実家の母が、明日で切れる回数券の、残り一枚を送ってくれたので、午後から、息子を連れて、東京へ行ってこようかと思っています。東京は実家に行く時に通るが、いつも”通るだけ”なのだ。先日日比谷へ二人で出かけて、（http://plaza.rakuten.co.jp/aozora0205/027001 ）思いのほか、楽ちんで楽しかったので、そしてこの時は何も出来なかったので･･･。彼は前から東京タワーに登ってみたいと言っている。行ってきた友達が自慢していたのだ。あと、ゆりかもめに乗るのもいいかな？私としては、アメリカ大使館の前に行って、「戦争反対！」と叫んできたいのだが･･･。（今の時期ちょっと危険か？）東京タワー(私も確か小学校の時以来だ）と、美味しいお食事くらいは、実現したいなぁ。夜に報告を更新できるといいな。

  2003.03.26

  コメント(4)

• 

  ◆最高のパリ土産！（お土産写真館②）

  　　　ただし、私に限って、かも？（ブランド品じゃなくてごめんなさい）私がものすごく気に入っているのが、前にも少し書いたけれど、Clairefontaineのノートです。（クレオフォンタンというのかな？　フランス語は難しいですね、読まない字がたくさんあって） これはご覧の通り、サイズが豊富で、私の持っている一番大きいのが21×29.7cm一番小さいのが9.5×14cm。多分そのほかにもサイズはずいぶんたくさんあったはず。旅のお供には、この一番小さいサイズが重宝した。持ち歩きやすいのだ。罫は、よくある横罫とセクション罫。私は5mm方眼のセクション罫が大好きだ。１ページ当たりたくさん書けるし、書きやすい。びっしり書き込んでも読みやすい。セクション罫にも二つのタイプがあって、ごく普通のものと、ABC順に切込みが入って、アドレス帳の様になっているタイプ。(表紙にはRepertoireと書いてある） 前者は毎日のメモの書き込みに使い、後者は前もって調べたことを都市ごとに書いておいたり、泊まった宿やレートなどを書き込んだり、各地で知り合った人の住所なんかを書いておいた。引きやすくて便利。語学の勉強などにも最適。リング綴じなのも嬉しい。開いておくのも簡単だし（普通の手帳は開いておくのが大変）、書くときも楽。外見もかわいい。いろんな色があって楽しいし、内容が色で見分けられるのはありがたい。旅にも日常にも使いやすくて、私はこのノートにぞっこん惚れ込んでいる。今度パリに行ったら、箱で買い占めたいくらいだ。（92年の時も、ずいぶん買い込んで来たんだけどね）これは90年に初めて海外に行った時、マドリッドのデパート（確か）で、友人Aちゃんが発見したすぐれもの。でも、パリに行ったらたくさん売っていて、フランス製だったのね。ということになったのだ。サンミッシェルの本屋さんの、地下の文具売り場にたくさんあって、私が見たところでは、種類はそこの品揃えが一番だった。次にSamaritaineというデパート（？）へ行くと、サイズなどはあまり豊富ではないが、ここでは、定価よりかなり割安になって売っていた。大量に買い込むならここだ。（スーパーだったのかも？）日本でもロフトやソニープラザなどで、何回か見かけたが、ただの横罫だったり、サイズが欲しいものではなかったり、とても高価だったりして、たくさん買うには至らなかった。もっと輸入してくれー。いやいや、それよりもまたパリに行きたい。このノートを買うためだけにでも！そうそう、文具大好きな私。パリにはさぞかしステキな文具があるだろう、と期待したんだけど、思ったよりいいものは見つからず、（ロンドンでもイタリアの各都市でもそうだった！）このノートが最大の収穫だった。単に私の探し方が悪かったのかも？でも、使いやすいもの、便利グッズの追求は、日本の製品が一番かもしれません･･･。------さっき気付きました。ノートの寸法、横×縦になっていますね。これはノートの後ろの表紙に書いてあったもので、そのまま書き写したんですが、昔、小学校で長方形の大きさを表すのには、確か、縦×横、という表示の仕方を習ったはず。書いたときにも？？って違和感はあったんですが、今見たら、あ、違う！と思いました。フィートとかポンドとかだとわからなくて緊張しますが、cm表示になっていたから何となく安心していたけれど。メートル原器って、フランスにあるんでしたっけ。（要確認）縦×横って万国共通ってワケじゃなかったのね。フランスでは一般的に横×縦なのかな？こういうことって、案外見過ごされがちで、でも、実際困ったりすることが生じやすいかも･･。イタリアで道を訊く、の時みたいに、あとで、フランス在住の人に確かめてみよう。そうそう、このノート、レシピの覚え書きにも、重宝しています。作り方はわかるけど、分量を書き留めておくとか、新聞で見た美味しそうな料理記事のメモとか、小さくて邪魔にならないので、便利です。

  2003.03.25

  コメント(12)

• ◆小さな頭であれこれ思う日々

  　　戦争が続く毎日です。どうしても楽しい気持ちにはなれません。でも、世界各国で反戦を訴える動きが、あるのを見ると、ホッとします。ニューヨークでも大規模な反戦デモが、行われたそうです。（勿論戦争を支持する集会も行われたそうですが）多くの人が戦争に反対しています。アメリカも日本も民主主義のはずなのですが、どうも、うまく機能していないようです。世の中に有力とされる人はあまたいるはずなのですが。この暴挙を止められる人は誰もいないようです。きっと裏では色んな動きがあるのでしょうけれど。　　　　じわじわと経済にもいろんな影響が出ています。まわり回って我が家へは、どんな形でやってくるのか。アメリカを支持した日本には、戦後補償の義務も、生じるのだとか。（国民一人当たり数万円にのぼるらしい？）　　　　　今、この時期、私は何をすべきなのか？一つはじっくり見るということが必要かな。　　　新聞を見るといろんな人の意見が出ている。議員さんも賛成反対を述べている。選挙民はこういう時、誰が何を言ったか、よく覚えておく必要があると思います。もちろん議員だけではなく。　　　　昨日はアカデミー賞の授賞式のニュース。マイケル・ムーア監督の、「恥を知れ、ブッシュ！」の声を聞いて、よく言ってくれた！と思ったのは、私だけではないはず。『千と千尋の神隠し』で、長編アニメーション賞を受賞した、宮崎駿監督は、受賞を喜びつつも、「この時期に、自分の笑顔が、マスコミを飾るのは心苦しい」と報道陣の前に、姿を見せることをしなかったそうだ。　　　ものすごくまともな感覚だと思う。　　　こういうことの意思表示って、簡単なようで実に難しいものなのではないだろうか。　　　宮崎監督、不器用を装ってなかなかスマート？　　　　　　仕事柄いつも笑顔でいなきゃいけない人も、たくさんいますよね。そういうお仕事、辛いことも多いだろうなぁ。　　　　　家族が病気の時も思ったけど、本当に憂いのない時じゃないと、楽しんで旅の話が書けない。書くことが私のささやかな楽しみなのに、早く平和な日々が来て欲しいなぁ･･･。でも、逆に、こんな時こそ元気を出すべきなのかも知れませんね。

  2003.03.24

  コメント(6)

• ◆戦争に関する議論は難しい

  　　でも、敢えて、戦争反対！正直言って疲れました。わからないことが多すぎて、調べてみると、ものすごく複雑で、いろんな意見を言っている人の論拠も、どれほど確実なのか、測りがたくて。いろんな背景、だいぶわかって来ました。でも、元気な論争の間に、私の意見はこうよ！と言って、割って入っていくほどの、エネルギーもなく。それに現実に行われている戦争行為。見る度に無力感に襲われます。日本の政治にも、もともとない信頼がもっとなくなって、考えることもいやになります。もう起こってしまったのだから、反対してもしょうがない。そんな風に思ってしまいたくなりました。でも、それこそ、始めた人の思うつぼかな？　　　　　　　現実に、自分の子供が殺されかかっていたらどう？そんなのんきなこと言っていられる？やっぱりあくまで、戦争は反対、と言い続ける、必要があると思います。これまでしたのは、反戦デモとネット署名、そして首相官邸への反戦メール。それがどれほどの効果があったか？そんなことを測っている場合ではない。有効?と思われることはやる価値がある。　　　　彼方の空で人の命を奪う炎が、激しく火花を上げていても、私達は穏やかに食事をしていられる。それはここに戦争がないから。決して他人事ではないのだ。あのミサイルの照準がこちらを向けば、（ミサイルどころか、家族の誰かが、銃剣で一撃されただけで）こんなささやかな幸せは一発で崩れ去る。　　　　　戦争反対なんて平和ボケだ。そんな風に言っている人は、自分で戦う気持ちがあるのでしょうね。自分の幸せが戦争で破壊されたとしても、文句も言わないのでしょうね。でも、私はいやです。このささやかな幸せがそんなことで崩されるのは。そして遠くの空で、そんな泣き声が響くのも。だから、私は戦争に反対です。武力は決して”解決”ではない。力によるねじ伏せであり、暴力である。暴力の応酬は、決して平和を生まない。だから、私は戦争に反対だ。この件に関しては、物分りのいいヒツジになるのではなく、頑迷なヤギのように、あくまで嫌なことは嫌だと言いつづける必要がある。　　今は何かそんな気がします。-----　　　　　今、イラクの人たちは空爆を歓迎している。ということについて書いた日記を読みました。フセインの圧政は、空爆よりも辛いと。それから、開放してくれるアメリカを歓迎していると。　怪しい気がします。アメリカの情報操作？武力以外でのフセイン排除の策は尽きたのか？またあれこれあれこれ理屈になります。　ただ私が上で書いた、”ささやかな幸せ”をもともと持たない人もいる、ということは、心に沁みました。　　　　　

  2003.03.22

  コメント(10)

• ◆今日は、息子と私の誕生日！

  6年前の今日に、息子を産みました。その息子も、昨日卒園しました。時の経つのは早いものです。息子よおめでとう。ついでに私もおめでとう。良い一年でありますように･･･！

  2003.03.21

  コメント(12)

• ◆世界は一体どこへ向かうのか？

  とうとう始まってしまいました。バグダッドでは、上空から、ミサイルでの攻撃が行われ、その光景がリアルタイムで電波を通して、全世界に報道されている･･･。異様な状況です。衆人環視の中にあるにもかかわらず、誰もあの火の中で焼かれている人を、助けることが出来ないのです。この世界は一体どこへ向かって行くのだろうか？？憤りと悲しみと、そして大きな不安を感じます。午前中は息子の卒園式でした。本来なら、嬉しく楽しい日であったはずなのに･･･。

  2003.03.20

  コメント(6)

