ドライブレコーダー 常時録画型
親戚のマイカーが「廃車」になったというので、あわてて連絡すると事故を起こしたといいます。 駐車場から右折で反対車線に侵入しようとしました。 両車線ともそれに気がついて、止まってくれ、侵入を促します。 そして親戚の自動車がするりと反対車線に差し掛かった瞬間「ドカン」 エアバッグが広がり視界が遮られます。 オートバイがぶつかったのです。事故後、バイク側はセンターラインは越えていないと主張しますが、対向車線にはみ出した、いわば「逆走」状態だったことは道幅などの状況から明らかです。 親戚の自動車の左前にぶつかっており、仮にバイクが主張する車線内だとすれば、親戚は駐車場からでてから逆走状態になり停車して侵入を許してくれた他の自動車と正面衝突しなければならなくなります。 この事故の場合、事故率は1:9で、親戚が悪くなります。どちらにしろ動いている車両同士の事故の場合は0:10はありません。 ただ「逆走」が立証できれば、相手に-20%のペナルティが加算され、3:7になります。あとは、完全停止状態だったか、どうかとなるのですが、親戚からすれば突然ぶつけられたとなり事故のパニックから正確な記憶はなく、警察のいいなりのママ「調書にサイン」 をさせられたといいます。親戚の言い分の方が、多分正しいだろうけど、被害者はこう主張している。だからサインしなさいと。 いまだに警察はこんなことをやっているのだと呆れます。 小沢一郎さんを擁護するつもりはありませんがね。 警察の弁護をすれば、保険で解決できる問題で、しかも形式上被害者となる「バイク」側は任意保険にはいっておらず、保証でもめれば事件は長引きます。ならば被害者の主張を飲んだ上で、保険屋に任せれば、警察の仕事は完了する・・・と、弁護してないですね。まぁでもよくあること。 そしてこの場合、法律も絡むので一般論に過ぎませんが、相手の物損に対しての弁済は相場による車両価格に事故率をかけて算出します。 仮に100万円の車両価格として、事故率が3:7なら、加害者が70万円、被害者が30万円負担することになり、支払うのは70万円だけです。任意保険にはいっていれば、そちらが支払いますし、双方の保険屋同士での話し合いになるので、問題ありませんが相手が未加入で、相場価格の100万円を不服とするケースがあります。 さてどうするか? 相場とざっくりと書いていますが、車種、年式、走行距離などから算定するので、妥当な金額になりますし仮に加害者だとしても、弁済する義務は「現状復帰」までです。だから相手が150万円を要求し、保険では70万円しか出ないから差額を自腹で・・・と、支払う必要はないのです。 逆に「相場」より高いと主張する車両であるなら「自分の車に保険をかける」 のがドライバーとして当然の自衛策だからです。なんだか杓子定規なようですが、こうした基準がなければ、車両に対しての想い出も弁済しろと言う主張もでかねず、すると「プライスレス」 になるのです。そして自動車にのっていれば事故が起こる、事故に遭うリスクは当然のものであるという考えが根底にはあります。 そしてこの話しを受けて、マイカーに設置したのが「ドライブレコーダー」 です。エンジンを始動すると録画を始め、SDカードの容量が一杯になれば上書きしていきますが、急ブレーキや衝撃を感じた前後の映像を記録してくれるものです。 一番安いものは3千円ぐらいからありますが、万が一のときの映像保存が目的ですから、そこそこのものをという小市民的感覚で選んだのがこの商品です。■Logitec ドライブレコーダー 常時録画型http://www.as-mode.com/check.cgi?Code=B004CIJ6TC 取り付けは簡単。両面テープで貼り付けるだけです。 初期設定のママなので、ピッピッとアラームがうるさいですがちゃんと仕事をしていると思えば、それほど気になりません。 2GBのカードが付属品としてついていますが、万が一のためと16GBを購入し差し替えます。これで8時間録画が可能ということです。■Transcend SDHCカード 16GB Class10 永久保証http://www.as-mode.com/check.cgi?Code=B003VNKNEQ 先日、開業したばかりのお台場「ダイバーシティ」にいってきましたが、ばっちり録画できていました。 万が一の時の自衛はご自分で。警察は「そこそこ」ぐらいしか信用できませんので。