雲の上はいつも蒼空

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  ◆らーめん(おいしい麺)写真館

  麺の写真が幾つかあるので、ラーメン写真館もページに加えることにしました。夫も私も、子供二人もとってもラーメンが好きなので、これから、ボチボチ増やして行こうと思います。おいしい麺としたのは、おそばも好きだし、先日長崎に行った時のちゃんぽん写真があるので、ラーメンに限らず、いろいろ加えて行きたいな、と思ったからです。先日、横浜の実家に帰った時に、環状２号(別名ラーメンロード)沿いにあった、天下一品というラーメン屋さんに入ってみました。こちらは本店は京都だそう。 ↑１４時以降に頼めるジャンボラーメン味はこってりのみ。シチューのような濃厚なおつゆ。コラーゲン！って感じでした。味つきタマゴが絶妙な茹で具合でGood！（写真ボケててごめんなさい） ↑あっさり味。普通盛り。私はこちらのスープが好みでした。だしはしっかりで、葱がたくさん・・・、背脂少々。チャーシューもとろけるような柔らかさ。おいしかった！

  2002.10.26

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• ◆ローザンヌからミラノへ[80/150]

  イタリアは南欧なのだろうか？でも、ややこしくなるので、西欧のテーマのまま行くことにしよう。92年9月24日（木）[80/150]8時頃発の列車に乗り、ミラノに向かう。乗車前にローザンヌの駅で、ミラノの宿を予約しようと電話をかける。女の子だけの宿casa della Giovaneは、「No room」と言われてしまう。もう一つの駅に近いペンショーネは、イタリア語なので、言っていることがわからないが、シングルは多分あるが、また電話しろと言われているようだ。車窓の景色がとてもきれい。いい眺めを堪能する。私は長い時間列車に乗っていても、あまり退屈しない。知らない場所の初めての景色を見るのは楽しいし、何かを考えたり、読んだり、書いたりすることが出来るので、とても充実した時間が過ごせて、楽しいのである。（ヨーロッパの特急列車は快適なので、尚更）11:50ミラノ中央駅に着く。駅からもう一度さっきの宿に電話をすると、朝とは逆で、ペンショーネの方が満室で、casa della Giovaneの方はOKとのこと。中央駅からは地下鉄で2駅。少々歩くが、訊きながらたどり着いた。カソリックの宿泊施設らしい。修道女の服を着た女の人が応対してくれた。部屋はドミトリーである。109号室はベッドが二つ。メキシコからデザインの勉強をしに来たと言うパトリシアが同室だった。前の晩眠れなかったので、宿について安心したら、急に眠くなってきた。13時半ごろから一時間くらい昼寝をする。15時頃から外に出てみる。有名なミラノのドゥオーモを見る。壮麗な美しさに圧倒される。空を目指して立っているたくさんの細い尖塔が繊細で息を呑むばかり。ドゥオーモのすぐ脇のガッレリアも、舗道のモザイクやアーチ型の天井や絵画がとても美しい。街をぶらぶらと歩き、あちこちの店を覗きながら宿に戻る。しばらく歩いて、スーパーマーケットがないのに気付く。一人旅には必須なんだけれどなぁ。夕食は途中で見つけた総菜屋さんで、幾つかのおかずを買って、ベッド脇のナイトテーブルで食べた。シャワーを浴びて、翌日のことを考える。明日は美術館めぐりをしようと思う。宿は、照明がほの暗く、人がいるのに静かで、不思議な雰囲気だった。

  2002.10.24

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• ◆ローザンヌにて[79/150]

  ローザンヌ（スイス）二日目。92年9月23日（水）[79/150]夕べは21時過ぎに寝たのに朝7時過ぎてもしんどくて、しっかり起きることが出来ない。夜行は確かにきついけど、夜行バスは更に辛いものがある。連泊にしておいて良かった～。今朝発だったらかなりしんどかったと思う。今日はほどほどに観光して、ガイドブックのイタリア篇を読むことにしよう。スイスは前回の旅で、ルツェルンとインターラーケン（ユングフラウヨッホ)に行った。今回は、サンモリッツでセガンティーニの美術館を見たいのと、ベルン美術館にパウル・クレーの作品がたくさんあるので、それを見に行きたいと思っている。でも、とりあえず先にイタリアに行ってみよう。女の子一人旅では、南部は危険だと言われたし、時間も迫っている（ユーレイルパスの期限）ので、北部を中心に、一週間ほど回ろうかな？9時過ぎにユースを出て、カテドラル、リュミエール宮、街のアンティークショップなどを見る。平和な感じのきれいな街。この辺はドイツ語ではなくフランス語を使う地域のようだ。スイスの印象は北欧と似ている。どこも清潔で快適であるが、あくがなく、あっさりしすぎている気がする。ローザンヌユースホステルからレマン湖までは、歩いて5分ほど。湖のほとりに行ってみると大きな白鳥がいっぱいいる。何かえさを持っていると思われたらしく、たくさん寄って来て、えさをねだる。ロマンティックなイメージの白鳥でも、たくさんの巨大（１ｍ以上ある）な鳥に取り囲まれると、かなりの恐怖。あわてて逃げる。宿に帰って、洗濯をする。今後は、まずミラノに、そこからサンモリッツ、コモ湖などに行き、そして、ヴェローナに移動して、ヴェネツィア、フィレンツェなどに行こうと思う。明日はとりあえずミラノへ行こう。宿泊は、女の子だけの宿っていうのがいいのかな？夕食後、日本人の男女と話す。22:30過ぎにベッドに入ったが眠れず。疲れてるのに眠れないなんて、と悔しい気分。夕食の時に飲んだ紅茶がいけなかったのかな？なんと4時頃まで眠れなかった。★写真を入れようと思ったのだけど、どういうわけかデジカメ君が行方不明。家の中にあるはずなんだが、どこへ行ったの～～？そうこうするうちに息子君が帰宅してしまうではないか。そうそう、先日運動会でしたが、運動会にデジカメは不適でした。ここ！ってとこでシャッター押しても、降りる時には被写体が視野から出てしまっている・・・（苦笑）。もっぱら、ビデオで撮りました。

  2002.10.23

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• ◆私の一番長い旅[78/150]パリ→ローザンヌ

  ナイトコーチでロンドンからパリに到着。そしてスイスへ。92年9月22日（火）[78/150]パリは雨、曇り夜中ずっとバスと船に乗ってフランスに入る、朝6:20ポート・ラ・ビレに到着。眠っていたところにいきなり降ろされて、着きましたよと言われても、すぐは頭が働かない。最初は方向さえわからない状態。おまけに真っ暗で、まだ夜中のようだ。日本人の男の子が、とてもうろたえている様子なので、声をかけるが、人と一緒に行動するタイプではなさそう。一緒に駅まで行って、そこでさよならする。カルネ（回数券）を買って、リヨン駅まで行く。途中で乗換えをしくじり、一旦出てしまって、カルネを一枚余計に使ってしまった。7:15過ぎてもまだ真っ暗である。コインロッカーに荷物を預け、トイレで歯磨きを済ませ、8時頃からリヨン駅のカフェで少し休む。昨日Aちゃんから貰ったドーナツ。自分で買ったケーキなどを食べる。温かいカフェオレで生き返る気分。昼のTGVに乗るまでは少々忙しい。帰りの飛行機がパリからなので、パリとフランスは最後に見るつもり、今回は用事を済ませるだけ。大韓航空某カード会社のサービスオフィス東京堂書店サンミッシェルの文房具屋さん・・・4箇所で用事を済ませる。前回来ていて、土地勘があったのでいろいろスムーズ。東京堂書店では、地球の歩き方を探す。結構揃っていて、ベネルクス篇もあった。特別バージョンのパリ篇もあった。（ただし値段は日本の2.5倍！）サンミッシェルの文房具屋さんでは、前回買って、補充の欲しかった、使いやすいメモ帳を手に入れる。種々タイプ有。帰りにたくさん仕入れていこう。カルネ5枚使用。12:25リヨン駅発のTGVに乗る。16時過ぎにスイスのローザンヌ着。ローザンヌユースホステルには、17:30に着く。キレイで快適なユースである。スイスも宿泊料金が高いので、ユースホステルの存在が非常にありがたい。チェックインを済ませて、シャワーを浴びる。7時頃から夕食。聞いていた通り、ディナーはボリュームがあって、野菜もたっぷり。茨城出身の東京の看護婦さんに会って話す。病院をやめて、旅行をしているそうだ。さすがに疲れていて、夕食の時も死にそうだった。21時過ぎに寝てしまう。

  2002.10.22

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• ◆ロンドンでの日々④[69～77/150]まとめ書き（追加有）

  本来なら、10月22日、私はプラハにいたのに...。また、また滞ってしまいました。まあいいか。もう逐日日記は遠い日の夢。のんびり書くことにしよう。何故滞るか。前にも書きましたが、ロンドンは休養だったからです。あんまり詳しいメモがないんです。今日はまとめて書いてしまいますね。9月13日（日）[69/150]メトロポリタン・タバナクルで礼拝出席。リーさんという人と話す。9月14日（月）[70/150]ヒースロー空港にて、人を待つ。私が所属している教会の聖地旅行で、数十人の兄姉がここで乗り継ぎをするはず。もう2ヶ月以上、みんなに会っていないので、ひと目でも、とターミナル１で待つ。でも、待てど暮らせど会えず、結局問い合わせて、既にターミナル４へ移動していたことがわかり、牧師先生と電話で話が出来ただけにとどまる。それでも嬉しかったけどね。この日のことは確か詳しい記述があったはず。見つけたらアップします。9月15日（火）[71/150]テートギャラリーに行く。9月16日（水）[72/150]この日もテートギャラリーを見る。コヴェントガーデンで買い物、トラファルガースクエアでスケッチ。9月17日（木）[73/150]調子が悪く、1日休養。めまいがして気分が悪い。疲れのためと思われる。夜、いきなり気力復活、今後の予定などを考える。9月18日（金）[74/150]あれこれ用事を済ませる。アメックス。フランス国鉄でTGVの予約、ユーレイルパス購入。（21日フレックス）自宅に電話。ヴィクトリア･コーチステーションでパリへの予約。コヴェントガーデンでトラフィックミュージアムを見る。Aちゃんの仕事場へ。仕事仲間の日本人の人と話す。彼女は「ロンドンは寒いでしょう？」と言うが、私は北欧から来たので、暖かいです、と言って、驚かれる。(訂正追加・ちょっと待てよ、私は暖かいですと言って驚かれたように思ってたけど、もしかして2ヶ月北欧にいたということに驚かれたのかも・・・）9月19日（土）[75/150]休養と荷物整理の日。やはり、本は重い（主にガイドブック）。でもこれがないと、何もわからないのでやはり持っていかねば。9月20日（日）[76/150]メトロポリタンタバナクルで礼拝出席。Aちゃんとハムステッド・ヒースへ。ハガキを４通、手紙を一通投函。Aちゃん宅に泊まらせて貰う。9月21日（月）[77/150]ロンドンは雨、曇り。ヴィクトリア・コーチステーションから、パリに向けてナイトコーチ（バス）に乗る。Aちゃん見送ってくれる。やはり別れは、なかなかに切ないものがある。・・・というわけです。明日はパリからスイスに向けてTGVに乗ります。

  2002.10.21

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• ◆書きたいのだけれど・・・（主婦の事情）

  子供が二人ともウチにいるので書けないでいます。昨日（20日）は息子の幼稚園の運動会でした。今日は代休でウチにいる。しかも、外は雨。明日も息子は代休です。子供が二人一緒にいると落ち着いて書けません・・・。もう、夜起きだすしかないっすね。あ、またムスメに連れ去られる～！（彼女は私がパソコンを触っているのが嫌いなのだ～）では、のちほど～～！

  2002.10.20

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• ◆海外移住？（お詫び追加）

  といっても4年間だが。何か募集があるらしい。夫が資料を取り寄せると言っていた。4年間、海外で暮らすとしたら、何を持っていこう。その間何をしよう。そこの言語はちゃんと勉強したいよね。などと考えてしまう私であった。（夫からは”捕らぬたぬきの・・・”と言われた）そうそう、書き込みのお返事が遅れています。ゴメンナサイ。土日はなかなかパソコンに触りにくい。・・・という主婦の事情です。あとから、もしくは夜中に書きますので、どうぞよろしくお願いします～！◇◆◇◆◇今よく見てみたら、ヴェネツィアの写真、相当くたびれてますね。ゴメンナサイ。写真を接写してるんです。フラッシュも写ってます。本物は、百倍も千倍もキレイです。いずれ、スキャナでキレイな画像を入れます。（いつの日か、きっと...！）