• ◆あと24時間ほどで・・・◆コスモ～ス！

  今朝起きてから、何ともいえない無力感にさいなまれている。48時間の期限が来たら、攻撃が始まる。2日間で約3000ヶ所が破壊されるのだそうだ。イラクの報復は何ヶ所になるのか？生物兵器の攻撃は場所で数えられるのか？アメリカは更に攻撃し返すだろう。その繰り返しで戦場はどれほど広がるのか。目の前で大量殺人が行われようとしているのに、本当に止めることは出来ないのか？このまま取り返しのつかない事態に雪崩れ込むのか？アメリカが言い出したら誰も止められないのか？超大国のすることはどんな悪でも、正義になるのか？ならば、アメリカは世界の王となったも同じではないか？実際に攻撃されるところの惨状は、見るに耐えないものだろう。（その様子をTVで見ながら食卓を囲むのか？）私の子供のような幼い子たちも無残に殺される。その家族の嘆きと叫び、癒えない悲しみと、新たに生み出される憎しみ･･･。その黒いエネルギーが世界を覆うのだ。この戦争後、世界の人々はどうなるだろう？知っているのに止められなかった今の大人たちは、私も含めてみんな共犯者だ。「人を傷つけたり、殺してはいけない」と子供に言えるのか？「正しいことをしよう」と言うことすら、出来なくなってしまうのではないか？仮に言っても、心の中は無力感でいっぱいのはずだ。じゃあ何で、殺人を見逃したの？大統領もイラクの指導者も日本の首相も、みんな狂っていたんだよ、止めることは出来なかったんだ。それで責任は回避されるのだろうか？？正義とか正しいこととかよりも、結局は力じゃないか。力があれば、人を傷つけたり、殺してもいいのだ。そんな価値観が世界を支配するようになるのでは･･･。それこそ取り返しのつかない事態だ。＝＝＝イギリスの議会でも武力行使を認めた。国連は安保理はこれからどうなるのだろう？北朝鮮は今の世界を見て何を思うのか。今朝ＴＶ朝日で討論をやっているのを見た。国会議員や、ジャーナリストや大学教授が、口角泡を飛ばして、議論していた。息子はそれを見て「喧嘩してるね」と言った。あら、エライ人かと思っていたら、歴史や国際関係については、私程度の知識みたいだわ、という人もいた。知らないことを露呈するのを恐れて、知ろうとしないこと、感心を持たないことのほうが、恥ずかしいことだと思った。それにしても、自分の背後を気にしないで、戦争反対と声を上げられる今の日本は、まだ、マシなのかも知れない。自分の、家族の安全を考えたら、言えない時代も来るのかもしれない。･･･先が見えない不透明感でいっぱいだ。---いよいよ、時間が迫っている。どうか、奇跡が起こりますように！◆コスモ～ス！！ウルトラマンコスモスｖｓジャスティスの映画が、この夏公開されるんだってさ！息子が興奮している。でも、ＶＳって？ジャスティスとコスモスが戦うわけ？？？ウルトラ同士で戦ってどうするの。よく解らんが、それでジャスティスのＴＶシリーズが始まるんだな。きっと。それはそうと、コスモスを呼んでおくれよ！！戦争が始まっちゃうんだよ。戦わないで解決しよう、と、あの凶悪なカオスブッシュから、殺人光線を、フルムーンレクトで取り去っておくれ。いやいや、カオスブッシュを宇宙の彼方に、投げ飛ばしておくれ。ついでにカオスフセインも。　　念を入れて何億光年の彼方にね。カオスブッシュは、武力行使が”ジャスティス”だって、言ってるんだよ。ジャスティスも登場前から安っぽくされちゃったよね。3000発もミサイル打つんだって。イラクは皆殺しだよ。第三次世界大戦になっちゃうよ。日本だって、テロや戦争の危険いっぱいなんだよ。だって、あの、カオス小泉が、カオスブッシュのやり方大賛成！って言っちゃったんだもん。普通の人は誰も戦争したいなんて思っていないのに･･･。せっかくコスモスがさ、戦わない解決をしようって、君たち小さい子供達に教えてくれたのにね。そんなことも台無しだよ。いい大人が、目をぎらつかせて戦争したがってるんだからね。明日は、君の卒園式だってのに、イラクに血の雨が降るんだよ。お母さんは悲しいよ。　　　　

  2003.03.19

  コメント(12)

• 

  ◆プラハへ③嬉しかったこと

  宿には、ひとまず満足。連泊してもいいかも。昼間いてもいいみたいだし。（YH形式のところは昼間はクローズされてしまうところもある）コンセントを見ると、二つの差し込み穴だけではなく、その下にこちら側に向かって一本金属の棒が突き出ている。ブリュッセルやミラノの時みたいだ。あれあれ、これでは私の湯沸し器が使えない。（ドイツのデパートで買ったもの）ブラティスラヴァでは大丈夫だったのにな。近所にコンセントに合うプラグを探しに出てみる。山道具と幾つかの電器を売っている店に聞く、ここではないがあそこならあるかも、と言われた方へ、歩いてみる。大きなスーパーや小さい食料品店を見つける。割合大きな電器屋さんでもない、と言う。（ここの人は英語が通じず、お客のおばさんが通訳してくれた）また別の店を教えられて歩く、ケーキ屋さんもあるなぁ。店はあった。あったけど閉まっている。中に人はいるんだけど･･･ウィンドウを覗くと、ソケットやらなにやら並んでいてここならありそうなのに。しばらくいたが駄目そうなので、（何人かの人が入ろうとしていたがいずれも諦めていた）私も諦めて、買い物をして帰ることにする。露天の八百屋とスーパーで野菜などの食料を買う。宿に戻る途中、ふと、勘が働いて、道を左に曲がってみる。と、やっぱり電器屋さんがあった！閉店の18時まではまだ少し間がある。入って訊くと、店員さんが、プラグはない、けど、ここに穴を開ければいいんだよ。･･･と言う。えーっ、そんなことして大丈夫なの？？？彼らはこれだよ、とでっかい電動ドリルを指す。2人がかりでさっそく穴あけに取り掛かってくれる。内心心配だったけど、本職の人の言うことだし、もし壊れたとしても、100日以上使ったんだから、充分元は取れたよね、と開き直る。･･･というより、信用してみたかったんだな。彼らは真剣にしるしをつけ、ドリルを回す。コンセントで試してみては少し位置をずらしたり、太いドリルに替えたりして、奮闘してくれる。削りかすにプラスチック片ではなく、金属片が見えた時は、私もちょっとドキドキしたけど、彼らが大丈夫だよ、と言うので、私も真剣に見ていた。何度か試したのちに、ＯＫ、ほら、と言って触らせてくれた。ホントだ、湯沸し部分が熱くなってる。電気が通じたんだ！この時ってなかなか感動的だった。彼らも嬉しそうにしている。有難う！おいくらですか？と言うと、彼らは笑顔のまま、2人で何かしゃべっている。しばらくして、It’s　ＯＫ！と2人で口々に言う。お金は要らないよ、と言っているのだ。えーっ、こんなに手間と時間がかかったのに？技術料と電気代だけでも相当掛かっているはずなのに？なんて親切なんだろう･･･、と胸が熱くなった。親切にしてくれた人には、鶴を折ってプレゼントしたりするのだけれど、とっさだったので、日本の記念切手を、日本のゾンダーマルケンです。どうぞ！と渡したら、2人ともありがとう、と嬉しそうな顔で受け取ってくれた。何かとってもステキな思い出になった。こういうのって嬉しいよね。どこも観光しなくても、ちょっとした親切とか、交わした笑顔とか･･･。1日目でこの街がとっても好きになった。部屋に帰って、さっそくお湯を沸かしてみた。ホントに沸くかな？とドキドキ。コンセントを押さえてなければ作動しないけど、ちゃんとお湯が沸いた時には、とても嬉しかった。よし、これで味噌汁を作ろう、と思って、２袋目のあさげを開けた。窓からは、美しいプラハの夜景が見える。大きな充実感と達成感に浸りながら飲む、味噌汁はとても美味しかった。なんという贅沢！レセプションではお湯をくれると言うけれど、好きなときに好きなだけ沸かせるこの自由は、何物にも替えがたいよね。ささやかなことのようだけど、私にとっては大冒険をした気分だった。この日買った食糧 露天で買ったピーマンはものすごく（劇的に）辛くて、唇がしびれるほどだった。一口でリタイヤ。電車の中で食べてるおばさん達を見たんだけど、これと違う種類だったのかな？レセプションにもしお好きなら、と持っていったら、ヘンな顔をして断られた。失礼だったのかな？

  2003.03.18

  コメント(2)

• 

  ◆プラハへ②中央駅で

  　　　　プラハ中央駅へ15時少し前に到着。　　昨日の続きです。客引き君との攻防を経て、宿に落ち着くまで･･･。列車から降りたとたん、プライベートルームの、客引きの人が来てくれるかと期待していたのだけど、ブダペストのようには行かなかった。インフォメーションの窓口で探すか、と両替所の前に行ったら、20歳前後の男の子に声を掛けられた。けっこうキレイな部屋の写真を見せて、3つベッドがあるが、私一人で泊まれて、20ドイツマルクだという。値段は1600～1800円位で問題ないけど、客引きが男の子だというのが気になった。おばさんなら安心なんだけど･･･。家族は何人？と訊くと、僕と兄弟が一人の、二人だという。男性二人のところじゃちょっと困るなぁ、掃除の方も不安だし･･･、と断る。すると横で聞いていた他の男の人が、両替しないかとついて来た。よそで替えるとコミッションが高いよ～と言うのを断って、インフォメーションへ。地図を貰い、プライベートルームに泊まりたいというと、窓口のある場所を教えてくれた。一泊いくらくらい？と訊くと平均700Kcsくらいだと言う。え～！なんて高いんだ。教えてくれた窓口へ行くと、さっきの男の子が来て、部屋は見つかった？と訊くから、これからだと言って、ドアを開けようとすると、もう終わったよと彼。えー！まだ金曜の15時だっていうのに？だからさ、他は高価いよ。うちなら地下鉄ですぐなんだから。他のインフォメーションは遠いよ、宿なんてもっと遠いんだから。と地図のとんでもない方を指す。でも、私はCKM（ツェーカーエム＝学生相手のインフォメーション）が駅のすぐそばにあるのを知っていたから、遠くないよ！と言うと、彼も負けずに遠いよ！という。遠くないもん！バイバイ！と言って別れる。勢いで荷物を背負ったまま駅を出てしまった。宿探しには、荷物を預けてするのが原則なんだけどな。時間がかかるとこの重さのせいで苦労したり、妥協したりしがちなんだよね。(真正バックパッカーなら、決してそんなことはないはず。私が軟弱バックパッカーを自認する所以であります・汗）どうかCKMが「歩き方」の地図通りの場所にありますように！･･･と祈るような気持ちで行くと、すぐに見つかってホッとした。しゃっきりした小柄なおばさんに、宿を探していると言うと、250Kcsで朝食つき、地下鉄でここから3駅のドミトリーだけどどう？と張り紙を指した。う～ん、4人部屋かぁ。快適なシングルを期待してたんだけどな。キッチン使える？には、NO!他には？と訊くと、こっちは160～180Kcsだけど、丘の上にあるし、センターから遠いわよ。という。･･･う～ん、250（約1150円）Kcsならまあまあかなぁ。と一泊くらい最初の宿に泊まってもいいかな、という気になる。とりあえず落ち着いて、明日プライベートルームを探すか。…と手続きをする。一泊目はここで払うのだそうだ。250を支払ってレシートを貰う。荷物を預かってもらって、大きい地図を買いに行って、両替をする。銀行は4時で閉まるから急いだ方がいいよ、と言われる。行ってみるとやっぱり閉まっていて、張り紙は読めないので、ポストオフィスで両替してもらう。宿に行ってみると、地下の窓のない部屋と、３Fの端の部屋とどちらがいい？と訊かれたので３Fを選んだ。部屋はツインでもう一人はいないみたい。極めて簡素だけど、別に悪くないじゃん。これで朝食がついていれば安いよね。･･･とすぐ連泊に心が動く私であった。（続く）この日はやけにメモがたくさんあって、どうでもいいことも多いかもしれないのだけれど、色々思い出して楽しいので、また明日にも続けて書くことにしました。 プラハの街並み===ブッシュの演説を見ました。正義の代表であるかのような語り口が、何と言うか本当に腹立たしい。でも、そんな感情よりも、とにかく戦争に雪崩込むことだけは、避けてほしい、と切実に思った。日本はそんなアメリカでも、その通りだと付いて行くしかできないのか？北朝鮮の脅威があるから？他に後ろ盾が何もないから？つくづく情けない。人間の盾の人たちはこれからどうなるのだろう。

