楽天三木谷社長を外務大臣に!
昨日、文字原稿の入稿が終わり「燃え尽き症候群」に入っております。 図版の入稿はまだですが、画像関係は頭を使わずにできるので、なんだか終わった感が漂っています。 ・・・今回、洋泉社の依田さんに多大な迷惑をかける原稿となっており、本当に出版まで辿り着くのかが心配です。 やる気のでないときは掃除や片づけが一番なので、廊下に水を撒いてデッキブラシで掃除をしました。 あ、本業の仕事も溜まってたんだ。 私の夏休みは今年もないようです。「半歩下がると一歩踏み込む」 これが中華思想の国々の交渉方法ですが、あの手この手の搦め手を同時に駆使することもしっかり忘れません。 例えば未だに日本のエセ文化人やレフティの人たちが持ち出す「中国への賠償」 ですが、これも「中華民国」か「中華人民共和国」なのかといった諸処の事情に配慮した「文言」を指摘して、賠償していないといいます。 そして、英国領だった香港を取り返したのも「99年」 という約束からで、これは99とは中国語の「久久」と重ねて、永遠という意味と同じです。 と、エゲレス人を騙した・・・誘導し、その後この「古い証文」 を持ち出して取り返したのです。 ズルイというより抜け目がないと評するのが正しいでしょうね。 日本国内で限定すれば嘘つきですが、自分たちに有利なネタを探して交渉のテーブルに並べるのは、世界では当たり前のことです。 翻って我が国の腰抜け外交は相変わらずですし、世論をリードするマスメディア…特に産経新聞以外は見事にレフティになりましたので、必至になって「次期首相は靖国参拝するな」 という包囲網を張り巡らせています。 中道で時々右と見られていた読売新聞は、あのバカツネ…失礼ナベツネさんが仕切るようになり、左傾化が激しく進んでいます。 これはまぁ仕方がありません。 彼が国内で保有して良い「軍」は巨人軍だと信じて疑っていませんから。 そこであえて提案です。「楽天三木谷社長を外務大臣に!」 いかがでしょう? あと出しジャンケンキングの三木谷サンですが、TBSの買収以外は全て成功させていることに注目してください。 じっくり時期を見て、根回しを充分にして、チャンスを捉えると一気呵成に攻め込みます。 唯一の弱点は「システム音痴」で、その為、「楽天系」のウェブサービスはシステムダウンは当たり前という体たらくですが、外務大臣なら全く関係がないでしょう。 記事として小さな取り扱いですが、「楽天、新銀行東京と馬券販売で提携」 とあります。 楽天は年内を目途に自社サイト内で全国全ての地方競馬場の馬券を買えるようにして、そのお金のやり取りを新銀行東京でおこなうというものです。 ・・・ホリエモン氏がやろうとしていたことですよね。 また、後出しジャンケンです。 しかし、アドバルーンを上げるだけの「ベンチャー」が多い中で「実現」させていくのは楽天、三木谷サンの素晴らしいところと言えるでしょう。 しかも組む相手が「新銀行東京」。 石原慎太郎都知事の肝いり銀行です。 石原さんはギャンブルに肝要で、中央にもパイプを持つ大物政治家。 そして石原さんと三木谷サンは一橋大学の先輩後輩。 「独自性」を殆ど感じられない三木谷サンですが、しかし、実利を得るための最適な方法を考えるのは天下一品です。 堀江さんが声を挙げたときには、メディアも何もかも売名行為だ失敗するだと叩かれたものを、みんなが忘れた頃に新規参入を果たしています。 TBSとの交渉も「棚上げ」にして機会を待っています。 使えるネタもコネもなんでも使う「タフネゴシエーター三木谷」。 是非、外務大臣に。 ・・・自分の実利目当てで転ぶことが恐いといえば恐いですが。 ただ、落ちるのがコミの楽天で馬券販売して大丈夫なのかが心配です。「賭場の住民」 が、システム落ちて馬券が買えずに大人しくしていると思えないんですよね。 特にノミ屋(非合法で馬券の売買をしている人たち、ヤのつく名称で呼ばれることもある)が、「保険」で買おうとしたら落ちてて買えなかったなんて「難クセ」つけてくることも考えられる世界なのに。