  2002.10.19

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  ◆ ヴェネツィアのこと

  もう一度行きたいなぁとつくづく思う街である。ため息が出てしまう。ヴェネツィア。私は92年の旅で初めてイタリアを訪れた。一人旅だといろんな人が心配してくれる。それまであちこちで、主に欧米人の旅行者から、「イタリアは危険だから、女の子一人で行っちゃ駄目」・・・と言われた。真に受けた私は、そうなんだ～そんなに怖いの？と思っていた。「行くんなら北だけ！南イタリアは危険だよ」とも言われた。で、ユーレイルパスの期限を気にしながら、一週間だけ、と訪れたイタリアは、とても魅力的なところだった。なかでも、ヴェネツィアは、ホントに特殊な空間だった、ように思う。・・・というのは、今こうして、ヴェネツィアにいたあの日のことを思い出しても、夢を見ていたような気がするのである。酔っていた、と言ってもいいかもしれない。私はヴェネツィアには泊まらず、連泊していたヴェローナから、列車でヴェネツィアを1日だけ訪れた。まるで海の上を列車が走っているようだった。（”千と千尋の神隠し”を見た時、千尋とカオナシが列車に乗って海の上を走るところで、あ、ヴェネツィアだ！と思った。とても感じが似ていた。）午前中着いて、ヴァポレットに乗って、どこかで降りて、ずっと、ずっと迷路のような路地を歩いた。さまようこと、それ自体がとても楽しかった。宵闇が迫るころ、駅に戻って、また宇宙のような海の上を走る、不思議な列車に乗って、ヴェローナに帰った。帰りの列車の中で、なんだか解らないけれどただ「参ったな～」と思っていた。ヴェネツィアの持つ、底知れぬ魔力のようなものに、打ちのめされていたのかも知れない。気付くと、お土産と言えるものを何も買ってなかった。ヴェネツィアンガラスのアクセサリーを買おうと、さんざん探したのだけれど、私のものだと思える一つに出会えなかったのだ。まるで、形あるものに、この街の思い出を込めようとした私が、嘲笑われているみたいな気がした。 ★トップの写真を選んでいて、ヴェネツィアでの不思議な一日のことを、思い出してしまいました・・・。はじめはロンドンの続きを書こうと思っていたんだけれど。

  2002.10.18

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• ◆ハッピーバースディー！◆帝王切開の話

  （親バカ日記＋二年前の今日をしのんで帝王切開話）今日はムスメの2歳の誕生日だ。初めて会った日からもう2年になるんだね。あんなに小さかったのに、こんなに大きくなって、自分をしっかり主張して。とにかく無事に育ってくれて嬉しい。これからも、心身ともに健康で大きくなって欲しい。母は何にもできないけれど、基本的な衣食住だけは、不足しないように頑張るよ。毎日笑顔をありがとう。その笑顔はホントに魅力的だよ。パパは誰にも渡したくないみたいだよ。ちょっと、先が思いやられるね。これからも、一緒に楽しくやろうね。パパもママもおにいちゃんも、君のことが大好きだよ♪　★旅話は今日はお休みします。時間があったら昨日の日付に書くかも。◆帝王切開話（もう一つの日記、バックナンバーから）さて、帝王切開です。しないに越したことはありません。（誰だってしたくないよね）私の場合、子宮筋腫を手術したので、（正確には、筋層内筋腫の核出術と言うのだそうです）仕方なく、そういうことになりました。長男妊娠中に、数人のお医者さんの意見を聞いたんですが、手術をしたDr．がそう言うのなら、そうするのが一番いいということでした。古傷が出産時の収縮に耐えられない場合、子宮破裂したりする可能性があるんだそうです。そしたら、大出血で、生命の危機です。即、子宮摘出です。帝王切開なら、陣痛を味わわなくていいのか？私も最初はそう思いました。でも、うちの子達は二人とも手術予定日より前に、「出たい～！絶対出るぞ！」と騒ぎ出し、きっちり陣痛も味わっての、緊急手術。何のメリットもない帝王切開となりました。（涙）長男は手術予定の4日前、長女は前日、二人とも、38週0日に、生まれました。もし3人目がありえるのなら、37週のうちに手術の予約を入れておかねばと思っています。自然分娩と一番違うのは、産後の回復です。今回大部屋だったので、その違いに愕然としました。生んだ後に食べられる！歩ける！帝王切開だと、手術前日の夕食の後から禁食で、手術翌日の夕方に、ようやく流動食が食べられます。歩くことができるのは、手術の翌々日です。点滴が、手術翌日は6本。2日目、3日目が4本、4日目が2本。結構長く身動きが不自由です。退院は、手術の10日後から12日後（病院によって違うみたい）本題の手術です。腰椎の部分麻酔。エビのように、身体を思い切り丸くして、背骨の何番目かの間に注射をします。これでびっくり、あの陣痛、あの激痛がすうっと消えます。ややあって、手術開始。全く痛みはありません。ただ、引っ張られるような感じが時々あります。意識はもちろんあります。でも、いつもと違って、何だろう、夢の中のことのような、ふしぎな非現実感があったように思います。手術室のライティングの効果もあるかも。臨死体験ってこんな感じかなって脈絡もなく思いました。案外早く、「産まれましたよ～、女の子です」の声。そして、産声。自分の子供が、今、この瞬間にこの世に出てきたんだって感動。今も耳に焼き付いています。自然分娩だと、ここで、すぐ、胸の上に乗せてくれたりするんだけど、何らかの処置が必要なのかな。少ししてから、見せに来てくれる。小さい小さいあかんぼう。おなかにいたの、あなただったんだね、会えて嬉しいよ。涙が流れる。嵐が過ぎた後のような、大きな大きな安心感。安心しすぎて放心状態。後の処置も結構すばやく済んで、元の部屋へ移動。（全身麻酔だと、回復室にいなければならないのかも）途中で、夫と子供と母とに会う。...といった具合です。（文体違っちゃいましたね）残念なことに、夫立会い分娩はできません。術後の痛みについては、鎮痛剤が効いていて、普通の時は我慢できるくらいでした。私の場合、地獄だったのは、ちょうど3日ほど前に風邪を引いて、咳と鼻水鼻づまりがあったこと。お分かりですね。咳をすると腹筋を使います。でも、おなかは切ったばかり。咳が出そうになっただけで、激痛が走ります。まどろんでいても、それで、目が覚めます。横になると、咳が出やすくなるし、鼻が詰まって苦しいのだけれど、寝返りをうつのも一苦労なので、ベッドの操作で上体を起こしてもらって、咳が出そうになるのをこらえて（それも腹筋を使って痛い）、一晩ほとんど眠れない、長い長い夜を過ごしました。鼻をかむのも、腹筋を使います。だから、おなかに力を入れないよう、ズルズル～ズルズル～と（お食事中の方ごめんなさい）時間をかけて、やっとこさかみます。（今思い出しても、なんて苦しい一夜だったんだろう？）私の場合、完全母乳を希望して、なるべく早く初乳を飲ませたいとお願いしてあったので、分娩後2時間くらいで連れてきてくれました。夜中も連れてきてもらってお乳を吸わせました。長い長い苦しい夜、それで、気がまぎれた覚えがあります。私の場合、母乳だったから咳止めとか貰えなかったのかな？うちからヴェポラッブとか、ハチミツかりんとか持って来てもらって、ささやかな抵抗はしましたが、3日ほどそういう状態が続きました。そして、痛み止めの追加をお願いしたら、その筋肉注射が世にも痛くて。痛いと思わず言ったら、「これ、注射の方が痛いんですよ」って...。打つ前に教えてくださいよ。（涙）その跡が延々痛み、退院するくらいまで続きました。痛恨の一発...。それでも、時間の経過と共に、傷はぐんぐん回復し、3日目くらいには、相当楽になりました。7日目に抜鈎（ばっこう）と言って、傷を止めてるホチキスを抜いて、翌日、初めてシャワーを浴びることができました。あとは、きっと、入院の日数が長いこと以外、自然分娩と同じなのではないかしら？（02年4月20日別のサイトに書いたものを再録）

  2002.10.16

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• ◆旅のあれこれ（ブラックジーンズの謎）

  長めの旅行に行く時、私は普通のブルージーンズではなくて、ブラックジーンズを持っていくことが多い。なんでかな？でも、何となく、その方がしっくり来るのだ。柔らかめの綿のパンツとか、寒い冬にはウールのパンツとか、コールテンのパンツとか、選択肢は幾つかあるけれど、冬でない時は、ジーンズが一番がっちりしてて、色んなことから守ってもらえるような、安心感があるのである。一度、スイスの列車の中で会ったおじさんと話していて、へえ～！と思ったことがある。その人は会社を経営していると言っていた。ちょっと差別的なところがあったのだが、私のことは気に入ってくれたらしく、車中でいろいろ話をしてくれた。ブルージーンズをはいた人のことを、「あれは作業着だ。一等車に乗るべきではない」といかにも嫌そうに言ったので、「私もジーンズですよ」と言ったら、「それは、青でなくて、黒だからいいんだ」と、言われた。黒だったらいいのか？それとも、私に気を遣ってそう言ったのか？ブルージーンズと、ブラックジーンズは、もしかして、区別されているのかもしれない。ホントかなぁ？確かめてみた方がいいのかも。どなたか知っている方、良かったら教えて下さい。

  2002.10.14

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• ◆ロンドンでの日々③[68/150]

  ロンドンには日本人がたくさんいる。街を歩いてると、あ、この人もあの人も...って感じ。私は日本人の人にはなるべく挨拶をしている。これまでそれは普通だったし、相手もたいてい笑顔で挨拶してくれた。日本人が少ないところでは、会えること自体が嬉しいのだ。会話が弾んでしばらく一緒にしゃべることも多い。でも、ロンドンでは違うみたい。こんにちは、と言ったり、会釈をしたりすると、”ちっ、また日本人？”みたいに嫌な顔をされる。田舎を回ってきた私も、ようやく気付いた。せっかく日本からやってきたのに、こんなとこで日本人になんか会いたくないんだ、挨拶なんかされたって、ちっとも嬉しくないのね。それからは、縁のありそうな人以外、ロンドンでは挨拶は控えることにした。でも～。挨拶くらいしたっていいじゃない？そんなことで旅気分壊れるなんて、空しくないデスカ？92年9月12日（土）洗濯をし、Aちゃんと宗教論議。ベルサイズスクエア　ゲストハウス12号室へ移動する。夕ご飯は、フィッシュアンドチップス。＊出かけないのでメモもこれだけ。

  2002.10.13

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• ◆それでも一人旅をお薦めします

  自分はもう出来ません。出来なくてもいいです。そう思って、昨日の日記を書きました。今持ってるものを感謝しなくてどうする！と言う思いが強くあったためです。でも・・・、出来る状況にある人は、是非して欲しい。一人旅は、出来る時が限られています。条件が整っているアナタ！今がチャンスですよ。さあさあ、どこへ行く？短くても、近くても、味わえるところはいっぱいあります。行っとけば良かった～～！な～んて、あとから後悔しますよん。

  2002.10.12

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• ◆ホントにしたいか？一人旅？？◆5000を自分で踏みました（涙）