  2003.03.17

  コメント(4)

• ◆プラハへ①[102/150]◆本当に戦争が？

  ブラティスラヴァからチェコの首都プラハへ92年10月15日(木）[102/150]6:20に起きる。なんと、小学校時代の友人に会った夢を見た。最近よく夢を見るなぁ。今朝は少々起き辛い感じ。前日の夜、室内は約20℃だったが、朝起きると26℃で、暑いくらいになっていた。泊まったプライベートルームから駅までは、歩いて10分くらい。地図を買っておいて良かった。たくさんの通勤の人に混じって歩く。革ジャン、コートを着た人や、中にはダウンジャケットを着た人もいる。朝はもう息が白い。東欧にいるのは心地良い。どことなくわびさび、というか、日本人の心のツボにハマる、しっとりとした趣きがある感じなのだ。列車が出る前に、駅でコーヒーを買う。粉を入れて、お湯を注いでくれたので、インスタントかなと思ったのだが、さにあらず、豆を挽いた粉が入っているのだった！すぐ口にしては粉をすするだけなので、しばらく置いておいて、粉が沈んだら上澄みを飲むようにする。ちょっと粉っぽいが味はまあまあ。9:13発の列車に乗る昨日の列車内は寒かったが、今日は暖房が効いていて暑いくらいだった。プダペストのプライベートルームでも、14日夜から暖房が入ったし、ちょうど境目がこのくらいらしい。トーマスクックの時刻表、夏ダイヤは9月27日まで、ということになっているが、それを過ぎてもけっこう使える。私が取ったコースでは夏と殆んど同ダイヤだった。基本的にはそう変わらないものなのか？そういえば、チェコのビザも訪問予定日を、2ヶ月近く過ぎても大丈夫だった。チェコの鉄道は、トンネルの中では、車内の電気も消えてしまい、真っ暗である。11時、ブルノは雨。昼食のおかずに、缶詰を開ける。赤いラベルに肉を切っているところに、玉ねぎ、にんにくが添えられている絵。コーンビーフの様なかたまりが汁の中に入っている。程よい塩味で美味しい。車内の温度が高いせいか、開ける時に、汁が吹き出してきた！ビックリ仰天である。見えてるところはあわてて拭いたが、斜め向かいに座って眠っているおじさんの、メガネに飛んだしずくは拭けなかった･･･。起こすのも悪いし、起きたら謝ろうと思ったんだけど、おじさんはその後もぐっすりと眠り続け、結局謝ることは出来なかった。私の、旅行中最大（？）の悪事である。ゴメンネおじさん･･･。15時少し前に、プラハ中央駅に到着する。（続く）---本当に戦争が始まってしまいそうです。世界のいたるところで反対の声が起こっているのに、どうして、こんなことに？何とか今からでも平和的解決を求めて欲しいです。アメリカ軍の兵士だって、イラクの市民だって、無駄に死んでいい命はないはず。今からでも奇跡が起きて欲しいです。

  2003.03.16

  コメント(6)

• ◆家族でお出かけの大変さは・・・

  週末は、ちょいと実家方面へお出かけをしてきます。何か、ここで報告できるようなことがあればいいのですが･･。家族でお出かけの大変さは･･･やっぱり、荷物の多さでしょうか。たかが2泊で、この大きさ！忘れそうなもの多数。あれもこれもで、出掛ける前はいつも、頭がヘンになりそうです。一人旅はホントに楽でした･･･。（ため息）それでは、行って来ま～す。==私信==黒猫ちゃん!メッセージありがとう。日記読みましたよ～。でも、メールしたら戻って来てしまいました。またメルアド教えて下さいね。

  2003.03.13

  コメント(2)

• 

  ◆ブラティスラヴァへ(チェコスロバキア）[101/150]写真追加

  （写真追加しました）旅日記、ちょっとお休みしてました。今度はブラティスラヴァへ向かいます。現在はスロバキアの首都ですが、この頃は、まだ、チェコとスロバキアが一緒でした。92年10月15日(木）[101/150]ブダペストは曇り。プラハへ行くのに、ブラティスラヴァを経由していくことにした。朝6:20に起き、8:45発の列車に乗る。ブダペストから3時間ちょっとの車中。車窓の景色を楽しむ。列車内は少々寒い。林や野原や畑、そしてどこか懐かしいような、小さな村を幾つも過ぎて、列車は昼過ぎにブラティスラヴァに着いた。やはり天気は今ひとつ。駅で日本人男性の旅行者に会った。言葉がわからないといって一緒に付いてくる。田舎でどうしようもないみたいな文句を言っている。私が地図を見ていると、「自分は地図なんか買ったことがない」と自慢げ。そのくせ磁石を持っている。（何に使うの？）だんだん腹が立ってきた。自分では何もしないで、全部、何て言ってるんですか？なんて訊く。そのくせ教えてあげても、当たり前の顔をしている。ＣＫＭ（学生相手のインフォメーション）で現地の人が、「May Ｉ help you？」と言ってくれたので、「ここの人ですって」と言ったら、「信用しない方がいいですよ」だって！全くどっちが！よね。あったまにきた。早く離れたかったのだけど、プライベートルームを紹介する所へもついて来た。係の人が二人連れと思ってダブルルームを紹介してくれる。やめて～！って感じ。シングルルームをお願いしますと、再度頼んで探してもらう。広くてセンターに近い部屋を彼がとったので、私は駅に近くて狭い方の部屋に決め、さっさと単独行動に戻る。あの様子だと色々大変そうだけど、皆苦労して一人旅しているのだから。ブラティスラヴァ城へ。 四隅の塔が特徴らしい。わりあいさっぱりした建物。小高い丘の上にあって、街が見渡せる。 一度宿に行って、荷物を置く。少し休んで16時ごろからまた街へ。ブダペストではそれほど思わなかったけれど、ここは本当に異邦の地、東欧という感じがする。店でも、ものを手にとって見るというより、硝子ケースの前に並んで順番が来たら、出してもらって見る。スーパーもカゴが一つ開いたら、その分一人入店できるというしくみ。 パンは5～15円。紅茶50～150円（写真はミントティーのティーバッグ）缶詰25円～ヨーグルト25円～折りたたみ傘は1300円くらい。薬学博物館の並びに土産物屋さんがあった。 皿などの素朴でかわいいものがとても安い。これは19kcs(約87円）。とうもろこしの皮の人形。他に白木のおもちゃ、民族衣装、手織りの布、手編みのセーターなど。陶器で出来た貯金箱もかわいい。先が長くなければ、買いたい物がたくさんあったんだけど。 夕暮れの路地が印象的。夕食は地元の人で賑わう立ち食いの店に入ってみる。豆のスープのようなものを食べる。食べ終わって帰ろうとしたら、「ヨコハマ！」と、声を掛けられた。（私は背中にYOKOHAMAと書かれたパーカーを着ていたのだ）振り向くと労働者風の男性。自分の写真を撮って送ってくれと言うのだ。 ＯＫ！と写真を撮り、書いてくれた住所に後で送った。返事はなかったけれど、届いていればいいな。19時過ぎに宿に帰り、シャワーを浴びて、23時過ぎに休む。明日はプラハへ。良い宿が見つかるといいな。------写真が間に合わずごめんなさい。今晩入れるつもりですが。（起きられれば･･･）。今日でＨＰ作って300日目だそうです。月日の経つのは何と早いことか！---写真をやっと入れました。(3月14日）トップもやっと取り替えました。何ヶ月ぶり？冷たくした男性のこと可哀想だったでしょうか？そういえば、私、独身の頃は男性にすごく厳しかったのでした･･･。

  2003.03.11

  コメント(10)

