蜂の巣だった
最初は木にビニール袋が引っかかっているように見えた。家の北側の梅の木。夫が今日、枝を伐採し終えたのを何気なく見ていた。嫌な予感がして近付くと蜂の巣。縦長の円形でお馴染みの薄い茶色の縞模様。縦の長さ30センチ程...。うわーこれはスズメバチのだ。私、去年この辺りせっせとの草むしりしたんだよね。蔓性の雑草が木に絡みついてそれをズルズル引っ張っていた。引っ張っている時、もし蜂の巣があったら大変だと頭の片隅にはあった。実際あったんだわ。ニアミスしてたんだ。一歩間違えば、今頃両親と同じ所の住人になっていたかも。新聞にも載っただろうな。自宅の除草作業中の主婦、スズメバチに刺され死亡。無事助かったとしてもその恐怖が何度もフラッシュバックして、除草作業なんてできなくなりそう。草むしり好きだったのにな。ラジオ聴きながらの作業、草が無くなった場所を見渡すの好きだったんだ。大汗かいてその後のお風呂も気持ちよかったんだ。これからそれが出来る季節になるとワクワクしていたのに。充分に、気をつけよう。買い置きの 蜂の殺虫剤の使い方ももう一度読み直そう。そして隣の息子夫婦にも伝えよう。ちなみにその蜂の巣、今の季節、中はカラということで(確かに風にゆれてカラカラしていた)それでも夫に気を付けてと伝えて撤去してもらった。