  こうして、旅話を書いていると、いいですね、いろいろなところに旅行できて、と、言って下さる方が大勢いる。その答えとして、「今はもうこんな旅行は出来ません、またしたいなぁ、一人旅！」なんてことを書いていた。確かにあの時の旅は楽しかった。自由に動き回って、好きなところに、条件が赦す限り、行ったり来たりしたものだ。私は、もう一度こんな旅がしてみたいのだろうか？よく考えると、答えはちょっと違った。私はもう、あの頃の私ではない。子供も夫もいない状態で旅をして楽しいのか？・・・全然、楽しくないと思う。これから私がしてみたいのは、家族で一緒に行く旅。子供が大きくなって独立したら、夫とともに行く旅、だ。子供たちがもう少し大きくなって、もし、登校拒否とかするようになったら、一緒に大きなバックパックを背負って、放浪の旅に出たいものだ。色んなところに行って、世界は広いんだ。価値観だってこんなに多様で色々なんだ。って一緒にびっくりしたい。宿を探して、一緒にご飯を作って、住むところのある幸せ、食べるもののある幸せを、一緒に噛み締めたい。そして、今度は一人で行っておいで、と、送り出してやれるようになりたい。安心して送り出せるような子供に育てたい。私自身が子供の”帰るところ”になりたい。きっと私は、あの頃のように自由ではないが、あの頃なかった幸せを、たくさん持っているのだと思う。この幸せを感謝して過ごしたい。今与えられているものを大切にしたい。・・・今はそんな思いである。*登校拒否じゃなくても子供とのバックパック旅は、是非してみたいものです...。◆5000を自分で踏みましたさっき操作メニューのトップから見ていて、掲示板新着の書き込みを見つけ、読もうと思って、掲示板に行ったら、”You gat mail！”の声が...。どこからかな？と思ったら、楽天からアクセス数のお知らせでした。これまでキリ番ってあまり気にしてなかったんだけど、5000番、誰か別の人に踏んでもらいたかったなぁぁ！このHPって、管理人が開けても、カウントされちゃうんですもんね。掲示板のお返事いくつも書いてると、えんえん自分が続いてしまう。管理人はカウントしないように出来ると思うんですけどね...。おお、そうだ、そんなことより、5000人もの方々がここを訪れて下さったことを、心から感謝します。どうもありがとうございました。これからも、どうぞ、よろしくお願い致します。

  2002.10.11

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• ◆ロンドンでの日々②[67/150]◆私の撮った写真（旅と写真②）

  ９月11日（金）ロンドンに着いた翌日は、まずヘアカットに行った。旅行の時も、普段も大体私はショートカットである。シャンプーも楽だし、手入れも楽（というか手入れしない）。長い旅の時は、出発前にとっても短くして貰ったので、通常一月に一回のカットをせずに二ヶ月もった。でも、もう限界の長さ。Aちゃんに聞いて、ファーリンドンの美容室に行く。「ドライカット、って言うといいよ」と教えてくれたので、その通りお願いしてカットしてもらう。ビックリするほど短くされてしまった！ま、いいか。これでまた二ヵ月持つかもね。街中を歩き、アメックスへ行って両替。その他にもこちゃこちゃしたことをする。Aちゃんの部屋に帰る途中、前の旅で泊まっていたゲストハウスを発見。下車駅が違うので、気付かなかったのだが、すぐ近くにあったのだった。反射的に空き部屋を確かめ、明日からの予約をする。Aちゃんに話すと、もったいない！うちにいればいいのに、と言ってくれるのだが、ご好意だけいただいて、やっぱり移ることにした。（ルームメイト君との生活にご一緒するのは気兼ねなのよ。...とは言わなかった。）スーパーに買い物に行き、北欧で見つけた日本製のカレールーを使って、カレーを作り、Aちゃんとルームメイト君と共に食べる。久しぶりのカレー、美味しいと好評。◆私の撮った写真（旅と写真②）ヨーロッパ旅行の写真を、押入れの中から引っ張り出してきた。ガムテープでがっちり封をしてあった。つまりは、ここ３年半（今の家に引っ越してきてから）、開けられたことのない箱である。最近、デジカメで過去の写真を撮ったものも、何とか載せられることがわかったので、ここから、写真を使おうと思ったのである。（トップも一ヶ月ほど変えてないし）見ているうちに、ありゃりゃ？ということになって来た。魚屋さんの店先（コペンハーゲン）、買い損ねたセーター（サヴォンリンナ）、馬鹿でかい白鳥（ローザンヌ）、金物屋さんの店先（ミラノ）、フツウの民家の窓辺にいる猫（アムステルダム）、...という具合なのである。私の撮った写真は、どうも、あまり観光写真らしい、絶景の写真がなかなか出てこないのである。その時その時の、興味の赴くままに撮っていて、誰かに見せようなどとは、毛頭思ってなかった、と言えばそうなのだが...。ちょっとこれは、あまりにもロマンに欠けるんじゃないでしょうかねぇ。お、いいかな？という写真もあるが、そんな時に限って、天気がどんよりしてたりして、色が美しくなかったりする...。でもまあ、なんとかお見せできるものを、探してみますね。こんなページを、楽しみに見て下さっている貴方のために。（うふ）そして...、この荷物を開封したせいで、カビアレルギーを再発した夫のためにも...。（ゴメン）

  2002.10.10

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  ◆ロンドンでの日々①[66～77/150]

  それまでの２ヶ月の旅で、かなり疲れていたので、ロンドンでは休養に徹した。通常より、かなりゆったりしたペースの旅だとは言え、移動の連続だったので、しばらく一所でのんびりしたかった。旅行では、身体の疲れももちろんだが、気力の方が持たないと続かない。どこへ行きたい、何が見たいという意欲を欠くと、惰性で移動するだけになり、何を見ても無感動になってしまうし、そうなると、旅そのものが無意味になってくる。2年前の旅（90年7，8月）では、40日を過ぎた辺りから、疲れて無気力状態になっていた。その間、Aちゃんが行くところについて歩く状態で、旅全般において消極的だったように思う。そんな時は動かないで休養するのがいいのだ。前の旅の時は、そんなこと気付かなかったし、二人旅だったので、遠慮があって、休むことなど思いつかなかった。息を吹き返したのは、帰国する寸前で、最後の土地、パリに着いてからだった。もう少し回りたいなぁ、という気力がわいてきた所で、帰国したので、それからずっと、「旅行いきた～い」病に悩まされた。それで、今度は思う存分旅をしてみよう、ということになったのである。...という訳で、今回のロンドンは旅の中休みである。初めの2日間は、Aちゃんの部屋に泊まらせてもらったが、2年前に泊まったゲストハウスがすぐ近くだったので、（歩いて2分ほど）しばらく、そこに住むことにした。そこのいいのは、部屋にキッチンや小さい冷蔵庫が付いていることで、カンタンな調理器具や食器も備えてあるので、スーパーで買い物をして、自分で食事を作って、次の旅の準備などをしながら、12日間を過ごした。 ↑こんな食事を作ってました。右のテレビも嬉しかった。 ↑窓辺に花を置きました。長く旅しているとこんなことがしたくなるのです。

  2002.10.09

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• ◆子連れ旅の参考書

  図書館で『空飛ぶベビーカー-子連れで行く海外旅行マニュアル』と、『子連れ海外旅日記-空と風太　4つの冒険』という本を見つけて借りてきた。『空飛ぶ...』の方は、作者は女性。文章で、荷造りと買い物マニュアル、子連れ旅行の注意点と英会話、旅行を嫌がる旦那を動かす方法（これ必要なお宅多いかも？）、そして、旅行記が3つ。L・A～ベガス、香港、NY～マイアミである。細かいことでは、そうかなぁ？と疑問に思うこともあるが、結構、きめ細かくて、いい情報もある。巻末についている、航空会社別のベビーと子供のサービス表が実用的。『子連れ旅行...』の方は、作者は男性。こちらはイラストでオーストラリア、ポルトガル･スペイン、バリ島、韓国と、4つの旅行記を、イラストで紹介。基本的に現地でレンタカーを借りる旅。失敗談なども数々あって視覚的にも楽しめる。こうすればいいんです！ってマニュアルもいいかもしれないが、失敗談の方が役に立つ。「旅行に出かける前に戸締りをちゃんと確認しておかないと、旅行している間中ずっと心配することになります」ってアドバイスは、心当たりがあって笑えた。ちょっと見ようと思って読みふけってしまいました。少々残念なことに両方とも出版が古いんですけどね。他にもいろいろあるかもしれませんね。もし見つけた方がいましたら、ぜひ教えて下さい。●『空飛ぶベビーカー-子連れで行く海外旅行マニュアル』松田　朝子（まつだ・ともこ）著平成３年3月25日　エム・ビー・シー21発行●『子連れ海外旅日記-空と風太　4つの冒険』塩浦　信太郎著1996年9月30日　㈱東京創元社発行

  2002.10.08

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• ◆長い旅[66/150]ロンドンへ

  92年9月10日（木）ブリュッセル北駅を9:45に発つ列車に乗り、オーステンドには、11:09着。ドーバーを渡るジェットフォイルは、11:30発。1480BF、カードで支払う。10分遅れで出発。約40分の道のり。ずっと、シートベルト着用のサインが点いている。確かに全速力で走っている感じ。ランチは機内食風。量はさほど多くはない。紅茶を添える。久しぶりに鮭を食べた気がする。そろそろかなと思うころ、切り立った白い崖が見えてきた。ロンドンのお水はカルシウム分が多いんだっけ？あの白いのは石灰質なのかな？とか思った。前回は飛行機でロンドンへ入ったので、船で、というのがすごく新鮮だった。それにしても、異国がこんなに近いんだね。一時間足らずで、ベルギーからイギリスに着いちゃうんだから、スゴイなぁ。ドーバーウエスタンドッグには、12:10に到着。12:40にロンドン行きの列車が出る。2年前にはじめてイギリスに着いた時のことを、懐かしく思い出しながら、車窓の景色を眺める。景色が次第にロンドンらしくなってきて、14:06にヴィクトリア駅に着く。見覚えのあるところに着くとほっとする。今夜はAちゃんのお宅にお世話になる。待ち合わせは夕方なので、それまで、ジャパンセンターなどへ。ファーリンドンのケンタッキーで待ち合わせ、Aちゃんと再会する。彼女とは2年前、一緒にヨーロッパを2ヶ月間回った。9月初めにパリで帰国する私を見送ってくれた。その後、彼女はロンドンに留学。アルバイトなどをしながら、日本語教師の勉強をしている。いろいろ尽きない話をしながら、彼女とルームメイト君が住む部屋に泊まらせてもらう。

  2002.10.07

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  ◆長い旅[64・65/150]ブリュッセル②③

  今日は二日分アップ。画像もあります。92年９月７日（火）朝１０時から１６時半まで、ベルギー王立美術館を見る。近代と古典に分かれていて、古いものも新らし目のものも、とりどり名作たくさんで、こんなに時間をかけても見きれない。お昼はカフェで昼食。１２時、仕掛け時計のきれいなのを見る。１７時頃からは、駅に出て両替、そしてワッフルを食べる。（昨日アップした写真のお店で）勤め帰りの人たちがたくさんワッフルを買っていた。王宮公園などを散歩してYHに戻り、夕食はYHの食事。220BF。夕食後日本から留学しに来て、これからホームステイ先を移るという、ユウイチ君という少年と、２時間くらい話す。92年月８日（水）朝７時に起きて、また王立美術館へ。今度は１０時から１６時まで。夕食はYHで会ったナナコさんという大学生の女の子と一緒に、ムール貝を食べる。以下、前に書いた☆旅で出会ったおいしいものからこれはですね。大量のムール貝のおそらくワイン蒸し。それも、ムール貝だけが、大きなホーロー鍋みたいのに入って、（鍋ごとですよ）どーんと出てくるんです。 ↑ナナコさんが撮ってくれた写真。目を隠すと未成年の前科モノみたいね。395BFでした。（今はもうユーロなんでしょうね）なんか、食べても食べても終わらないというか、スゴいものでした。食べ終わって、殻の数を数えたら、一人前４９個ありました。おいしかったかどうかについては、メモがありません。でも、それだけ食べることができたということ、また食べてもいいなと思った覚えがあることなどから、おそらくおいしかったのではないかと...。ナナコさんと二人で小便小僧の像を探して、歩き回ったのはいい思い出です。 ↑小便小僧とともに...見えますか？（小さくてなかなか見つからなかった。）ダカラのＣＭ見ると思い出しちゃいます(笑)。彼女が教えてくれたフランス風おでん、シャンゼリゼの一本裏の道の店で食べておいしかったんだそうです。私探したんだけど見つかりませんでした。食べたことのある方、ぜひ、情報教えて下さい。...明日はロンドンに向けてドーバーを渡る。