• 

  ◆3.8日比谷反戦デモ報告

  心配していたお天気も、すっかり良くなって、暖かくなりそうでホッとする。午前中も遅くなって、超特急で、NO WAR、のポスター（A新聞の全面広告）に色を乗せる。コピー2枚には、夫と子供はすでに色をつけていた。私が昼食のパスタなどを茹でている間、夫がそれにダンボールで裏張りをし、プラカードに仕立ててくれた。息子と手をつなぐためには手ぶらがいいので、穴を開けて、ひもで首にかける予定。昼過ぎに家を出て、駅まで車で送ってもらう。あれやこれやで日比谷公園に着いたのは14時半くらい。この辺は独身の頃おなじみで土地勘があるので、ありがたい。結婚してから遠くなってしまい、東京とはご無沙汰だが。行く前は文句を言っていた息子は、公園と聞いて、嬉しくなったらしい。「ウキウキする」とか言ってました。人がけっこう集まりつつある感じ。14時から野外音楽堂でイベントをやっているはずだが、デモに参加できればいいので、それまで公園内で、ぶらぶらすることに。いろんな人がいる。着物姿の人、楽器を持った人、 垂れ幕を持った人、 韓国舞踊（ですよね）を踊っている人、 エイサーをやっている人。マンガの表現規制反対！なんて旗を持った人もいて、もうなんでも反対？って雰囲気のところも。だんだん人が増えてきた。 日比谷公会堂の前は演説をする人こんな人も。野音の方へ行って見ると、歌声が聞こえてきた。正面から行ってみると、「満員ですので入れません」と係の人が叫んでいる。でも、横の方へ行くと、出入りしているところがあった。もうすぐイベントは終わりのはずだが、様子を見に入ってみる。席も探せばあったので、息子と座る。 会場は人がぎっしりで見渡すと壮観。「制服向上委員会」というのは、女子高校生の団体なんでしょうか。ベトナムへ行って、枯葉剤の被害を見てきた報告をして、歌を歌っていた。スタートのはずの15時半過ぎて、順番に出ますとか行ってたけど、会場内はなかなか動かない。後ろのトイレで息子におしっこをさせ（空いてて助かった）会場の外に出てみる。野音の周辺は、労働組合とか各種団体ののぼりが集まっていたりする。そこら辺は入りにくい雰囲気なので、一般の人のいそうなところへ移動し、列の間にもぐりこむ。係の人の話しでは、予定より人がたくさん集まったので、前の方から順番に出て行くと、この辺が出発するのは、一時間後くらいになるだろうとのこと。列の中で待つ。なかなか進まない。息子が「早く出たい」と言う。傍のおばさんたちが、「ぼく幾つ？えらいねぇ」などと言い、飴を下さったりする。どこから来たかなどと、話をしながら待つ。 上品そうなおばさま。「あのあたり（労働団体）は動員で来てるんでしょ、このへんは、自分の意思で来てるんですから、違いますわよね」とおっしゃる。こういうことを訴える場所に来てまで、人を区別しなくてもいいんじゃないかな～。そういう気持ちが戦争につながるのでは？ところで列は一向に動かない。時々進むがほんのちょっとずつ。一歳児を抱っこひもでぶら下げた細身のお父さんは、「１０ｋｇあるんですよ～」と辛そうだった。他にもベビーカーの中で寝てる子供や、子供を背負った家族もいた。･･･大変そう。こんなに待つなら、二歳児の娘を置いてきたのは正解だ。懐かしい日比谷図書館の脇にずっといることに。ここは今でも窓には障子なのね。 それにしても変な形の図書館ですね。二等辺三角形？一時間のはずが17時過ぎても公園から出られない。もう今頃は帰り道かな？と思ってたんだけど。暖かかった空気も次第に気温が下がり、風も強くなってきた。でもまあ、耐え難い寒さではない。時折ぐずる息子に「終わったら銀座で美味しいもの食べようね」と言葉をかける。少しずつ移動する度に、周りの人たちは微妙に入れ替わる。息子がいるといろんな人が話しかけて下さる。周りは本当に一般市民の人って感じだ。こういうデモが初めての人ばかり、一人で来ている中高年のおばさまが多い。 子供達の絵を使ったプラカード。だんだん暗くなってくる。二等辺三角形の一辺に沿って、じわじわと列が進み、ようやく門から外へ出られたのは18時5分ごろ!!外へ出た瞬間の開放感と来たら！思わず歓声が沸きましたね。道を渡って右側に、車道の一番ガードレール脇を歩く。すごい数の警察官が、列を成してガードの姿勢。今どこかで事件が起こったら、警官がいなくて困るのでは？しばらく歩いて見えた東京タワーに息子は歓声。「東京タワーに登りたい」と言う。もっと時間が早ければなぁ～。今日はちょっと無理だよ。新橋のあたりで、息子が「おしっこ！」と言う。見ると歩道橋の向こうにローソンが。一時列を離脱してトイレに向かう。ガードレールを乗り越えようとした息子が、足を滑らせてさかさまに落ちかけるアクシデントあり。お腹が空いたので肉まんとあんまんを買って、また列に戻る。今度は前が政治団体とすぐ傍にスピーカーを持った人。（大音量）中華まんを頬張りながら、「戦争は」「やめろー」「No more war！」「戦争反対」（これが一番明快で好きだった）等などシュプレヒコールを繰り返す。人のいない夜のオフィス街はちょっと寂しい。新橋駅の辺りから、もうデモを終わった列の先の人が、歩道を戻りながら、ピースサインをしたり、手を振ったりしてくれる。やがて西銀座デパートの脇に。銀座までと言うからもうすぐゴールかな？帰りに寄ろうと思っていた教文館書店のビルを、右脇に見ながら、まだ列は先に進む。戻りの人の人数が多くなってきた。皆満ち足りた表情をしている。声援も熱くなってくる。息子の手を握ってくれる人もいた。息子は嬉しそうである。あれあれまだ先なのかな？？？銀座から、だいぶ歩いてついにゴール！係の人が「ついに4万人越えました！」と叫んでいる。すごいね。やったぁ。というところで見ると、なんと東京駅まで来てしまっていた。時間は19時過ぎ。今から銀座に戻るのも時間を食うし、急いで帰っても相当遅くなるはずなので、美味しいお食事とキリスト教書店はあきらめて改札入り。デパ地下でグルメなものも買いたかったんだけどな。来週横浜の実家へ行くから、まあ、いいか。構内の本屋で『てれびくん』と『げんき』を買う。息子は大喜び。トイレを済ませ、お土産のプリンを速攻で買って、特急目指して山手線に乗る。ぎりぎりなので、お弁当も買うことはできなかった。しょぼいサンドイッチで胃を慰めつつ特急列車に乗る。二人席がなく、息子は1時間半私の膝の上で『てれびくん』を読む。うちに帰ると21時半を過ぎていた。電車賃7千円弱（これで遠さをご想像下さい）。なんやかんやで出費は大体一万円くらいかな？初めてだったけど、いい経験をした。参加して良かった。特別な人間じゃないけど、戦争はイヤなんだ！とちゃんと意思表示ができて良かった。でも、私の精神的な満足と、本当に戦争が止まるかどうかは、全く別問題だ。夫の話によると、かなり昔、売上税（消費税）導入の話しがあった時は、日比谷に10万人集まったんだって。生活かかるとそんなに集まるんだね。戦争だってそれ以上の一大事なんだから、もっと人が集まってもいいのかも？人間の盾になっている人のことを思う。本気で戦争を止めたいなら、そういうことになるのね。でも、まずは反対表明で小さな小さな第一歩かな？以上、3.8初めての反戦デモレポートでした。読んで下さった方お疲れ様でした！！ありがとー！！（写真はたくさんなので、一週間くらい入れておいて、後で消しますね。肝心のデモの写真が暗くて撮れませんでした。残念！）これからは、また旅話に戻ります。スイマセン、遅くなってしまったので、掲示板のお返事はまた明日に・・・。書き込み本当に感謝します。ありがとう！----追加----★グリーンピース･ジャパンの報告http://www.greenpeace.or.jp/info/features/nowar/wpn20030308_html★当日出合ったTさんという方がメールを下さいました。次のピースアクションは3月15日だそうです。詳しくは、 http://www.peace2001.org/

  2003.03.10

  コメント(14)

• ◆やっぱり4万人！

  昨日日比谷の反戦デモに行ってきました。戦争反対！と息子と一緒に叫んで来ました。最終的に、4万人の人が参加したと聞いて、わぁ、すごい、ホント？と思ったのですが、今朝の新聞でも4万人と書いてあり、本当だったんだな、と嬉しくなりました。息子はいい経験をしたと思います。夕べ報告をここに載せようと思ったんですが、帰りが21時過ぎと大変遅くなって、私もやっぱり寝てしまったので出来ませんでした。今晩報告できるかな？画像付きで報告しますね。

  2003.03.09

  コメント(16)

• ◆反戦集会へ行ってきます

  今日、日比谷で行われる反戦デモで、戦争反対、の意思表明をしてこようと、思っています。夫は用事があるので、2歳の子を彼にあずけて、5歳の息子を連れて･･･、彼は、昨年夏行った長崎の原爆資料館で、戦争はコワイ、ということを知っていて、時々、「長崎でいっぱい人が死んだんだよね」とか、「爆弾でいろんなものが溶けたんだよね」とか、言っています。私に出来ないことはそりゃもういっぱいあるけれど、誰にでも出来て私にも出来ることも探せばある、･･･と思うのです。日本は戦争をしようとする人や国に、協力しないで欲しい。何も罪のない、一般の人を巻き込んで殺したりしないで欲しい。そんなことを訴えてきたいと思っています。人の心の中に本当の平和があれば、戦争もイジメも必要なくなるのにな。それが一番難しい？息子が夕べ、風邪気味なのか、声がかすれていたのが気になるけれど、朝は元気になっているといいな。

  2003.03.08

  コメント(16)

• ◆200個目の日記＆旅も100日目◆ブダペスト⑤最終日[100/150]

  　　　　　キリ番とかそんなに気にしない私ですが、旅の話がもう200にもなるかと、感慨深いです。（旅話じゃない時もありますが）おまけに長い旅の日記も100日目。これは何かお祝いをしなければ？？うーん、何がいいだろう？あっ、でも途中が抜けているので、100個書いたわけじゃないんだった。やっぱりこれは、150個全部揃ってからかな？？旅そのものも好きだけど、旅について考えたり、旅について書くのがもっと好きになってしまいました。旅はホントに奥深いです～。今日記記入率は68％･･･。長いこと80％位をキープしてたんですが、12月に、家庭の事情でずいぶん休み、記入率が下がってしまいました。11月頃はランキングにも入っていたんですが、やはり12月のブランクで･･･。でも、ランキングを気にしない今の方が、気分的に楽ですね。アクセス数よりも書き込みがとても嬉しいです。感想や、ご自分の旅の話などを読むと楽しくて、HP作ってよかったなぁと思うんです。これからも書き込みお待ちしています♪　　　　　　　　　◆ブダペスト⑤[100/150]92年10月14日(水）[100/150]明日はブダペストを発とうと思う。最終日にふさわしい？いいお天気。郵便局で荷物を送り、エクスプレスで両替。中華まんが売られていたので買ってみる。昼は宿に戻って食事、なしが美味しかった。午後また外出、エクスプレスで切符を受け取る。（どうやら昨日のメモのExpressは、旅行代理店かなんかの名前だったらしい）その後国立美術館へ。ここはハンガリー最大の美術館だそうだ。時間をかけてゆっくり見る。夕方からはゲレルトの丘へ。夜景に変わっていく景色を楽しんだ。20時ごろ宿へ帰る。23時頃就寝。明日は8:45発の列車でブラティスラヴァへ行く予定。いよいよ、チェコスロバキア入りである。（今はスロバキアの首都）---書いてみると意外とあっさりした一日だった。今、よくガイドブックを見ると、英雄広場の方に西洋美術館があって、スペイン美術のコレクションが有名だそうだ。その向かいには現代美術館もあり、見応えがありそう。何で行かなかったのだろう？ハンガリーは2度目だったこともあり、かなり、休養をかねての滞在となったような気がする。10日の日記http://plaza.rakuten.co.jp/aozora0205/diaryold/20030220/ のところで書いたフォアグラですが、生のもの244gが220フォリントでした。日本円にして440円くらい？スゴイ、安い･･･！そうそう、スイスの美術館のことで忘れていました。バーゼルの美術館も相当いいらしいです。見に行けば良かった！う～ん残念。これから行かれる方はぜひ、見て来て下さいね～。

  2003.03.05

  コメント(10)

• 

  ◆センテンドレへ[99/150]◆写真どうしようかな。

  　　　　ブダペストから電車で40分ほどの、郊外の街センテンドレを日帰りで訪れる。92年10月13日(火）[99/150]8時頃起床。朝食を食べ、昼前にセンテンドレへ向かう列車に乗る。午前中のメモに、「Expressのうそつき！」と書いてあるが、一体何だったんだろう？？ブダペストからドナウ河を北上する、このあたりをドナウの曲がり角（ドナウベンド）と呼ぶらしい。センテンドレは中世にセルビア人を中心とする、交易商人によって栄えたとのこと。小さな美術館がたくさんあるというので、ゆっくり見ながら回るつもり。ちょうど着くとお昼だった。中央広場の屋外のカフェでランチ。平日なのに賑わって、楽しい雰囲気。 影になってしまいました、残念。メインはローストしたチキンです。その前には実だくさんのスープが出ました。 食べていると、そのすぐ横を馬車が通ります。 この屋根が独特。小さい窓がある様子。 なんか、誰かが覗いているみたいですね。やはり、西欧のどことも違った雰囲気、街並みがかわいらしく、入り組んだ小路を歩くのが楽しい。地図を頼りに、小さな美術館をいくつも回る。見るのにもあまり時間がかからない。丘の上の教会へ。 広場にはバザーの露店のようなものが出ていた。 湖かな？と思いましたが、ドナウに注ぐ川のようです。16時過ぎに列車に乗り、ブダペストへ帰る。キラーイ温泉に入って、19時過ぎに宿へ帰った。-------◆写真どうしようかな。入れるとなるとあれもこれも、と欲張りたくなります。一回でこんなに入れると、後が続かないのですが･･･、しばらく置いておいて、後は古いものを消しながら、新しいものを入れていくという風にした方が、いいのかな？？

