◆『四日間の奇蹟』で気になること
昨日読み終わりました。四日間の奇蹟大体楽しみましたが、どうにも気になって残っていることがひとつ。「張り巡らされた伏線がラストで感動へと結実」・・・と、裏表紙にあったので、伏線には気をつけて読みました。途中これも伏線かと心に留めた部分があったのですが、読み終わっても、それが何だったのか解りませんでした。第三日目の、文庫版で言うと379ページの最初、「そこで、岡持ちの隅に…」から、4行目の「…すぐゴミ箱に捨てた。」まで。不自然に丸まった、とか簡単に切れたとか、わざわざ気を配って描写しているようなので、そこに何らかの意味というか、あとで、「あの時のあれは、そうだったのか!」というところに、結びつくのかな。なんて思ったのですが…。読み終えてもよくわからない。私の読み損ない?一日経っても気になるので、ここに書いておきます。もし、この文章の出てきたわけが解る方がいらしたら、教えていただけるとありがたいです。あ、それから第一回「このミステリーがすごい!」賞を、とってるみたいだけど、これってミステリーなのかな???ってのも思います。どうでしょう…。文庫出版自体が6年も前のことなので、もうお手元にある方も少ないとは思いますが。おお、映画化もされてるのね??◇新品DVD◇ 02P10Jan25 四日間の奇蹟ほほ~吉岡秀隆かぁ。この本は、お気に入りだった古本屋が昨年つぶれる時に、「10冊以上買えば9割引!」という、投売りセールで、50円のが5円で買えたものです。あの時ホント通っては何十冊と買ったなぁ。でもそんなセールしなくていいから、今も在って欲しかった。いまだに喪失感大きいです。文庫の50円棚を見るときのワクワク感。どれほど新しい出会いを貰ったかわからない。そんな古本屋さん、他に見つからないです。ブックオフもまぁ楽しいけどさ。何だか寂しいよ~、戻って来て~