  2002.10.06

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  ◆長い旅[63/150]ブリュッセル到着

  すみません、最近いきなり日付けから入っていたので、今年のことのように見えてしまいますね。実は１０年前なのです。お詫びして訂正します。９２年９月７日（月）アムステルダムからブリュッセルへ移動する。９時２５分発の列車が１０分遅れで到着。ROSENDAAL駅で乗り換え、ブリュッセルセントラル駅には、１３時半頃到着する。駅での両替は手数料を取られなかった。嬉しい～～！天気はあまり良くない。曇り時々雨って感じかな？１４時半頃YHにチェックイン。荷物を置いて、街を歩く。グランプラスなどに行ってみる。ベルギーの印象は想像してたより、なにかわびしい感じ。勝手に輝かしいイメージを持っていたのかも。ツアーの日本人客はものすごく多い。でも、個人旅行の人は、あまり見かけない。ブリュッセルは道路の名前表示がとても見づらい。字が多くて、近くに寄らないと判別できない上に、必ずしもきちんと表示してあるとは限らない。（道の角なのにないところもある！）インフォメーションで地図（20BF)を手に入れるが、それも非常に見づらいもの。主要なホテルなどは数字とアルファベットで参照できるが、道の名前からは引けなくて不便である。 ↑ブリュッセル駅のワッフルやさん。さすがベルギー。

  2002.10.05

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  ◆長い旅[62/150]アムステルダム②◆93.12（画像）

  ９月６日（日）朝食の時に、渋谷に住んでいるという、部長風のTさんというおじさんと会って、少し話す。２０代の娘さんが２人いるとのこと。花博のことを教えてくれた。一人旅のできるおじさんってなかなかいいかも。電話で、ブリュッセルのYHに明日の予約を入れる。午前中は、バプテスト教会の礼拝に出席する。ビルの中に入っている。出席者は大体１００人くらい。聖歌隊の活躍が印象的。明るくて活気のある教会だった。１３時から１７時まで、ゴッホ美術館を心ゆくまで見る。観光客多し、日本人の姿も多く見かける。１７時半頃から小一時間ほど、駅裏の運河の辺りを散歩する。夜、窓から見える景色をスケッチ。オランダのほかの街では、・ザーンセスカンス（日本で言うと明治村のようなところ、風車の村だそうだ）・アルクマール（４月から９月、毎金曜日にチーズ市が立つ、　オランダチーズ博物館がある）・アーネム（クレーラーミュラー国立美術館がある）に行ってみたいと思う。次回のお楽しみ？◆アムスの思い出93.12（画像）アムステルダムには、そのあと２回行きました。両方ともKLMの乗継だったので（行き帰り計４回とも言える）、ほんの少しの滞在でしたが。93年暮れは、スペイン・ポルトガル旅行の行き。結婚して初めての旅行だったので、事実上の新婚旅行。夕方着いて、翌朝の便に乗り継ぎ。コンセルトへボウでコンサートの当日券が買えたらいいね、と話していたが、行ってみたら時間切れで買えず、残念。 宿への帰り道、メガネ屋さんの怖いディスプレイを見つける。↑ムスメ（2歳）も今これ見て「コワーイ！」と言っています。 街はクリスマスムード一色で華やかでした。

  2002.10.04

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  ◆私の一番長い旅[61/150]アムステルダム（プラス画像）

  苦し紛れのワザで、長い旅初画像。今度のテーマは投稿にて、「西欧の旅」。えっ、ばくぜんとし過ぎ？だってこれまで「北欧の旅」だったんだもん。（正しくは北欧への旅）このあとが「南欧の旅」で、そのあとが「東欧の旅」！？（爆）芸がないでしょうかねぇ。オーストリアは、西欧？東欧？中欧、という言い方があるみたいですが。それかなぁ。９月５日（土）１０時少し前に、アムステルダム中央駅着。とてもキレイな駅舎、東京駅のモデルになった建物だとか。駅前は人が大勢で、賑わっていて活気がある。黄色い路面電車が走っている。駅から電話をかけて、YHを予約しようとする。ところが２つとも、「complately full！」と言われた。そこまで言わなくても...。どうやら、アムスは混んでいるらしい。駅から徒歩圏内のHotel TAMARAに宿をきめる。そこでも、シングルは空いてなくて、ダブルルームになった。80fl(約6700円）高価い！郵便局へ行って、本などを家に送る。荷物整理などをして、昼食。15時過ぎから国立美術館（Rijksmuseum)へ。レンブラント、フェルメール（なんと一枚は東京へ行っていた）などなど。見応えのある美術館。17時が閉館だったので、あまりゆっくりは見られなくて残念。外に出ると、色とりどりの花で飾られた車が、何台もパレードしているのに出遭う。 とってもきれいだし、工夫されていて面白い。何のイベントだか、わからないのがちょっと残念だが。かなり長いこと、路上で見物。オランダは花の国、っていうイメージが強い。大きな花市場があるって聞いたことがあるからかな？（昔は風車とチューリップだったけど）夕食はマクドナルドでフィレオフィッシュ＆ポテト。19時過ぎに宿に戻る。★実は上の画像、写真をデジカメで撮ったもの。試しにやってみたら案外イケるかな？...と。これが通用すれば、長い旅も画像を簡単に入れられるんですが。...いかがでしょうか？ ↑この旅行記はこんなメモで書いてます。能率ダイアリー（A5)を必要な日数分持って行ったのが便利でした。ピンクのメモは、パリで買えるノートで私の大大大の気に入りグッズ。いろんな色や、サイズがあるんですよ。そのうち紹介しますね。買占めに行きたいくらいです。（前に行った時もずいぶん買ったんですが）

  2002.10.03

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  ◆燃えてしまったのね（画像）◆旅とお金①

  建造中の豪華客船ダイヤモンド・プリンセスが燃えてしまったという。下はグラバー亭から見た、ダイヤモンド・プリンセスの１月前の姿。↑さんふらわぁの上です。わかるかな？ ↑こちらは部分ですが。４００億の費用がかかってたとか...。◆旅とお金①旅にはお金がかかります。ちょこっとした旅行でも、諭吉さんが何枚もとんで行きます。うちはしがないサラリーマン家庭。結婚した当初、夫は夏も冬も海外に行きたい人で、夏のボーナス、冬のボーナスが、丸ごと旅行費用に飛んで行きました。夫はそれで満足してましたが、主婦の私は苦しかったです。年に一度、または夫だけ、なんてこともしましたが、子供が生まれてからは、数年に一度がせいぜいでしょう。小さい国内旅行でも、けっこうお金はかかります。今年はずいぶんあちこち行っているので、これから、締めなくてはなりません。節約苦手な主婦なんですけど。特に食費は削りたくない人なんですけど。まず、身近な無駄からなくさなくては、と思う今日この頃であります...。

  2002.10.02

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• ◆長い旅[60/150]コペンハーゲン（デンマーク）

  いよいよ北欧最後の日。9月4日（金）7月11日にコペンハーゲンに着いて、それからスウェーデンを北上、ノルウェーに入ってナルヴィクからロフォーテン諸島。またコペンに戻り、旧友Sちゃんと合流。今度はオスロからオーレスン、ベルゲンなど西の沿岸を巡った。帰国するSちゃんを見送ってから、ヨーテボリ、ストックホルムを経て、フィンランドのラップランド地方を訪ね、また、スウェーデンを経てデンマークの北部から南下して来た。もう、思う存分北欧を巡ってみたし、季節が秋になってきて、天候もあまりすぐれなくなってきた。今回の主な目的地は北欧と東欧。初めの予定では北欧は1月くらいのつもりだったので、北欧からまた、ドイツ経由で東欧に行こうかと思ったが、予定と実際のコースが違ってしまった。2ヶ月も回って、疲れも溜まってきたので、しばらくロンドンで休んで、また東欧へ向かうことにした。ロンドンは、私の印象ではとても東京に似ている。交通機関が便利で、使いこなせばどこでもすぐ行けるし、欲しいものも情報も、色々手に入る過ごしやすいところだ。前の旅で一緒に歩いたAちゃんも住んでいる。休養にはうってつけの場所である。今回、イギリスへは、オランダを経由して、ベルギーのオステンドから船でドーバーを渡ってみようと思う。さて、この日は朝5：30に起きて、支度を済ませ、7：20リーベ発のインターシティに乗る。一等の車内は快適。コーヒーや紅茶のサービスもある。13時前にコペンに到着。21：05発の夜行で、翌日朝9：54のアムステルダム着の予定。クシェット（寝台）を予約。乗車までの間、街歩きなどをして過ごす。本屋を見たり、ラウンドタワーに登ってコペンハーゲンの旧市街を見渡してみたり...。夜行に乗ってからは、日本人の変な歯科医に会ってしまう。地球の歩き方のオランダ編を見せてもらったのだけど、飾り窓（風俗街）の部分が異様にチェックされていて、ちょっと気持ち悪かった。でも、見せてもらったおかげで、アムスの宿を幾つかチェックできて助かった。☆長らくお世話になった北欧の旅のテーマとも、ここでお別れ。（オサボリした11～44/150の分をあとで書くのでまた戻って来るが）明日からは新しくテーマの投稿をしようかな？

  2002.10.01

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• ◆長い旅[59/150]リーベ（デンマーク）②

  今回ちょっぴりロマンスも？9月3日（木）この日は初めて、プライベート・アコモデーションを利用してみる。普通のお宅の空き部屋を、旅行者に使わせてくれるもので、宿泊代はYH程度。街のインフォメーションで訊くと、紹介してくれる。地元の人の生活を垣間見ることが出来るし、ホテル代の高い北欧で個室に安く泊まれるのは魅力だ。ドミトリーも楽しいが、一人でゆっくりしたくなる時もあるので。YHを9時頃チェックアウト、紹介された宿には、11時頃着。洗濯や、昼食の後、街へ出る。かわいいものをいっぱい売っている雑貨屋さんを見つけ、色々買い込む。中高生の子達向けに、ちっちゃい固形絵の具のセットや、着せ替えセット、絵葉書など。ロイヤル・コペンハーゲンのイヤープレートのバックナンバーが、たくさん売られていて、欲しかったのだが、先の長い旅なので、壊れ物、重い物はまたの機会にと、今回は見送る。（買って送ればよかったと、後で後悔する）美術館を見て、絵葉書3枚を買う。夕方、ドライマシーンとメモにあるので、洗濯物を乾燥機に入れてたのだと思う。夕食は、焼きソバ（インスタントのものをスーパーで見つけた）、鯖の燻製、もやしサラダ。夕食後、散歩に出る。だいぶ日も短くはなっているが、かなり遅くまで薄明るい。YHの方へ向かって歩いていると、あちらから人影、近づいてくるのは、昨日一緒に話した美形のKさん。ちょっとドキドキする。そうか、私、Kさんに会えるかもって、密かに期待してたもかも知れない。...そして、Kさんも、同じ気持ちのようだった。二人で並んで薄暗い道を歩き出す。話しながら駅へ向かう。駅のベンチに腰掛けていろんな話をする。この街名物の夜回りのおじさんを一緒に見に行くことにする。夜警のおじさんに会って、握手と絵葉書にサインをしてもらう。Kさんと別れ、部屋へ帰る。シャワーを浴びて、寝る。リーベはとてもすてきな街だった。明日は、コペンハーゲンへ移動。2ヶ月近く過ごした北欧にさよならをする日だ。...Kさんは、翌年の2月、岐阜から横浜へ訪ねて来てくれた。付き合って欲しい、と言われた。その少し前の1月末に、夫からプロポーズされていたので、結婚することが決まったので、ゴメンナサイ、と断った。しばらくは納得できなかったようだが、話しているうちに解ってくれ、彼は岐阜に帰っていった。美形なだけではなくて、いい人だったし、駄々っ子みたいなところもちょっと魅力だった。彼は今頃どうしているのかなぁ？《念のため...》なんかこんな話題が続いてしまいましたが、決して、私は彼氏や結婚相手を探しに旅に出たのではありません（笑）。旅先で、一線を越えたこともありません。この旅では、誰かと二人きりで（男女を問わず）何にも邪魔されず、深い話をする機会に、ホントに恵まれていました。素敵だなぁ、と思う人にたくさん会えました。きっと日常の中にもすてきな人はたくさんいるんだけれど、色んな雑事や制約がそれを隠して、見えなくなっちゃってるのかも知れないなぁ...。誰かと一緒に旅行してると、そのほかの人とはあまり交流がなくなりがちですよね。出会いがたくさんあるのは、一人旅の大きな利点だと思います。ぜひ、一人旅をしてみて！と、いろんな人に勧めちゃうのは、そういった理由が大きいです。