  2003.03.04

  コメント(6)

• 

  ◆ブダペスト④[98/150]

  　　　　　ブダペスト4日目にして、市内名所を回る･･･。　　　92年10月12日（月）[98/150]今朝も熟睡から目覚めるのが大変。深～い地の底から這い出てくるみたいだ。熱が下がったあとのような頼りなさと爽快感を感じる。どうやら、疲労から回復した模様？10時頃、漁夫の砦へ。テーマパークのような可愛い建物。 このとんがり帽子が特徴。昼過ぎマーチャーシュ教会、ブダ王宮へ。 マーチャーシュ教会。 ブダ王宮からのドナウの眺め。（王宮は逆光でうまく撮れていなかった。残念！）今日はブダペストのフルコースって感じ。天気が良くて最高！ドナウ河の眺めは感動的である。そのあと、ラーツ温泉へ。異国の温泉に入るのはもちろん初めてである。お湯がぬるかったように思う。天井はドームのようで不思議な雰囲気だった。空いていて、湯船では一人だった。vicy通りを歩く。日本人のM氏と夕食を共にし、語り合う。研究所勤めのM氏は、職場の派遣で、ルーマニアとブルガリアを回ってきたそうだ。ドナウ河べりを、夜景を見ながら一緒に歩く。M氏と別れて宿に帰ると22時過ぎだった。明日は郊外のセンテンドレを訪ねてみよう。

  2003.03.03

  コメント(6)

• ◆ブダペスト③[97/150]◆旅と洗濯

  92年10月11日（日）[97/150]朝、熟睡から覚めるのが大変。9時半から近くのカソリック教会の礼拝に出席。その後には美術館にでも行こうと思ったが、疲れているらしくめまいがして動く気がしないので、早々に帰って寝る。14時半ごろ、スパゲティ、缶詰、味噌汁、フォアグラの昼食。食欲は大丈夫。味噌汁がしみじみ美味しかった。---何にもない日でしたね。ただあちこち移動するだけで、けっこう体力を使うので、何にもしない休養日っていうのを時々設けないと、長く旅していられないのであります。日記には書いていないけど、毎日、手で洗濯したり、食事を作ったり、そういうことは欠かせません。日常の一つ一つはけっこう時間を取ります。短い旅で、洗濯は帰ってからと決めて、勢いで回ったほうが効率はいいのでしょうね。洗濯はけっこう手間が掛かります。手絞りだと乾きづらいので、バスタオルで巻いて水気を取ります。それでも機械で脱水したようには行かないので、厚めのものはなるべくユースホステルなどの、洗濯機があるところで洗濯します。でも暖房が入ると乾きやすくなるので、助かりました。洗濯が乾かないと、とにかくとても困ります。一番乾かなくて困ったのは、結婚して初めて行った旅行の、リスボンだったでしょうか。1月のはじめでしたが、暖房を入れるほどの寒さではなく、かと言ってからっと乾くほどの、乾燥ぶりではなく･･･。雨模様の日などは、1日ぶら下げておいても、全く乾く気配がなくて閉口しました。洗濯のためには暑いか寒いか、どちらかがいいですね。----やっぱり夕べも起きられませんでした。添い寝をして、寝たふりをしないと、子供が寝ないので、ついつい眠ってしまうんです。大の大人が、毎日9時間以上も寝て大丈夫なんでしょうか？何か脳味噌が溶けて、思考能力がなくなってきたような気がします。確かどっかで、寝過ぎは身体に悪いと聞いた気がします。寝すぎも寝なさ過ぎも良くなくて、ちょうど適量がいいのだとか。大人の場合7時間くらいだったでしょうか？　

  2003.03.02

  コメント(6)

• ◆毎日早寝♪

  このところ、子供と一緒に朝まで寝てしまい、不本意ながら更新＆レス出来ないことが多いです。睡眠だけはたっぷりなのですが･･･。今晩こそは、起き上がって更新するぞ！と密かに決意しております。皆様、夜にお会いいたしましょう、では～♪

  2003.03.01

  コメント(2)

• ◆ぷち×２移住計画加速か？

  転勤願い3回目にして、夫が今回も転勤できず...。夫も私も至極無念である。今年は確かに仕方のない事情があるのだが。旅好き夫のストレス解消法は、当然、旅行の計画である。先週あたりにチラッと書いた、NZへのぷち×２移住計画、（「ぷち移住」というのには誰かの○Cが付いていた様な、　だから”×２”にしてみました）おそらく、これから加速するものと思われます。いよいよ、覚悟を決めて、私も英語のお勉強をしなければ...。

  2003.02.27

  コメント(2)

• ◆初めて行った時の、ブダペストの思い出

  　　　　今書いている長い旅の、更に2年前の旅メモを見ていた。はじめてブダペストへ行ったのは、90年の8月なかば。着いた時、ちょうどF1レース開催中で、どこも混んでおり、宿探しに手間取った。街並みは落ち着いた感じで、古い建物がたくさんある。それらは造り自体がとても美しいのに、ほこりにまみれているものが多くて、キレイにすればすごく映えるのに勿体ないなという印象。その前に訪れた東ベルリンに比べ、品物は結構たくさん売られていた。ブダペストのデパートに入ってみると、田舎のデパートといったのどかな感じだった。本がとても安い。衣料品も食事代くらいだ。留学している人の話しでは、学生は衣料品がタダだそうだ。当時開店したてらしい、マクドナルドが大人気で、店はいつ見ても、とっても混んでいた。地下鉄駅へのエスカレーターの速度が速くてビックリ。ライン川沿いの夜景がとても美しい。さすが、ドナウの真珠と呼ばれるだけのことはある。この時は友人Aちゃんと一緒の旅だった。この時もウィーンからブダペストに入ったのだが、その前はミュンヘンからウィーンへ夜行に乗った。車中で出会った東ドイツ在住の、ストルツェンハインさんという、お子さん連れの30代のご夫婦が、「ブダペストが初めてなら案内してあげる」と言ってくれて、たしかブダペストに着いた翌日、待ち合わせたのだ。ご一家は丁寧に名所の案内をしてくれた。私達は出発前はハンガリーに行くつもりはなく、ガイドブックなども用意していなかったので、こうして案内してもらえたのは、とてもありがたかった。ご夫婦とも英語で話してくれたが、橋の名前を説明するのに単語が思い浮かばなかったらしく、「これよ、これ」と自分のネックレスを指して教えてくれた。あとで”くさり橋”という名前を知って、ああ、なるほど、と、その時の、小首をかしげたストルツェンハイン夫人の笑顔を、なつかしく思い出したものだ。（私達は首飾りの橋かと思っていた）ブダペストを発つ8月12日の記録があった。日曜日なので礼拝に出ようと思うが、言葉が全くわからないので、プロテスタントかとか、バプテストかとか、そういうことも全く不明。とりあえず近くにあった教会の礼拝に出席。カソリックのミサだったようだ。誰も聖書や賛美歌・聖歌の類も手にしていない。神父さんのメッセージらしきものが終わり、立って祈り献金をしたあとに、聖体拝受(?)の儀式があった。集まっている人のうち約半数が前に出て、小さなお煎餅のようなものを貰っていた。40分くらいで終了。カソリックの礼拝に出たのは初めてなので、全く別の宗教のような印象を受けた。しばらく聖書を読んで過ごす。そののちAちゃんとドナウ川沿いに歩いて、パーラメント(国会議事堂)を、見に行こうということになるが、共に寝不足で調子が出ない。小さな広場のベンチに座って休む。隣の似顔絵描きの開業の様子や、向かいのカフェの前にいるアコーディオン弾きの、おじいさんのしゃべったり歌ったりする様子を見ながら、日曜日ののんびりした雰囲気を楽しむ。しばらくすると似顔絵描きのおじさんが話しかけてくる。描きましょうか、と言っているようだったので、ノーサンキューと断ったのだが、お金はいらないよと言うので、モデルになる。けっこう丁寧に描いてくれて、またそれが宣伝にもなっているようだった。大勢立ち止まって絵と私を交互に見るので、なんか面映い。アコーディオン弾きのおじいさんが、向こうの方から私にポーズや表情の指示をするのがおかしい。やがて私の絵を描き終えたおじさんがやって来て、私の手にキスをしてくれた。絵を見ると、似ているけれど、ヨーロッパ風に美化されていて、唇とかが色っぽい。記念になるし、タダでは悪いと思ったので値段を訊くと、500フォリントだとのことで支払う。Aちゃんが、似顔絵描きのおじさんの絵を描いていたので、そこでまたアドレスの交換になる。おじさんが今度はAちゃんの似顔絵を書いている間、私はアコーディオン弾きのおじいさんのお相手をしていた。そんなことをしているうちに列車の時間が迫り、食事をして、地下鉄に乗る。16時40分の列車に乗ってウィーンへ向かった。ブダペスト3日目のこの日、観光らしい観光はしなかったが、とても楽しい時を過ごすことが出来た。----これが12年半前の旅の思い出。すごく以前のことなのだけれど、記憶を辿ってみると、広場の雰囲気や、出会った人々の温かさなどが、鮮やかに甦ってくる。幸せな日曜日だった。あの絵は、どこに仕舞ったっけかな･･･？

  2003.02.26

  コメント(4)

• ◆理想の旅行記

  こんな風に私も自分の旅の記録が残せたらいいな、･･･といつも心から思ってしまいます。 それは妹尾河童さんの旅行記。（『河童が覗いたヨーロッパ』他）。自分の泊まったホテルの部屋を、上から見た図を描いてみたり、印象に残った建物や風景を、イラストで実にわかりやすく描いたりしている。メモも完璧。読んでいると、自分も行った気になれるし、また、たまらなく行ってみたくもなる。そんな旅日記が理想なんです（ため息）。私にもこんな絵が描けたらいいのにな。でも、こうして旅行記書いてて思います。あとで書くにはメモが命。ちゃんとメモを取っておくと、あとで思い出して自分の中で再現できる。メモ取ってない旅が多いです。やむを得ないこととはいえ、もったいなくて悔やまれます･･･。思い出せれば何倍も楽しめるのですから。そうそう、河童さんといえば、著書の中で紹介されていた、扁炉（ピェンロー）というお鍋が、とっても美味しくて、冬は何度も作ってしまいます。★扁炉（ピェンロー）白菜（一株）干し椎茸（50g）豚肉バラ薄切り（500g）鶏肉モモ（500g）緑豆春雨（一袋）　　　　　　　　[分量は5人前］大鍋に白菜の白い部分と水たっぷり＋椎茸戻し汁を入れ、沸騰したら豚鶏椎茸を全部入れ、胡麻油を大匙4ほど入れる。しばらくしたら白菜の先の部分を追加、40分ほど煮る。最後に春雨を入れ、食べる直前に胡麻油を、”の”の字を書きながら、たっぷり入れる。各々、お椀に好みの量の塩と一味唐辛子を入れ、煮汁と共に食べる。残りのスープでおかゆを作ると美味しい。大体こんな感じです。うちでは材料を5分の2にして、ばら肉よりも脂の少ない部分で、やっています。とっても美味しいです。ちょっと胸焼けするけれど･･･。残りのおかゆもまたたまらないです。よかったらお試しください。

