◆小さな旅に出かけて来ました
行って来たのは、奥久慈。茨城県の北の方です。湯沢温泉の歴史のありそうなホテル。はっきり言えば古いのですが、周りがとても静かで、妙に落ち着きました。 ↑部屋の窓からの眺め天然温泉のお湯がお肌につるつるした感触で、いい気持ちであったまりました。夕方一回入って、全身力が抜けてしまいました。こんなに弛緩した状態は、どれくらい振りだろうか?いつもどこかが緊張してしたような気がする。特に昨日は、あれやこれやで、スッゴイ忙しい一日だったので・・・。家族旅行は楽しいけれど、荷物の準備は大変です。親のものは忘れても何とかなるけれど、子供の何かを忘れたら大変。寒い季節は色々余分に持っていくので、荷物は膨れ上がります。車だと安心して、どんどん増えます。一泊とは思えない大荷物を持って、出かけて参りました。一人で風呂に入った夫は、川のせせらぎの音だけが聞こえた。・・・と言っていましたが、息子と入った私は、息子のおしゃべりだけが聞こえた、(それ以外は私がしゃべっていた)、という状態でした。 ↑渡り廊下の上からの眺め、お風呂はこの川の左側。ここ1年ばかり、外風呂ダイキライの娘は、一緒に風呂の前まで行ったものの、入る?と訊くと、イヤダ!とべそをかいたので、そのまま部屋に戻りました。もったいないです。息子にもそんな時期がありました。いつ頃から平気になったのだっけ?宿は空いていました。もっと言えば、他に誰も見なかった。もしかして我が家だけだったのかも?夕食もまあまあでした。明るいうちにお風呂に入って、6時に、何もしないで食べ物が出てくるなんて、なんて素晴らしいのでしょう?8時過ぎに電気を消して眠ってしまいました。朝は無論朝風呂。なんて贅沢なのでしょう。まぶしい朝の光の差し込む中、『まんてん』を見ながら、平日のように子供を急かすこともなく、のんびり朝食を食べました。そのあとは、有名な「袋田の滝」を見に行きました。湯沢温泉からは車で15分ほど。話には聞いていたけれど、滝は幅(73m)も高さ(120m)もあって、4段に分かれて大量の水が落下する様は、けっこうな迫力でありました。 滝は一部が凍り付いていて、吹き付ける風は、とても冷たかったのだけれど、見応え満点で、滝までの道も、昔懐かしい観光地の雰囲気で、とても楽しめて、満足感がありました。そして、常陸秋蕎麦で有名な金砂郷で、金砂庵というお蕎麦屋さんに寄り、おいしいお蕎麦をいただきました。 ↑私は土日祝日限定の十割蕎麦。打ち立てのお蕎麦はとてもおいしかった!(ウチはみんな蕎麦好き)帰りは、奥久慈のチーズケーキを買って帰りました。これもまたおいしかった!天気にも恵まれ、春を思わせる日差しの中で、次々変わる、山や川の景色を見ながらの車中も楽しく、短いけれども、とても充実&のんびりした、一泊二日の旅でありました・・・。