  2002.09.30

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• ◆オーデンセからリーベへ[58/150](デンマーク）

  ９月２日（水）オーデンセは晴れ。朝シャワーを浴びて、８：48発の列車に乗る。途中フレデリシアとブランミングで乗り換えて、11：30ごろリーベ着、雨が降っていた。リーベは二人の人から推薦された街。一人はこの旅で最初に会ったNさん、そしてオスロであったOさん（後の夫）。古い家の街並みがとてもステキで、歩いていて楽しい。多くが1300から1600年代に建てられた家。デンマークで最も美しい街と言われているそうだ。リーベ大聖堂、市庁舎ミュージアムなどを見て、16時過ぎにYHに入る。夕食には、ヒレステーキと、マッシュルームソテー、マッシュルームスープを作る。食後、岐阜から来ているKさんと3時間ほど話し込む。彼は仕事を辞めて現在はフリーターだそうだ。中原中也に似た感じの、黒目がちな瞳の美青年。23時頃就寝。

  2002.09.29

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• ◆とても感動しました。

  今日は私書箱に、検索から訪ねてくださった方からの、メッセージが入っていて、とても嬉しく思いました。なんか、日々書きなぐっているようなものですが、実はとても広い世界に通じていて、そこから訪ねて下さって、私の書いたものを、まったく見も知らぬ人が読んでくれて、感想を下さったりする。すごいなぁ、と思いました。HPはじめてよかったです。

  2002.09.28

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• ◆『長い旅』の今後と[57/150]イエースコウ城

  気になっていた『子連れでイタリア！』を書き終え、ほっと一息。また、何か思い出したら、番外編で付け加えますね。次はですねぇ...あぁ、また長いこと間を開けてしまった、私の一番長い旅...。（HPのトップにも書いてあるというのに！！）ちなみに10年前の9月28日、私はどこにいたかというと、（おそるおそる旅メモをめくる）なんとイタリアのヴェローナにいるんですね！この前更新した時はデンマークのオーデンセでしたよね。そのあと、リーベ、アムステルダム、ブリュッセルを経て、ロンドンへ行って12日ほど休養。パリを通ってスイスのローザンヌ、イタリアに入ってミラノ、ヴェローナというコースです。こんなにサボりました。これからどう書こうかな？抜かしたところも書きたいし、う～～ん、どうしよう。場所ごとに何日かまとめて過去のものから更新して行けるといいんだけれど。（逐日方式も捨てがたいが、難しいので...）試行錯誤しながらやってみますね。それにしても旅の記録って、書くのに行った日々の何倍もかかっちゃうんですよね～。どんどん溜まっていくばかりだぁ！とりあえず続きから1992年9月1日（火）[57/150]オーデンセ泊この日はイエースコウ城へ行く。40分ほど列車に乗りKvaerndrup（aeは発音記号のようにくっついている）で降りて、更に30～40分歩く。天気はたしか小雨だった気がする。オーデンセで会った、Naさんという青年と一緒に歩く。彼は、地方の新聞の政治関係の記者で、10日間の休みを取って、デンマークを自転車で回っているそうだ。デンマークは山がないので、楽だろうと思いきや、風が強くて大変だった、と言っていた。道のりが長かったので話し相手がいて助かった。イエースコウ城は1554年に建てられたルネサンス様式の古城。中も二人で歩きながら見る。メモには、・鍋の謎（不明）・金の卵（庭にあったモニュメントだったかな？）・登別マリンパーク（外観が似ていたのかも？）とある。もっと詳しく書いとけ自分！Naさんはお昼ご飯をおごってくれた。イエースコウ城も良かったが、庭園もすてきだった。さまざまな様式で作られ、手入れが行き届いていて、花も咲いてたりしてとてもキレイだった。18時半ごろオーデンセに戻り、中華料理店でコース料理を食べる。今度はおごりを遠慮して、割り勘にしてもらう。YHに戻ったのは、23時ごろ。消灯後だったので、暗くて色々困る。小さいペンライトを持ってると便利だな...と思った。Naさんは翌年の夏、実家に電話をくれた。すでに私は嫁いでいたので、そこにも電話をかけてきた。私が結婚したことについて「本当にそれでいいんですか？」と言われた。好意を持っていてくれたんだな、と思った。でも、もう私は結婚したんだ。もちろん「...ハイ...」って答えた。夫が同じ旅行で会った人だとは、言わなかった。彼と付き合ってたらどうなっていたかな？それにしても、そういうのはもっと早く言わなくちゃ駄目だよ。ね。

  2002.09.26

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• ◆子連れでイタリア！《11》完結♪(持ち物追加）

  振り返ってみてつくづく思ったのですが、この旅行は、私たち親の身勝手に、子供を付き合わせたようなものだと思います。歴史的名所や美術館だって子供には楽しめなくて当然だと思うし、機内だっておとなしくしてろと言う方が無理な話です。そういう子供をおんぶして、たくさんあり過ぎる名所や旧跡などを、一生懸命見て歩かなければならないのは大変なことでした。行く前は見所がかたまっているのがいいと思ったのですが、実際、美術館内などでの移動がものすごく多くて長いということに思い至りませんでした。私は帰国した翌日から高熱（40度を越えた）で寝込み、約一週間、普通の生活に復帰できませんでした。夫も寝込みはしなかったものの、風邪を引いて辛そうでした。楽しんだことは楽しんだのですが、ホントに疲れたなぁ!!というのが実感。どちらかというと、子供が小さいうちは、自然が豊かで海や山があって、子供が楽しく遊べて、親も休息になるところがいいのではないでしょうか？そうです！ハワイとかグアムとかの、リゾート系。子連れはそういうのが大正解！一箇所に定住して、遊んで楽しめる場所がいいと思います。（ただ、うちの場合、夫の旅行の概念の中に「リゾート系」が、全く含まれていないので未だに未体験）でもまあ、帰国の２月後に下の子を授かったので、最後のチャンスではあった...。あとで、息子がミケランジェロの絵を雑誌などで見て、「これ、イタリアで見たよね」なんて言った時は、行ってよかったな～と思ったりしました。さて、持って行って良かったなと思うものがいくつか。子供のものとしては、①スリーパー。これは羽毛のものを持参しました。着せて寝かせれば、寝冷え知らず。おかげさまで風邪は引きませんでした。我が家の冬の旅行には必須です。②おんぶひもこれは前抱っこと、後ろでおんぶ、の出来るタイプ。コンビとかアップリカとかで出しているもの。とにかく手が開くので助かった。他の観光客の人も「いいわね、コレ」とか、声をかけてきた人が何人かいました。欠点は重いこと。お子さんによって向き不向きはあるでしょう。下の子は１歳半で、もう使えません。乗り出してしまい、危なくてしょうがないのです。彼女はベビーカーも乗りません。長崎ではほとんど出番なし。座らせてひもで固定するウェストポーチ型の方が良かった。③目立つ服装迷子になったら困ると思って、赤の裏つきパーカ（ちょっと光沢のある素材）を着せてました。人ごみでもすぐ見つけられるし、ドゥオモの上から、パパが私たちを見つけられたのも、このパーカのせいだったそうです。少し大きめでコートの役割。小雨にはフードで対抗。とってもお役立ちでした。この時は使わなかったけれど、耳式体温計、咳止めシロップ、ヴェポラッブ（うちの子は喉が弱め）なども欠かせない。小さなおもちゃも幾つか持って行きましたが、さほど出番はなかった。子供に限らず、いつも必須のものとしては①湯沸し器水の入ったコップなどに金属部分を入れ、コンセントを差し込むと、お湯が沸きます。なんて呼べばいいんでしょうね。最初教えてくれた人は『ドム・アパラート』（バカな器械）と呼んでましたが。そのうち画像を入れます。ヨーロッパのあちこちで買えます。安いです。日本から持参するより現地で買った方がいいでしょう。（コンセントなども適応してるので、）ドイツで買ったのは大きくてかさばり、イタリアやポルトガルでは軽くて小さいものがありました。お湯が沸かせると部屋での生活がぐっと充実します。お茶もスープも飲めますし、ゆで卵も作れます。②物干し（小）靴下や下着などを干すのに、コレがあるとホントに便利。干す場所が少なくて困ることが多々あるので。ヨーロッパでは売っているのを見かけませんでした。...ってとこかな？旅の持ち物に関しては、また、改めてまとめたいと思っていますが。わーい！ひとまず完結!!読んで下さった方、どうもありがとうございました！

  2002.09.25

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• ◆子連れでイタリア！《10》フィレンツェから帰国の途に・・・

  今日（か明日）こそは気がかりを完結させて、「長い旅」を復活させるぞー。と心に誓う私...。1月9日10：35発の飛行機に乗るために、8時頃に、フィレンツェ中央駅前（西側）のバス停留所へ。前の日の夕方に場所も時間も調べておいたので、楽勝！と思いきや、待っても待っても来るはずのバスが来ない！2本分以上待って、ようやく来たバスに乗ると、駅の東側にも停留所があって、そこで運転手さんが降りていってしまい、さらに十分ほど待たされてしまう羽目に...!!（思うに循環バスで、東側が始発、西側が終点だったのでは？）バスで20分足らずの距離に50分近くもかかり、間に合わなくなるのでは？とホントにハラハラし通し。何とか間に合い、空港でチェックイン。その時に「3人並んだ席がない」と言われ、困ったなと思ったけれど、その場で何とかしようと、とにかく飛行機に乗る。帰りはフィレンツェ→ミラノ、ミラノで待って乗り継ぎ、成田へ。フィレンツェからミラノは一時間足らずの距離。小さい飛行機で...でも、なんか感触がいいなあ、と思ったら、なんとシートが革張りだった！ベージュの本皮。（もちろんエコノミーですよ。こんなの初めて）ミラノの空港では、乗り継ぎ待ちが約2時間半。とてもきれいな空港で、カフェテリアも、街の値段とさほど変わらない。（たいてい、空港の中は街より物価は高いものだが）のんびりして14：00発の機内へ。ここで問題だったのは座席。家族3人がなんと26K，27K，28Kという縦並びにされてしまった！2歳の息子が一人で座れるはずもなく、アテンダントの人や、周囲の人に頼み込んでみたのだが、混んでいるのと、替わってくれる人が一人しか居らず、結局私と息子が28K、28Lで並んで座って、27Kに夫が一人で座ることに。28Jの人は添乗員の人で、ツアーのお客さんに何かあったときのために、どうしても通路側でなくては駄目ということだったのだが、その人の言うには「アリタリアは時々こういうとんでもないことをするんですよ～」なんと新婚旅行で別々の席にされた人もいたとか。往きに比べて、2人席と3人席ではこうも違うものかと思った。スペースが狭く、身動きが取れない、通路側に人がいるから出入りも不自由。私一人で息子の相手をしなくてはならない...。後半6時間、息子がぐっすり眠ってくれたのは助かったけれど、今度は起こさないように身動きが出来なかったので、（私の足に頭を乗せていた）それもまた辛かった。この6年前にロンドンからの夜の便に乗って、シベリア上空の空を見た時に、ものすごいオーロラが見えて、感動しまくったことがあった（12月はじめ）。今回も冬だからもしかして？と期待していたのだけれど、真ん中の席にそういうわけで動けずにいた私は、やっとこさ少々シェードを開けても、機内の様子が映ってしまい、よく確かめることが出来なかった。残念無念。アリタリアを利用する際はなんとしても早めのチェックインを！というのが、身をもって得た教訓であった...。というわけで、次はまとめに続きます。もって行って役に立ったものの話や、旅行全体の話など...。ようやく完結？《クラブ・トクーはホントにお得？》先日、夕方のニュース番組で紹介されていたクラブ・トクー。何でも、ホテルなどの空き部屋対策を利用したシステムで、当日とか直前になると最大９６％（だと思った）オフで、いいお宿に泊まれちゃうんだとか。（もちろんお食事は別料金ですが）さっそく、検索してまずは無料のパブリック会員になってみる。ちゃんとした旅館やホテルに1000円台2000円台から、泊まれるようになっているようだ。さて、昨日、メールが届いた。ん？んんん？$B!｜!｜!!4｜4V8BDj!VA40w%]%$%s%H%W%l%MM$X=IGq8"!W%-%c%s%Z!こわーい！メールのタイトルが全部、文字化けしている。差出人はトクーのアドレス。そういえば、登録直後に届いたのも、化けてたよね～。でも、何度見ても、宇宙人からの交信みたいで怖い。恐る恐る開けてみると中身は大丈夫。『パブリック会員の皆様こんにちは。　秋の行楽シーズンにご旅行をご計画の皆様へ　大変お得なキャンペーンのお知らせです。　期間中プレミアム5会員へ移行された方　全員に5ポイントをプレゼントいたします。　更に、抽選で50名様へ無料宿泊権をプレゼント。　期間限定のキャンペーンですので、お見逃し無く！！　　　　　　　　　　・　　　　　　　　　　・　　　　　　　　　　・　　■キャンペーン期間：7月26日（金）　?　8月9日（金）まで　※会費ご入金期限は8月9日確認分までとさせて頂きます。』って、今日はすでに9月23日なんですけれど...。旅費をなるべく節約したい我が家の革命になるかと思ったのだけれど。大丈夫なのか？クラブ・トクー！？