  2003.02.25

  コメント(8)

• 

  ◆お土産写真館①（デンマーク）

  デンマークのリーベで買ったお土産。 手のひらに乗るくらい小さな絵の具セットです。（4cm×6cm）中高生へのお土産に買いました。2つ残っているので、子供達がも少し大きくなったら、あげようかな？今回出して来てよく見たら、なんとイギリス製でした♪お土産にはよくあることですよね！さて、以前ベルギーのところで小便小僧のことを書いたのですが、小便少女というのもご近所にいるそうです。http://ety.infoseek.livedoor.com/pis.html知りませんでしたので残念です･･･。

  2003.02.24

  コメント(4)

• ◆ブダペストでフォアグラ食べ放題[96/150]

  主婦になった今、思い返してみると、またとない、スゴイ体験をしたのだなと思う。何故、何故もっと、いろいろ料理してみることをしなかったのだろうか？つくづく悔やまれるのであった。あとで、バトームッシュさんに訊いてみよう。あの時私は何をすべきだったのか？聞いてしまうと歯軋りすることになるかもしれないけど。　　　　92年10月10日(土）[96/150]７時半ごろ起きる。出掛けてスーパーで買い物。キラーイ温泉へ行ってみる。しかし、何故か閉まっていた。昼食を食べようと、地球の歩き方に載っていた、お魚料理の店へ行ってみるが、その場所には存在しなかった。（こういうことは数え切れないほどある）さて、フォアグラである。それまでのフォアグラ体験があまりにも貧しすぎて、（覚えのあるのは、コースになっているディナーで、食べてしまってから、メニューの詳細を読み、ああ、アレがフォアグラであったか。それともアレかな？と、食べたことは確かなのだが、味にさだかな記憶がない）フォアグラがどんなものなのか、どんな風に美味しいのか、目指すものがなかったのだが、ハンガリーの名産だというので、ぜひ試してみたいと思っていた。Libamaj(iとａの上に、´が付く）と綴るんだそうだ。音読できない...。スーパーで缶詰を探したが、言葉がわからないせいか、見つからない。トリの絵が付いた小さいのを買ってみたが、違うようだ。ふと入った肉屋で、メモを見せて「コレありますか？」と聞くと、店員さんは、奥からビニールでパックされた、大きいかたまりを持ってきた。「私には大きいので、もっと小さいのを」と言うと、一番小さいものを持って来てくれる。それでも244g、値段は220フォリント。「どうやって食べるの？」と聞くと、そのまま切って、サラダにして食べろと言う。生で？えーっ、焼くか、煮るかするんじゃなくて？念を押しても、やはり、切って食べるだけだという。宿に帰り、しみじみとフォアグラさまを見つめる。でかい。教科書で見た肝臓の形をしている。でも、牛や豚より、だいぶ白い。少々ためらいつつも、ハンガリー人に食べられるなら、私も食べられるだろうと、意を決して、小さく切ったのを食べてみる。案外クセがない。臭みはほとんど感じない。ガチョウを太らせて肥大した肝臓だというから、脂肪分が多いのだろうけれど、くどくなくてさっぱりしている。味がないとよくわからないので、しょうゆをたらしてみる。すると、上トロかウニのような味わいになった！とろりとしていて、上品なコクが感じられる。かすかに甘い。考えてみれば、レバ刺しってあるもんね。たしかに、なかなか、ぜいたくな食べものであるに違いない...。（後半☆旅で出会ったおいしいものより再録）。この日は、部屋でお茶してハガキを書いたりして過ごす。メモにはセガンティーニの画集を買ってよかった！IBUSZ　全額返って来て良かった。と書いてある。（何かの払い戻しをしたのだろうか？）21時ごろ夕食、22時ごろシャワーを浴びて、寝る。

  2003.02.20

  コメント(8)

• 

  ◆東欧への道-ブダペストへ[95/150]

  さて、ようやく東欧に入ります。（この旅の目的地は本当は北欧と東欧だったのだ）。地図をご覧になるとわかるように、（すいません、どっかから引っ張って来れれば良かったのですが･･･お手持ちの地図帳でもご覧いただけると･･･）ウィーンとスロバキアのブラティスラヴァはとっても近い。列車に乗っても一時間くらいのはずだ。でも、やっぱり私はブダペストから東欧に入りたかった。それは一体何故だろう。やっぱり一度行ったところから始めるのが無難だから？単にユーレイルパスを使いたかったから？･･･どうも真相はこれっぽいかな？92年10月9日（金）[95/150]8:30にウィーン西駅から列車に乗って、ブダペストに向かう。約３時間半の移動。車窓の景色を楽しむにはちょうどいい距離だ。私は車窓からの眺めが好きだ。なんてことのない景色でも、飽きずにずっと眺めてしまう。 大体こんな感じ。平原って景色が多かった。 こういう景色も。 ドナウ川が見えてきた。 ブダペストケレティ駅と読むのかな？（BUDAPEST-KELETI PU.）東駅です。ちょっと写真うまく出ませんでしたね。縮小しすぎかな？あとで入れなおすかも。天気はうす曇りと言った感じです。昼過ぎにブダペスト東駅に到着する。一般の家庭の部屋を借りることにする。一旦荷物を置いて、１４時ごろから街へ出る。IBUSZ（ハンガリーの国営旅行社）へ行ったりする。ブダペストは街が大造りな気がする。なんか何でも大きい気がするのだ。道も広いし、通りも長い。人が”うじゃうじゃ”と言いたくなるほどたくさんいる。人々の目つきが鋭い気がして、ちょっと緊張する。初めのうちはちょっと怖い。民族が西欧とは違うなと感じる。雰囲気が全然異なる。この広いブダペストは、歩きではちょっと回れない。２時間半ほど歩いて、夕食の買い物をして、宿に戻る。歩き疲れてくたくたである。ここはキッチンが使えるのがいい。料理をしているうちに元気を取り戻す。家主さんに聞いて外へ食事しにも行ってしまった。地元の人で賑わう店で･･･、何を食べたんだっけかな～。メモがないのが残念。21時前にシャワーを浴びて、隣の部屋を借りているカップル、香港から来たフィエナ＆スティーブと１時間ほど話す。23時頃就寝。明日は、温泉でも行こうかな？ハンガリーには温泉があるのだ。---------昨日の文章、少し訂正を入れました。いくらソフィーナでも洗浄液は必要でした。あ、そうそう、トップの写真も何とかしなきゃ。いくらものぐさな私でも･･･。近日中に何とかします。

  2003.02.19

  コメント(4)

• ◆旅行する人にオススメのコンタクト（[93～94/150]）

  さてさて、今日はウィーンのことを書こうと思ったんですが、考えてみればすでに書いてしまっていたのでした。http://plaza.rakuten.co.jp/aozora0205/diaryold/20020629/ ということで、今日はちょっと違うことを･･･。旅の持ち物のたぐいです。視力が0.1以下という、強近視な私は、常々コンタクトを愛用しております。この時の旅、私はウィーンでコンタクトを流してしまったのですが、このコンタクト、けっこう厄介な代物です。夜ははずして洗って専用のケースに入れ、保存液に浸しておかねばならないし、一週間にいっぺんは、たんぱく質の除去を、やはり専用の薬液に浸して行わなければなりません。それでもハードレンズは取り扱いが楽なのですが、ソフトレンズは更に毎晩煮沸消毒をせねばなりません。私はどうしてもハードの違和感が気になって、ソフトレンズにしたのですが、毎日そんな面倒なことが出来ない。旅先にまで重い煮沸消毒器を持っていくなんて耐えられない！なんとか、もっと楽なレンズはないものか？探してみたらあったんです～！チバビジョンという会社で出している、ソフィーナという製品が、非含水性のソフトレンズで、従って煮沸消毒が要らない。保存も専用の保存液でなくてよく、きれいな水なら大丈夫。これは、旅行でとても助かりました。煮沸消毒器ばかりか保存液も要らない！持って行くのは、専用ケースと蛋白除去の錠剤のみ。(＋洗浄液も必要でした。長旅でも小さいボトルで充分）しかも、これは大変耐久性があるのです。ちゃんと手入れをすれば、5年以上も大丈夫。いつでも視界良好です。私は今年で15年くらいは愛用しているかな。買い替えたのはなくしたときを含め3，4回です。眼のトラブルもありません。ちょっと心配なのが、こんなに持ちがいいと、買い換える人が少なくて、メーカーさんの利益が出ないのではないかということ。この製品は廃番になってしまっては困るのです。ぜひずっとずっと作り続けて欲しい･･･。そんな願いを込めて、今日はここに紹介してみました。目のいい人には関係ない話だったかも･･･。（そうそう、最近は保存液の中に2滴ほど垂らすだけで、蛋白除去が出来ちゃう製品も売られています。更に毎日快適です）----ところで、次からは、東欧への旅です。ハンガリー、チェコスロバキア、ポーランドのあと、また、西欧の旅に戻って来ますが･･･。今後ともどうぞ、よろしく～。

  2003.02.18

  コメント(4)

• ◆そしてウィーンに向かう夜行に乗る[92/150]④

  　　　　私が夜行を嫌うのにはワケがある。その前の旅行で、一番初めに乗った夜行（パリ→フランクフルト）で、デイパックを盗られたのだ。詳しくはhttp://plaza.rakuten.co.jp/aozora0205/011011 を･･･。いくら身の回りに気を配っても、眠ってしまえば、隙だらけである。駅や電車の車内は盗難の危険地帯である。これまで危険な目にあったのは多く駅か車内である。前の旅行で一緒だったAちゃんも、バルセロナ駅で、デイパックを盗まれた。そして、コンパートメントに乗って夜明かしすると、国境などで、パスポートを見せろのなんのと、何かと起こされるのである。90年の時は、真夜中に、外に出されて手続きに並ばされたこともある。（オーストリアからスペインへの列車）クシェットや個室に乗ると、あまり起こされることはない。それでなるべくクシェット（寝台）を予約するようにしているのだが、今回は全く空きがないというし、空いている日を待つだけの日数の余裕がない。何と言ってもユーレイルパスが切れるまでの間に、ハンガリーに入らないともったいないのだ。･･･という訳で、美術館で数々の傑作を見て感動した後は、少々緊張して、夜のチューリヒ駅で夜行を待つ。カフェでメモなんかを書いていると、中国系のマリアというおばさんが話しかけてきて、夜行はとっても危険だと言っていた。彼女は5回も泥棒にやられたんだそうで、ブラックヘアーはイタリアンで、イタリアンを見たら泥棒と思え、とまで言う。更に怖気づく私。どおしよう。同室に日本人でもいればいいけど。なんだかんだ言っても、日本人は少しは安心できる。男性と同室も嫌だしな～。彼女はなおもしゃべり続ける。ゴスペルチャーチのクリスチャンだそうで、貿易の仕事をしていて、今回はフェアーでこっちに来たんだそうだ。娘さんがスイス人の人と結婚していて、2人の子供もいるそうだ。列車は23:30発。乗り込んでみると、ペルーの母娘と、母親の妹、という、3人の女性との同室だった。安心できそうなメンバーで、とりあえずほっとする。しかし、やっぱりよく眠れず。検札は3回も来て、その度に起こされた。列車の揺れに身を任せつつ、明日の宿の心配をする。なにせ、ウィーンでスムーズな宿とりは難しい。物価も高いし、あまり過ごしやすい街ではない。とにかく着いたらすぐに電話でユースに予約だ！8:30着なのだから何とかなる？それにしても、サンモリッツから大きな荷物を、チッキで送ったのは大正解だった。必要最小限のものだけ守ればいいのだから、夜行でもほんとに助かる。明日も宿にチェックインしてから、荷物を取りに行けばいいのだ。最小限の荷物の中身。寝巻き用Tシャツとスパッツ。下着と靴下。室内履用ビーサン。洗面用具。タオル＋ナイロンタオルめがね（夜用・昼間はコンタクト）要するに絶対必要なのはこれだけってことなのね。