  2002.09.24

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  ◆まずは、石巻のうにぶっかけ飯です。(奥松島に行って来ました）

  やっぱりおいしかったです～～！画像をどうぞ。 前回はてんこ盛りでしたが、今回は普通盛り。前回は写真を撮る前に食べちゃいましたが、今回は娘に黄身をつぶされた時点で我に返り、撮影に成功！ああ、それにしても、おいしそうだ～。（また自虐）せいろで蒸したうにご飯も頼んでみました。 でも、やっぱり、私はうにに火を通すのはもったいない！と思いました。帆立飯も頼みました。おいしかったですが。やはり、ぴか一は生うにでした～!!今回のお天気はこんな感じ。日記上部の写真と比べてみて下さいませ。 空も海も青くなくて少々残念。（ここまで追加分）先回乗れなかった嵯峨渓遊覧船に乗りました。（けっこうハードに揺れました）石巻のウニぶっかけ飯の写真も撮りました。↑石ノ森章太郎記念館にも行きました。お天気はイマイチでしたが、けっこう充実の旅でした。（先回の旅については２００２GW東北旅行をご参照下さい）また、後で報告しま～す。

  2002.09.23

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• ◆私だけですか？

  最近、夜中にお腹が空くんです。こうしていても、考えるのは食べ物のことばかり。COOPのキムチスープにはまってたりするんですが、夜中には消化悪そうだし、ヨーグルトは、明日の朝食分だし・・・。マグカップヌードルが食べたいなぁ。あ、そういえば、りんごが4分の一残ってた。アレを食べることにしよう。・・・連休、チョコッとお出かけします。帰ったら報告しますね。

  2002.09.21

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• ◆子連れでイタリア！《９》フィレンツェ３日目

  １月８日　この日は実質最終日、シエナとかサン・ジミニャーノとかの近郊の街にも行きたいね、と、出発前には話していたのだが、2.5日ではフィレンツェだけでも見きれない、という感じであきらめる。サンタマリア・ノヴェッラ教会（フィレンツェ中央駅の近く、途中でかわいいオート三輪を見つけ、息子喜ぶ）サン・ロレンツォ教会、メディチ家礼拝堂（豪華！）、ダヴィデ像のアカデミア美術館を見る。アカデミア美術館は、入り口が見つけにくく、長いこと周囲をうろうろしてしまった。息子をおんぶしていたので、疲れたぁ～～。そこからドゥオモの方に行く途中、何気なく立ち寄った、革小物の店で、キーホルダーを購入。そんなに高価なものではなかったのだが、これがなかなか今では愛着の品。しっかりしていて、２年半毎日持ち歩いても、まだまだ大丈夫。お土産にもっと買っておけば良かったな、と後から思う。ヴェッキオ橋の上を散歩する。（着いた日は祝日だったので、彫金細工や宝石のアクセサリーなどを売っている橋の上の店は、全て閉まっていた。）ヴェッキオ橋の近くの店で銅版画のカードを買う。ウィンドウに飾られていた、フィレンツェの風景のものを探したのだが、それは売り切れていた。残念。街を歩いていると、すれ違う人たちが、息子にウィンクしたり、ニコニコして手を振ってくれたり、あやしてくれたりする。日本よりずっと子供好きの人が多いな～、という印象。息子は普段は引っ込み思案なのだが、こういう扱いを受けて、嬉しそうに手を振り返したりしていた。親である私たちもほのぼの。子連れの観光客も多く見かけた。ベビーカーに乗せてる人が多かった。3歳くらい?と思われるような大きな子も乗っていたりして。息子は、1歳代からベビーカーを嫌がって乗らなかったので、持っていても荷物が増えるだけだが、もし乗ってくれれば、有効な手段かもしれない。（ただし平地だけ、階段は大変!）晩の食事は大失敗。疲れたので宿の近くのリストランテに入って、パスタなどを食べたのだが、全然おいしくなくて、悲しかった。（自分で作ったパスタの方がずっとおいしいと思った・泣）前日の昼に入ったおいしいお店に行けばよかったと、アトアトまで後悔する。（帰国とまとめ、に続く）

  2002.09.20

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• ◆「ＡＶ女優級」から「スーパーアイドル級」へ!?

  某所で紹介されていた、貴方のお値段鑑定、をやってみた。以下はその結果...。貴女の価値は5835万2580円です（階級は「ＡＶ女優級」です） なお、この階級は42階級のうち18位です内訳 グラフ 値段 割合（％） 心 2479万5600円 42.4 才能 84万5210円 1.4 境遇 939万1510円 16 人徳 2332万260円 39.9 運 0円 0.3 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 合計：5835万2580円 ＿＿＿＿ 論評 あなたがもっている最も高い財産は「心」です。多くの人に愛を与え、思いやりにあふれるあなたの行動はきっと多くの人の心までなごませることでしょう。しかし、そんなことではこの薄汚れた世の中を渡るには少々心細いようです。人に愛を与えながらも、もっと自分の足元を固めていくようなしたたかさが必要でしょう 各値段の評価 ＜心のＳライセンス＞あなたの心はとてもキレイで、きっとあなたの笑顔に何人もの人が救われることでしょう。愛し愛される、それはとても美しいことですが、それだけで人生が乗り切れるかはわかりません ＜才能のＤライセンス＞悲しいことに才能はゼロに近いです。あなたが世の中で必要とされるときは、きっとその才能ではなく財産やお情けなのかもしれません ＜境遇のＣライセンス＞ちょっと境遇は悪いです。自分ではどうしようもない不利を生まれた時から受けていて、「もしこうだったら・・・」と悔しい思いも多いようです ＜人徳のＳライセンス＞気付けばあなたのうしろからは何人もの人がついてきます。きっといつか、握手を求められて止まない状況がくるでしょう ＜運のＤライセンス＞全く運がありません。もう確率で動くのはヤメましょう。リスクを背負うのはヤメましょう。絶対に失敗がない、そういう道を歩みましょう。まあ、それすら覆されるほどの運ですが 　　　　　　　　　・　　　　　　　　　・　　　　　　　　　・ということなのだそうだ。心と人徳をほめられるのはいいが、才能と運がゼロだって？！この先どうやって生きていけばいいのか？生きていけるのか？それにしても、この値段で誰が私を買ってくれるのか？切り売りは出来るのだろうか？「この値段で売りますか？」というボタンがあったら、クリックしちゃう人もいるのかも？待てよ、その代金を受け取るのは誰なんだろう。　　　　　　　◆◇◆　　さて、上は夕べ出した結果であるが、私の回答は、控え目過ぎたかもしれない、強気で回答してみたら、どうなるだろう？...と、もう一度トライしてみた。今度の結果貴女の価値は8067万7910円です（階級は「スーパーアイドル級」です） なお、この階級は42階級のうち11位です内訳 グラフ 値段 割合（％） 心 1715万3160円 21.2 才能 2459万1070円 30.4 境遇 1712万5760円 21.2 人徳 2180万2480円 27 運 5440円 0.2 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 合計：8067万7910円 ＿＿＿＿＿ お値段上がりましたね。強気で行けば運は開けるのか！ん？んんん？！運？よーく見ると、運はやっぱりDライセンス...。とことん、運には見放されている。間違っても、賭け事などには手を出すまい...。

  2002.09.19

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• ◆子連れでイタリア！《8》フィレンツェ2日目

  1月7日この日は朝から気合を入れて、ウフィツイ美術館に、8：30の開館と共に入場しよう、と思っていたのだが、思わぬところに困難が待っていた。息子が服に着替えるのを嫌がったのだ。（いつも嫌がるのだけれど、この日は特に強硬だった...）夫と二人で、なだめたりすかしたりおどしたり、ついには押さえつけて服を着せるという事態に。もちろん息子は暴れる泣きわめく...。えらく時間がかかって着せ終えた時には、心身ともにくたくたの状態だった。それでもなんとか9時過ぎには、ウフィツイ美術館に到着。長あい階段を登って展示室へ。息子はけっこう自分で登ってくれたので、今日はおんぶしなくてもOK？...と思いきや、作品の前の柵の中に入って、係員に注意される、＆床に寝そべり回転という強力ワザで即おんぶに。有名なボッティチェルリの「春」「ヴィーナスの誕生」のある部屋は、ほどほどの人数。（観光シーズンだと部屋に入るのに順番待ちの列が出来るとか）そして、絵の前にベンチがあったので、ゆっくり、じっくり見ることが出来て満足。この日の昼食は、シニョーリア広場の西側にあったピッツェリアに入ったのだが、スパゲッティペスカトーレとピッツァカプリチョーザが、とってもおいしくて、この旅行一番の当たり食事。片手でくるくると回すピザつくりの様子もガラス越しに見えたし、従業員の人も親切で、息子を抱き上げて遊んでくれたりして、とてもいい思い出になった。この日、せがまれて露店でミニカーを買ってあげた、ところが、午後、サン・ジョバンニ洗礼堂で、さっそく息子は床の格子から、下の地下室（入れない）に落としてしまった。あーあ...。行く前から、イタリアで優れもののおもちゃとか、カッコいいミニカーとかがあったら、買ってあげようと思っていたのだが、あいにくとおもちゃ専門店というものをついに見かけずじまい。文房具屋さんも見なかった。大体、前回来た時もイタリアではスーパーマーケットを、見つけることが出来なかった。（今回ローマテルミニの地下街で見つけたのが初めて！）その時は自由旅行だったので、それが一番不便だった。さて、フィレンツェの象徴、ドゥオモ登りは464段。ということで、また息子におんぶ紐をつけたのだが、登るのに順番待ちの列が出来ていて、待っているうちに、息子が脱走して「イヤだ」と言い出したので、私と息子は下に残り、パパだけが登ることに。（実のところ私はほっとした）広場の隅に救急センターのようなところがあって、常に待機している救急車が数台いて、息子がとてもそれを気に入っていたので、そこで待つことにした。しばらくその辺を歩いたりして、ふと、ドゥオモを見上げると、一番上に、人が何人かいるのが見える。もちろん、誰かなんて判別はつかない。でも、もしかして、そこにいたりして、と試しに手を振ってみると、なんと、向こうも手を振るではないですか！「パパだよ！ほら、ドゥオモの上でパパが手を振ってるよ！！」と言うと、息子もわかったらしく、「パパー！」と喜んで手を振っていた。この時のことは、本当に印象深かったみたいで、帰ってきてからも「パパがドゥオモのうえで手をふっていたの、ママとぼくはしたにいて、パパに手をふったの！」と、身振り付きで何度も言っていました...。（つづく）☆勢いで完結させるぞ～～～！...という気になってますが、果たして？！