  2003.02.17

  コメント(0)

• ◆『英国生活』にうっとり♪

  日曜日の早朝TVをつけると、とっても広くて美しい、私の理想のキッチンの映像が･･･。思わず釘付け。大きい窓の向こうには、公園のように緑したたる広い庭･･･。こんなキッチンだったら毎日楽しくお料理できるだろうなぁ。これは間違いなく日本ではないなあ。転勤族ゆえ、賃貸生活がいつまで続くのか、先が見えない私でありますが、常々、賃貸住宅のキッチンというものは、いかに作業する者のことを考えていないかと、ちょっと腹を立てています。そして、密かに、作業しやすいキッチンが欲しい、との野望を持っております。何と言っても欲しいのは眺めの良い窓！その向こうには豊かな緑が欲しい･･･。今は窓がないので、なんか閉塞感があるんですよね。そのキッチンの持ち主である女性は、心から自分の仕事場を愛している様子。そうだろうな。いいなぁ。どこの国なのかな？英語圏の人みたいだけれど…。後から番組欄を見て判明。フジテレビの『英国生活』という番組でした。http://www.fujiint.co.uk/es/es.html そういえば、ロンドンに行った時、Swiss cottageの住宅街あたりを歩いていると、売りに出されている中古住宅を、けっこう見かけたものです。かなり広くて、住みやすそうな住宅が、金額にして一千万するかしないか。これなら庶民も手が届く範囲。そんな話を、読書している夫に話すと、「してみる？英国生活？」「え、だって、お仕事は？」「英国じゃないけど、ニュージーランドでは、週単位で丸ごと貸している住宅をよく見かけたよ。ホテルに泊まるよりずっと安かったし、ニュージーランドは生活しやすいから、夏休みに、一週間くらい、借りてみるのもいいんじゃない？」子供達もいずれはホームステイとかをさせたいし、海外での生活の経験をさせてみたい、と夫は言う。なあるほど。そういうのもありかも？そうかそうか、それなら私も、それを目指して英語の勉強に身が入るかも。（テキストだけは好きで色々買ってあるんだけどね）まだ話だけだし実現するかどうかはともかく、ちょっとお楽しみが出来た気分なのでした。今日は、◆そして夜行に乗る･･･[92/150]・・・を書こうと思っていましたが、違うことを書いてしまいました。テヘ。書いてるのは17日ですが、15日の日付に入れます。ステキなキッチンの放映日は16日でした。（キッチンだけじゃないと思います本当は）

  2003.02.15

  コメント(6)

• ◆チューリヒ美術館でめくるめく体験！[92/150]③＋お願い！

  （昨日の続きです）チューリヒではさっそく美術館へ直行。中央駅からトラムで３駅ほど。こちらは市立の美術館である。行ってビックリ。クリムト（GUSTAV CLIMT）の特別展をやっていた。Osterreiche Galerie（ウムラウトの出し方がわからない！）からも、Kunnsthistorisches　Museumからも、すごいのがたくさん来ていた！もうとにかく美しい！！体の線、表情、そして色・・・。いきなり、心の準備もなく本物を見てしまったので、（私はクリムトの実物を見たのは初めて）あまりの美しさにショックを受けてしまった。作品は大きいものが多く、迫力満点である。夢中で、ゴージャスな作品の数々を見て回る。有名な『Der Kuss』がここにあってびっくり。クリムトが見たくて、ウィーンへ行った人は一体どうなるの?!?（私も今回、ウィーンへ行ったら見に行くつもりだったので･･･）圧倒されつつ、大満足。しかし、常設展もすごかった。特にゴッホ、モネ、クレー、ピカソがたくさんと、マグリットも少し、セガンティーニも３点。それとジャコメッティなんかも面白かった。マティスもあったしシャガールもムンクも！ホドラーもこっちで見られた。とにかく豪華絢爛とはこのこと。時間を気にせずゆっくり見て回れて、ものすごく楽しんだ。実はクリムトの大カタログもあったのだが、作品を見ている間に、ショップが閉まってしまい、一枚のポストカードを買うこともできなかった。でもまあ、実物を存分に堪能したのだし、クリムトの画集ならウィーンやパリでも買えるだろう。満足しきって、チューリヒ中央駅に向かう。治安がいいとされるスイスでも、２０:３０過ぎると、夜道は怖かった。やはり夜は出歩かない方がいいよね･･･。さて、次は夜行、一人では初めてコンパートメント席で夜を過ごすのである。どきどき。（続く）------すみません。どなたか、ウムラウトの出し方を教えていただけませんでしょうか？あと、ノルウェーで使うAの上に丸がついてるやつとか、アクサンテギュとかそんなような物を、どうしたら使えるか、教えていただけると嬉しいです・・・！

  2003.02.13

  コメント(6)

• ◆クレーを見にベルン美術館へ②[92/150]

  92年10月６日（火）[92/150]さて、今日はベルン美術館とチューリヒ美術館を、一日で見ようという計画である。まずは歩いてベルン美術館へ。夕べ爆睡したせいで、体調は上向き。ベルンのYHも快適だった。それにしてもスーパーで買った安いチョコレートが、異様においしい！！と感激しきり。北欧もおいしかったけれど、やっぱりスイスには負けるなぁ。VILLOR　CHOCOLAT DOUBLE-CREME 100gというもの。（1.8SF）ベルンはなかなかきれいな街である。スイスの首府なのだが、一国の首都にしては、ビルが林立していていかにも大きな街という感じではない。案外地味に見える。オフィス街はまた別なのか？ドイツ語圏4日目にして、ようやく反射的に、ダンケシェーンが出てくるようになった。ベルン国立美術館はホドラーシュトラッセにある。まずはクレーの部屋へ。年代順に油彩や水彩、デッサンや版画などが展示されている。クレーは多作なだけあって、これまで訪れた美術館には、たいてい何作かは展示されていた。でもクレーだけでいくつも部屋があって、こんなにクレー漬けになれるのは嬉しい。クレーは色んな実験的な描き方をしていて、描くことの可能性を追求しながら、自分で本当に、楽しんで描いているな、と思った。だから、見ているほうも楽しい気持ちになれるのかな？かなり大きな作品もあり、とっても見応えがあった。クレーの図録を見つける。飛びついて買いたいところだが、とっても分厚くて、4分冊になっている！･･･ちょっと飛びつけなかった。クレーのほかの収蔵品もとっても見応えがあった。ピカソ、マティス、ルノアール、ダリなど、豪華絢爛。でも、なんとホドラーの部屋はクローズされていて入れず。10時から13時までの3時間で、ゆっくりたっぷり見ることが出来た。内容は充実しているが、そんなに大きくはない印象。こちらを午前にしたのは正解であった。13:45の列車に乗って、15時過ぎにチューリヒに降りる。今日はここから23:11発の夜行に乗ってウィーンへ向かう予定。お目当てのチューリヒ市立美術館は、火曜日から木曜日までは夜の21時まで開館しているので、見る時間はたっぷりある。（つづく）

  2003.02.12

  コメント(0)

• ◆クレーを見に、ベルン美術館へ・・・①

  クレーが好きである。この一言で書き出そうとして、何日も考えてしまった。好きって何なんだろう？好きと言うなら、ゴッホもミロもセガンティーニも好きだ。その他もろもろ（って言うには、恐れ多い人たちが多いが）メッセージやインスピレーションを与えてくれる絵は、みんな好きだ。そういう人たちの絵と比べて、どこがどういう風だから、特に好きって言ったらいいんだろう？うう～ん、むずかしい。こういう時は、正直に書くしかない。　　クレーの名を知らない時から、クレーの絵に惹かれていた。その色合いに、描く形に…。以前、友達と鎌倉を歩いた時に、古本屋の店先で、クレーの絵が表紙の古い本を見つけた。仕入れたばかりで、まだ値段をつけていなかったものだった。どうしても、その絵から目が離せず、売っていただけませんか？と聞いてみたが、まだお売りできません、と言われてしまった。すっごく残念だった。しばらくして、そのとき一緒だった友達から、絵葉書が届いた。クレーの絵葉書だった。「クレーの絵が好きみたいだから」･･･と書いてくれていた。こないだとは違う絵だったが、妙に私の心のツボにはまるものがあった。いとおしい。そして、どこか懐かしい。見ていると、とても心が安らぐのである。　　　好きな絵でも、部屋に飾りたい絵と、そうでない絵がある。たとえば、ダリの絵は面白いけど、部屋に飾りたい絵ではないよね･･･と、前に夫とも話したことがある。クレーの絵は飾りたい絵である。ずっと一緒にいたい絵なのである。癒し系？って言えるのかも知れない。強引にではなく、とても優しく、私を引き寄せる力を持っている。私はそばにいるととても安らいだ気持ちになる。･･･　　　あれあれ？旅日記を書くはずだったのに、クレーについて書いてしまった。そんなクレーに惹かれて、私はベルンの地を踏んだのである。生涯に9000枚もの絵を残した多作な彼は、このベルンに近い、ミュンヘンブーフゼーに生まれたそうだ。その関係で、ベルン美術館には、たくさんのクレーの作品が収蔵されている。（つづく）

  2003.02.10

  コメント(8)

• ◆今年初めての？冬瓜を発見！（＆八重山を懐かしむ）

  よく行くスーパーの野菜売り場で、なんとなんと冬瓜を発見！少し前に書き込みを下さった方がいて、冬瓜食べたいな～と思っていたのです。去年の夏、初めて冬瓜を買ってみて、ここで食べ方を訊いて、すっかり冬瓜のとりこになった私。冬瓜のページもちろん、即購入！ちゃんと4分の1になっていましたし･･･。どうやって食べるか？もちろん炒め煮でしょう！さっぱりしていながら、コクがあって、おなかに優しくて、いくらでも食べられる！鶏がらを買って、スープを煮て、さっそく作ってみました。野菜の量が多すぎて、じっくり炒めるというわけには行かず、（中華なべ一杯でかき混ぜられなかった）ただの煮物という感じになりましたが、充分においしかった！そこで思うのは、この冬瓜がいつ採れたのか？ということ。採れるのは夏なので、私は夏のが残ってたんだ！と思ったのですが、（丸のまま取って置けば、冬までもつので、冬瓜というそうな）。皮をむいていた時見つけたラベルには、沖縄特産、と書いてあった。もしかして、沖縄ではもう冬瓜が採れるのか？？？だとしたらスゴイです。めくるめく常夏の島沖縄です。そういえば、初めて冬瓜を食べたのも、恋しい八重山、石垣でした。（2001年夏）八重山料理で有名な「民宿石垣島」朝も夜も、テーブルの上は石垣島の家庭料理満載で、わくわくうきうきでした。ごーや関連もちゃんぷるー以外でも豊富で、パパイヤの和え物や、冬瓜の煮物や、地の魚の刺身や、食べたことのないものだらけで、すっごく楽しかったです。（おまけにデザートつき！）たしか5泊くらいしたのかな？でも、いつも違ったメニューで、決して飽きることがなかった。今思い出してもため息が出ます。また行きたい。また食べたいものがたくさん･･･。ああ、沖縄のことも、だいぶ忘れつつある。（子連れ旅行には毎日のメモがないので）少しでも残っているうちに書いておかなくては！それにしても、八重山そばが食べたい･･･！

  2003.02.08

  コメント(6)

• ◆ベルン（スイス）へ[91/150]

  サンモリッツから、ベルンへ移動。いよいよユーレイルパスの、残り日数が少なくなってきたので、とにかく必要なことのみ済ませる姿勢である。92年10月5日(月）[91/150]雨模様のサンモリッツを出発。朝、バス便を間違えて駅行きではなく、ドルフ行きに乗ってしまった。焦って坂を駆け下った。反対方向でなくて良かった。見下ろす湖と山は素晴らしい景色。走りながらも「おお！！」と感動してしまった。最近よく列車に乗るために走るなぁ。何かと思い通りに行かないのが、旅なんだよね。でも、ちゃんと8:30には駅に着き、両替とチッキの手続きと、カード（友人の結婚祝い）を送ることが出来た。チッキを利用するのは初めてだ。これは鉄道で荷物だけを送ること。今回はサンモリッツからウイーンまで、私の大きな荷物が3日間、別便の鉄道で、旅することになる。私はその間必要な小さな荷物だけ持てばいい。これは案外すごいことなのである。10kg以上の荷物を持って駅を行ったり来たり（時には走る）、列車にウンコラショと乗っけたり、網棚に載せたり、トイレに行くにも一緒に持って行ったりするのは、（二人旅なら預けて行けるのだが、一人ではそうも行かない）すごい重労働で、かなりの体力を消耗するのである。夜行などでは盗られないように気をつけねばならないので、気疲れもする。そんなことを3日間ぜんぜん気にしなくていいのだ！しかも、着いた駅では荷物は好きな時に取りに行けばいい。つまり、コインロッカーの役割もしてくれるのだ。なんて、いい方法なんだろう。15SFだったが、それでも安い！と思った。（ちゃんとしたバックパッカーならこんなことは考えないに違いない、私が軟弱バックパッカーだという所以の一つである）サンモリッツを9:00発の列車に乗る。クールまでの列車は氷河特急と呼ばれ、絶景で有名な列車である。サンモリッツは標高1775ｍ、クールは585ｍ、約1200mの標高差を、2時間ほどで駆け下るのである。ホントに言われるとおり、どこにカメラを向けていいかわからないくらい、迫力ある絶景の連続だった。しかもトンネルや木が多くて、なかなか写真を撮ることが出来ない。感動しながら車窓の景色を眺めていた。サンモリッツからの雨が、次第にやんで晴れてきた。清潔でキレイなばっかりで面白味に欠けると思っていたのだが、何だか、スイスをとっても見直してしまった。ベルンには14時過ぎに着く。明日の夜、ウイーン行きの夜行に乗るので、駅で予約をしようとしたが、クシェット（寝台）はソールドアウトと言われてしまった。やむを得ずシート席に…、不安だけど、一方でちょっとわくわく。街をしばらく歩き、川の近くでスケッチなどをする。17時にYHにチェックイン。ベルンのYHもけっこう快適。18時半ごろから夕食。台湾の二人連れとブラジルの学生と一緒になり、話しながら食べる。明日はベルン美術館、チューリヒ美術館を1日で見ようという、けっこう思い切った計画である。21時ベッドに入る。咽喉がとても痛む。風邪がひどくなるようだったら、夜行はやめることにしよう。

  2003.02.06

  コメント(2)

• ◆サンモリッツ（スイス）③[90/150]

  11月29日の日記の続きです。（ずいぶん長いことサボってしまいました･･･）。92年10月4日（日） 朝起きるとどうにもだるい。2日頃から風邪気味だったのだが、少し熱が出ているようだった。ベッドでしばらくぐだぐだする。日曜日なので、礼拝に行かなくては、とようやく起きた時には、だいぶ時間が経っていた。各地の礼拝はだいたい10時半くらいに始まる所が多い。前の日に教会の前にある集会案内などを、確かめられればいいのだけれど、いきなり行く時には礼拝前だったり、もう始まっていたりでいろいろである。前日は確かめることが出来なかった。10時半くらいに、目星をつけておいた教会に行ってみると、礼拝は始まっていて、なんと、扉には鍵が掛かっていた。こんなのは初めてである。教会は大体、礼拝の途中でも、入れてくれるものだし、初めての人を歓迎するところが多い。中では確かに集会をしている雰囲気だった。でも、入れない。私がもたもたしていたから、いけなかったんだ･･･と、調子も悪いので引き返すことにする。空は曇って、寒空、という言葉の似合う色合いだった。ふと思い立ち、昨日迷って買えなかったセガンティーニの画集を、買うことにする。駅まで行って両替をし、セガンティーニ美術館へ。荷物になるので、どうしようかなと思ったが、買うと決めたら嬉しくなった。画集(58SF＝日本円で約5600円）を買ってYHへ戻り、ベッドに入った。昼過ぎから17時近くまで、ゆっくり眠ったら、だいぶ気分も良くなった。18時から夕食。ここの夕食はこれまで行ったどのYHよりも豪華だった。おいしくて、量もたっぷりで、おまけにデザートまでついていた。スイスのYHは快適なところが多いのだが、設備もすごくいいし、このYHは誰にもオススメできるなぁ、と思った。明日はベルンへ。体調を早く戻したくて、早めにベッドに入ったのだけれど、昼間たくさん寝たせいか、眠れなくて困る。　　　　　----久し振りに旅日記を書いてみました。今日の日記のように、大したことが起こってない日であっても、書き終えた後に、とっても充実感があるんですよね。それは、書いているうちに、その日のことやその場の空気までが、自分の中で鮮やかに甦ってくるから、もう一度旅をしている気分になれたりする。それを読んで下さった人にもわかるように、表現できればもっといいのですが･･･。そこのところがなかなか難しいですね。

  2003.02.05

  コメント(4)

• ◆そろそろ旅日記を書こう・・・

  ヨーロッパ旅行の旅日記が中断して約２ヶ月。ぼちぼち続きを書こうと思っています。スイスのサンモリッツで、セガンティーニ美術館を見たところまででした。このあとは、ベルンの美術館で、どうしても見たかったクレーのコレクションを見て、そのあとチューリヒの美術館で、たまたまやっていたクリムト展で名作を堪能し、ウィーンへ移動。そして、いよいよ東欧の旅へ。（この旅は、北欧と東欧を訪ねる旅だったのです）。地味ですけれど、東欧は面白いところです。何か懐かしくて、温かくて、切ない。90年夏に、ベルリンとブダペストを訪ねました。ベルリンはまだ、東と西がくっきり分かれていて、（行き来はもちろん自由でしたが）店や町並みも、東ベルリンは数十年昔にタイムトリップしたかと、錯覚するほどで、トラバント（東独製のかわいい車）があちこちに走っていました。ブダペストは大きな街で、歴史的にも魅力のあるところでしたが、西欧にはない、しみじみとした何かがあり、また、ゆっくり東欧を訪ねたいな、と心を残して帰りました。92年の旅ではハンガリー、チェコスロバキア（別れる前だったので）ポーランドを訪ねました。ユーゴスラビアは情勢的に無理で、ブルガリアも残念ながら行けませんでした。東欧という言葉は今はあまり使わないのでしょうか？中欧という呼び名をよく聞くようになりました。でも、なんだか私の中で、中欧という言葉がしっくり馴染まなくて、東欧の旅、という方が、私の思い出にはぴったり来ます。ちょっと華やかなイメージの西欧に比べると、地味な印象になるかもしれませんが、東欧の旅、楽しんで思い出したいと思っています。良かったら読んで下さい。さて、前から、旅行の日程が一覧出来る表を作りたいと思っているのですが、作り方がよくわからず、課題のままになっています。タグの本には書いてあるので、その通りにやってみればいいのでしょうね・・・。もう一度よく見て、面倒がらずに挑戦してみようかな。　　　------そうそう、ネットショッピングの件ですが、今日の午前中にメールがあって、入金の確認と、10日頃に配達になります、との連絡がありました。よかったぁ！ほんの少しの空白だったけど、初めてだっただけに、振り込んでしまって、大丈夫だったのか？と、不安になってしまいました。支払いには気をつけなくてはいけませんね…。

  2003.02.04

  コメント(0)

• ◆初めてのネットショッピング・・・ちょっと不安！どうやら大丈夫？

  息子の学習机（＋椅子）を買いました。･･･といっても、まだお金を振り込んだだけ。近所の家具やさんでは25％引きのものが、楽天で見たら40％引き。初めて、ネットショッピングに手を染めました。ネットの映像しか見ないで買うのは、勇気が要るのですが、今回のはメーカー品で、店でも見ているし、カタログでも確かめてあるので、思い切って踏み切りました。支払方法はカードを使うのがいやだったので、銀行振り込みに・・・。手数料をかけて、銀行で振り込んできました。私にとっては充分大金。29日に申し込んで、30日の夕方に振り込んだので、翌営業日の31日にはあちらについているはず。送金を確認次第、納入日を連絡するとのこと。でも、今日の午前中も連絡はなかった。・・・何となく不安・・・。このまま連絡なかったらどうしよう？お金取られっぱなしなんてことないよね？！ネットショッピングは、店舗があるわけではないし、取引される商品を、実際に見るわけでもない。あるのは信用だけ。最初は賭けのようなものだよね。コープとかユニクロのようなものの、（それは経験済み）ネットショッピングとは違うのだから、迅速に連絡をして、そういう不安を、利用者に抱かせないようにして欲しい・・・。出来れば代引きのほうが、安心できる。今回利用したのは、ミスター総務という会社。大丈夫かな？大丈夫であってくれ～。------ただいま19時すぎ。メールで連絡がありました。振込み確認しましたとは書いていないけど、お届け日をメーカーに確認しています、とのこと。どうやら大丈夫そう・・・。ちょっと心配してしまいました･･･。

  2003.02.03

  コメント(4)

全578件 (578件中 351-400件目)

< 1 ... 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 >