  2002.09.18

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• ◆子連れでイタリア！《７》ローマからフィレンツェへ

  またしても突然復活。2年前に、2歳の息子を連れて、家族三人でイタリアに旅行した時の話です。この前書いたのはなんと3ヶ月前でした（汗）これまでのことは子連れでイタリア！出発まで出発！ローマを、ご参照下さいね！2000年1月6日この日は、フィレンツェへ列車で移動。列車の時間まで間があるので、バルベリーニ駅近くの、骸骨寺院S.M.Concezineを見学しようと、行ってみる。...しかし、どの扉も固く閉まって、入ることが出来ない。子連れだから、あんまり怖いものを見せるのも何かな？と、あきらめる。今度は宿の方へ戻り、バルベリーニ宮殿の中の、博物館もしくは美術館を見学しようとするが、こちらも入場できず。仕方がないので早めにテルミニ駅へ行く。乗車するのは、ユーロスターという急行列車。約一時間半の道のり。期待していた車窓の景色はそれほどでもなかったが、当時鉄道少年ならぬ鉄道幼児だった息子は、見たことのない外国の急行列車に乗れることに、大コーフン。「ユーロスター乗ったもんね～」と後々まで嬉しそうだった。フィレンツェには昼ちょっとすぎに到着。宿も、比較的駅に近く、すぐ発見。荷物を置いて早速観光に出かけることが出来た。この日は、東方三博士の礼拝の日にあたり、ヨーロッパでは、クリスマスの一連の行事が、この日のお祭りで一区切りという感じ。（マドリードでも、以前この日にお祭り騒ぎに出くわした）イベントのことを知らずにピッティ宮へ行ったら、色とりどりのクラシカルな衣装を着たパレードが、出発を待っているところで、大勢の人が集まっている。TVカメラなども取材に来ていた。出発まで時間があって、じっくり見ることが出来た。イロイロな役に扮した男女や子供たち。旗を持ち、回したり投げ上げたりする人たち。とにかくその衣装の色がなんとも素晴らしい。深みがあって、上品な色合い。出来合いの安っぽいものではなく、豪華でステキだった。（ビデオや写真があるのであとで画像を入れたいなぁ）出発を待って、長い時間をピッティ宮の前の広場で過ごす。ローマと違って、天気も悪く、けっこう寒い。パレードを見送り、ピッティ宮の見学へ。ここは92年に訪れた際、ストライキをやっていて、入場できなかった思い出がある。ピッティ宮二階の、パラティーナ絵画館では、息子がモザイクみたいなタイルの床に寝そべって、ぐるぐる回転するというぐずり技を見せて、やっぱりおんぶ。パレード見学で、冷え切った身体に、息子をおんぶした夫は、相当疲れたみたいだった。（続く）

  2002.09.17

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• ◆自分のことをもう一度見直す必要がある？

  最近、書かずに読んじゃうことが多い。読みふけってしまって、ただ時間が過ぎる。でも、まず自分で書いて、その後ゆっくり読もうよ。と、自分に言ってみる。書きたいことが溜まってるのに何故先延ばしにしてるの？なんだろう？私が、こんなふうにグダグダしてるのは、きっと、心のどこかにウソをついているからなのかも。私が書きたいこと、ガマンしてることが、あるような気がする。一つ心当たりがあるんだけど。書くと、誰かを傷つけることになるかもしれない。失礼かもしれない。でも、それを書いてみないと、前に進めないかもしれない。書いてみようか？ネットに載せる載せないはともかくとして。などと、やっぱり、グダグダしている私なのであった。近日脱出予定。

  2002.09.16

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• ◆連休最後の1日＆次の予定

  連休はあっっ！という間に過ぎるもの。それにしても、早い。（今は16日朝）雨はひとまずやんでるようだが、今日も曇り空。洗濯物を乾かしに、コインランドリーに行かねば。きっと、今日は混んでるぞ～～。来週の連休は、また、ちょこっと北の方面に、行こうと計画しています。　　　◇◆◇◆◇コインランドリー混みこみでした～～！特に何もない一日でした。夜追加できるかな？（追加）夜です。いや～～！子供が寝なくて参りました。昼寝が遅かったからだろうか？（2時～4時）危うく一緒に寝ちゃうとこでした。・・・って、あ、主婦・子育てジャンルはもう一個の日記のほうなのに、最近、よく一緒になってきた。反省。

  2002.09.15

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• 

  ◆札幌のラーメンはここに決まり！(ウチでは）

  ラーメン大好きです。今はお腹が空いています。お昼にたっぷりキノコ入りスパゲティーを食べたはずなのに...。そうか！（ぽんと膝を打つ）これが食欲の秋というやつか。ダイエットの敵め！そこで、大好きな札幌・五丈原のラーメンの映像を、ここに載せます。ああ～、おいしそううぅ。（自虐） 目立たない場所にありますが、いつも行列。コンビニのサンクスが、カップラーメンにして、少し前まで関東でも売っていました。また、復活して～～。

  2002.09.13

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• ◆課題の嵐♪

  どこもかしこも課題で一杯～♪あそこも、ここも、ほらそこも...、あ、ちょっとおかしくなってるかも、気にしないで下さいね。ネットにはまっているために、やり損ねたことがたくさんあります。特にウチの中...。なんか忘れてるなぁ～？と思ったら、生協の注文。午前中のうちに電話かネットでしなければならなかった！気がついたのは12時ジャスト。娘が最近、11時台にお昼寝しちゃうことが多くて、今日もそのつもりだったんだけど、今日に限って寝ない寝ない。お好み焼きを食べさせたら、皿にもたれて眠っていて、シャッターチャンス！！とばかりにデジカメ持って戻ったら、目を開けて、ニッコリ。ああ残念。それにしてもこやつはかわいい。とぼけた味があって、泣いても笑っても、わがまま言っても、愛嬌がある得な奴なのである。ついつい、ムニュムニュ攻撃だっっ！と遊んでしまうのだった。さて、課題である。ウチのことはともかく。このHPにも課題が満載である。☆子連れイタリアの続き（フィレンツェ＆帰国）☆長い旅（実は今頃はもうロンドンである）サボり分☆北海道旅行記（メモがないのでだんだん忘れる）☆長崎旅行記（　同上　）その他左側に枠だけ用意しているページは、皆課題だけど。☆スキャナの活用☆ビデオの映像は、デジカメ映像のように入れられるのか？　　　　　　・　　　　　　・　　　　　　・その他いろいろ。しかしとにかく当面はウチの中をナントカせねば。今も足元で娘が、「おか～しゃん、あしょぼ」と、私を誘っている。連休中、もし更新がなかったら、私はウチの中でせっせと仕事をしている...と、思って下さいね！(ホント？？？）そうそう、今日は13日です。何故、その日にちに書かないかって？はやばやと最新のページを埋めてしまうと、後で書きたいことが出て来た時に、「書けない～～！」ってことになるからです。閉所恐怖症の人が、ドアを開けとくようなモンかな？実は、今日で120日目でした。

  2002.09.12

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• ◆めくるめく・・・

  いや～素晴らしい。凄いです。いや、今ね。新着通って、いろんなHP見て来たんですけどね。どこもここも、とってもすてき！素晴らしい！の連続で、感動しまくって帰ってきました。皆、センスいいんだよね～～。いいなぁ、うらやましいなぁ。100日過ぎてもまだまだ初心者マークがいっぱい貼ってある、私のHP・・・。ま、いいか、一から作るのもまた楽しいモンね。それにしても、HPめぐり、いくら時間があっても足りないです。自分の日記も書かねば・・・。◆東北旅行のページに写真を入れました！←奥松島・石巻・遠野・花巻・・・このHPを始めて最初に作ったページです。この時デジカメを買って、写真を入れたい！と、ずっとずっと思っていて、それがようやく叶いました！（遅すぎ？）特に奥松島夕景と山頂からの景色、が一番入れたかった写真です。悔やまれるのがウニ丼の写真...。余りにウニが好き過ぎて、来るなり食べてしまい、はっ！写真！と思った時には、ウニちゃんの姿は跡形もなかったのでした...。

  2002.09.11

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• 

  ◆長崎ちゃんぽん話完結（旅で出会ったおいしいもの８）

  本場の長崎ちゃんぽんには憧れがあった。物産展などで購入して自分で作ったことはあったし、どっかで食べたこともあって、（北海道の伊達で、似ても似つかない中華ソバを　長崎ちゃんぽんと称して出していた店もあって、　それは、今でも我が家では語り草になっている）　大体こんなものというのは解っていたが、本場モノはめちゃくちゃウマイぞ、と夫が言うので、夢は膨らむ一方だった。1日目、昼に着いたので、まず、宝来軒別館へ、ちゃんぽんには、上と並があるそうで、両方味わいたい私たちは、上（そぼろ）と、並を注文。息子はチャーシュー麺を希望。さすがにおいしい本場モノ。スープの味がなんともいえない。キャベツと、もやしを中心にいろいろな野菜、イカと豚肉とかまぼこからのだしの出た、コクのある白濁スープ。上は、ジューシーな肉団子（これがそぼろと言うらしい）が一つと、海老が数匹入っていた。並はそれ以外殆んど同じで、おいしさにはかわりなし。 ↑上です。夫が主に食べました。↑並です。私が主に食べました。 夜は江山楼中華街本店へ、長崎が4度目くらいの夫は、初めてここのちゃんぽんや、春巻きや酢豚を食べた時、(独身時代）あまりのおいしさに仰天したのだそうだ。ちゃんぽん、皿うどん、春巻き、酢豚を注文する。 ↑江山楼のちゃんぽんです。あちらの皿は酢豚一口食べかけて、しまった、写真！といって撮ったもの。ちゃんぽんは、やっぱり強力においしい。具は昼間と大体同じ。しっかりしただしが、深いコクを引き出してる感じ。どちらかというと、宝来軒よりこってりしてるかな？そして、皿うどんもなかなか。細いぱりぱり麺は食べたことあるので、太い方の柔らか麺を頼んだ。 ↑皿うどん...貴重な肉団子(やはり一個だけ）見えますか？こちらも具は同じ感じだが、オイスター風味なのかな？だしが利いていて、おいしかったです！好みだわ♪春巻きは、割と普通においしい。「...」こんな感じだっけ？と記憶を探る夫に、「ウチの春巻きがおいしいから、かすんじゃった？」と言うと、「そうかも...」と夫。意図的に、刷り込んじゃったかな？酢豚は甘酢あんかけって感じの味だった。かなり甘い。ケチャップを入れる我が家の酢豚とは、まるっきり違った味。参考になるな～。やっぱり主婦は外の味も研究しなくっちゃね！いやいや大満足でした。沖縄そば同様、癖になる味です。毎日でも食べられそう。野菜がたくさん摂れて栄養たっぷりって所もニクイ。この2つは有名店ですが、もう一度食べたごくフツーの店でも、かなりおいしかったです。ああ、また、食べたいなぁ...。

  2002.09.10

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  ◆やっと画像の登録に成功！(涙）富良野のラベンダーです。

  苦節100日（くらい？）やっと画像を登録することが出来ました～。（今日だけでも、もう3時間やっている）なんか小さいみたいですが、ともかくここまで来れただけで、大仕事完了って感じです。ああ、しんどい。りこさん、ROSEさん、そしてnegwaveさん（間違ってたらごめんなさい）元同級生のTくん...。ご心配くださった方、お世話になった皆様ありがとう！ちょっと、お休みします。ぜいぜい。（疲れた～～）　　　　　　　　☆★☆★☆なんか、とっても嬉しいです...。わけもなくページを開いてしまう。あ、上の写真は今年の7月30日、有名な富田ファームで撮りました。今年は春から夏にかけて雨が多く、ラベンダーの色が、充分きれいに出なかったという話でした...。私は、それでもきれいだと思いました。ラベンダーの香りが辺りに立ち込めて、いい気分だったなぁ。(夕方追加）

  2002.09.09

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• ◆『北の国から』資料館（富良野）

  見ちゃいましたよ最後まで。子供も大幅夜更かし...。前日は始まるあたりに寝かしつけて、私もうっかり一緒に寝ちゃったんだけどね。(夫がビデオにとってるし）でも、8時にはじまるのを皆で見ちゃうと、ちょっとTVから離れられませんでしたね。連日放映と知っていたら、もっと計画的に、子供を寝かせる作戦考えたんだけどな。（子供があれこれ騒ぐので、静かなせりふが聞こえなかった）夫はばりばりの道産子。『北の国から』ははじまった当初(21年前！）から見ていて、過去あった出来事をいろいろ解説してくれる。思い入れも相当強い。私は結婚してから、夫に付き合って少し見た程度なのだが、確かに面白い。演じる役者さんとともに成長するドラマなのがいいと思う。今回の「遺書」は五郎さんが亡くなる話かと思ってたのだけれど、そうじゃなくて良かった。彼が、何を残せたか、ということが、よく描けていて、まとめにふさわしい内容だったと思う。（前編まだ見てないけど）この夏、久しぶりに富良野へ行ったら(7/30)、『北の国から』資料館が出来ていた。入ろう、と夫。家族でぞろぞろ。故郷の偉人の資料館は珍しくないけど、一つの番組の資料館なんて、他には見たことがない。それだけでも、TV番組の中では異彩を放っている。数年前富良野に来た時も、麓郷の森が、すっかり観光地になっていて、まるで、五郎さんとその家族が実在しているかのような、扱いになっていて、しかも大盛況でビックリしたものだ。で、資料館。たくさんの写真と、実際に使われた台本類、幾つかの家の茶の間のセット、撮影に使われた機材、番組制作の裏話などなど。子供たちが走り回るので、私はゆっくり見られなかったけど、夫はしみじみと見ていた。出演者（そうそうたるメンバー）の写真の展示で、故人には黒いリボンがかけてあるのだけれど、岩城晃一（字が違いますね、なんか出てこないので代用）の写真も、葬式モードで黒いリボンがかかっていた。まだ、生きてるよね～。役者さんって大変だわ。今回の「遺書」の予告ビデオが繰り返し流れていた。「終わってしまうのか...」と夫は感慨深げだった。沖縄に移住でもすれば、終わってしまっても仕方ないんだけど、なんか、もったいないなぁ、と言っていた。私は、う～ん、主人公を殺して終わりにするって嫌だなあ、と思ってたのだけれど、生きてるけど終わり、これからもこの家族の物語はまだまだ続く。みんなの心の中で...、って終わり方、とりあえずすてきだな、と思った。そのうち、スペシャル番組で復活とかありそうな気がする。あ、そうそう、富良野の資料館は、この夏だけの企画ものだったみたいです。なんかお台場にも出来たとか...。

  2002.09.07

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• ◆わけもなく、心が飛んでゆく...

  毎日こうして、旅のことを考えたり綴ったりしていると、現実の世界から、ふっと意識を動かすだけで、気分が旅の空を漂えちゃうようになって来ました。これって危険？実際に旅をしている時って、楽しいことはごくたまで、けっこう辛いことも多いんですけどね。終わってみると、一つ一つのことが無性に愛しい。そういうものを取っておきたくて、書いてるんでしょうね。帰ってしばらくすると、また行きたくてムズムズしてしまう。...これはちょっと、一種の病気のようです。現実逃避にならないといいのですが...。

  2002.09.05

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• ◆日記の更新をサボると。。。

  主婦の日常は、けっこうどうでもいいことで、時間を取られます。これを忙しいと言うべきなのかどうなのか。最近、日記の更新をサボると、家事をサボるより気になります。これって一体どうなんでしょう...？なんだかお疲れ気味の今日この頃です...。

  2002.09.04

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• ◆長崎台風直撃旅行②

  《帰り篇》31日夜キングサイズといえど4人には狭いベッドで、子供を挟んで窮屈に寝る。ずっと激しい風の音が聞こえていた。朝起きると晴れている。暑そうな日差し。台風は去ったらしい。朝の便で直接長崎から帰れるなら楽なのになあ。...いやしかし、行ったことのない福岡に行けることを、幸いと思うことにしよう。とんこつラーメンと明太子が待っている！（単純）空港には、8：30の集合だが、早めに行って、所定の場所で待つ。夫はレンタカーを返却に行く。子供たちのトイレとオムツ換えを済ませる。夫が戻って集合時間までのわずかな隙に、お土産を見て回る。今回は荷物が大変なので（一番大変なのは羽田からウチまで）、ほんのちょっとだけのお土産にするつもり。夫が福砂屋と文明堂のカステラの食べ比べをしたい、と言っていたので、それぞれ小さめのを買う。そして、未体験の「からすみ」一体どんなものなのだろうと、長い間憧れていた。私は下戸なのだが、おつまみ系のものが大好きである。そんなにおいしいものではないよ、と、どこかで聞いた気がするが、でも、やっぱり自分の舌で確かめてみたい。からすみは、ずいぶんと高級品らしい。こっくりとした飴色で、ねっちりした食感を思わせるツヤ。大きなものは一腹5千円くらいした。もし不味かったら辛いので、一番小さいのを探す。スライスして、思い切り広げてあるのは、20g1000円。でも、その姿が余りにしょぼいので、ワンランクアップして、かたまりの一番小さいのを見つける。30g1200円。さっきのよりも割安感がある。これなら、どんなものかくらいは確かめられるだろう。レジでお金を払う。明太子もたくさん並んでいる。「ふふ、私は今から本場福岡に行くのよ。ここでは買わないわ」と、見下ろしながら優越感（？）に浸る。ぎりぎりに集合場所に戻る。50人ほどの旅行者達を前に、ガタイの大きな旅行社の係員が説明を始めた。ひらりと取り出したのは、旅行社の旗！どうやら、バスまで、そしてバスから福岡空港まで、彼は私たちをこの旗で誘導することになるらしい。「なんてこと？旗に連れられて歩くなんて！」動揺して夫に囁くと、「何事も経験」と苦笑いしている。私は気が付いた、ツアーに乗りたくなかったのは、きっとこの旗が嫌だからだったんだ。バスに乗り込み、横一列に席を確保。4人というのはこういう時ちょうどいい。子供が3人で大きくなったら、旅行も大変なのかもしれない。ドライブ日和と呼びたい麗しいお天気の中を、順調にドライブ。娘が出発後まもなく眠って、私は車窓の景色をゆっくり眺める。青い大村湾、吉野ヶ里遺跡（見えませんでしたが）のどかな田園風景、嬉野のお茶畑...。この景色が見られるのも台風のおかげ、と思うことにする。...いつの間にかまどろんでいて、気がつくと福岡空港に到着するところだった。（続く）

  2002.09.03

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• ◆長崎台風直撃旅行①

  大変だったのは帰りの飛行機でした。29日30日は、強風と時折強く降る雨にあいながらも、無事に見て回ることが出来たのですが、問題はそのあと。31日朝。台風は北の方へ去りつつあるが、前の夜から嵐の状態が続き、離島行きの飛行機は、殆んど欠航の状態だった。電話でANAに確かめた時には、10：30羽田発の便がもし着けば、13：35の羽田行きは飛ぶだろうという話。そこで、大雨の中、空港のある大村（長崎市内から車で約45分）へ行くと、案内板には欠航の文字が...。やっぱり...。旅行社の人の話しによると、18：35に席は確保してくれていて、その便はもしかして、飛ぶかも知れないので、17：30頃にまた来て下さいとのこと。でなければ、翌朝8：45発の便になるが、それはまだ視野に入れないで下さいと言われる。風雨はますます強く、無理そうな気がするのだが、とりあえず、近くのジャスコへ行き、時間をつぶす。娘の紙オムツのミニパックを手に入れ、ひとまず荷物上の不安を一つ解消。後は、どこかで洗濯ができれば...、とはいえ周辺にコインランドリーは見当たらず。15時頃、ANAに電話してみると、18：35の便は欠航が決まったとのこと。さっそく旅行社の人に連絡を取ると、もしかして、翌朝の便は無理かも知れず、福岡へバスで行って、昼頃福岡空港から羽田に向かう便になるかも知れないという。手配してくれた宿は、長崎の街中にあり、そこへはまた45分以上かけて戻らねばならないので、自分たちで近くの宿を確保。幸い宿（殆んどビジネスホテル）にはコインランドリーがあり、洗濯物の問題も解決。キングサイズのダブルベッドの部屋だが、4人で寝るのは、かなり狭い。とんだことになったなぁ、と思いつつ、私も夫も、一方でそんな状況を楽しんでいる気がする。「順調すぎる旅は、印象に残らないんだよね」と顔を見合わせて苦笑い。もし、自分たちで取った航空券だったら、キャンセル待ちや、問い合わせなどでもっと大変だったに違いない。夕食は大村名物？のうどん。ニコニコドー（名前だけ知っていたが）で、ジュースなどを買う。続きは夜更新予定。《こちらが最初・長崎フリーツアー①》台風15号の行方を気にしながらも、29日昼過ぎに無事、長崎空港に着陸。外は日差しが強く、暑くてびっくり。でも、すぐレンタカーに乗ったので、特に問題なし。空港のある大村から、長崎市までは車で約45分の距離。まずは、原爆資料館近くの寶來館別館で、憧れの、本場長崎ちゃんぽんと対面。ちゃんぽんには、上と並があるそうで、両方味わいたい私たちは、上（そぼろ）と、並を注文。息子はチャーシュー麺を希望。さすがにおいしい本場モノ。スープの味がなんともいえない。キャベツと、もやしを中心にいろいろな野菜、イカと豚肉とかまぼこからのだしの出た、コクのある白濁スープ。上は、ジューシーな肉団子（これがそぼろと言うらしい）が一つと、海老が数匹入っていた。並はそれ以外殆んど同じで、おいしさにはかわりなし。原爆資料館、以前はビルの一角にあったとのコトだが、立派な建物になっていた。被爆当時の惨状を伝える写真や瓦礫など。こちらも続く...。...すいません。続きを書きたかったのですが、どうにも眠くて、今日は寝ます。やっぱり疲れてるみたいです。では、また明日～！（23：46)

  2002.09.02

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• ◆台風に大当たり！長崎からやっと帰宅、やれやれ。

  いやぁ、良かったです長崎。とてもキレイで好きになりました。ちゃんぽんも、すっごくおいしかったし～～～♪しかし、帰りが、台風に直撃され、大変な目にあってしまいましたですよ...。...とりあえず、帰宅の報告でした。詳しくは夜追加しま～す！

  2002.09.01

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• ◆私の一番長い旅[56/150]デンマーク・オーデンセ

  8月31日(月）7：10起床朝食を終えて出ようとしたら、ランチパケットを作ったと言われ、料金を払わされた。北欧のYHではバイキング式の食事が多く、バックパッカーの間では、それを余分にとっておいて昼食べるというのが、半ば常識のようになっている。料金を払わされるなんて初めてだ。自分が悪いといえばそうなんだけど...。Uさんという京都の女子大生としばらく話す。YHを9時ごろ出て、アンデルセン博物館へ行く。自筆の手紙や原稿などが展示されている。アンデルセンが作ったという、切り絵が印象的だった。ここが生家らしい。街を歩く。かわいい街並みである。何か懐かしい雰囲気で、雑貨屋さんなどを見て歩くのも楽しい。写真のフィルムを購入。36枚撮りコニカ4本で100Dkr（約2300円）高かったが結果的にとてもよかった。アンデルセンが幼少時代住んでいた家に行く。とても、小さい家である。お父さんは靴職人で、裏庭を仕事場としていたらしい。その後散歩。小さなスケッチブックを買って、鉛筆書きで街のスケッチなどをする。買い物をする。カレールーが売られていたので買ってしまう。サラダバーがあったので、利用してみた。モヤシもカリフラワーも、芽の出かけた豆も、この辺では、みんなナマで食べてしまうらしい！食べてみると、なるほど食べられなくはない。（帰国してからも、新鮮なモヤシを買った時、1～2本ナマで食べてみたりする。そうすると、その味や香りでオーデンセの事などを思い出す...。）夕食に骨付き鶏肉とジャガイモ、玉ねぎを煮込んだスープを作る。

  2002.08.31

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• ◆私の一番長い旅[55/150]デンマーク・オーデンセへ

  オーデンセはアンデルセンの故郷。8月30日(日）午前中、教会で礼拝。昼から14時頃までオーフスの街をうろつく。とっても面白かった。14：27オーフス発の列車に乗る。16：08オーデンセに着く。さっそくYHにチェックイン。とても美しい建物。台所が広くて、レンジもたくさんある。ちゃんと料理できそう。シャワーは出が悪くて、他のシャワーに替えたら大丈夫だった。夜、ロンドンのAちゃんにTELする。☆この日の記録は少ない、オーフスの町の何がどんな風に面白かったのか？今となってはわからない...。もっと詳細に記録しとくんだった。オーデンセのYHは、ビンゴカードのキーだったと書いてある。それってどんなものだったろうか？

  2002.08.30

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